2022年3月30日水曜日

OLYMPUS STYLUS XZ-2不審な挙動、さらに悪化

 常に身につけ、いつでもどこでもサッと取出しパシャッとスナップ。

そんなカメラとして長年愛用しているOLYMPUS STYLUS XZ-2。

2011年11月30日に購入し、それまでスナップ用に愛用していたRICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4VCから引き継ぎ、オリンパスオンラインショップで購入して2012年12月27日に手元に届いたOLYMPUS STYLUS XZ-2

電源スイッチを入れてすぐ撮影可能で、28mm相当の広角から112mm相当の望遠までをカバーするズームレンズ、しかもコンパクトデジカメのレンズなのに「ZUIKO」を冠する「i.ZUIKO DIGITAL」「F1.8-2.5」「1センチまで寄れるスーパーマクロ機能」など、私のフォトライフにぴったりの仕様です。


スナップカメラとして使用し2年ほど経った2014年12月、XZ-2について見つめ直した記事をアップしたりしました。

2014年12月30日付「XZ-2について考える

このときは、単に「広角端をもう少し広く」「望遠端をもう少し長く」というような、スペック自体への不満などについて述べていただけですが、その後機械的な不調が表れてきて、そちらへの不満(というより心配)が膨らんでいきました。

2020年5月24日付「XZ-2、不審な挙動

さらに最近では、AF撮影そのものに影響が出始めています。

それは・・・

普段の撮影スタイルに関係します。画面中央のAF枠がピントを合わせたいものに入るようにカメラを向けて、シャッター半押しで合焦させた状態をキープしながらフレームを決め、シャッター全押しで撮影、という具合の流れになるのですが、ピントを合わせた状態で半押しから全押しにシャッターボタンを押し込むと、なぜかあらためてピントを合わせ直してからシャッターを切る、となってしまう。

なので、せっかく合わせたピントが無限遠の山や空に合わせ直されてしまったりして、何度取り直してもうまくいかず、結局MFに切り替えて半押ししなくてもいいようにするしかない、というようなイライラが地味~にフラストレーションを積み上げていきます。

スマートフォンのカメラがもう少し優秀ならば、スナップ用のカメラは廃止しても良いかもしれませんが、やはり「寄り」と「望遠」、暗い室内などのシチュエーションにおいても、「写真用」カメラはまだ必要です。

2022年3月27日日曜日

三居沢のセリバオウレン -2022/03/27

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4


去年の8月に初代E-M1から買い換えたMarkIII。

ふと、「新しいカメラでOMマクロレンズをつかった接写撮影してみたい」と思い立ちました。

とはいえ、OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmは不調(引っかかりがあり、一度伸ばすと引っかかって縮めることができなくなる状態だったので、いちど分解して直してみようと思ったら、マウントのリングを外そうとしたときに中の小さなスプリングが「ピーンッ」と飛んでいってしまいました。

そこで、新しいチューブを購入しました(2022年2月21日)。三脚座はついていませんでしたが、「トドメを刺してしまった」チューブの三脚座を流用します。

この新しい(中古ですが)OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと、OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4レンズ、そしてOM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8とAUTO-S 50mm F1.8レンズを持って三居沢入口から青葉の森へ。

まだつぼみのカタクリで、80mmマクロレンズデビュー。

さらに奥へ入り、セリバオウレンのポイントへ。

P3270051
OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
1/160sec, F2.8開放
ISO1600

散策路の脇の斜面にいい具合のセリバオウレンがありましたので、この花に向けて80mmマクロレンズで撮影を試みます。

P3270057
OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
1/80sec, F8
ISO6400

F4開放でも撮ってみましたが、被写界深度が狭く、花の下の茎のボケが少々大きすぎて目障りな感じがしましたので、ここでは2段絞ったF8で撮影した写真のほうを出します。
このようにF8まで絞ると、ISO6400まで感度を上げてもシャッター速度はなんと1/80秒。
この写真では、(35mm判で)1:2、つまり0.5倍に合わせています。マイクロフォーサーズでは35mm判の等倍(1:1)相当まで寄っていることになります。
写りはかなりいいです。こういう写真が撮れるなら、AFが不要なら新しいマクロレンズを導入する必要はありません。

次に、更にチューブを伸ばして1:1(35mm判の2倍相当)までアップにしてみます。

P3270058
1/320sec, F4開放
ISO6400

かなりアップになり、花がフレームいっぱい、ギリギリまで拡大されました。
茎は写っていないので、F4開放でもOKと思います。
良いムードが出たと思うのですが、いかがでしょうか。

