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2023年10月14日土曜日

いまさら情報:XZ-2のレンズと素子サイズ、RICOH GR DIGITAL IVと同じだった

 私のカメラライフの歴史を振り返っていました。

そのなかで、「コンパクトデジカメの葛藤とRICOH GXR購入」という記事を発見。

当時のお散歩カメラはFuji Finepix F11でしたが、その買い換え更新を検討していたとき候補に挙がったカメラのなかのひとつに、RICOH GR DIGITAL IVというのがありました。

購入には至りませんでしたが、当時話題になっていたフィルムカメラ時代のGRをそのままデジカメにしたGR DIGITALの4代目で、ずっと28mm F2.8単焦点レンズにこだわってきたシリーズの最新版(当時)が大いに気になっていました。

結局、広角28mm単焦点に踏み込む勇気がなく、単焦点28mmも後々選択可能なGXRに、とりあえず無難に24-72mmズームを備えたS10ユニットをつけたセットを購入した、というエピソードがありました。

さて、このとき候補に挙がりながら購入に至らなかったGR DIGITAL IVのスペックを見てみると・・・

28mm相当レンズの実際の焦点距離は6.0mm(開放絞り値はF1.9)、撮像素子は1/1.7インチのCCDでした。

後にGXRがお散歩カメラからMマウントのレンズユニットGXR MOUNT A12をつけてKマウントアダプターを介してオールドレンズを使うシステムに生まれ変わったあとを引き継いだXZ-2をいまもお散歩カメラとして常時携帯しています。

そのXZ-2のレンズはズームではありますが、広角端は28mm相当(絞り値はF1.8)で、実焦点距離は6.0mm・・・あれ?同じ6.0mm?ということは

XZ-2の撮像素子、当時新開発の1/1.7インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。CCDとCMOSという違いはありますがサイズは同じ。1センチまで寄れるところも同様のスペックです。

いまの使い方は、8割方広角端でのスーパーマクロ撮影(最近接撮影)が主体なので、もしかしたらRICOH GR DIGITAL IVを選んでいても良かったかもしれません。

もしもあのときGRを選んでいたら・・・多少はお散歩カメラライフも違ってきていたかもしれません。が、あまり変わっていなかったかもしれません。そんなことを熟々考えた次第です。

2022年5月27日金曜日

国道286号線、高い壁の上から -2020/05/24

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

この記事を書いている時点から丸2年ほど前のおはなし。
国道286号線、秋保・茂庭方面から仙台市街に向かって根岸交差点に来る少し手前の左手は、コンクリートの高い壁になっています。その上は大年寺山。

R0017809
XR RIKENON 50mm F2L
F2開放, 1/4000sec
ISO400

この壁の上にはさまざまな植物が茂っていて、花も咲いていました。

R0017804
XR RIKENON 135mm F2.8
F4, 1/1150sec
ISO400

何やら白い花が咲いていますが、下から見上げるしかなく、距離も離れていてよくわかりません。

R0017807
XR RIKENON 135mm F2.8
F4, 1/810sec
ISO400

なんだかフワフワしたやわらかいブラシのような毛(?)が。
いったい、この花の名前は?

GXRで135mmレンズをつけると、35mm判換算でだいたい200mm相当の望遠レンズになります。フィルムカメラ時代にはOMの65-200mmズームレンズも持っていましたが、たいていはCOSINAの28-70mmズームレンズ主体だったので、望遠撮影には慣れていません。

とはいえ、65-200mmやフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを使えば400mm相当の望遠・・・そういえば、かつてフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6という望遠ズームレンズも持っていたなあ、などと思い出しました。600mm相当で結構寄れたので、OLYMPUS E-620につけてトンボなんか撮っていました。

【後日追記】
調べるにも、どこから手をつけたらいいのかわからず、ずっと放置していましたが、どうやら「トキワツユクサ」のようです。たしかに、花の形なんかはムラサキツユクサに似ている。


2022年5月8日日曜日

たった4日で -2022/05/04, 2022/05/08 青葉の森

(2022/05/04)
RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

(2022/05/08)
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

今年の連休は、何度か青葉の森へ出かけ、同じ場所で同じものを撮ったりもしました。
今回紹介するツクバネソウもそのひとつです。

5月4日、お気に入りのツクバネソウスポットでは、まだ花を開いているものはありませんでした。そのなかで唯一、まだつぼみの状態のツクバネソウを撮っていました。

R0018972
F2.8開放、1/410sec
ISO800

この写真に写っている右下のツクバネソウに近づいて、アップでも一枚。

R0018974
F2.8開放、1/440sec
ISO800

さて、この同じツクバネソウを、4日後の5月8日にも撮影しました。

P5080028
F1.8開放、1/640sec
ISO400

花の開き具合がまだ中途半端だったので、撮影したのは残念ながらこの一枚だけ。
4日前にこのツクバネソウを撮影したGXRもOM 28mmレンズも持っていましたが、なぜかボディもレンズも違う機材での撮影になってしまいました。

しかし、たったの4日間でこんなに状況が変わるというのは驚きです。
今回のように短い間隔で同じものを見るというのは、5月の連休かお盆休みくらいしかチャンスがなく、ふだんはどんなにがんばっても1週間の間隔が開いてしまいますので、なかなか花にベストなタイミングで出会うことが難しいです。

2022年4月16日土曜日

初、GXR+OM135mmF4.5macro -2022/04/16 青葉の森

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

先日、今さらながら新規導入したLeica MマウントボディとOLYMPUS OMマウントレンズの変換アダプター。
ついに、OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと組み合わせる望遠マクロレンズ、OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5を装着しての望遠マクロ撮影が実現しました。

