2014年5月7日水曜日

久々にGXRそしてPENTAX24mmレンズとコラボ -2014/05/06片平

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
smc PENTAX 24mm F2.8

今年1月にカビ取り修理から戻ってきたPENTAX 24mmレンズ。
さっそく翌日試し撮りしたものの、その後ぱったり出番がありませんでした。

この日は、5月の連休最終日。
天気も良く、久々にGXRとの組み合わせで片平界隈に持ち出してみました。

今回はこのレンズに、K接写リングをつけてのマクロ撮影にもチャレンジしてみることに。

まずは東北大学片平キャンパスの学都記念公園内に咲いているヒナギクの花でテスト。
このエリアは、たぶんだれも気にしていないと思いますが私にとっては思い入れのある撮影スポットです。

まずはノーマルに一枚。

GXR, P24/2.8, R0015547
F2.8, 1/4000sec, ISO200

絞りを開放にしてもこのシャープネス!
たしか、このレンズでふつうに最も寄ることができる25センチでの撮影だったと思います。

続いては、9.5mmの接写リングをつけて、寄れるぎりぎりまで迫ってみました。

GXR, P24/2.8, R0015550
F2.8, 1/4000sec, ISO200

花びらのボケ具合が自然です。

この2枚、このカメラでの最高シャッター速度である1/4000秒になってます。露出補正をマイナス1.3段にして撮影したのですが、たぶんそこまでマイナス補正できていないと思います。
けっきょく何段補正されたのかわかりませんが、とりあえず白飛びはしていなかったということでよしとしましょう。

なぜ1.3段もマイナスに補正する設定にしたかというと、電子ビューファインダーを覗いたときに、白い花びらが「ぼわ~っ」と白飛びして見えたからです。
もしかすると、ファインダーで覗いたイメージと実際に記録される映像とは違っているのかもしれません。

その後撮影した映像も、全体的にアンダー気味でした。
ファインダーの表示が明るすぎるのか?

続いては、ちょうど見頃になったシャガの花でテストです。

GXR, P24/2.8, R0015572
 F5.6, 1/111sec, ISO400

状況はこんな感じ。
良い具合に咲いています。花の時期としてのタイミングもばっちり。

GXR, P24/2.8, R0015573
 F2.8, 1/1320sec, ISO400

しゃがんで、ちょうどひとつの花にスポットライト的に日が当たった場面を一枚。
さすがに広角レンズなので、前ボケ後ボケともさほどボケません。

周辺もけっこう写り込んで、状況がよくわかる画角です。

GXR, P24/2.8, R0015582
 F2.8, 1/1520sec, ISO400

ふつうに寄ってみたところです。後ろのシャガ群像が絞り開放でもわかります。
このままF5.6まで絞ってみました。

GXR, P24/2.8, R0015583
F5.6, 1/380sec, ISO400

いっそうくっきりします。丸ボケのかたちが五角形です。絞り羽根が5枚だからです。

GXR, P24/2.8, R0015585
F2.8, 1/1620sec, ISO400

接写リングをつけて接近してみました。
独特のムードが出ます。

RIKENON 50mm F2レンズほど「どぎつく」はないですが・・・
色も派手さはなく、控えめな感じです。

続いて、石垣の間から咲くアカカタバミの花。

GXR, P24/2.8, R0015602
F5.6, 1/1070sec, ISO100

仙台高等裁判所の石垣です。
さて接写リングをつけ、こちらはまずF5.6からどうぞ。

GXR, P24/2.8, R0015609
F5.6, 1/760sec, ISO400

小さな花に適度に寄れて、ビシッとシャープな写り。さすがです。
しべの先の花粉までよく見えます。
次は、絞りを開放にしてみました。

GXR, P24/2.8, R0015611
F2.8, 1/710, ISO100

ピントを合わせた花の中心部以外は、さーっとボケています。
しかし、後ろの岩肌のボケ具合が少々うるさい感じになってしまいました。
この場合は先のF5.6のほうがよさそうです。
もしかしたら、解放F2.8とF5.6のあいだの絞りにすればベストかも。

しかし、このレンズはF2.8と5.6のあいだに2段階のクリックがあるのですが、はたしてその絞り値がいくつなのかが不明です。1段しかなければ、まあF4くらいかな?と思いますが、2段に分けられているとすると・・・?

F3.5とF4.5くらい?わかりません。

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せっかくなので、GXRとこのレンズのコンビネーションを。

XZ-2, P5068078
PENTAXのKマウント用接写リングはこちらです。

XZ-2, P5068080
これは、Yahooオークションでゲットしたものです。
新品で買えば結構いい値段。

XZ-2, P5068081
長さが異なる3つのリングがセットになっていて、組み合わせて使います。
No.1 (9.5mm厚), No.2 (19mm厚), No.3 (28.5mm厚つまりNo.1とNo.2を連結した厚さと同じ)

今回は、No.1だけを使いました。
No.2だと、ものすごく接近しなければピントが合わず、超どアップになってしまいます。いちばん薄いNo.1くらいがちょうど良いです。

XZ-2, P5068082
これが、GXRボディにレンズマウントをつけてKマウントアダプターを介し、さらに接写リングNo.1を入れた上にレンズを装着したようすです。
絞り環の目盛りをみると、2.8の次が「・」、そして何も刻印なしのあと5.6となっています。上の被写界深度表示の目盛りに「4」がある、ということは、「・」または「印なし」のどちらかがF4なのか?
よくわからないので、撮影の際は開放か5.6のどちらかしか使ってません。
5.6と8の間にも印のないクリックがあり、こちらも絞り値不明です。

いずれにしても、このレンズはかなりのポテンシャルを持っていることが再確認されました。
スナップやマクロ撮影に、今後も出番を作ってやりたいと思います。

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