RICOH XR RIKENON 50mm F2L
グリップラバーが剥がれてしまったRICOH GXR。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年の連休はあちこちに出かけて行くことも制限されているので、なるべく人が集まらないところをちょっと散歩するくらいしか行動できません。
ちょっと前にグリップラバーが剥がれてしまい、それをこの連休の前半に修復しました。連休後半にはこのグリップラバーを貼り直したGXRを「青葉の森」緑地へ持っていこうかと考えていたのですが、4月の週末に泉ヶ岳などこの季節の山歩きの人気スポットには人が集まって問題となっていたりしたので、青葉の森へ出かけるのはあきらめて、街中の人が余りいないエリアををメラ片手に散歩するくらいしか楽しみがなくなりました。
それでも十分楽しんでいますが・・・
街を歩きながら、ちょっと足を伸ばして仙台城跡にも行ってみました。すると意外にもけっこう人が出ている!
そこで、ほとんど人が行かない仙台城三の丸、仙台市博物館の裏に行ってみたのです。
ここでは意外な収穫がありました。
ニョイスミレがあちこちに咲いていたり、ムラサキケマンが咲いていたり(・・・こちらは花の見頃を少し過ぎてしおれていましたが)。
そして、今回の主役であるタチツボスミレもあちこちで花を咲かせていました。このスミレの時期としてはピークを少し過ぎて、しおれているものも多かったのですが・・・
少しでも活きが良くて周囲の景色も良く、強烈に日も当たっていない、良い条件のものを探して撮りました。
レンズはRICOH XR RIKENON 50mm F2L。
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R0017667 |
ISO200
ちょっと開けた場所に、固まって咲いていたタチツボスミレ。もうしおれてしまったものもありますが、ちょうど暗い陰になって目立たないのでギリギリセーフでしょうか。
低い位置から背景に写る草までの距離差が大きいので、望遠レンズ的なボケ具合。
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R0017674 |
F2開放, 1/1000sec
ISO200
クローズアップリングをかませていますが、それほど寄っていません。
レンズ単体での最近接より少しだけ近づいた程度です。
しかしこのボケ具合は、このレンズでしか出せないと思います。
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R0017676 |
F2開放, 1/1620sec
ISO200
もう少し寄ってみました。
しゃがんで、腰のあたりにカメラを構えて、跳ね上げた電子ビューファインダーVF-2を上からのぞき込んでの撮影。
なんとかピントも合って、よかったです。
ピントの合っている花の花弁、ピントを外した葉のディテール、なんだか写真というより絵画のようです。
これらの写真はすべて、手持ち撮影です。
晴れた日中であれば、日陰であっても手ぶれ補正機構をもたないGXRでも、十分ブレずに撮影可能なシャッター速度を確保できることがわかりました。
なんとかしてリモートスイッチ(ケーブルレリーズ)を手に入れて、三脚を使って撮影するしかないかと思いましたが、意外と身軽に手持ちで撮影できそうなので、しばらくこのスタイルでやっていこうと思います。
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