R0018673
F4.5開放、1/570sec
ISO200

ほぼ真横からのマキノスミレ、少々「マクロ」とは呼べるかどうかという距離からの撮影ですが、35mm判270mm相当の望遠という雰囲気が出ています。

これまでなら、50mmレンズで100mm相当の中望遠撮影となるところですが、全景と背景のボケ具合もいい具合で、被写体となるマキノスミレの花も、手前の花にピントを合わせ後ろの花がわずかにボケるバランスもバッチリと思います。
50mmレンズであれば、被写体にかなり近づく位置関係から、狙ったピント位置前後の被写界深度が極めて狭くなるので背景はかたちが不明瞭になるほどボケますが、このくらいの距離ではちょうど良い合焦範囲とピントを外した部分のボケ、トータルバランスが良くなっているようです。そのかわり、画面に写る範囲に目立つ邪魔なものがある場合にはたとえ被写体には良いアングルでも、撮影を断念せざるを得ない場合が多く、なかなか被写体と周囲の状況、太陽との位置関係や向きなどすべての条件が整う「コレだ!」というシチュエーションを見つけるのはたいへんです。

同じ構図で、2段絞ってF8で撮った写真もあるのですが、背景がハッキリしすぎてメインの被写体が埋もれてしまいました。

このレンズならばまだまだ近くへ寄っていくことも可能でしたが、この写真は気に入っています。

R0018709
F4.5開放、1/290sec
ISO800

こちらは、斜面で花を咲かせるヤマエンゴサク。
この斜面は崩れやすくて、近くまで行くことができず、離れた場所から撮影しています。すでに「マクロ」ではなく単なる「望遠」撮影になってしまっています。

ただ、このレンズは無限遠まで合焦可能なので、ふつうの望遠レンズとして使うことも可能で、しかもこのように遠くの被写体を撮影しても画質は十分です。

しかし、270mm相当の望遠でもこの程度なので、けっこう距離が離れています。F4.5ですので絞りを開放にしても、うしろの枯れ葉や枝がけっこうクッキリ写ってしまいます。

R0018710
F4.5開放、1/310sec
ISO800

こちらはわりと近い距離のヤマエンゴサク。
画面左上から斜面に沿って垂れ下がった先に花をつけています。
枯れ葉が目立ってしまっていますが、手が届かないのでそのまま写ってます。

私はこの場所でしかヤマエンゴサクの花をみたことがないのでこんなものかと思っていますが、Webなどで見るヤマエンゴサクは、もっと「シャキッ」と立ち上がっているものが多いです。
なぜここのヤマエンゴサクはこんなにだらっとしているのか?

しかしこの135mmマクロレンズ、エクステンションチューブと合わせるとかなりの大きさ、重さになります。ピント合わせもチューブの伸縮プラスレンズのヘリコイドという2段階で少々面倒ですが、無限遠から0.5倍(等倍相当)まで幅広く対応可能な270mm相当の望遠レンズなので、たとえ出番がなかったとしても、青葉の森には持って出かけたいレンズです。

過去に、どれくらい寄れてどれくらいの範囲が写るかを試したことがあります。だいたい65-116mmチューブに14mmチューブをつなげて寄ったときに写る範囲とOM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5レンズでいっぱいまで寄ったときに写る範囲が同じくらい、被写体までの距離は倍近く違うようです。

2022年4月9日土曜日

RICOH GXRでOMレンズを使えるように~OM-LMマウントアダプターをついに -2022/04/09

 RICOH GXR・・・

RICOHがPENTAXをHOYAから買い取る前に販売されていた、ちょっと個性的なミラーレス一眼カメラです。

レンズと撮像素子をパックしたユニットをボディと組み合わせて使うというユニークなシステム。

そして、LeicaのMマウント(LMマウント)レンズが装着できるレンズマウントユニット、GXR MOUNT A12が出てから、これを手に入れてLMマウントをKマウントに変換するアダプターを介して、主にRICOH XR RIKENONレンズ2本、そしてカビだらけの状態から復活したsmc PENTAX 24mm F2.8レンズの計3本を装着して電子ビューファインダーVF-2を組合せ、使っていました

いまさらという感はありますが、ついにLMマウントをOLYMPUS OMマウントに変換するアダプターを入手、そしてOMレンズを使えるようにしました。

これは、ベローズエクステンションチューブ65-116mmと組み合わせて使う望遠マクロレンズ2本、OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5をGXR MOUNT A12ユニットのAPS-C素子で撮影してみたいというのが動機です。

(マイクロ)フォーサーズシステムにこれらのレンズを装着すると160mm, 270mm相当というかなりの望遠マクロとなってしまうので、なかなか使う場面がありませんでした。そのような状況を、より大きなサイズの素子と組み合わせることで改善し、より使いやすくなるのではないかと期待して、いちど試してみたいと考えたわけです。

ヨドバシカメラでマウントアダプターを見てみると、K&F ConceptというメーカーOM-LMアダプターが意外に安かった(税込み3,360円)ので、「えーい、買っちゃえ!」と。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P4091611

今回は、テストとしてOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8レンズを装着します。

P4091606

この状態で35mm判の75mm相当、45センチまで寄って撮れます。
もっと寄りたいときには、7mm, 14mm, 25mmのバリエーションがあるOM AUTO EXTENSION TUBEを入れます。
その中の14mmのチューブを入れてみます。

