2015年9月6日日曜日

ツルアリドオシの実 -2015/08/23青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

雨が降ったり止んだりという天気
夏の酷暑がかなり和らいだお盆すぎに歩く青葉の森

しっとりぬれた土の上、赤い点が目にとまり、立ち止まってしゃがみます。

E-M1, P8234291
 12.0mm F2.8, 1/160sec, ISO400

ツルアリドオシの実です。
丸く赤い実には、くろいポツポツがふたつあります。

これは、6月頃咲く花をみればわかるのですが、かならず花は2つでひとつのセットなのです。
その名残なんですね。

この赤い実については、以前も記事にしています。そのときは中望遠マクロ撮影しましたが、今回は周囲の森の様子とともに、広角撮影で。

雨の森もまたよし -2015/08/23青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

夏の森といえば、カッと晴れたいい天気の日に訪れる・・・というイメージかもしれませんが、私はどちらかというと曇った日や雨降りの日のほうが、しっとり落ち着いていい雰囲気が出ていると思います。

梅雨時のコゴメウツギやマイヅルソウなんて、絶品です。

今年の夏は、仙台も記録的な猛暑でした。いったいどうなることかと案じていたら、お盆明けから一気に涼しくなりました。
そして雨降りの日が少々多めな気がします。

この日も、降ったり止んだりという天気でした。
霧のような雨が降ることも多かったのですが、この日はむしろ少々粒の大きめな雨がときどきバラバラッと落ちてくるような天気でした。

今回は、そんな雨の森のムードを感じていただけそうな写真をいくつか紹介します。

E-M1, P8234297
 12.0mm F2.8, 1/40sec, ISO400

いつも通る森のみちですが、いつもならシャッターを切ることもない場所。
こんな天気の日だからこその一枚です。

E-M1, P8234302
12.0mm F8.0, 1/2sec, ISO400

1時間ほど森の中を歩いて、駐車場へもどる直前です。
ちょっとした沢が向こうへ向かって下っています。

よく晴れた天気だと、光のコントラストが強く出過ぎて、なかなか撮影が難しいです。

やはりこのような天気でなければ撮れないショット。
雨の日は、クモの巣もあまりなく、歩きやすいというのもメリットです。

虫除けは必須で、雨の天気といえども蚊にはたかられるのでご注意を。

この時期にヒメシャガの花とは -2015/08/23青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO

前回の記事投稿は5月半ば。しかもその話題はさらに遡って4月のスミレに関するものでした。

かなりのブランクとなってしまいましたが、4月から現在の9月あたままでの、青葉の森での出来事をぜんぶ投稿しようとすると、膨大な内容になってしまって、どんどん遅れてしまうので、とりあえず今回は、2015年8月23日に青葉の森へ出かけたときのことを話題にしようと思います。

この年の梅雨は、東北地方では少雨でした。だからなのかどうなのか・・・8月の週末はけっこう雨降りの日が多いように思います。
日照時間もこの8月はかなり少なかったようです。

この日、8月23日も、やはり雨がぱらつくような天気で、森を歩く人も皆無でした。

この日の森歩きは、だいたい1時間ほど。
傘を持って、いつもの「こもれび広場」から入ります。

すっかり花も終わって、実が半分ほど熟してきていたオカトラノオや、道の脇にポツリポツリと咲いているギボウシを見ながら、坂を下りていきます。

そして見かけた青白い白い花。
ギボウシにしては小さいし、下から上を向いて開いている・・・あ!これは?!

