2016年4月3日日曜日

初めてシュンランと出会ったのですが -2016/04/03青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

もう何年も「青葉の森」へ通っているのですが、一度も見かけることがなかった「シュンラン」の花。
この日、ついに初めて出会うことができました。

E-M1, P4030022
 F3.5 1/800sec, ISO400

このときは、ランの花のまわりに短くちぎれた葉があることには気付いていましたが、まさかこのシュンランの葉であるとは思っていませんでした。

今まで、青葉の森で見かけるランといえば、葉の退化したユウシュンランばかりだったので、長い葉があるランをイメージしていなかったのです。

なぜ、葉が根元からちぎれたようになっているのか・・・写真の右側を見ると、3センチほどの太さの樹の切り口があります。

つまり、このあたりは大々的に草刈り、芝刈りされてしまっていたわけです。
いつもなら、この散策路も両サイドから木の枝や草が迫ってくる獣道のようになっていたはずなのですが、なぜか去年の秋くらいから妙に見晴らしが良くなってしまっています。

P4030033
 F3.5 1/400sec, ISO400

この写真を見ていただければわかるように、まわりのかなり広い範囲が無差別に刈られています。
その勢いで、シュンランの葉もバリバリと刈られてしまったのでしょう。

まわりに繁っていた草や笹などがきれいさっぱり取り払われ、自身の葉も短く刈られてしまったおかげで(?)、花がニョッキリと目立ってしまった・・・というわけですね。

いままでは、花が咲いていても気付かなかっただけなのですね。

それにしても、こんな状態では、とても自然をそのまま残した原生林とは程遠いです。

なんとも「無残」としか言いようのないこの状況、仙台市ももう少し配慮してもらいたいものです。

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