P4091607

この状態で、このカメラはこんな感じになります。

P4091608

けっこうイイ感じです。コンパクトでありながら、ちょっとずっしり感もあります。
グリップの形状がとても握りやすく安定するのがGXRの特徴です。

このシステムで、仙台城三の丸の花を撮ってみました。

GXR+OM50/1.8, R0018610

F1.8開放, 1/500sec
ISO200

R0018611

F1.8開放, 1/440sec
ISO200

レンズ単体で寄れるのはここまでですが、14mmのエクステンションチューブをつけて、レンズは無限遠(最も縮めた状態)にすると

GXR+OM50/1.8+EX-14, R0018616

F1.8開放, 1/380sec
ISO200

ここまで寄れます。さらにヘリコイドをいっぱいまで繰り出すと

R0018613

F1.8開放, 1/310sec
ISO200

少し右へ回り込んで、少し下がります。

R0018617

F1.8開放, 1/410sec
ISO200

タチツボスミレなのですが、まっすぐ立たずに脇をのぞき見るような姿勢。
けっこういいボケ具合ですね。

RICOH GXRは2009年12月18日発売、そしてレンズマウントユニットは少し遅れて2011年9月9日の発売ですが、私が購入したのはGXR本体とズームレンズユニットのセットを2011年11月30日、そしてレンズマウントユニットは2013年1月20日でした。

10年以上前のカメラですが、まだまだ活躍してくれそうです。
手ぶれ補正機構がないので、手持ちでは薄暗い場所でのスローシャッターで手ブレが心配です。
OMのベローズ望遠マクロレンズを使うときには三脚が必須でしょうが、フラッシュまたはライトでの照明も必要になってくるかもしれません。
いろいろと構想中です。

2020年5月5日火曜日

GXRでの撮影スタイル

今年、2020年はいつもの年とはかなり状況が違っています。
なんといっても、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大問題。
全国的に外出自粛要請が出ているので、人が多いところに出かけることもままなりません。

しかし、人のいないところをふつうに散歩するぶんには、ほとんど制限はないと思います。お散歩カメラには専らOLYMPUS STYLUS XZ-2を持ち歩きますが、最近はスマホのカメラで済ませることが多くなり・・・しかしやっぱりXZ-2、とその魅力を再確認したり。

一方、GXRはお散歩カメラの座をXZ-2に譲り、しばしの休養期間をおいてA12 MOUNT UNIT導入によりKマウントオールドレンズ専用の野草撮りカメラという位置づけにかわりました。それでも、お昼のお散歩のお供を中心に、去年(2019年)は29回出動。
これに対して、今年に入ってからは・・・5月4日のグリップラバー貼り直し記念での撮影(キランソウニョイスミレ12タチツボスミレ)を含めて7回です。去年が丸5ヶ月出番なし、6月から11月までの6ヶ月間での29回ですから、なんとも少ないかぎりです。

この連休前、毎年連休中に出かける青葉の森にOLYMPUS OM-D E-M1 with OM old lens systemとともに持ち込んで、手ぶれ補正機構のないGXRは三脚専用、そしてE-M1は手持ち専用と役割分担しても良いかも・・・などと考えたり。実際には三密(密閉、密集、密接)を避けるため青葉の森に出かけるのは断念しましたが。

三脚に固定して山野草のマクロ撮影に専念しようとすれば、リモートスイッチCA-1を手に入れる必要が出てきます。すでに販売してませんが。
また、小さな山野草を撮るためには地面にベタ置きということもあり、そんなときはフリーアングル液晶が便利ですが、GXRの背面液晶画面は角度を変えることができません。上への跳ね上げのみのE-M1ですら不便を感じるのに、これは致命的かもしれません。

ローアングル撮影時のお助けアイテムとしては、外付けの電子ビューファインダーVF-2があります。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P5049450
ふつうに手持ち撮影するときは、アイポイントファインダーとして後ろから覗くかたち。
そしてカメラを低い位置に構えた時には、

P5049451
このように上へ跳ね上げて上から覗きます。もちろん真後ろから真上に至る中間の任意角度でも使用可。

P5049453
電子ファインダーとしては92万画素の画素数は、最近のカメラと比べると見劣りするスペックかもしれないが、実際に使っていると今でも十分見やすくて使いやすい。
視度調整ダイヤルも付いているので、あらかじめキッチリ調整しておけばかなりクリアによく見える。
背面液晶画面で確認しながらの撮影では、特に晴れた野外の日なたでは光が反射してまったく画像が見えないこともあるので、のぞき込むファインダー、しかも跳ね上げ可能というのはとても便利です。

P5049452

・・・しかし、直接ファインダーをのぞき込むということは、離れた視点からは見て確認することはできないわけです。

三脚に固定してリモートスイッチを使ってマクロ撮影、というスタイルがはたして可能かどうか。ちょっと悩みます。
それ以前に、専用のリモートスイッチCA-1を入手できるかが問題ですが。

2020年5月4日月曜日

GXRグリップラバー貼り直し記念、キランソウ -2020/05/04

RICOH GXR
RICOH A12 MOUNT UNIT
smc PENTAX 24mm F2.8

2011年11月30日の導入以来、約8年半。
スナップフォトからマクロまで、2013年1月20日にレンズを交換して撮影できるレンズマウントユニットを導入してからはKマウントレンズ専用システムの基幹として撮影を楽しんできたRICOH GXR

とつぜん、グリップラバーが剥がれてしまったので、接着し直すことにしました。
2020年5月4日、なんとかラバーを貼り直すことができたので、街に持ち出して野草を狙ってみました。

狙いは紫色の小さな花、キランソウです。

使用するレンズは高校生時代に購入した、smc PENTAX 24mm F2.8
かつてカビだらけになってしまったのですが、きれいに修理してもらって、ペンタックスの出荷基準もクリアするまでによみがえったレンズです。

単体ではGXRのレンズユニットに装着すると、ライカ判の36mm相当のちょっと広角。しかも25センチまで寄れるので、ちょっとした広角マクロ的な写真が撮れます。
PENTAX K接写リングセットのうち一番薄いNo.1(9.5mm厚)を入れるとかなり接近したマクロ撮影が可能になります。