このセリバオウレンは雌花。
別の、雄花も80mmマクロレンズで撮ってみます。

P3270067
1/320sec, F4開放
ISO6400

絞り開放で1:2(35mm判等倍相当)で撮っています。
こちらは比較のために、絞りをF8まで絞った写真も出してみます。

P3270069
1/80sec, F8
ISO6400

絞ると、後ろの花もかたちがわかりやすくなりますが、背景がちょっとうるさくなる感もあります。
さらに2倍相当まで寄ってみます。

P3270070
1/400sec, F4
ISO6400

同じ花でもかなり違った雰囲気に。
こちらもF8まで絞った写真を。

P3270072
1/125sec, F8
ISO6400

絞り開放よりもこれくらい絞った方が良いかもしれません。

しかし、こうして淡々と寄り具合を変えて撮っているように思えますが、実際には
三脚ごと前後に動かし、高さ調整角度調整に四苦八苦・・・なので、同じ花を撮る時でもアングルが毎回変わってしまいます。
同じアングルで倍率(被写体までの距離)だけを前後させるには、相当被写体までの距離が変わるので、長いレールがなければ無理です。

アングル(見下ろす、見上げる)、距離(寄る、下がる)の調整、レンズのヘリコイドでの繰り出し範囲が狭いので、全体をピント微調整可能な範囲に置くことがまずたいへん。

ああ、近すぎた
ああ、下げすぎた
高すぎたから三脚の脚を縮めて・・・アングルが変わった
また近くなりすぎた
・・・
なかなかシャッターを切るところまでたどりつけない。
まあ、今回は撮影倍率を1:2(等倍相当)、1:1(2倍相当)に固定して撮ろうとしたので、これにこだわらなければ、もう少し楽かもしれません。

2022年3月12日土曜日

丸2年ぶりに持ち出したE-5をKマウントオールドレンズとともに -2022/03/12

OLYMPUS E-5

RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

RICOH XR RIKENON 50mm F2L

smc PENTAX 24mm F2.8


OLYMPUSのフォーサーズシステム最後のフラッグシップ機であるE-5。

最後にシャッターを切ったのはちょうど2年前の2019年3月でした。このときは趣味の撮影ではありませんでした。

最後に趣味で写真撮影したのはなんと、2015年6月!仙台城のお堀、長沼のスイレンでした。

なぜ今、E-5を持ち出したかというと、リコーイメージングが張ったキャンペーン、「#集まれ一眼レフ好き」の情報を見かけたからです。

このキャンペーンは、InstagramもしくはTwitterで、「#集まれ一眼レフ好き」と「#PENTAXキャンペーン2022」をつけて、メーカー問わず一眼レフカメラで撮影した写真を投稿し、抽選で2名がPENTAX K-3 MarkIIIのレンズキットをいただける、というものです。

私が持っている一眼レフカメラは、RICOH XR-500、OLYMPUS OM-2 spot/programと、今回の主役OLYMPUS E-5です。

フィルムカメラのXR-500とOM-2 s/pは、持ち出して撮影できる状態ではないので、唯一キッチリ動くのがE-5というわけです。

そして、PENTAX(リコーイメージング)のキャンペーンに触発されたということで、どうせならKマウントのXR RIKENONレンズとsmc PENTAXレンズを装着して何か撮ってみようかと思い立ったのです。

OLYMPUS STYLUS XZ-2, P3131482

P3131483

どちらのレンズも、高性能には定評があります。XR RIKENON 135mm F2.8レンズも出してきましたが、E-5に装着した姿を写真におさめるのを忘れてました・・・

E-5は丸2年、バッテリーも抜いておいてあったので、電源を入れたらまずカレンダーの設定から始める、という状態。「2010年1月1日」からスタートするところが時代を感じさせます。

そしてカメラとレンズ、それにPENTAX K 接写リングセットを持って仙台の西公園へ。

まずは、西公園にある「臥龍梅(がりょうばい)」の花を撮ってみました。

XR RIKENON 135mm F2.8, P3129687
F4, 1/2000sec
ISO200

絞りは一段絞ってます。開放でも一枚撮ったのですが、残念ながらピントがずれてしまいました。この日はちょっと風が吹いていて、枝が揺れたのでピント合わせがたいへんでした。

