2020年5月4日月曜日

RICOH GXRのグリップラバー

2011年11月30日、RICOH GXR本体と24-72mm相当のズーム撮像ユニットP10とのセットをヨドバシカメラ仙台店で衝動買いしました。
そのときのようすと心の動きは、2011年12月3日付の日記に詳細に記されています。
本ブログでも、最初のレリーズに関する記事があります。

当初は、ちょっと凝った写真が撮れるスナップカメラという位置づけでした。しかし、XZ-2の導入によりその座を奪われ、しばらく出番のなかったこのカメラシステムに、なんとか再び活躍の場を与えようと悩みに悩んだ末、ひとつの結論に達しました。ついに、2013年1月20日、レンズ交換可能なA12 MOUNT UNIT、そして電子ファインダーVF-2の導入によりKマウントオールドレンズ専用のカメラとしてよみがえることとなったわけです。

そうなると、当時Kマウントオールドレンズ、XR RIKENON 50mm F2Lとの組合せでほぼマクロ専用システムとなっていたOLYMPUS E-420と競合してしまいます。
比較検証などを通じて、やはりGXRを使ったシステムのほうがよいという結論を得て、事実上E-420を引退に追い込んだかたちとなったGXR。

しばらく、仙台市青葉区片平周辺、そして西公園を舞台に、昼の散歩のお供として活躍しました。しかしやがて少しずつ出番が減ってきました。

2019年後半あたりから、再び昼の散歩のお供に連れ出すようになり、そこそこ出番も増えてきた矢先・・・
バッグから取り出そうとしたときに、「ズルっ」とグリップラバーがずれてめくれてしまいました。
接着面の接着剤は糸を引いてネバネバ、貼り直せばなんとかくっつきますが、周りにネバネバがはみ出して、実に持ちづらい。なによりまたとつぜんラバーがめくれて、カメラを取り落としてしまったら・・・

これはあらためて接着剤で貼り合わせて、修理するほうがいいだろう。
しかしもはや、このカメラは発売後10年以上を過ぎ、そのあいだにRICOHがPENTAXの旭光学を買収してRICOH IMAGINGとなっている現在、旧RICOH時代のオールドカメラをふつうに修理してくれるとも考えにくい。できても高額だろう。

ということで、接着剤とメンディングテープをyodobashi.comにオーダー。連休のはじめに道具を揃えて修理、そして連休後半に「青葉の森」にでも持っていって山野草でも撮影しようかと考えました。

ヨドバシカメラ仙台店での店舗受け取りにしたのですが、「揃いました」メールが届き、よろこんで受け取りに行ったら、なんと届いていたのはメンディングテープだけ。接着剤はまだだったとわかり、翌日の5月3日にもういちど出直してようやく道具を揃え、ラバー貼り替え作業を行いました。

まずは5月2日にラバー剥がしと接着剤とり。
こんな感じになりました。

Sony Xperia XZ1 Compact SO-02K, DSC_5046
接着剤がなかなかきれいに取れません。
ネバネバが若干残りましたが、なんとかべっとりついた接着剤をあらかた取り除くことができました。

DSC_5047
接着剤が手に入ったところで、5月3日、ラバーを貼り合わせてメンディングテープを巻き、1日置きます。

DSC_5066
A12 MOUNT UNIT(Kマウントアダプター、smc PENTAX 24mm F2.8レンズ付き)、電子ファインダーVF-2を外しテープを巻かれ、たボディー。

DSC_5067
うまく接着できますように・・・

どきどきしながら一晩待ちます。
さて翌日。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P5049449
プロ並みの仕上がり・・・とはいきませんが、なんとかしっかり接着することはできたようです。
ラバー自体は、表面がかなりすり切れているようで、年季が感じられます。

2020年5月4日、街に持ち出してリハビリ(?)撮影に臨みました。
その時のようすはまた別の記事で。
smc PENTAX 24mm F2.8でキランソウ撮影
smc PENTAX 24mm F2.8でニョイスミレ撮影
XR RIKENON 50mm F2Lでニョイスミレ撮影smc PENTAX 24mm F2.8との比較
XR RIKENON 50mm F2Lでタチツボスミレ撮影


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