まずは、ふつうにレンズ単体で撮ってみました。

smc PENTAX 24mm F2.8, R0017632
F2.8開放, 1/3200sec
ISO200

大きな石の脇に広がるキランソウ。
ギリギリまで寄ってみたら・・・

R0017641
F2.8開放, 1/1070sec
ISO200

日陰の花を撮ったので、シャッター速度が遅くなりましたが、絞りを開けば手持ちでも十分。
このカメラには手ぶれ補正機構は備えられていませんが、場面を選べばけっこう楽しめます。

ここで、さらに接写リングを装着。グッと寄ってみます。

with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1(9.5mm), R0017639
F5.6, 1/570sec
ISO200

絞りを開放にすると、被写界深度が浅くなりすぎるので、F5.6まで絞り込んでみました。
手持ちでも十分に対応可能です。

手ぶれ補正が効かないこのカメラでマクロ撮影するには、三脚に固定したほうが良いかと考えたりもしました。そうなれば、ケーブルスイッチが必要となりますが、GXRで使えるCA-1はもう購入できない。・・・しかし背面の液晶モニターは角度を変えることもできず、電子ビューファインダーVF-2は上向きにもできますが、遠くから見ることはできず直接のぞき込むしかない。

たとえば、薄暗い森の中で、寄れるところまで寄って絞り込むような条件で手持ち撮影するのはかなり難しいでしょう。やはり天気の良い日なたで使うしかないか・・・
ちょっと考えてしまいます。

GXRグリップラバー貼り直し記念第3弾、XR RIKENON 50mm F2Lでニョイスミレ

RICOH GXR
A12 MOUNT UNIT
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

剥がれてしまったグリップラバーの張り直し後に撮った写真、第3弾はXR RIKENON 50mm F2Lレンズを使って撮ったニョイスミレです。
まあ、グリップラバーは撮影した写真の写りそのものに直接影響するわけではありませんが・・・

舞台は先の記事とおなじ、仙台市博物館裏です。
晴れて日は出ていましたが、繁る木々にさえぎられ、薄暗い場所。

R0017665
F2開放, 1/1070sec
ISO200

手前のニョイスミレを正面から。ちょっと奥行きも感じるように後ろを広く入れてみました。
直射日光が当たっていたら、この雰囲気は出せません。

R0017666
F2開放, 1/1320sec
ISO200

カメラを下に降ろし、ファインダーを跳ね上げて上から覗く体勢で撮影。こういうアングルは縦位置では撮影できません。
うつぶせに寝そべって、後ろからファインダーを覗く体勢が取れれば可能ですが・・・

R0017655
F2開放, 1/930sec
ISO200

最近接撮影距離が60センチと、かつての35mmカメラ時代の標準としての50mmレンズの中でも、「寄れない」XR RIKENON 50mm F2L。
もう少し寄るためには、K接写リングセットのいちばん薄いNo.1 (9.5mm)を入れるのが有効です。

R0017656
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2開放, 1/500sec
ISO200

この写真を撮ったときは、No.1リングを入れた上でレンズを無限遠に近い位置まで引っ込めました。レンズ単体での最近接60センチより少しだけ近い位置からの撮影だったということです。

このレンズは、こういう薄暗い場所でのひっそり感を出すようなときに特徴が出るのでしょう。

GXRグリップラバー貼り直し記念第4弾、XR RIKENON 50mm F2Lによるタチツボスミレ撮影 -2020/05/04

RICOH GXR
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

グリップラバーが剥がれてしまったRICOH GXR
新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年の連休はあちこちに出かけて行くことも制限されているので、なるべく人が集まらないところをちょっと散歩するくらいしか行動できません。

ちょっと前にグリップラバーが剥がれてしまい、それをこの連休の前半に修復しました。連休後半にはこのグリップラバーを貼り直したGXRを「青葉の森」緑地へ持っていこうかと考えていたのですが、4月の週末に泉ヶ岳などこの季節の山歩きの人気スポットには人が集まって問題となっていたりしたので、青葉の森へ出かけるのはあきらめて、街中の人が余りいないエリアををメラ片手に散歩するくらいしか楽しみがなくなりました。
それでも十分楽しんでいますが・・・

街を歩きながら、ちょっと足を伸ばして仙台城跡にも行ってみました。すると意外にもけっこう人が出ている!
そこで、ほとんど人が行かない仙台城三の丸、仙台市博物館の裏に行ってみたのです。
ここでは意外な収穫がありました。
ニョイスミレがあちこちに咲いていたり、ムラサキケマンが咲いていたり(・・・こちらは花の見頃を少し過ぎてしおれていましたが)。
そして、今回の主役であるタチツボスミレもあちこちで花を咲かせていました。このスミレの時期としてはピークを少し過ぎて、しおれているものも多かったのですが・・・

少しでも活きが良くて周囲の景色も良く、強烈に日も当たっていない、良い条件のものを探して撮りました。
レンズはRICOH XR RIKENON 50mm F2L。

R0017667
F2開放, 1/2300sec
ISO200

ちょっと開けた場所に、固まって咲いていたタチツボスミレ。もうしおれてしまったものもありますが、ちょうど暗い陰になって目立たないのでギリギリセーフでしょうか。
低い位置から背景に写る草までの距離差が大きいので、望遠レンズ的なボケ具合。

R0017674
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2開放, 1/1000sec
ISO200

クローズアップリングをかませていますが、それほど寄っていません。
レンズ単体での最近接より少しだけ近づいた程度です。
しかしこのボケ具合は、このレンズでしか出せないと思います。

R0017676
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2開放, 1/1620sec
ISO200

もう少し寄ってみました。
しゃがんで、腰のあたりにカメラを構えて、跳ね上げた電子ビューファインダーVF-2を上からのぞき込んでの撮影。
なんとかピントも合って、よかったです。

