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2025年11月18日火曜日

オリンパスとの長い付き合いのスタートは40年前

 2025年現在、手元にあるデジカメのほとんどはオリンパス製です。

今はOM Digital Solutions(OMDS)となっていますが、新会社になってからは「OLYMPUS

」から「OM SYSTEM」にロゴも変わっていますが、手持ちの機材はすべて「OLYMPUS」です。

その「オリンパスとともに歩んできたフォトライフ」のスタートについて振り返ってみました。

それは高校1年生の秋(だったと思う)、カメラ雑誌「CAPA」のモニタープレゼントに当選したときでした。

OLYMPUS OM-2 SPOT/PROGRAM

発売が1984年11月とのことだったので、それに合わせてのプレゼントだったと思います。一年間使用してアンケートに答えてレポートを提出すると自分のものになる、という企画。当時私は高校1年生でした。

当選後、手元に届いたのは・・・

XZ-2, PA193619 2025.10.19

OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 ごくふつうの標準レンズとのセットでした。

しかし、この標準レンズはほとんど使った記憶がありません。それは、このカメラが手元に届いてからほどなくして、標準ズームレンズCOSINA 28-70mm F4 MC MACROを入手して、日常の撮影はほぼこのレンズのみでまかなうことができるようになったからです。

XZ-2, PA153547 2025.10.15
その後、望遠レンズも欲しくなり、遅くとも高校2年生、10月の修学旅行前にはOLYMPUS OM ZUIKO AUTO-ZOOM 65-200mm F4を手に入れています。

XZ-2, PA153544 2025.10.15

これら2本のズームレンズですべてをカバーすることができるので、50mm F1.8レンズは新品同様のまま使われずに眠りにつきました。

65-200mm望遠ズームレンズは、デジタル一眼レフ導入後にマウントアダプターを介して使う機会もできたので、このブログでもちょくちょく登場しましたが、COSINAのズームレンズのほうは、OM 50mm F1.8レンズ同様、使われることなく長年にわたって放置されてきました。

一度だけ、東日本大震災のときに部屋がシェイクされ、ほかのレンズが埋もれてしばらく行方不明になってしまった際、たまたますぐに見つけることができたこのレンズをOLYMPUS E-620に取り付けて被災状況の記録に使ったことがありました。それ以外は出番ゼロでした。

さて、高校の修学旅行からまる40年が経過して、当時このOM-2 SP、COSINAレンズの組合せで撮影した写真を含む約200枚の写真をデジタル化する作業を行いました。

ネガフィルムが残っていないので、当時のプリントを複合機のスキャナで読み込むという、あまり理想的とはいえないプロセスでのデジタル化ではありますが、ものによってはかなりよく写っている写真もありました。

1985年10月21日撮影
この写真は、雲仙の「お糸地獄」で撮ったものですが、朝日に向かって逆光で撮影しているので、八角形のゴーストが盛大に写り込んでいます。
ということは、開放F値が4と決して明るくないこのレンズでも、野外ではいくらか絞り込んで撮影していたわけですね。
マルチコート(MC)レンズとはいえ、コーティング技術も今と比べればまだまだという時代だったのかなぁ、と感慨深いです。
しかし、作業中のおじさんたちが前面に展開していたことに当時はまったく気づいていませんでした。

2年生の一年間、みっちりと修行を積んで?3年生のときには何枚も卒業アルバムに掲載された写真を撮影しました。体育祭での「流し撮り」チャレンジなんかも。

カメラもレンズも、手放さずに今でも持っています。おそらく電池を入れればしっかり動作してくれると思います。シャッター速度1/60秒とバルブだけであれば、電池なしでも動作します。露出計を使うには電池は必須ですが、正しく動作するかどうかは不明。

何千円もするフィルムを買って、電池を入れて動作確認や撮影をやってみよう!とは思いません。COSINAのレンズも、デジタルカメラで使うことは可能ですが、やろうとは思いません。むかしを振り返って懐かしむというところで留めておいたほうが幸せなのかも。


2025年6月4日水曜日

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8 レンズ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8 

所有するOM ZUIKOレンズはいくつかありますが、その中で最初からというのは2本だけ、あとは中古購入品やネットオークションで入手したものです。

28mm F2.8は、Yahoo! オークション(ヤフオク)で落札したものですが、完全な手違いだったという異例の入手ストーリーを持っています。

検索して出てきた出品物の一覧から、気になったものを「ウォッチ」リストに入れておくと、入札しようかどうしようか迷っているときや、とりあえず入札動向をチェックしたいときに便利です。

そしてこの28mmレンズも、軽い気持ちで「ウォッチ」ボタンを押そうとしたら、間違って「入札する」ボタンを押してしまったのです。

幸か不幸か、その後だれからも入札されずそのまま落札。特に欲しいというわけでもなかったこのレンズが手元に届いたというわけです。

さてこのレンズ、ピントリングを左右に回してみると、逆回転する際に「カクッ、カクッ」と変な感触があり、実際にレンズ群自体も横に動いているようです。

もしかしたら、一度分解して組み立てたものなのかもしれません。組み立てかたがあまり良くなかったのか・・・?

でもそれ以外は動作に問題があるわけでもなく、光学系に致命的な傷やカビ、ゴミの混入などはないようですので、使用に支障はありません。

導入のきっかけがこんな感じで、特にこのレンズでこんなものを撮ってやろう的な野望もまったくなかったので、50mm F1.8や50mm F3.5マクロなどほかのレンズほど活躍の場を与えられたわけではありませんでした。

しかし、いざ使ってみると意外にもカッチリよく写る印象で悪くない。(マイクロ)フォーサーズ機で使用すれば56mm相当の標準画角で、30センチまで寄れます。

寄り、という点ではもう一声欲しいので、OM AUTO EXTENSION TUBE 7mmをマウントとの間に入れます。そうするとアップになるというだけでなく、被写界深度も極端に薄くなり全体的にソフトなムードが出てきて、レンズ単体での鋭さとは真逆の性格になるところがおもしろいです。

2025年5月28日の昼休み、東北大学片平キャンパス内のほとんど人通りもない一角で、花の時期がすっかり終わったスズメノエンドウをこのレンズを使って撮影してみることにしました。

レンズ単体で撮影すると、やはりクッキリシャープに。

P5280005

しかし、手前に置いた主役と後ろの背景とのあいだが大きく離れてはいないので、スズメノエンドウ独特の、蔓の両サイドに並んだ細い葉のかたちがボケ切っておらず、少しうるさい感じになってしまいました。

