2011年7月10日日曜日

E-620用にバッテリーホルダーHLD-5購入 -2011/07/03

以前から悩んでいた、HLD-5(いわゆる縦グリ)を半ば衝動的に購入してしまいました。


バッテリーを2個装填可能です。
E-620本体のバッテリーを抜いてふたを外し、でっぱりを差し込んで装着します。
外したふたをなくしてしまいそう・・・と、心配していましたが杞憂でした。

 

外したふたは、バッテリー室に突っ込むでっぱりに設けられた凹みにはめ込んで保管可能!すばらしい。

 

装着してみると、袴をはいたようなフォルムに。バッテリーを後ろから差し込む形になっているので、前後の幅が大きめで、前にかなり出っ張ります。このでっぱりが縦位置で持つときのグリップになるのです。
縦位置で構えたとき用のシャッターボタン、そして親指で回すダイヤルもついています。


OM 50mm F1.8レンズを装着してみたのが上の写真です。なかなか違和感なくなじんでますね。
構えてみると、縦位置での持ちやすさはもちろんですが横位置のときも、思ったほどでっぱりがじゃまになることはなさそうでした。左手のひらの付け根に乗せる感じで、むしろ安定感が増す感じです。

縦グリとしての本領が発揮されるのは、大きい望遠レンズを装着したときの縦位置撮影のときでしょう。


横位置で撮るときでも、たとえばこの写真のZD 70-300mm F4.0-5.6ズームのように大きめのレンズをつけたときは、右手の小指がかかる場所がなく遊んでしまうので、すこし安定感に問題がありました。
HLD-5を装着することによって、横位置のときも安定感が増し、安心して撮影できそうです。縦位置の場合は言うまでもなく持ちやすいです。

ただ、横位置のときはシャッターボタンがファインダーよりも低い位置にきますが、縦位置にするとシャッターボタンがかなり高い位置にくるので、右手を上に掲げるような感じの構えになります。
最初は慣れなくて、カメラを持ってからファインダーを覗こうとして、実際よりずいぶん上の方に目をあててしまい、視界が真っ暗・・・なんてことも。

これから慣れていくしかないのでしょうが。

最大の心配は、OMの可変エクステンションチューブ65-116mmを使う場合です。
そのときは、ほぼ100%三脚に固定してのマクロ撮影になりますが、このエクステンションチューブに装備されている三脚座が使えなくなるのではないか、と考えて購入を躊躇していた訳です。

実際につけてみると・・・


ほぼ確実にレンズ側の三脚座は使えませんね。
なんとか90度回して縦位置専用とするか、それでも横位置が必要となれば雲台のほうを横に倒す(通常ボディの三脚穴に固定して縦位置にする場合と同じ要領)しかなさそうです。


HLD-5の三脚穴で固定してしまうという手もありますが、エクステンションチューブを伸ばしたときに重さのバランスがとても心配です。


あいだに25mmのエクステンションチューブをひとつかませれば、三脚座を使用可能かもしれませんが、この場合はチューブ長さの合計が最短でも89mmと長めになってしまいます。

これから実際に使ってみて、どうするか考えてみようと思います。

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