ピントの合っている花の花弁、ピントを外した葉のディテール、なんだか写真というより絵画のようです。

これらの写真はすべて、手持ち撮影です。
晴れた日中であれば、日陰であっても手ぶれ補正機構をもたないGXRでも、十分ブレずに撮影可能なシャッター速度を確保できることがわかりました。
なんとかしてリモートスイッチ(ケーブルレリーズ)を手に入れて、三脚を使って撮影するしかないかと思いましたが、意外と身軽に手持ちで撮影できそうなので、しばらくこのスタイルでやっていこうと思います。

GXRでのKマウントレンズ撮影、smc PENTAX 24mm F2.8とXR RIKENON 50mm F2Lとの比較

RICOH GXR
A12 MOUNT UNIT
smc PENTAX 24mm F2.8
RICOH XR RIKENON 50mm F2L

2020年5月4日、仙台市博物館裏での撮影。
同じニョイスミレを2つの異なるレンズで撮り比べてみました。

まずはこれら2枚。

smc PENTAX 24mm F2.8, R0017652
F2.8開放, 1/310sec
ISO200

XR RIKENON 50mm F2L, R0017653
F2開放, 1/540sec
ISO200

ほぼ同じ位置からの撮影です。
24mmレンズによる写真では、大きなフキの葉のあいだに咲くニョイスミレの白い花が小さく写っていますが、花咲く周囲の状況がメインテーマとなります。
一方、50mmレンズで撮った写真は、あきらかにニョイスミレの花が主役です。

24mmレンズでも被写体に近寄れば50mmレンズで撮ったときと同じ大きさにすることは可能です。しかし周囲のようすは違って写るでしょう。

レンズそのものの写りやボケ味なども重要ですが、画角もまた大事です。
やはり面倒くさがらずにこまめにレンズを交換して、しつこく同じ被写体を何枚も撮ることが重要なのでしょう。
撮ったあとの写真を後で見比べてみて、じっくり検討することが大事なのかもしれません。

GXRグリップラバー貼り直し記念第2弾、smc PENTAX 24mm F2.8でニョイスミレ -2020/05/04

RICOH GXR
A12 MOUNT UNIT
smc PENTAX 24mm F2.8

剥がれたグリップラバーを貼り直して撮影、今回は仙台市博物館裏でみつけたニョイスミレが主役です。

仙台城石垣のユキノシタはまだ花が咲くには早かった。
しかし、思いがけず目に止まったニョイスミレ。

R0017644
F2.8開放, 1/710sec
ISO200

石を敷いた歩道の脇、小さく白いニョイスミレの花。
おや珍しいと撮ったのがこの一枚。
電子ビューファインダーVF-2は通常のアイレベルだけでなく跳ね上げてウエストレベルでの撮影が可能です。
カメラを地面すれすれに、上からファインダーをのぞき込んでの撮影。
続いて、上から見下ろしてみます。

R0017646
F2.8開放, 1/330sec
ISO200

開いた花と小さなつぼみ、日陰で暗いのでシャッター速度も遅くなります。でもこれくらいなら手持ちでも大丈夫。

また、中望遠75mm相当となるXR RIKENON 50mm F2Lレンズでは、絞り開放で上から撮ったときに花にピントを合わせると、葉がぼやけて形がわからなくなってしまうことが多いですが、このレンズであれば葉の形もわりとハッキリ写すことができます。
地面がごちゃごちゃしてうるさいときには、50mmレンズでボヤかしてしまうほうがよいこともあるかもしれませんが。

RICOH GXRのグリップラバー

2011年11月30日、RICOH GXR本体と24-72mm相当のズーム撮像ユニットP10とのセットをヨドバシカメラ仙台店で衝動買いしました。
そのときのようすと心の動きは、2011年12月3日付の日記に詳細に記されています。
本ブログでも、最初のレリーズに関する記事があります。

当初は、ちょっと凝った写真が撮れるスナップカメラという位置づけでした。しかし、XZ-2の導入によりその座を奪われ、しばらく出番のなかったこのカメラシステムに、なんとか再び活躍の場を与えようと悩みに悩んだ末、ひとつの結論に達しました。ついに、2013年1月20日、レンズ交換可能なA12 MOUNT UNIT、そして電子ファインダーVF-2の導入によりKマウントオールドレンズ専用のカメラとしてよみがえることとなったわけです。

そうなると、当時Kマウントオールドレンズ、XR RIKENON 50mm F2Lとの組合せでほぼマクロ専用システムとなっていたOLYMPUS E-420と競合してしまいます。
比較検証などを通じて、やはりGXRを使ったシステムのほうがよいという結論を得て、事実上E-420を引退に追い込んだかたちとなったGXR。

しばらく、仙台市青葉区片平周辺、そして西公園を舞台に、昼の散歩のお供として活躍しました。しかしやがて少しずつ出番が減ってきました。

2019年後半あたりから、再び昼の散歩のお供に連れ出すようになり、そこそこ出番も増えてきた矢先・・・
バッグから取り出そうとしたときに、「ズルっ」とグリップラバーがずれてめくれてしまいました。
接着面の接着剤は糸を引いてネバネバ、貼り直せばなんとかくっつきますが、周りにネバネバがはみ出して、実に持ちづらい。なによりまたとつぜんラバーがめくれて、カメラを取り落としてしまったら・・・

これはあらためて接着剤で貼り合わせて、修理するほうがいいだろう。
しかしもはや、このカメラは発売後10年以上を過ぎ、そのあいだにRICOHがPENTAXの旭光学を買収してRICOH IMAGINGとなっている現在、旧RICOH時代のオールドカメラをふつうに修理してくれるとも考えにくい。できても高額だろう。

ということで、接着剤とメンディングテープをyodobashi.comにオーダー。連休のはじめに道具を揃えて修理、そして連休後半に「青葉の森」にでも持っていって山野草でも撮影しようかと考えました。