しかも、どうせ一眼レフカメラで撮っているからと、すべて光学ファインダーを覗いてピント合わせをしようと決めたので、ちょっとキツかったです。

でもこの写真は、なかなかの出来だと思います。

後ろに下がって、引きでも撮ってみました。

P3129690
F2.8, 1/6400sec
ISO200

ちょっと後ろのボケ具合がうるさい感じになっているように見えますが、ピントを合わせた花の部分は

P3129690 (1600x1200サイズにトリミング)

ソフトな雰囲気に仕上がっています。これをF4で撮った写真と比べてみます。

P3129691
F4, 1/3200sec
ISO200

花の部分もクッキリ、背景のボケ具合もピントを合わせた花のジャマをしない、いい具合になっているようです。でも同じように花の部分を拡大して見てみると

P3129691 (1600x1200サイズにトリミング)

ちょっと「ガチッ」としすぎている感じもします。

最初の写真のように、最短撮影距離1.5メートルギリギリまで寄って撮ったときには、F2.8開放では被写界深度が狭すぎてピント合わせもたいへんだし、ボケがさらにうるさくなってしまうかもしれません(結局全体的にピンぼけになってしまったので確かめられませんが)。

135mmレンズとしては、OLYMPUSのOM E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5、OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5を持っていますが、無限遠まで対応するマクロレンズの描写は一流ではあるもののF4.5と暗めで、エクステンションチューブ65-116mmと併用するという操作の難しさがあり、135mm F3.5レンズはマルチコートでなくシングルコートレンズなので、この写真のような強い日光を受けている被写体の撮影や逆光撮影ではかなり不利です。

このRIKENON 135mmレンズは、私が高校生のときに大阪心斎橋の「カメラのナニワ」の中古コーナーで、かなり悩んだ末に思い切って当時9800円で買ったものです。

西公園の臥龍梅は、2012年にも同じE-5とRIKENON135mmレンズのコンビで撮影していました。ついでなので何枚か披露しようと思います。

P4101831
(2012年4月10日撮影)
OLYMPUS E-5
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
F4, 1/1600sec
ISO200
※撮影当時のメモにはPENTAX K CLOSE-UP RING No.2 (19mm)を装着したとなっていますが、おそらく着けていなかったと思います
P4101825
(2012年4月10日撮影)
OLYMPUS E-5
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.2 (19mm)
F2.8, 1/1600sec
ISO200

こちらはPENTAXのK接写リングNo.2(9.5mm, 19mm, 28.5mmと3種類あるリングの真ん中の長さのもの)を着けて望遠マクロ的に撮ってます。

絞りは開放です。一段絞ってF4で撮ったものもあります。

P4101826
(2012年4月10日撮影)
OLYMPUS E-5
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.2 (19mm)
F4, 1/500sec
ISO200

なかなかです。

今回の撮影では、K接写リングを入れて撮ることはありませんでしたが、けっこうマクロ撮影にも堪えるレンズだと思います。

つづいては、smc PENTAX 24mm F2.8レンズで石垣のオオイヌノフグリを被写体に、撮影してみました。

smc PENTAX 24mm F2.8, P3129693
F5.6, 1/80sec
ISO200

こんな状況です。ただ、なぜか絞り開放F2.8のときは1/500secで適正だった露出が、F5.6に絞ると1/80sec、完全に露出オーバーです。上の写真は現像ソフトOLYMPUS Viewer 3で「-1.0 EV」アンダーに露出補正しています。

とりあえず、まずはこのレンズで寄れるだけ寄ってみます。最短撮影距離は25センチです。

P3129695
F5.6, 1/80sec
ISO200

これも露出オーバー、ソフトで-1.0 EV補正をかけています。ここに、PENTAX K接写リングNo.1 (9.5mm)を着けて寄ってみます。

P3129699
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2.8, 1/1000sec
ISO1600

これまでの撮影で、シャッター速度が遅かったのでISO感度を200から1600まで上げています。このときは、露出がドオーバーになっていることに気付いていませんでした。

この写真もやはりオーバーだったので、あとでソフトで-1.0 EV補正してます。

同じアングルでF5.6まで絞ってみると

P3129697
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F5.6, 1/160sec
ISO1600

こちらもさらにオーバー露出になってしまったので、-1.6 EV補正かけています。おそらく適正露出で撮った場合よりも、色のバランスがおかしくなっている可能性があります。