そこで、7mmのエクステンションチューブの登場です。

XZ-2, P6012522

これを入れてグッと接近してみると・・・

P5280006

できたての若い実が浮かび上がってきました。細かい、白い毛がやわらかい質感を感じさせます。一本のレンズが、短いチューブを挟むだけでもう一本別のレンズがあるかのようです。

とても欲しくて手に入れたわけではないレンズですが、なかなか使いでのある良いレンズだと思います。

2025年5月20日火曜日

エンレイソウの脇から顔を出しているこのつぼみは? -2025/05/11 秋保大滝周辺の森にて

OLYMPUS OM-D E-M1 mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

連休明けの日曜日、秋保大滝方面へ車で出かけました。

といっても、秋保大滝を見るのが目的ではありません。
秋保大滝不動尊の脇から入って行く山道を歩くのが目的。

今の時期は、さまざまな山野草が次々と花を咲かせ、4月~5月のあいだならいつ行っても何らかの収穫があるのです。

今年は4月20日にも一度訪れていて、多くの山野草を堪能しました。その中でエンレイソウが花咲いていたのが、さすがに3週間も経っているので花は終わって実がふくらんでいる状態でした。

しかし今回の主役はエンレイソウではなく、その葉と葉の間から首を出していたつぼみの段階の野草です。

写真はこちら

P5110049
12mm F2.8
ISO3200 1/1000sec

葉は楕円形でいわゆるぐるりと輪生。てっぺんにいくつか白いつぼみがついています。
大きく葉を広げているこのエンレイソウの周辺には、この植物のなかまがいくつか見られます

もう一枚、アップで撮った写真もあるにはあるのですが・・・

P5110050
40mm F2.8
ISO3200 1/1600sec

葉の表側はザラザラしているのかもしれないな、という印象は受けます。いちおうネットで検索してみると・・・

クルマムグラ

オククルマムグラ

のいずれかであろうと、ここまではなんとか絞り込めています。しかし、ここからは葉の裏や茎にまばらな棘が出ているかどうかが決め手になるようなので、これらの写真だけでは決定打とはならないです。

は!これは・・・

クルマムグラという名前にピンときました。過去を振り返ってみると
ちょうど1年前にもまったく同じようなことをやっていました。

別のブログにも記事にして投稿していましたのでよろしければそちらもどうぞ

しかし進歩してないなあ・・・

1年前(2024年5がつ19日)のときのエピソードもこのブログの別記事にしましたのであわせてご覧ください。

「種の同定」には絞り込み撮影も必須か -2024/05/19

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

まる1年前の2024年5月19日、車で秋保大滝方面へ出かけ、秋保大滝不動尊の脇から山道へ入っていって晩春から初夏の山野草を楽しむウォーキングを堪能しました。

そんな中で、名前がわからない野草が目に止まり、あとで調べようと写真撮影に臨みました。

街ではよく見るヤエムグラみたいな感じだなあ・・・
だけど花が咲いているのは一つだけで、あとはもうイガイガの実になっています。

これは花のかたちがよくわかるように撮影しなければ!・・・という気持ちが強すぎたからか
こんな写真になりました。

P5190038
40mm F2.8
ISO400 1/2000sec

咲いた花のついた花茎がこちら側に突き出ているので、絞り開放ではピントを合わせた花以外はみなピンぼけになります。

花が主役なので当然それで良いわけですが、名前がわからないこの植物、あとで調べるには葉や茎などのようすもわかるように、芸術性よりもまずは図鑑的に全体が明瞭にわかるくらいまで絞り込んで撮っておけば良かった、せめて各パーツごとのアップ写真を撮っておけば良かったと後悔しています。

この写真自体は狙い通りで気に入っているのですが、ほかにも2枚撮ったにもかかわらず、みな同じような条件、フレーミングにしてしまっていました。ああ・・・

いちおう、葉のかたちのシルエットなどから「クルマムグラ」もしくはそれとよく似ている「オククルマムグラ」のいずれかだろう、というところまでは絞り込んでいるのですが、それ以上は「葉の裏や茎に棘があるかないか」がはっきりしなければ判定できません。

Facebookのグループに投稿して教えてもらおうとも考えてやってみましたが、コメントはまったく得られませんでした。やはりこの写真だけでは判定できないのでしょうね。

別のブログでも同様の記事を投稿していました。

1年も経ってから過去の写真を引っ張り出してきたのはなぜか。
それは、1年経った2025年5月11日、このときと同じように車で行った秋保大滝近くの山道。

まだつぼみの段階でしたが、おそらくこれと同じものを見つけて写真に撮っていました。そのときもまた、ちゃんと名前を調べるための情報源となる写真を撮っていなかったので、またもやクルマムグラかオククルマムグラかをはっきり判定することができなかったのです。

未知の植物を撮影するときは気をつけよう、ということです。1年前に反省していたはずなのに、未だに同じ過ちを・・・なんということか。


2025年5月11日日曜日

林の中での撮影、奥行きを取るか広がりを取るか -2025/05/11

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8


Leica判での24mm - 80mm相当、いわゆる広角から中望遠までをカバーする標準ズームレンズ。極端に明るすぎず、また暗すぎないF2.8という開放絞り値。

手が比較的小さい私としては、少々鏡筒の太さが大きく感じますが
かつてフォーサーズ機で使っていたOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDに比べればずっとコンパクトです。

ズーム全域で20センチまで寄ることができ、望遠端40mmでは0.3倍(Lica判で0.6倍相当)のマクロレンズとしても十分に使える仕様になっています。

ボディと合わせて防塵防滴、全天候型万能撮影システムとなります。

広角端12mmでは、引いて周囲を広く入れたショットや20センチまで寄ってワイドマクロショットを楽しんでいますが、開けた場所からの風景写真ではなく、比較的小さな空間内での広がりや奥行きを感じられるように撮ろうとしたときには、フレーミングつまり横位置で撮るか縦位置で撮るかが大事になると思います。

仙台市街から車で1時間程度で行くことができる秋保大滝。秋保大滝不動尊の脇から大滝のほうへ降りて行くちょっとした山道があり、たった100~200メートルほどの短い区間ですが、季節の山野草を存分に楽しむことができます。