ヨドバシカメラ仙台店での店舗受け取りにしたのですが、「揃いました」メールが届き、よろこんで受け取りに行ったら、なんと届いていたのはメンディングテープだけ。接着剤はまだだったとわかり、翌日の5月3日にもういちど出直してようやく道具を揃え、ラバー貼り替え作業を行いました。

まずは5月2日にラバー剥がしと接着剤とり。
こんな感じになりました。

Sony Xperia XZ1 Compact SO-02K, DSC_5046
接着剤がなかなかきれいに取れません。
ネバネバが若干残りましたが、なんとかべっとりついた接着剤をあらかた取り除くことができました。

DSC_5047
接着剤が手に入ったところで、5月3日、ラバーを貼り合わせてメンディングテープを巻き、1日置きます。

DSC_5066
A12 MOUNT UNIT(Kマウントアダプター、smc PENTAX 24mm F2.8レンズ付き)、電子ファインダーVF-2を外しテープを巻かれ、たボディー。

DSC_5067
うまく接着できますように・・・

どきどきしながら一晩待ちます。
さて翌日。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P5049449
プロ並みの仕上がり・・・とはいきませんが、なんとかしっかり接着することはできたようです。
ラバー自体は、表面がかなりすり切れているようで、年季が感じられます。

2020年5月4日、街に持ち出してリハビリ(?)撮影に臨みました。
その時のようすはまた別の記事で。
smc PENTAX 24mm F2.8でキランソウ撮影
smc PENTAX 24mm F2.8でニョイスミレ撮影
XR RIKENON 50mm F2Lでニョイスミレ撮影smc PENTAX 24mm F2.8との比較
XR RIKENON 50mm F2Lでタチツボスミレ撮影


2017年1月14日土曜日

久々にGXR -2017/01/13馬上蛎崎神社のサザンカ

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
smc PENTAX 24mm F2.8

このブログも、更新を怠っているあいだに年を越してしまいました。
前回の記事は、なんと2016年8月の話題。

なかなか青葉の森へ出かけることもできず、平日お昼の片平周辺を歩くお散歩もままならず、ちょっとしたスナップはスマホのカメラを使うことが増えました。

そういう状況なので、かなりマニアックな(?)このカメラ、RICOH GXRを持ち出すことはなかなかない。

最後にこのカメラで何か撮影したのがいつだったか、調べてみたら・・・

なんと、2016年11月4日でした。
このとき撮った写真は、別の日記ブログに載せてあります。

片平丁沿いのモミジを、RICOH XR RIKENON 50mm F2Lレンズとのコンビで撮ったものです。

このブログでは、GXRとsmc PENTAX 24mm F2.8レンズのコンビで撮った写真についての記事は2014年5月7日のもので、その前日に撮影した片平周辺の花々でした。

さて今回は、片平にある馬上蛎崎(うばがみかきざき)神社という小さな神社の垣根になっている、サザンカの花を撮ってみました。

GXR, R0016684
F2.8, 1/1070sec, ISO200

車が走る通りは五ッ橋通り。戦後の新しい道路です。
神社のとなりには、良覺院(りょうがくいん)丁公園があります。良覺院は修験道のお寺でしたが、仙台城本丸下の蛎崎神社(稲荷神社)を、明治になってからこの場所に移したといういきさつがあります。

そんな由緒正しい(?)神社のサザンカです。

GXR, R0016681
F2.8, 1/760sec, ISO200

このレンズは、絞り開放で撮ったときの丸ボケが独特です。

GXR, R0016682
F2.8, 1/350sec, ISO200

別の花をほぼ正面から。
若干「前ピン」になってしまいましたが。

GXR, R0016683
F2.8, 1/250sec, ISO200

つぼみも撮ってみました。このレンズで寄れるぎりぎり。
非常に古いレンズ、そしてちょっと古いカメラのコンビですが、しっかり写ります。
さすがにマニュアルでのピント合わせはたいへんですが・・・

このカメラも、もう少し出番をつくってやりたいです。

2014年6月8日日曜日

オヤブジラミにハナグモ -2014/05/23西公園

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)

GXRはとても軽くてコンパクト、しかもグリップの形状が絶妙でしっかりホールドできる優秀なカメラです。
MOUNT A12は、23.6×15.7mmの大型CMOSセンサーを搭載したレンズマウントユニットです。 ふだん使っているオリンパスのフォーサーズ、マイクロフォーサーズカメラの撮像サイズは17.3×13.0mmですので、面積比を単純に比較すると約1.65倍大きいです。

レンズマウントはライカMですが、Mマウントレンズは持っていないので、さらにKマウントへの変換アダプターを介してRIKENONレンズやPENTAXレンズを装着して使っています。

XR RIKENON 50mm F2Lレンズをつけると、ライカ判換算で75mm相当になります。それで最短撮影距離60センチならばまずまず寄れるという感じですが、さらに寄りたいときにはPENTAX K接写リングが便利です。
No.1~3の3種類ありますが、ほどよく寄るにはいちばん薄いNo.1(厚さ9.5mm)が重宝します。

さて、5月下旬の昼休みに西公園へ出かけました。GXRとRIKENON 50mmレンズの組合せで公園内の草花などをターゲットに、30分ほど。

最後に撮ったのがこの写真。

GXR, RIKENON50/2, R0015748
 F4, 1/330sec, ISO200

オヤブジラミの花が枝分かれする付け根のあたりに網を張り、臨戦態勢でじっとしているハナグモです。

このクモは前足の4本がとても長いので、絞りを開けてしまうと足が完全にピンぼけになってしまいます。
この写真ではF4まで絞りましたが、よく見ると 前足の先はピンぼけです。じつは目にピントを合わせようとしたのですが、やや後ピンになってしまっています。ちょっと残念。

