2014年8月14日木曜日

直立オカトラノオ -2014/07/05青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

7月初旬の青葉の森。
オカトラノオの白い花がぼちぼち咲き始めていました。

オカトラノオといえば、小さな白い花をたくさんつけた穂が一方に垂れ下がっているというのが定番ですが・・・

E-M1, P7050013
12.0mm F2.8開放, 1/250sec, ISO800

青葉の森緑地のメインストリート、「こもれびのみち」を歩いていると、まっすぐ上を向いて咲き始めている花を発見しました。

まだつぼみのうちであれば、上にまっすぐのびたものも時々見かけますが、すでに花が咲き始めているこの段階で倒れていないのは、ちょっと珍しいのでは?

しかし、よく見ると周囲にもいくつかこんな花が見つかりました。
ひょっとしてオカトラノオではない別の種類の花?とも思ったりしましたが、あとで調べてみても該当するようなものは見つけられませんでした。

E-M1, P7050014
40.0mm F2.8開放, 1/320sec, ISO800

もうすでに4割から半分くらい咲いていますが、それでも傾いてません。
通常ならば、いちばん根元にある花が咲き始めたら、その花が上を向くように花穂全体が倒れていって、あのきれいな横に垂れ下がった姿になるのですが・・・・花穂そのものが短いせいでしょうか。
出始めの時期に、何らかの理由で先の方が切れてしまったのかもしれません。

上の写真、1枚目はズームの広角端、12.0mm(ライカ判で24mm相当)で、そして2枚目は望遠端の40.0mm(同80mm相当)での撮影です。
被写体に20センチまで寄ることができるので、最大0.3倍(ライカ判で0.6倍相当)のちょっとしたマクロ撮影も楽しめます。

このレンズがあれば、広角から中望遠、そしてマクロまでオールラウンドにこなしてくれます。すると、かつて青葉の森でのマクロ撮影でいちばん出番の多かった、OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5レンズが、最近ではまったく開店休業状態になってしまいました。

E-M1, P7050017
40.0mm F2.8開放, 1/250sec, ISO800

数年前までは、フォーサーズ一眼レフカメラを2台、デジタル標準ズームつきで森のスナップ撮影用とOMレンズを数本取り替えてマクロ撮影用・・・という重装備で歩き回っていましたが、かなりきついものでした。

今では、E-M1に12-40mmデジタルズームとOMレンズ1本というスタイルが多くなりました。持ち込むOMレンズは、狙う被写体によって50mmF3.5, 135mmF4.5などマクロレンズや50mmF1.8とエクステンションチューブのセットなど、とくに最近ではほとんどが50mmF1.8とマクロ用にエクステンションチューブです。

光学ファインダーのフォーサーズ一眼レフカメラ、E-420, E-620, E-5では難しかった手持ちマクロ撮影も、電子ファインダーがついたE-M1では簡単です。
ファインダー画面が暗くても見やすい、一部拡大ができる、手ブレ補正機構が非常に強力・・・というのが大きなアドバンテージになっていると思います。

かろうじて、三脚を使いじっくり撮るような場合、地面すれすれから見上げるようなアングルで撮る場合などには、フリーアングル液晶パネルがついたE-5の出番はあると思いますが、それも今では「持ち歩くのに苦労する大きさ重さ」の問題で、なかなか持ち込む気になれなくなってきており、少々困りものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