花の時期は短いものが多いので、訪れたその日ごとに見頃な花が異なり、いつ行っても毎回違う楽しさがあります。

この日は道の脇、少し開けたところに白いユキザサの花が咲いていました。まだ少し時期が早いようでつぼみもまだ多く、咲いているのは半分程度でしょうか。

P5110024

40mm F2.8
ISO3200 1/800sec

さて、広角端にズーミングして周囲の状況も取り込みながら絵作りをしてみます。

まずは縦位置で撮影。

P5110025
12mm F2.8
ISO3200 1/640sec

上のアップで撮ったときはしゃがんでいましたが、この写真を撮るときは立ち上がって中腰くらい。ちょうど奥に杉林があって、その根元あたりが入ったので、何もない平地よりは奥行きが感じられるようになったと思います。
でも、なんだか左右、とくに右側が窮屈に感じられたので・・・

そのまま横位置に回してもう一枚撮影。

P5110026
12mm F2.8
ISO3200 1/640sec

右側にすこし空間を作って、主役のユキザサを左手前に持ってきましたがどうでしょうか。

私が所有する17mm相当の超広角レンズ、KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8なんかを使えば、縦でも横でも奥行きと広がりを十分感じられる絵が作れるとは思うのですが、24mm相当のズームレンズ広角端でもなんとか思った通りの写真が撮れていると思いますがいかがでしょうか。


とりあえず身軽に少ない機材で、様々な状況や要求に応えられるように準備するという点では、この機材セットはとてもお手軽です。

2024年12月9日月曜日

【雑談】XR RIKENON 50mm F2Lのはなしふたたび

 2024/12/09

RICOH XR RIKENON 50mm F2の初代が世に出たのは1975年のことだったそうです。

富岡光学が設計したいわゆる「和製ズミクロン」と呼ばれたレンズです。

以前、いろいろと調べたことについてまとめて記事にしました。

今回は、もう少し突っ込んでXR RIKENON 50mm F2Lについて考えてみたいと思います。

私が持っている「F2L」は同じ光学系でパーツの大部分をエンジニアリングプラスチック製にしたもので、未確認ですが1980年発売とのこと。

どちらも富岡光学製で、これ以降は設計がガラリと変わり、日東光学製となりました。

ということで、F2を「前期型」、F2Lを「後期型」と呼ぶこともあるようです。

ちなみに、日東光学設計の3代目以降は

3代目「XR RIKENON 50mm F2S」が1981年発売、4代目「RIKENON 50mm F2」が1982年発売、5代目「XR RIKENON 50mm F2P」が1984年発売

となっており、私の「XR RIKENON 50mm F2L」は1980年に発売されたものの、すぐ翌年に「F2S」が出たということで、短命だったというわけではないでしょうが、このシリーズは全体的に早いサイクルで次々と新世代版が登場していたということになりますね。

同じ富岡光学の手による「前期型」F2と「後期型」F2Lでは最短撮影距離が異なり、前期型0.45メートルに対して後期型は0.6メートルとなっていますので、光学系を再設計したようだとコメントする記事もみられます。

実際のところはどうなんでしょうね。

個人的には、当時高い精度が求められるカメラレンズのパーツをほとんどエンジニアリングプラスチックで組んだときの精密さに自信がなかったのか、部品の寸法精度が十分ではなかったのか、実際に出来上がったF2LをF2と性能比較したときに近距離での写りが基準を満たさなかった(あるいはばらつきが大きかった?)ために、安全を見越して撮影距離を0.6メートルまでに制限したのではないか、と思っています。

このF2Lレンズで0.6メートルより近づきたければ、エクステンションチューブ(PENTAXの接写リングK、いちばん短い9.5mmのNo.1)を使えばよいわけで、同じ0.45メートルの距離で同じ被写体を撮影して比較してみればよい・・・実験してみる気はないですが、もしかしたらそのうち試してみることがあるかもしれません。


2023年10月14日土曜日

いまさら情報:XZ-2のレンズと素子サイズ、RICOH GR DIGITAL IVと同じだった

 私のカメラライフの歴史を振り返っていました。

そのなかで、「コンパクトデジカメの葛藤とRICOH GXR購入」という記事を発見。

当時のお散歩カメラはFuji Finepix F11でしたが、その買い換え更新を検討していたとき候補に挙がったカメラのなかのひとつに、RICOH GR DIGITAL IVというのがありました。

購入には至りませんでしたが、当時話題になっていたフィルムカメラ時代のGRをそのままデジカメにしたGR DIGITALの4代目で、ずっと28mm F2.8単焦点レンズにこだわってきたシリーズの最新版(当時)が大いに気になっていました。

結局、広角28mm単焦点に踏み込む勇気がなく、単焦点28mmも後々選択可能なGXRに、とりあえず無難に24-72mmズームを備えたS10ユニットをつけたセットを購入した、というエピソードがありました。

さて、このとき候補に挙がりながら購入に至らなかったGR DIGITAL IVのスペックを見てみると・・・

28mm相当レンズの実際の焦点距離は6.0mm(開放絞り値はF1.9)、撮像素子は1/1.7インチのCCDでした。

後にGXRがお散歩カメラからMマウントのレンズユニットGXR MOUNT A12をつけてKマウントアダプターを介してオールドレンズを使うシステムに生まれ変わったあとを引き継いだXZ-2をいまもお散歩カメラとして常時携帯しています。

そのXZ-2のレンズはズームではありますが、広角端は28mm相当(絞り値はF1.8)で、実焦点距離は6.0mm・・・あれ?同じ6.0mm?ということは

XZ-2の撮像素子、当時新開発の1/1.7インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。CCDとCMOSという違いはありますがサイズは同じ。1センチまで寄れるところも同様のスペックです。

いまの使い方は、8割方広角端でのスーパーマクロ撮影(最近接撮影)が主体なので、もしかしたらRICOH GR DIGITAL IVを選んでいても良かったかもしれません。

もしもあのときGRを選んでいたら・・・多少はお散歩カメラライフも違ってきていたかもしれません。が、あまり変わっていなかったかもしれません。そんなことを熟々考えた次第です。

2022年3月30日水曜日

OLYMPUS STYLUS XZ-2不審な挙動、さらに悪化

 常に身につけ、いつでもどこでもサッと取出しパシャッとスナップ。

そんなカメラとして長年愛用しているOLYMPUS STYLUS XZ-2。

2011年11月30日に購入し、それまでスナップ用に愛用していたRICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4VCから引き継ぎ、オリンパスオンラインショップで購入して2012年12月27日に手元に届いたOLYMPUS STYLUS XZ-2