GXRでは、手動ピント合わせのためのMFアシスト機構がついていて、ピントが合っている部分を白く表示してくれるので、とても助かります。ただし、このようにピントを合わせたい場所が小さい場合には、ファインダーに表示された像の全体が白く光ってしまって、微妙なピント合わせが必要なときにはかえってやりにくくなってしまうこともあります。

また、オヤブジラミは風で大きく揺れるので、ピントを合わせてからシャッターを切るまでのタイミングも難しいです。油断すると直前にゆらりと動いてしまったりします。

さて、GXRで撮影した写真のRAWファイルは、OLYMPUSのRAWフォーマットと異なるので、OLYMPUS Viewerで現像、編集することはできません。
なので、Adobe Photoshop Lightroomを使います。このソフト、細かい使い方がよくわからないので、「そのまま出力」または「自動階調に調整ご明るさなど微調整」程度の処理しかしていません。撮影時に記録された「撮って出しJPEG」画像と見比べると、かなりこってりな感じに仕上がります。

撮って出し(トリミングをかましているのでほんとうの撮って出しというわけではないですが)と比較してみます。



 

どうでしょうか?違いがわかるかな?
微妙かも

2014年5月10日土曜日

広角はどこまで必要か

現在私が使っている撮影システムの中で、広角側のいちばん広い画角といえば

ライカ判24mm相当

で、それが使えるのは

1) 4/3のOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD と、
2) micro4/3のOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、
3) (今では出番がありませんが)RICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4 VC

の3つです。

ちなみに、OLYMPUS STYLUS XZ-2の広角端は28mm相当です。

OLYMPUSの一眼システムでは、どれでも24mm相当の広角撮影が可能で、とくにmicro4/3の12-40mmズームレンズでは20センチまで寄れるので、ワイドマクロ的な使い方も可能です。

このレンズの製品紹介HP「主な仕様」にある「被写界深度表」を見ると、

撮影距離20センチで絞りを最大限(F22.6)まで絞り込んだときには17.4センチから24.7センチまで合焦し、最短撮影距離(というか最短合焦距離)が3センチ弱縮まることになります。
また、撮影距離を50センチとして最大に絞り込めば、29センチから無限遠までピントが合ったパンフォーカス的マクロ撮影が可能になるのですね。
実用的な絞り値であるF8.0では、撮影距離20センチのときの合焦範囲は18.9-21.3センチ、パンフォーカスにするには撮影距離を2メートルとして、合焦最短距離が約80センチとなる仕様です。

今度、いろいろ実験して
どんな被写体、どんなシチュエーションで効果的か、試してみようと思います。

最近、ちょっと見直しているのが
RICOH GXR + MOUNT A12 + K mount Lenses
特に、smc PENTAX 24mm F2.8レンズでの使用です。

K接写リングを付けてのマクロ撮影では、そつなくきれいに写すことができますが、RIKENON 50mm F2Lを使ったときのような強烈な個性は出ません。
一応、36mm相当のちょい広角(広角気味な標準画角?)にはなりますが、「広角らしさ」も中途半端な感じになってしまいます。

このままでは、今もっている新鮮なイメージがすぐに薄れ、あっというまに熱が冷めてしまいそうです。ご無沙汰している「逆付けマクロ」で独特なムードを出すか・・・

GXRのレンズマウントA12は、もともとライカMマウントになっているので、たとえばコシナのフォクトレンダー (Voigtlaender) VMマウント交換レンズシリーズの

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

を使えば、22.5mm相当の広角レンズとなり、しかもF4.5開放でも撮影距離2メートルに合わせれば約90センチから、F8に絞れば1メートルに合わせて50センチから無限遠までのパンフォーカス撮影が可能といいます。

この仕様が、micro4/3システムで12-40mmズームレンズの広角端24mm相当を使ったときのパンフォーカスとどの程度違うのか・・・もしかしたらたいして違いがないかも。

またこの15mmF4.5レンズは最短撮影距離が50センチで、あまり被写体に迫っていくことができません。絞り込んで、被写界深度の効果を利用して疑似近接撮影した場合、実効最短撮影距離はどれくらいになるのか不明ですが、それが20センチ程度まで可能だったとしても、micro4/3システムと同等止まりということでは、あまりメリットがなさそう・・・

コシナのさらなるワイドレンズ

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

なら、18mm相当の超ワイドな画角と超パンフォーカス、そして(やはり最短撮影距離は50センチですが)被写界深度を活用して3,40センチくらいまでの近接撮影も可能のようです。