しかし、描写としては今のデジタル用レンズに引けを取らないものがあると思います。

ここまでアップにすれば、光学ファインダーでもピント合わせはそれほどたいへんではないです。

同じオオイヌノフグリをXR RIKENON 50mm F2Lレンズでも撮ってみましたが、やはり露出が異常にオーバーしてしまう現象は続きました。

しかし、仙台城三の丸に場所を移して、ハコベの花を撮ってみたときには、露出の異常はなくなっていました。

XR RIKENON 50mm F2L, P3129746
F2, 1/800sec
ISO200

これがXR RIKENON 50mm F2Lレンズ単独で最も寄って(60センチ)撮ったハコベ。これにPENTAX K接写リングNo.1 (9.5mm)をつけて、まずはレンズのピントリングは無限遠(最も引っ込めた状態)にして。

P3129747
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2, 1/640sec
ISO200

そして、レンズをいっぱいまで繰り出して、寄れるところまで寄ってみます。

P3129749
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F2, 1/640sec
ISO200

絞りをF2開放からF4に絞ります。

P3129751
with PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F4, 1/160sec
ISO200

同じアングルで絞りを変えたペアでないのですが、絞り開放ではピントを合わせた花以外はすべてボケているのに対し、F4に絞ると背景のようすがわかるようになります。

今回は、しばらくご無沙汰していたE-5を久しぶりに触ってみました。

グリップを握ってみて驚いたのは、かなり厚みがあって大きいということでした。マイクロフォーサーズ機であるOM-D E-M1、そしてMarkIIIのコンパクトさに慣れてしまっていたことを実感します。

また、電子ファインダーや液晶画面を見て撮影することに慣れすぎて、光学ファインダーでの撮影が実にたいへんだとも感じました。

かなりの倍率のマクロ撮影では逆に、被写体が画面上で大きくなるのと被写界深度の浅さでピントの山がつかみやすいので、それほど厳しくはなかったように思います。

もう少し、機会があればE-5を使って撮ってみたいです。



2021年8月12日木曜日

E-M1 MarkIIIとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROでフォーカスブラケット撮影、深度合成 -2021/08/12 良覺院丁公園

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


E-M1(初代)から入れ替わりで導入した新しいカメラ、E-M1 MarkIIIでぼちぼち試し撮りを始めようかというところですが、前回の記事で良覺院丁公園のシモツケを被写体に試してみたようすを紹介しました。

今回も、同じときに試したフォーカスブラケット撮影の紹介です。今回の被写体はハキダメギクです。

周辺のようすはこんな感じです。

P8120087

12.0mm F2.8, 1/640sec, ISO800


小さな花が3つ。花に対して葉がちょっと大きめです。

まずはふつうに1ショット。

P8120088

40.0mm F2.8, 1/1000sec, ISO800


3つの花のうち、右下のカメラに一番近いものにピントを合わせています。

ほかの花2つはピントが合っていません。花の下の葉はこちらに向かって伸びているのですが、ピントを合わせた花と同じ距離にあるあたりから少しでも前後にずれるとすぐにピントがずれます。

この被写体に対して、フォーカスブラケット撮影を試してみました。

E-M1 MarkIIIでは、撮影枚数が3~15枚で1枚刻み、フォーカス間隔が「狭い」1から「広い」10まで10段階に設定可能となっています。

この「間隔」の広さがなかなかイメージ湧かないです。細かすぎるとピントが合う範囲が狭くなりすぎて深度合成する意味が薄れるし、粗すぎると隣同士の合焦範囲が重ならなくて、合焦とピンぼけが波打つようになってしまう・・・トライ&エラーで条件を出すしかないのかもしれませんが、とりあえず今回は最大枚数の15枚撮影、間隔は真ん中の「5」に設定しました。