E-M1, P8234279
12.0mm F2.8, 1/160sec, ISO400

ヒメシャガの花です。
ヒメシャガといえば、5月後半に咲く花というイメージなのですが、こんな夏の時期に咲くとは・・・

青葉の森では、シーズン中ならば、どこでも見られるヒメシャガの花。さすがにこの日はこのひとつ以外に咲いている花を見ることはありませんでした。

せっかくなので、花のアップも撮っておきました。
まずは横から。

E-M1, P8234281
40.0mm F2.8, 1/160sec, ISO400

いつもなら、ここでOM 50mmレンズ(50mm F1.8にエクステンションチューブの組合せか、50mm F3.5マクロレンズ)をすかさず取り出すところですが、けっこう粒の大きい雨が落ちていたので、防塵防滴のE-M1ボディと12-40mmレンズの組合せで撮りました。

このレンズ、望遠側にして寄れるだけ寄ればかなりのマクロ撮影に対応できます。

立ち上がって、ちょっと上から見下ろしてみます。

E-M1, P8234202
 40.0mm F2.8, 1/160sec, ISO400

たしかに、まぎれもなくヒメシャガの花です。

それにしても、なぜこの時期に・・・?
よくあることなのでしょうか。


2015年5月17日日曜日

フモトスミレ -2015/04/11青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

青葉の森、花木広場のスミレスポットにて。
この場所ではこのフモトスミレが多くて、いくつか固まって咲くシハイスミレ、そして斜面の上の方に咲くナガハシスミレあたりが見られます。

シハイスミレがいちばん早く咲くようで、私はまだシハイスミレのジャスト見どころ時期に行き当たったことはありません。
少し遅れてこのフモトスミレが咲き始めます。

今回は、フモトスミレの咲き始めの時期にあたったようです。
ほとんどがつぼみで、花を開かせているのは数えるほどでした。

E-M1, P4112108
 F3.5, 1/1600sec, ISO3200

この日はなぜか、ISO3200という(過剰な?)高感度設定で撮っていました。
首が長いスミレを撮るときや、風が強くて小刻みに揺れるような条件のときにはあえて高感度にしてシャッター速度をかせぐときもありますが、この日なぜこのような高感度設定にしていたのか・・・今となっては謎です。

もしかしたら、この日の前(4月4日)に使った皆既月食撮影のときの設定そのままだったのかも。

・・・話を戻しまして、フモトスミレ。

E-M1, P4112109
 F3.5, 1/1600, ISO3200

上の花を、反対側に回り込んで。
手前のつぼみとのコンビネーションがイイ感じです。

このフモトスミレの花は、距が短くずんぐりしていて、上弁が「パッ」と開かず「ペショッ」とつぶれたようになっているので、あまりかわいくない(?)ですが、あたりにはこの花のほかにほとんど開いているものがなかったので・・・

E-M1, P4112110
 F3.5, 1/1600sec, ISO3200

こちらの花はいい具合に開いている・・・なのに、引きのこの写真一枚だけ。
アップで撮っておけばよかったと、少々後悔です。

シハイスミレ(?) -2015/04/11E-M1青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

青葉の森では、さまざまなスミレを見ることができます。
咲く時期が早いもの遅いもの、花期が長いもの短いものと様々で、がんばっても一週間に一度というインターバルでは、ベストのタイミングを逃すこともしょっちゅうです。

こもれび広場からこもれびのみちを降りていき、花木広場への入り口あたりの斜面は日当たりもよく、スミレがたくさん咲くポイントのひとつです。

フモトスミレが多いのですが、ときどきシハイスミレが見られます。

去年の連休前に、はじめて紫の花をみつけ、「シハイスミレかヒナスミレか」と悩んだりしましたが、今年はもう少し早いタイミングで出会うことができたので、じっくり観察してみます。

E-M1, P4112111
 F3.5, 1/800sec, ISO1600

あまりいいシチュエーションではないですが、なかなかいい花がないので・・・
葉の形を見れば、先がそれほど尖っていないしギザギザもあまりない・・・やはりヒナスミレの可能性はないでしょうか。

E-M1, P4112112
F3.5, 1/640sec, ISO1600

花を真横から。
脇には、シハイスミレの名の由来である「紫背(葉の裏側が紫色)」がよく見えます。
この花を、回り込んで正面から。

E-M1, P4112113
 F3.5, 1/500sec, ISO1600

丸みを帯びた上弁、あまり開かない側弁、しゅっと尖った唇弁(下弁)。
花の色はちょっと薄めの赤紫色。

青葉山ではいたるところで見られるマキノスミレは、このシハイスミレの変種ですので、さすがによく似ています。マキノスミレは、葉が細長く、花より高く掲げて上向きに突き刺すようになっているという違いがあります。

シハイスミレ、マキノスミレの花には側弁の内側は「無毛」、ヒナスミレのほうは「有毛」という違いがあるといいますが・・・

この写真をトリミングして等倍で見てみると、

P4112113, trimmed 1600x1200
 あれ?
側弁に短い毛が?