そこまでやるなら、4/3用の

OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

を使って、16mm相当の超ワイド環境を整えるほうが現実的かもしれません。
このレンズでは、最短撮影距離がなんと13.5センチ!0.22倍(ライカ判換算では0.44倍相当)のマクロ撮影的な使い方も可能です。F8でのパンフォーカス撮影は、距離70センチとして36センチから無限遠まで合焦される・・・これはすごいスペック!

~~~
結局、どのレンズを導入するにも投資が必要です。
はたしてそれに見合うだけの出番が巡るか・・・そちらのほうが肝心かも。

実質、パンフォーカス撮影とワイドマクロ撮影くらいしか使い道がないので、私のフォトスタイルとしてこの使い方がどれくらいの割合を占めるか・・・と考えると、あまり積極的に導入するメリットはないかもしれません。

しかも、出発コンセプトは「GXRでさらなるワイド環境への拡張」だったのですが、結局「4/3、micro4/3環境の拡張」がベターというところに落ち着いてしまった感があり、その点でも残念です。

思いつきで盛り上がったのですが、冷静に考えれば「不要」という結論になるのかも。
ちょっと寂しい、尻すぼみな結末

2014年5月7日水曜日

久々にGXRそしてPENTAX24mmレンズとコラボ -2014/05/06片平

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
smc PENTAX 24mm F2.8

今年1月にカビ取り修理から戻ってきたPENTAX 24mmレンズ。
さっそく翌日試し撮りしたものの、その後ぱったり出番がありませんでした。

この日は、5月の連休最終日。
天気も良く、久々にGXRとの組み合わせで片平界隈に持ち出してみました。

今回はこのレンズに、K接写リングをつけてのマクロ撮影にもチャレンジしてみることに。

まずは東北大学片平キャンパスの学都記念公園内に咲いているヒナギクの花でテスト。
このエリアは、たぶんだれも気にしていないと思いますが私にとっては思い入れのある撮影スポットです。

まずはノーマルに一枚。

GXR, P24/2.8, R0015547
F2.8, 1/4000sec, ISO200

絞りを開放にしてもこのシャープネス!
たしか、このレンズでふつうに最も寄ることができる25センチでの撮影だったと思います。

続いては、9.5mmの接写リングをつけて、寄れるぎりぎりまで迫ってみました。

GXR, P24/2.8, R0015550
F2.8, 1/4000sec, ISO200

花びらのボケ具合が自然です。

この2枚、このカメラでの最高シャッター速度である1/4000秒になってます。露出補正をマイナス1.3段にして撮影したのですが、たぶんそこまでマイナス補正できていないと思います。
けっきょく何段補正されたのかわかりませんが、とりあえず白飛びはしていなかったということでよしとしましょう。

なぜ1.3段もマイナスに補正する設定にしたかというと、電子ビューファインダーを覗いたときに、白い花びらが「ぼわ~っ」と白飛びして見えたからです。
もしかすると、ファインダーで覗いたイメージと実際に記録される映像とは違っているのかもしれません。

その後撮影した映像も、全体的にアンダー気味でした。
ファインダーの表示が明るすぎるのか?

続いては、ちょうど見頃になったシャガの花でテストです。

GXR, P24/2.8, R0015572
 F5.6, 1/111sec, ISO400

状況はこんな感じ。
良い具合に咲いています。花の時期としてのタイミングもばっちり。

GXR, P24/2.8, R0015573
 F2.8, 1/1320sec, ISO400

しゃがんで、ちょうどひとつの花にスポットライト的に日が当たった場面を一枚。
さすがに広角レンズなので、前ボケ後ボケともさほどボケません。

周辺もけっこう写り込んで、状況がよくわかる画角です。

GXR, P24/2.8, R0015582
 F2.8, 1/1520sec, ISO400

ふつうに寄ってみたところです。後ろのシャガ群像が絞り開放でもわかります。
このままF5.6まで絞ってみました。

GXR, P24/2.8, R0015583
F5.6, 1/380sec, ISO400

いっそうくっきりします。丸ボケのかたちが五角形です。絞り羽根が5枚だからです。

GXR, P24/2.8, R0015585
F2.8, 1/1620sec, ISO400

接写リングをつけて接近してみました。
独特のムードが出ます。

RIKENON 50mm F2レンズほど「どぎつく」はないですが・・・
色も派手さはなく、控えめな感じです。

続いて、石垣の間から咲くアカカタバミの花。

GXR, P24/2.8, R0015602
F5.6, 1/1070sec, ISO100

仙台高等裁判所の石垣です。
さて接写リングをつけ、こちらはまずF5.6からどうぞ。

GXR, P24/2.8, R0015609
F5.6, 1/760sec, ISO400

小さな花に適度に寄れて、ビシッとシャープな写り。さすがです。
しべの先の花粉までよく見えます。
次は、絞りを開放にしてみました。

GXR, P24/2.8, R0015611
F2.8, 1/710, ISO100

ピントを合わせた花の中心部以外は、さーっとボケています。
しかし、後ろの岩肌のボケ具合が少々うるさい感じになってしまいました。
この場合は先のF5.6のほうがよさそうです。
もしかしたら、解放F2.8とF5.6のあいだの絞りにすればベストかも。

しかし、このレンズはF2.8と5.6のあいだに2段階のクリックがあるのですが、はたしてその絞り値がいくつなのかが不明です。1段しかなければ、まあF4くらいかな?と思いますが、2段に分けられているとすると・・・?

F3.5とF4.5くらい?わかりません。

~~~
せっかくなので、GXRとこのレンズのコンビネーションを。

XZ-2, P5068078
PENTAXのKマウント用接写リングはこちらです。

XZ-2, P5068080
これは、Yahooオークションでゲットしたものです。
新品で買えば結構いい値段。

XZ-2, P5068081
長さが異なる3つのリングがセットになっていて、組み合わせて使います。
No.1 (9.5mm厚), No.2 (19mm厚), No.3 (28.5mm厚つまりNo.1とNo.2を連結した厚さと同じ)

今回は、No.1だけを使いました。
No.2だと、ものすごく接近しなければピントが合わず、超どアップになってしまいます。いちばん薄いNo.1くらいがちょうど良いです。

XZ-2, P5068082
これが、GXRボディにレンズマウントをつけてKマウントアダプターを介し、さらに接写リングNo.1を入れた上にレンズを装着したようすです。
絞り環の目盛りをみると、2.8の次が「・」、そして何も刻印なしのあと5.6となっています。上の被写界深度表示の目盛りに「4」がある、ということは、「・」または「印なし」のどちらかがF4なのか?
よくわからないので、撮影の際は開放か5.6のどちらかしか使ってません。
5.6と8の間にも印のないクリックがあり、こちらも絞り値不明です。

いずれにしても、このレンズはかなりのポテンシャルを持っていることが再確認されました。
スナップやマクロ撮影に、今後も出番を作ってやりたいと思います。