電源スイッチを入れてすぐ撮影可能で、28mm相当の広角から112mm相当の望遠までをカバーするズームレンズ、しかもコンパクトデジカメのレンズなのに「ZUIKO」を冠する「i.ZUIKO DIGITAL」「F1.8-2.5」「1センチまで寄れるスーパーマクロ機能」など、私のフォトライフにぴったりの仕様です。


スナップカメラとして使用し2年ほど経った2014年12月、XZ-2について見つめ直した記事をアップしたりしました。

2014年12月30日付「XZ-2について考える

このときは、単に「広角端をもう少し広く」「望遠端をもう少し長く」というような、スペック自体への不満などについて述べていただけですが、その後機械的な不調が表れてきて、そちらへの不満(というより心配)が膨らんでいきました。

2020年5月24日付「XZ-2、不審な挙動

さらに最近では、AF撮影そのものに影響が出始めています。

それは・・・

普段の撮影スタイルに関係します。画面中央のAF枠がピントを合わせたいものに入るようにカメラを向けて、シャッター半押しで合焦させた状態をキープしながらフレームを決め、シャッター全押しで撮影、という具合の流れになるのですが、ピントを合わせた状態で半押しから全押しにシャッターボタンを押し込むと、なぜかあらためてピントを合わせ直してからシャッターを切る、となってしまう。

なので、せっかく合わせたピントが無限遠の山や空に合わせ直されてしまったりして、何度取り直してもうまくいかず、結局MFに切り替えて半押ししなくてもいいようにするしかない、というようなイライラが地味~にフラストレーションを積み上げていきます。

スマートフォンのカメラがもう少し優秀ならば、スナップ用のカメラは廃止しても良いかもしれませんが、やはり「寄り」と「望遠」、暗い室内などのシチュエーションにおいても、「写真用」カメラはまだ必要です。

2020年5月24日日曜日

XZ-2、不審な挙動

常に身につけて持ち歩いているお散歩カメラ、OLYMPUS STYLUS XZ-2。
2012年末に導入、テスト撮影を経て2013年の年明けから本格始動。以来、はや7年半になろうとしています。

レンズにゴミが入ったせいか、撮影した写真に黒い影が写るようになって修理したり、ガラケーからスマホに替えたときにガタッと出番が減ったり、いろいろありましたがなんとかここまで来ています。

しかし、ここ最近気になっていることがあります。それは、カメラ背面の十字キー。

Sony Xperia XZ1 Compact SO-02K, DSC_5166

真ん中の大きな丸いボタンです。上下左右をプッシュして選び、真ん中のOKボタンで確定、という感じ。
ちなみに上の四角いのは、親指をかけるグリップのゴムが取れてなくなってしまったあとです。

普段ほぼ100%で絞り優先(Aモード)で撮影しますが、そのときのF値調整には十字の上キーを押してから上下で、そして露出補正(オーバー/アンダー)はやはり十字の上キーを押してから左右で行います。いずれもまずは十字の上キーを押すわけですが、そのときに左右キーに触れていないのに勝手に露出補正が激しく変わるときがあります。結構な頻度です。

知らないあいだに、とんでもなくオーバー補正の設定になっていたりして、真っ白に飛んでしまったりすることがしばしば起こります。

おそらく、左右キーがショートしかかっていて、小刻みにオーバー、アンダーのキーが押されたと同じ状態になるのだと思います。
ボタン或いはその下のスイッチ基板を交換するというのが解決策だと思うのですが、すでにメーカーでは修理サポートが終了していておそらく対応してはもらえないでしょう。

あたらしいコンパクトデジカメを導入するとしたら、何がいいだろう・・・
OLYMPUSならTOUGH TG-6しかないし、SonyのRX100か?
XZ-2の経験からいえば、「マクロ」「せめてチルト式、できればフリーアングル液晶」「24mmくらいの広角と100mmくらいの望遠」はほしいところ。
TG-6は液晶が固定だし、RX100はあまり寄れない・・・やはりまだまだXZ-2でがんばるしかないか。

・・・それにしても

DSC_5167
けっこう年季が入ってます。
液晶パネルの保護シートは縁が欠けて剥がれかけてます・・・

2020年5月6日水曜日

E-M1初代を所有する私にとってのMark III発売

いま持っているカメラの中で、いちばん新しいのはOLYMPUS OM-D E-M1(初代)です。2013年9月に、人生初の発売前予約購入に踏み切ったこのカメラ、その年の10月末から撮影に使い始めてはや6年半。大きな不満はありませんが、ひとつだけ・・・背面の液晶パネルが「一軸」可動式、つまり上下にしか振ることができない点だけが不満なのです。

地面から数センチの小さな野草なんかを撮るときには、寝そべって直接ファインダーを覗き込むことができればベストなんですが、物理的に不可能なアングルだったり、三脚に固定しているときなどではどうしても、少し離れた位置から液晶パネルの映像を見て操作することになります。そんなとき、過去にはE-620, E-5と、「二軸」可動式のパネルをもつカメラを使っていたので特に難はありませんでした。しかし(下はともかく)上向きに90度跳ね上げるのが限界の初代E-M1では、私の好きな縦位置ローアングル撮影はほぼ不可能となってしまっていました。
しかたなく横位置で撮り、あとで縦位置にトリミング・・・などと愚策をとるしかなかったりして。

E-M1のMark IIが出たとき、ハイレゾショットなど新機能が搭載されましたが、まったく興味はありませんでした。でも、二軸可動式液晶パネルの搭載は大いに心動かされるものでした。・・・それでも耐えました。
今回、手持ち撮影でもハイレゾ可能となり、これがMark II所有者でも買い換える動機になっているようです。

しかし、昭和の古いOM systemレンズを使ったマクロ撮影がメインの私としては、ハイレゾショットが必要かどうか、ちょっと考えさせられます。
この機能を最大限に楽しむには、やはりイマドキのマイクロフォーサーズ、デジタル対応レンズが必要なのか・・・
いやそれとも、オールドレンズの描写をさらに引き出すことができるようになるとしたら、Mark III導入もまったく無意味というわけではないのか・・・
いやいや、そもそもハイレゾショットは遠景撮影向きであって、マクロ撮影には向いてないのか・・・

Mark IIとの比較情報は世にあふれていますが、初代との比較はどうなんでしょう。比べる必要もない、ということでしょうか。

二軸可動式パネルだけが欲しいなら、後継機発売で劇的に価格が下がっているMark II購入が最適解かもしれません。三脚を使う限り、ハイレゾもバッチリOKですし。
さらに先、Mark IVが出たあとにすかさずMark IIIを買う、という方針でもよいのかも。

