OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
2017年も3月に入り、ときどきグッと冷え込んだり雪が降ってきたりするものの、確実に暖かい春へ向かって季節は進んでいます。
そうなってくると、楽しみなのが「道端の花」。
たいていは、お散歩中のスナップとして、いつも持ち歩いているコンパクトデジカメ、OLYMPUS STYLUS XZ-2か、もしくはもっと手軽にスマホのカメラで撮ったりします。
今日は、E-M1といくつかの交換レンズを持って、仙台市街をブラブラとお散歩しました。
やはり期待通り、あちらこちらでイイ感じの花に出会います。
花壇から評定河原橋へ降りて行く坂の途中で、いい具合に咲くタンポポを発見。
マクロの50mmレンズをつけて、まずは一枚。
E-M1, OM50/3.5macro, P3191829 |
F3.5, 1/320sec, ISO200
このレンズは、OLYMPUSのフィルムカメラ時代のマクロレンズで、コンパクトかつ高い描写力で定評のものです。中古で手に入れたこのレンズ、デジタル時代のいまでも十分に使えるので、デジタル用のレンズ(OLYMPUSでいえば、4/3の50mm F2や35mm F3.5、m4/3では60mm F2.8やつい最近出た30mm F3.5)なんてのがありますが、特に必要性を感じません。
この50mm F3.5マクロレンズは23センチまで寄ることができ、35mmフィルムカメラでは1/2倍までのマクロ撮影が可能です。4/3, m4/3カメラに取り付けて使えば、100mm換算の中望遠マクロレンズとなり、等倍マクロが可能となります。
このレンズや、80mm F4, 135mm F4.5などのオールドマクロレンズを次々手に入れたときは、とにかくどアップで撮ることに夢中になってました。
しかし、ZUIKO DIGITAL 12-60mm F2.8-4.0や、M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8で24mm相当の広角でのマクロ(というほどではないですが25センチくらいまで寄れます)を撮るようになり、ついにはボディーキャップレンズBCL-0980(9.0mm F8.0)で20センチまで寄れる魚眼マクロ、そしてKOWA PROMINAR 8.5mm F2.8超広角レンズへと続いてくるわけです。
上の写真と同じタンポポを、KOWAの超広角レンズで撮ると・・・
E-M1, KOWA8.5/2.8, P3191830 |
F2.8, 1/2000sec, ISO200
このタンポポが実は、道端の石の間から顔を出していたことが分かります。
水平レベルで撮っても楽しいですが、下から見上げれば普段見ることのない迫力の写真が撮れます。
たとえば、
E-M1, KOWA8.5/2.8, P3191833 |
F2.8, 1/1600sec, ISO200
こんな、石垣から生えて咲いているヒメオドリコソウを下から見上げれば、
E-M1, KOWA8.5/2.8, P3191835 |
F2.8, 1/1600sec, ISO200
小さな花が、こんな迫力に。
KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8レンズ、特殊なだけにそれほど出番は多くないですが、常にバッグに忍ばせているレンズです。
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