・・・ピントが合っていないのが残念です。

まだまだ追跡が必要かもしれません。
3月末から4月は、年度替わりの時期でもあってなかなかゆっくり青葉の森を歩くこともできないのがつらいところですが。


2015年5月7日木曜日

ツクバネソウの実 -2013/09/07青葉の森

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2015年5月1日に福島県の半田山で大群落をみたツクバネソウ。
そういえば青葉の森でも過去に撮ったことがあったはず、と探してみたら・・・ありました!
花ではなくて実ですが。

E-5, P9075990
 F3.5 1/80sec, ISO1600

雨が降り出したりして、辺りはかなり薄暗く決して良いコンディションとはいえませんでしたが、何枚かブレたりピントを外したりしながらなんとかモノにした写真です。

9月なので、当然花の時期はとっくに終わっています。
それでも、花の残骸もいくつかありました。

E-5, P9075991
 F3.5 1/100sec, ISO1600

花がどのようなかたちなのか、そして見頃はいつなのか、まったくの謎でした。
花期は5月から8月・・・とWikipediaには書いてありましたので、この花の残骸は、花期の最終盤に咲いたものだったのかもしれません。

E-5, P9075994
F3.5 1/80sec, ISO1600

この実の形から花の姿を想像するのは難しいです。

2015年5月6日水曜日

ムラカミタチツボスミレ -2015/05/01福島県半田山

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2015年5月1日に参加した、いがりまさしさんの植物写真ワークショップにて。

タチツボスミレとオオタチツボスミレは、ぱっと見はよく似ていますが、いろいろと異なる特徴を持っていて、よく見ると見分けることができます。

特徴を対比してまとめてみると、次のようになります。

花
距の色:タチツボスミレはふつう紫色、オオタチツボスミレは白色。
唇弁のデザイン:オオタチツボスミレはタチツボスミレよりも紫の筋が細かい。
側弁:いずれも無毛

葉
かたちの特徴:タチツボスミレは花期には心形で花期が終わると茎葉が長三角形になる傾向が強い。オオタチツボスミレはタチツボスミレのものより丸みが強く、葉脈がへこむ傾向。葉質が柔らかく波打っているものが多い。
托葉(葉柄や花柄の付け根にある小さな巻き葉)の特徴:いずれも櫛の歯状に切れ込むが、オオタチツボスミレは相対的に切れ込みがやや浅い。

茎
葉柄、花柄の出方:タチツボスミレは花期のはじめは地上茎が目立たないがあとから起き上がってくる。花柄は葉の付け根または株の根元から出る。オオタチツボスミレは花柄がほとんど茎の途中から出る腋性、茎が花の時期すでに立ち上っている。

でも、近い種類である両者はしばしば交雑するようで、中間的なものもちょくちょく出てくるようです。

とくに、タチツボスミレとオオタチツボスミレの交雑種は「ムラカミタチツボスミレ」と呼ばれます。「ムラカミ」は新潟県村上という地名が名の由来です。

今回の半田山ワークショップでも、「これはまさしくムラカミタチツボスミレ」とお墨付き(?)をいただいたものを撮りましたので、メモとして残します。

E-M1, P5012420
F3.5 1/1000sec, ISO800

オオタチツボスミレの特徴は「距が白い」、それだけ。あとはほとんどタチツボスミレの特徴が出ています。

いままでは、単に「タチツボスミレ」と見ていましたが、これからはタチツボスミレかオオタチツボスミレか、そして交雑種の可能性はないか・・・よくチェックしてみないといけませんね。