2020年5月5日火曜日

GXRでの撮影スタイル

今年、2020年はいつもの年とはかなり状況が違っています。
なんといっても、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大問題。
全国的に外出自粛要請が出ているので、人が多いところに出かけることもままなりません。

しかし、人のいないところをふつうに散歩するぶんには、ほとんど制限はないと思います。お散歩カメラには専らOLYMPUS STYLUS XZ-2を持ち歩きますが、最近はスマホのカメラで済ませることが多くなり・・・しかしやっぱりXZ-2、とその魅力を再確認したり。

一方、GXRはお散歩カメラの座をXZ-2に譲り、しばしの休養期間をおいてA12 MOUNT UNIT導入によりKマウントオールドレンズ専用の野草撮りカメラという位置づけにかわりました。それでも、お昼のお散歩のお供を中心に、去年(2019年)は29回出動。
これに対して、今年に入ってからは・・・5月4日のグリップラバー貼り直し記念での撮影(キランソウニョイスミレ12タチツボスミレ)を含めて7回です。去年が丸5ヶ月出番なし、6月から11月までの6ヶ月間での29回ですから、なんとも少ないかぎりです。

この連休前、毎年連休中に出かける青葉の森にOLYMPUS OM-D E-M1 with OM old lens systemとともに持ち込んで、手ぶれ補正機構のないGXRは三脚専用、そしてE-M1は手持ち専用と役割分担しても良いかも・・・などと考えたり。実際には三密(密閉、密集、密接)を避けるため青葉の森に出かけるのは断念しましたが。

三脚に固定して山野草のマクロ撮影に専念しようとすれば、リモートスイッチCA-1を手に入れる必要が出てきます。すでに販売してませんが。
また、小さな山野草を撮るためには地面にベタ置きということもあり、そんなときはフリーアングル液晶が便利ですが、GXRの背面液晶画面は角度を変えることができません。上への跳ね上げのみのE-M1ですら不便を感じるのに、これは致命的かもしれません。

ローアングル撮影時のお助けアイテムとしては、外付けの電子ビューファインダーVF-2があります。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P5049450
ふつうに手持ち撮影するときは、アイポイントファインダーとして後ろから覗くかたち。
そしてカメラを低い位置に構えた時には、

P5049451
このように上へ跳ね上げて上から覗きます。もちろん真後ろから真上に至る中間の任意角度でも使用可。

P5049453
電子ファインダーとしては92万画素の画素数は、最近のカメラと比べると見劣りするスペックかもしれないが、実際に使っていると今でも十分見やすくて使いやすい。
視度調整ダイヤルも付いているので、あらかじめキッチリ調整しておけばかなりクリアによく見える。
背面液晶画面で確認しながらの撮影では、特に晴れた野外の日なたでは光が反射してまったく画像が見えないこともあるので、のぞき込むファインダー、しかも跳ね上げ可能というのはとても便利です。

P5049452

・・・しかし、直接ファインダーをのぞき込むということは、離れた視点からは見て確認することはできないわけです。

三脚に固定してリモートスイッチを使ってマクロ撮影、というスタイルがはたして可能かどうか。ちょっと悩みます。
それ以前に、専用のリモートスイッチCA-1を入手できるかが問題ですが。

2015年11月24日火曜日

E-M1の知られざる(?)機能~デジタルシフト

2015年10月6日に購入した「KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8」レンズ。
超広角レンズでありながら、歪みがほとんどない写りが話題です。

さらに、OLYMPUS OM-D E-M1の「デジタルシフト」なる機能を活用すれば、まるでシフトレンズを使ったかのような「カチッ」とした気持ちよい写真が撮れるそうです。

私はこの「デジタルシフト」という機能そのものを知りませんでした。PROMINAR 8.5mmレンズを用い、このデジタルシフトを駆使して「歪み限りなくゼロ」を「さらに歪みゼロ」へと近づけるという話題がこの記事に書いてあります。

E-M1の「デジタルシフト」機能についての詳しい解説はこちらの記事に。

建築写真の分野などで、建物の写真を歪みなく撮影するために使われた「シフトレンズ」。その機能が、普通のレンズでも画像のデジタル処理により実現可能ということです。

PROMINARレンズを使わずとも、シフト効果は得られるのでしょうが、やはりもとの画像が歪んでいないに越したことはない、ということのようです。

機会があれば、この機能を試してみたいと思います。

KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8というレンズ -2015/11/23

2015年10月6日、衝動買いに近いかたちで手に入れたこのレンズ、「KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8」。コーワのマイクロフォーサーズ専用マウント単焦点レンズシリーズ

最初にこのレンズの存在を知ったのは、Impress デジカメwatchの記事ででした。

コーワといえば、双眼鏡という勝手なイメージしかありませんでしたが、工業用レンズの世界では結構有名だったようです。このあたり、コーワという会社がどんなものなのか、そしてプロミナー(PROMINAR)とは何か・・・については、これまたデジカメwatchの記事があるので、そちらをご参照ください。

さてこのレンズ、すでにちょこちょこ試し撮りしておりますが、本日現在まだあまり公表していません。

しかしとりあえず、レンズの姿をようやく撮ったので、この場で少し披露します。

XZ-2, PB235241
 色はブラックです。ほかにシルバーとグリーンがあり、意外と「グリーン」が人気のようですが、私はいたって普通に、ブラックを選択しました。

超広角レンズですので、フードもガバッと大きいです。

XZ-2, PB235242
F2.8という明るいレンズなので、前玉はこんなに大きいです。
ヤワなプラスチックではなくガッチリ金属製で、ずしっと重いです。

XZ-2, PB235243
 E-M1に装着すると、それなりの迫力が。
持ったときのバランスは良好です。

XZ-2, PB235246
 ピント合わせはマニュアルですが、ピントリングのトルクが適度な重さ、抵抗で、なかなか良いです。

今後、このレンズで撮影した写真も載せていきたいと思います。

2015年5月6日水曜日

いがりまさしさんのワークショップに初参加 -2015/05/01福島県半田山

2015年5月1日(金)、「日本のスミレ」「日本の野菊」でおなじみの、植物写真家いがりまさしさん主催「植物写真ワークショップ」に初参加してみました。
場所は福島県桑折町にある半田山自然公園(の周辺)。
いがりまさしさんは、 「植物図鑑・撮れたてドットコム」というWeb図鑑のページを運営されています。私も、名前がわからない植物の検索によく利用させていただいてます。

