2011年12月2日金曜日

コンパクトデジカメの葛藤とRICOH GXR購入

このブログでは、今のところ100%デジタル一眼レフとその撮影、写真しか扱っていませんが、私はOLYMPUSの一眼レフE-420, E-620のほかに古いコンパクトデジタルカメラ、FujifilmのFinePix F11も持っています。

これまではスナップ撮影にしか使っていませんでしたが、最近「お散歩しながら気軽に花マクロ」「一眼カメラ使用時のサブ機」としてもう少し活用しようかと考え、持ち出すようになってきました。

すると、意外に使い勝手が良いことを再認識するように。
片手で取り出し、撮影、収納がワンタッチ、しかも光の状態さえ整っていればそこそこ良く写る・・・
朝の出勤や昼のお散歩、出張先などで活躍しそうです。
もちろん、本格的にE-420やE-620を持ち出して撮影するようなときにも、状況証拠写真を撮ったり気軽なスナップを撮る分には重宝します。

しかしマクロ撮影に本腰を入れてみると、ときどきピント合わせに不具合が出る症状が出ることがわかりました。
手動でピント合わせができないこのカメラでは、これは致命的です。

ちょっと調べてみると、このカメラは6年前発売、しかも発売直後に購入したもので、かなり年季が入っています。
(くわしくは、別ブログのこの記事をご覧ください)

そこで、このFinePix F11を置き換えるカメラについて考えることに。
基本コンセプトはやはり、F11並みのコンパクトさと手軽さ優先です。

コンパクトデジカメとすれば、
RICOH GR Digital IV(28mm相当単焦点、画質にこだわり)
RICOH CX6(28-300mm相当ズーム、12月3日に販売開始予定)
が候補に挙がりました。

OLYMPUS党の私としては、コンパクト初のZUIKOの名を冠するレンズ搭載XZ-1も考えましたが、デザイン重視で持った感じがしっくり来ないので、早々に候補から脱落。
PEN E-P3もかなりいい線いっていますが、ちょっと大きいのと中途半端に本格的で既存の一眼レフカメラと出番がかち合う・・・

すると、上記RICOHの2機種に絞られるのですが、F11ではほとんどズームを機能させず専ら広角端(36mm相当)のみを使っています。従って、単焦点のGR D IVがかなりいいところまで来そうです。持ってみると、複数の他機種を触ってみた感触と比較してもかなりいいグリップ感です。特に片手で持ったときの安定感は抜群です。が、気になるのは現在メインで使っている画角よりさらに広角の単焦点という点です。
GRレンズの画質には定評があるようですので、とても魅力的なのですが・・・
価格が高いのもネックです。
じゃあ、CX6が発売になったら店頭で触ってみてこちらを検討すればよい、ということになります。

ところが・・・
ヨドバシカメラでいろいろいじっていると、同じRICOHのGXRがいい感じ。これは本体にレンズユニットを組み合わせて使うタイプで、GR D IVと同様のGR 28mm 相当F2.5単焦点レンズも選択可能かつ24-72mm相当のズームと組み合わせれば、CX6程度の価格に抑えられるということがわかると、にわかにこちらが良さそうな気になってきました。

・・・ということで、そのまま購入決定。(11月30日)
本体とズームレンズのセット、そしてメディアと液晶保護フィルムと合わせて5万円ちょっとの買い物でした。

でも、買った直後にかすかな後悔も・・・
まずは使ってみてですね。

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