2010年4月27日火曜日

絞りだけではないピント距離によるぼけ味の違い

先日載せた黄色いぼこぼこの花の写真ですが、あの時点では名前がわかりませんでした。が、教えていただいてわかりました。

「ハハコグサ(母子草)」とのことです。

うぶ毛なのか何なのか、光沢があって実にきれいでした。


翌日の昼休みに改めて見てみると、花が一部咲いていて、前日見たものがつぼみであったことがわかりました。
前日はじめて見つけたときは若干寒かったのですが、翌日は晴れて(少し風が冷たかったですが)前日より暖かかったために、花が開いたのかもしれません。

アップで見るとこんな感じです。

この写真は、フルサイズ(4032x3024横位置)から、花の部分だけを1024x768(縦位置)枠で切り出したものです。

ところで、先日オリンパスEシリーズのおまけレンズ、14-42mm F3.5-5.6ズームレンズのぼけ具合がいまいちということを書きましたが、
これはどうも、ピントを合わせた距離とぼけが生じるものとの位置関係で違うらしいということがわかってきました。

ぎりぎりまで寄って一番手前のものにピントを合わせると、当然その後ろにあるものはぼけます。
こんな感じです。
この写真は、35mm F8で一番手前の花にピントを合わせたものです。背景のぼけかたが、なんだかうるさい感じになってしまっています。

これを、同じピント位置のままF16まで絞ってみると、
ぼけ具合自身は、ぐっとよくなりました。しかし、背景もはっきりしてきて別の意味でちょっとうるさくなってしまいました。

最初と同じF8に戻して、こんどは後ろの花にピントを合わせてみました。すると
このように、同じ絞りなのに背景のうるさいぼけが少しよくなりました。

つまり、ぎりぎり手前にピントを合わせて、距離の離れた背景をぼかすと、ぼけ具合が悪くなるみたいです。
これはもしかするとクローズアップレンズのせいかもしれませんが。

なんだか、ぼけ具合をよくしようとするならば、フレームに入り込むものの位置関係や距離も考慮に入れて撮影しなければならない・・・なんてことになってしまいそうです。
面倒くさいです。

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