参加者は12名、常連の方も多いようで新参者の私はなかなか取り入ることができず苦労しましたが、いくつか参考になるようなお話を聞くことができました。

XZ-2, P5012919
日本のスミレ」「日本の野菊」の本にもサインをいただきました。

XZ-2, P5022924
これらの本は、5年前に楽天ブックスから購入したものです。

このワークショップで、これまであまり関心がなかった「スミレの交雑種」の奥深さを知りました。
あまり好きではなかったナガハシスミレも、これからはよく見てみることにしようと思いました。

2015年4月14日火曜日

リーベック(Libec)のスライダーで動画撮影してみたい

たいていのデジカメには動画撮影機能がついています。
私が持っているOM-D E-M1にも、XZ-2にもついています。
でも、いままでその機能を使って何かしようという気にはなりませんでした。

静止画をしっかり撮れれば良いではないか

そう思っていました。

しかし、森の中で背景がごちゃごちゃした中の被写体を効果的に見せるには、ゆっくり回り込みながら動画として映像化するとかなり効果的になる・・・ということを

ある日、森の中でライブビュー表示しながら手持ちでいいアングルを探して被写体の周りをうろうろしていたときに「動画で撮れば、静止画とはまったく違う表現か可能なのでは」と感じました。

そして、デジカメWatchの記事「特別企画 話題の「スライダー」を静止画で使うには?」(2014年12月19日付) を見て、「ピシッ」と来ました。

ビデオ用と思っていたスライダーと「粘る」雲台で、手軽に動画、というか「ゆっくり動く静止画」を撮ることができるということを知りました。
リーベックというメーカーのスライダーや雲台が大変魅力的に紹介されていました。
欲しい!でも値段が・・・などと思い悩んでいるうちに月日は経過して、

最近、またもデジカメWatchに「リーベック、スライダー三脚システムをリニューアル」(2015年3月25日付) なるニュースが。

5月上旬に発売されるとのこと。
もう少し待って、いろいろと評判などをサーチした上で、あらためて考えることといたしましょう。

TAMRON 176A レンズについて

初めてデジタル一眼レフカメラを手にしたのが2008年。それより7年も前の2001年9月に、カメラのキタムラから中古で購入したのが今回の主役、TAMRON SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (通し型番:176A)です。

当時の記録を見ると、購入価格は
本体:62,800円
消費税:3,140円(すでに5%にはなってましたね)
合計:65,940円

けっこういい値段です。
しかし、このレンズ。ターゲットボディは、もちろんデジタル一眼レフではなくフィルムカメラ、OLYMPUS OM-2 spot/programでした。

高校2年生の時から、高校生活をともに見てきた相棒。
レンズは、付属の標準レンズOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8のほか、COSINA 28-70mm F4、OM ZUIKO AUTO-ZOOM 65-200mm F4の3本を持っていましたが、COSINAのレンズが望遠側に物足りなさを感じ、さらにもう少し明るいレンズが欲しくなったというわけです。

経済的にも少し余裕が出て、そろそろカメラの趣味を再開してみようかと考えたかどうかは、今となっては思い出せませんが、それでもけっこう悩んで購入に踏み切ったようなかすかな記憶は残っています。

しかし、OM-2 s/p とのコンビでは思っていたほど活躍することもなく、長い眠りについた176Aでしたが、E-420購入、そしてまもなく手に入れたOMマウントアダプターによって、再び日の目を見ることとなりました。

このブログでは、E-420とのコンビで登場する記事は一件のみですが、後にE-620とのコンビでいくつか採り上げました

ここ最近は、まったく出番もなく、ずっと眠っています。それはやはり、「でかくて重い」「それほど写りが良いわけではない(ここでの写りの良さとは主にシャープネス、切れ味です)」「ピントリングの回転幅が小さくて、微妙なピント合わせが困難」の不満ポイント三点セットが原因でしょう。

13群15枚のレンズ構成、大きな花形フード、サイズは84ミリ径・112ミリ長さで905グラム(ニコンアダプター装着時)・・・やはりでかいです。

105mm望遠端(ライカ判210mm相当)で、最短撮影距離0.5メートルまで寄ったときの撮影倍率は1:4.7。OM 65-200mmの望遠端(400mm相当)で0.85メートルまで寄ることができるのと比べると、いまいち中途半端なマクロとなってしまいます・・・

今後も大きな出番がやってくることはまずないのではないか、それならいっそのこと中古買い取りに出して、だれか必要としてくれる人を探す旅に出させてやるのがこのレンズへの思いやりなのではないか・・・などと考え、まずはヤフーオークションにこのレンズが出品されているか調べてみました。すると、

176D

なる、AF仕様のレンズがヒットしました。(残念ながら176Aはひっかからず)
TAMRONの情報ページを見てみると、見た目もそっくり。

スペックも、光学系はまったく同じのようです。アダプト-ルマウントでいろいろなメーカーのボディに装着可能な176Aに対して176Dのほうは固定マウントで相手のボディはマンツーマンであることがわかりました。

サイズを見ると、ほぼ同じですが最大径が87ミリと、176Aより3ミリだけ大きくなっています。
しかし、AF機構がついたから少し重くなっているのだろうと思ったら、意外にも25グラムも軽くなって880グラムとのこと。パーツの軽量化を図ったのか?

とりあえず、AFもないまったくのMFしかもアダプト-ル仕様の古い古いレンズ(とはいっても1997年の発売は、176AもDも同じだそうだ)、そう高く売れるとは期待できません。
本当に手放すかどうか考える前に、一度持ち出していろいろ撮ってみようかと思います。

被写体やシチュエーションによっては、このレンズならではの映像をゲットできるかもしれません。
いま持っているオールドレンズでは、絞りを絞ると六角形や八角形、PENTAX 24mm F2.8レンズでは五角形なんていう丸ボケ(というか多角形ボケ)となり、場合によってはイマイチな背景担ってしまうこともあるのですが、このレンズでは絞っても「丸」ボケ、しかもけっこういい味の丸ボケになるので、これはこれで使いでがあるようにも思われます。

慌てることはないので、まあ様子見というところでしょうか。

2014年12月30日火曜日

XZ-2について考える

現在、日常のスナップショットの大半は
OLYMPUS STYLUS XZ-2
が担当しています。

それは、常に身につけていて
ここぞ、というときにすぐ取り出し、すぐレリーズ可能な状態にあるからです。

このカメラは、いわゆる「高級コンパクトデジカメ」です。
2012年10月26日発売、散々悩んだ末に、年末購入に踏み切りました。

現在も、日々快適に使っています。
ズームの広角端(28mm相当)ではF1.8、望遠端(112mm相当)でもF2.5という明るいレンズ、
通常ズーム全域で5センチまで寄れる接写機能、広角端でスーパーマクロ選択時には1センチまで寄ることができます。

全方向手ブレ補正もついていて、MFもスムーズ

購入決定は2012年12月24日、そして手元に届いたのは12月27日でした。
初撮影は12月30日
 
毎日のように、何かしら撮っている
このカメラ。

しかし、広角端F1.8はほんとうに出番が少ないです。
いちおう、その効果を試してみてはいるのですが・・・

F1.8という設定は、被写界深度の問題やシャッター速度の問題、そしてズーミングしたときに望遠端F2.5に向かって少しずつF値が変化するという心理的気持ち悪さがあって、なかなか使う場面がありません。
ちょっとぼかして楽しみたいときには全ズーム域でF値が変わらないF2.8にすることが多く、ほとんどF4.0固定で撮っています。F5.6やF8.0にすることも数ヶ月に一度程度という状態。

マクロ撮影については、スーパーマクロにあえて設定していっぱいまで寄ることは、これまたほとんどありません。
手持ちで背面液晶モニターを見ながらのスナップマクロでは、そこまで寄る必要がないということもあります。
本腰を入れてマクロ撮影するなら、一眼カメラにマクロレンズをつけてじっくり狙えばいいわけです。

XZ-2で不満があるとすれば、ちょっと中途半端な望遠と広角の両端焦点距離。望遠端112mm相当は、もうすこしほしいし、最近おもしろくなってきた超ワイド(魚眼撮影がやってみたくて、最近ボディーキャップレンズを買いました)にはちょっと物足りなくなってきた広角端28mm相当も、もうすこしなんとかならないかと感じていました。

コンバージョンレンズで対応する、という手もありますが、テレコンは用意されているが装着が面倒くさい・・・ワイコンはそもそもラインナップされてない、ということで、XZ-2ではあきらめざるを得ない状況です。

いま、OLYMPUSの高級コンパクトは早々とXZ-2が消え、STYLUS 1sのみとなっています。
こちらは28-300mm相当のズーム、開放F値は通しで2.8です。

望遠についてはかなり魅力的な拡張、F2.8通しになったのもいい傾向なのですが・・・

のぞき窓(電子ビューファインダー)がついたのは、私にとってみれば「蛇足」です。これでは「レンズ交換不能なミニE-M1」です。

PENTAX Qというカメラがありました。2011年8月末に発売され、そのときは私もちょっと注目しました。手持ちのKマウントレンズを有効活用できないかと考えてのことでしたが・・・OMマウントのアダプターも出たとのことで、ちょっと本気で導入を考えたりしました。

しかし、そのうち熱意もフェードアウト。
顧みることもなかったのですが・・・ちょっと小耳に挟んだ情報では、「現行機種のQ7ではセンサーサイズが1/2.3インチから1/1.7インチに拡大」(1/1.7といえば、今使っているXZ-2とおなじだなあ)、「Qマウントレンズには"03 FISH-EYE"という魚眼レンズがあって、これがなかなかイイ」(あれ、魚眼?)

画角は160度、焦点距離3.2mmで16.5mm相当とのこと。F5.6固定絞りですが、ボディーキャップレンズのF8固定と比べれば、なんてことないです。重さは約29グラムで、ボディーキャップレンズとほぼ同じ。

問題は、魚眼のために新しいボディーを買うかどうか。
スナップ用にするには、 標準ズームをつけた状態ではXZ-2よりはるかにかさばり、常時携帯することはかなり困難です。
魚眼撮影のために持ち出すカメラということなら、E-M1にボディーキャップレンズの現行ペアで十分だし、ボディーキャップレンズの「なんちゃって」魚眼に限界を感じたら、コンパクトな本格的魚眼レンズを導入すればいい・・・となります。

2014年11月13日に発売された、Panasonicの高級コンパクト、「Lumix LX-100」も気になります。
コンセプトはXZ-2とほぼ同じです。

レンズは24mm-75mm相当F1.7-2.8で、XZ-2というよりは、それより前に使っていたRICOH GXR S10の24-72mm相当 F2.5-4.4に近い仕様
・・・とはいっても、センサーサイズが異なります。

XZ-2とGXR S10は1/1.7インチ(時代を反映してか、GXR S10ではCCDセンサーです)ですが、このLX-100はなんと!フォーサーズです。・・・レンズが交換できないPENみたいな?

それと、4K動画撮影という機能。これはどうなのか。
これまで、動画撮影はほとんど眼中にありませんでしたが、OLYMPUSのカメラでもPanasonicに匹敵する動画性能が装備されれば、ぼちぼち考えてみることにもなりそうです。

結論として、
「もう少し様子を見ながらXZ-2を引き続き常備携帯スナップカメラとして愛用する」
ということになりそうです。

2014年8月16日土曜日

通行止め解除されたみちへ初めて入る -2014/07/21青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

仙台市青葉区、青葉の森にはたくさんの散策ルートがありますが、花木広場から疎林広場へ抜けるみちは、途中崖崩れがあってながらく通行止めとなっていました。

夏前に工事が終わって、ようやく通れるようになったのですが、この日は初めてこのルートへ足を踏み入れてみました。

花木広場から、5月にはヒメシャガが咲き乱れるみちをゆるやかに上がっていくと、重機を入れて工事をしたあとが土もむき出しになっている場所を通り、ちょっとした高台へと出ます。ここから沢をわたるために降りていくのですが・・・

E-M1, P7210031
すっかり整備されていました。
ちょっと、原生林のなかを歩くというこの森ならではのムードはほとんどなくなっていますが、これはしかたないことでしょう。

E-M1, P7210031
 沢の脇の崖も大きく崩れたのでしょう。かなり大々的に手が入れられていました。

このルートが通れるようになったので、青葉の森のなかを移動するバリエーションが広がりました。

2014年5月10日土曜日

広角はどこまで必要か

現在私が使っている撮影システムの中で、広角側のいちばん広い画角といえば

ライカ判24mm相当

で、それが使えるのは

1) 4/3のOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD と、
2) micro4/3のOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、
3) (今では出番がありませんが)RICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4 VC

の3つです。

ちなみに、OLYMPUS STYLUS XZ-2の広角端は28mm相当です。

OLYMPUSの一眼システムでは、どれでも24mm相当の広角撮影が可能で、とくにmicro4/3の12-40mmズームレンズでは20センチまで寄れるので、ワイドマクロ的な使い方も可能です。

このレンズの製品紹介HP「主な仕様」にある「被写界深度表」を見ると、

撮影距離20センチで絞りを最大限(F22.6)まで絞り込んだときには17.4センチから24.7センチまで合焦し、最短撮影距離(というか最短合焦距離)が3センチ弱縮まることになります。
また、撮影距離を50センチとして最大に絞り込めば、29センチから無限遠までピントが合ったパンフォーカス的マクロ撮影が可能になるのですね。
実用的な絞り値であるF8.0では、撮影距離20センチのときの合焦範囲は18.9-21.3センチ、パンフォーカスにするには撮影距離を2メートルとして、合焦最短距離が約80センチとなる仕様です。

今度、いろいろ実験して
どんな被写体、どんなシチュエーションで効果的か、試してみようと思います。

最近、ちょっと見直しているのが
RICOH GXR + MOUNT A12 + K mount Lenses
特に、smc PENTAX 24mm F2.8レンズでの使用です。

K接写リングを付けてのマクロ撮影では、そつなくきれいに写すことができますが、RIKENON 50mm F2Lを使ったときのような強烈な個性は出ません。
一応、36mm相当のちょい広角(広角気味な標準画角?)にはなりますが、「広角らしさ」も中途半端な感じになってしまいます。

このままでは、今もっている新鮮なイメージがすぐに薄れ、あっというまに熱が冷めてしまいそうです。ご無沙汰している「逆付けマクロ」で独特なムードを出すか・・・

GXRのレンズマウントA12は、もともとライカMマウントになっているので、たとえばコシナのフォクトレンダー (Voigtlaender) VMマウント交換レンズシリーズの

SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

を使えば、22.5mm相当の広角レンズとなり、しかもF4.5開放でも撮影距離2メートルに合わせれば約90センチから、F8に絞れば1メートルに合わせて50センチから無限遠までのパンフォーカス撮影が可能といいます。

この仕様が、micro4/3システムで12-40mmズームレンズの広角端24mm相当を使ったときのパンフォーカスとどの程度違うのか・・・もしかしたらたいして違いがないかも。

またこの15mmF4.5レンズは最短撮影距離が50センチで、あまり被写体に迫っていくことができません。絞り込んで、被写界深度の効果を利用して疑似近接撮影した場合、実効最短撮影距離はどれくらいになるのか不明ですが、それが20センチ程度まで可能だったとしても、micro4/3システムと同等止まりということでは、あまりメリットがなさそう・・・

コシナのさらなるワイドレンズ

ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II

なら、18mm相当の超ワイドな画角と超パンフォーカス、そして(やはり最短撮影距離は50センチですが)被写界深度を活用して3,40センチくらいまでの近接撮影も可能のようです。

そこまでやるなら、4/3用の

OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

を使って、16mm相当の超ワイド環境を整えるほうが現実的かもしれません。
このレンズでは、最短撮影距離がなんと13.5センチ!0.22倍(ライカ判換算では0.44倍相当)のマクロ撮影的な使い方も可能です。F8でのパンフォーカス撮影は、距離70センチとして36センチから無限遠まで合焦される・・・これはすごいスペック!

~~~
結局、どのレンズを導入するにも投資が必要です。
はたしてそれに見合うだけの出番が巡るか・・・そちらのほうが肝心かも。

実質、パンフォーカス撮影とワイドマクロ撮影くらいしか使い道がないので、私のフォトスタイルとしてこの使い方がどれくらいの割合を占めるか・・・と考えると、あまり積極的に導入するメリットはないかもしれません。

しかも、出発コンセプトは「GXRでさらなるワイド環境への拡張」だったのですが、結局「4/3、micro4/3環境の拡張」がベターというところに落ち着いてしまった感があり、その点でも残念です。

思いつきで盛り上がったのですが、冷静に考えれば「不要」という結論になるのかも。
ちょっと寂しい、尻すぼみな結末

2014年5月7日水曜日

smc PENTAX 24mm F2.8 レンズ、絞りの謎

先の記事で、「F2.8とF5.6のあいだにある2段階の絞り値が不明」ということを書きましたが、なんとなくわかったような気がするのでそれを検証してみたいと思います。



2.8 -・- [ ] - 5.6 - [ ] - 8 - [ ] - 11 - ...

通常、絞りの値は「倍々」に大きくなっていきます。数字が示されたわかりやすい2系列は

2.8 - - 5.6 - - 11.2 - - ...
4 - - 8 - - 16 - - ...

ここに、あらたに1系列加えるとすれば、スタートを3.5として

3.5 - - 7 - - 14 - - ...

この系列が正しいとすれば、

2.8 - 3.5 - 4 - 5.6 - 7 - 8 - [ ] - 11 - 14 - 16 - 22

となり、数字が書いてある系列は2.8系列と4系列、そして数字が書いていない系列として3.5系列が加わった3系列がある・・・と考えられます。
しかしまだ、「8と11のあいだ問題」が残ります。たしかにF8とF11のあいだにクリックポイントがあるのですが、該当するF値がこれら3系列のどれにも現れないのです。
2.8系列の「8.4」では、もう「8」にしてしまって良さそうだし、3.5系列の「10.5」はもう「11」でしょう・・・と。

このsmc PENTAX 24mm F2.8が出る前には、24mm F3.5レンズがあったということを考えると、なんとなくそれで良さそうな気がするのですが、どうでしょう。

しかし、そうすると2.8と5.6のあいだにある「・」は「F3.5」ということに。
これはF4だろうと想像していたのですが、そうではないのか?
それとも、「ここがF3.5から始まる系列の起点、3.5ですよ」と教えるしるしなのか?

わかったような、わからないような・・・

このレンズ、現在のデジタル用レンズのように絞り情報をボディ側と電気的に伝達するような機構はありません。
なので、「絞りをF4にして撮りました」とするには、「・」印と「無」印のどちらに合わせれば良いのか・・・悩みます。

とりあえず、2.8開放か5.6かの二通りだけでも十分使えるので、気にしなければいいといえばそれまでですが。

結局解決していない・・・
謎は深まるばかりです。