ブラケット撮影すると、最初の1枚目はピントを合わせた通りに撮影、そのあと手前にずらして、合焦ポイントを挟んで後ろに向かってピントをずらしながら連続撮影します。

それではまず最初の1枚。

P8120105

40.0mm F2.8, 1/1250sec, ISO800

やはり右下の花にピントを合わせました。そのあと手前に伸びる葉の先端付近から後ろに向かってフォーカス位置をずらして撮影していきます。そして

P8120110

5枚目です。花にピントが来るひとつ手前です。葉を切り取って見てみます。


花までの距離より少し手前の葉の一部にピントが合っています。

その次では・・・

P8120111

このショットが目的の花にピントが合ったショットになるはずなのですが、切り取って見ると


アップで見ると、わずかに後ピンで、一番右の花びらにピントが来ています。

もしかしたら、最初にピントを合わせてブラケット撮影に入ってから、カメラをもつ手が前後に動いてしまったか、被写体自体が風で動いたかのどちらかでしょう。

そしてその次の1枚ではどうなっているか・・・

P8120112

ピント位置は、


後ろの花にジャストピント。こうしてみると、ピント位置をずらす間隔が少々広かったかもしれません。

さて、この後も数枚撮影して、合計15枚の写真を深度合成処理します。その結果がこちら。

P8120120

全体的にピントが合いました。


3つの花すべてにピントが合っているのですが、手前の花については先ほど見たように手前の花が前後のピント位置の狭間で、イマイチピントがビシッと来ていないのが残念です。

しかし、手前の葉について見てみると、


一枚の葉の手前から奥まで、全体的にピントが合っているように見えます。しかし花の様子を見ると、ピント位置の間隔に対して被写界深度の幅が狭いようです。

もう一段絞りを絞ってF3.5か4.0にしたほうが良かったかもしれません。ただしそうすると、背景のボケ具合が変わるので、もう少し左に回って背景に写るものまでの距離が遠くなるようにするなど、全体的な調整が必要になるかもしれません。

葉の手前がボケてもいいならば、間隔を狭くして3つの花までの距離範囲だけをブラケット撮影すれば良いかもしれませんが、意外と手前に伸びる葉の前後がボケると印象が良くない場合も多いので、難しいところです。

背景を気にしないのであれば、絞りを絞ってブラケットでなく1枚撮りにしてしまっても問題ないかも。

ブラケット撮影、深度合成の例としては被写体があまり良くなかったかもしれません・・・

OM-D E-M1 MarkIIIでの初撮りは良覺院丁公園のシモツケの花 -2021/08/12

一週間ほど前に、ついに購入したOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII。

ようやくこの日、外へ持ち出して試し撮りをやってみました。

場所は仙台市青葉区にある良覺院丁公園。

五ッ橋通りの道路に面して、ツツジとともに植えられているシモツケがちょうど咲いていたので、これが最初の被写体に。

レンズはとりあえず、わたしが所有する唯一のM.ZUIKOレンズである12-40mm F2.8 PROを装着。

記念すべき第一号のショットはこちらです。

P8120001
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.9 PRO
40.0mm, F2.8
1/640sec
ISO800

ちょっと左側の背景に色がついてしまっているのが残念ですが・・・
絞りを開放にしているので、ピントが合っているのは最前列の花だけです。

ここで、絞りは開放にしたまま「AFブラケット」撮影にチャレンジしてみることに。
いままで使っていた初代E-M1でも、ファームアップによって手持ちAFブランケット撮影が可能となっていたので、何度か試したことはあります。

さて、まずは通常の1ショット撮影。

P8120022
40.0mm, F2.8
1/160sec
ISO800

ちょっと背景が暗かったので、被写体のほうがすこしオーバー加減になってしまいました。
少し調整を入れたのがこちら。

P8120022(tone curve調整)

このフレームで、AFブラケット撮影し、合成された画像がこちら。

P8120037
手持ち撮影でのブランケット撮影なので、周辺が少しカットされてしまいます。
そしてこの合成ショットはJPEGファイルのみ記録されます。

花のあたりを拡大して見てみると・・・

P8120037(1600x1200 trimmed)

手前の花から後ろの花のしべまで、ピントが合ってます。
こちらも、ちょっと露出がオーバー気味だったので、調整しました。

P8120037(tone curve調整)

まずまずの出来です。
この日は、ほかにもいくつか被写体を選んで撮影テストを行いましたので、また別の記事で改めて紹介しようと思います。




2021年8月7日土曜日

悪魔のタイムセール、そして

 最近、yodobashi.comで急に値下げされたOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII。

キタムラでもチェックしたら、まったく同じ価格になっていました。

これは自由競争というよりは、メーカーからの何らかの情報が販売側にまわっているのか?などと余計なことを考えてしまいます。


そして、店舗の様子を見に仙台駅前のヨドバシカメラマルチメディア仙台へ行ってみました。

すると、店舗でもやはりネットと同じ価格になっていましたが、さらに「21時までのタイムセール、表示価格からさらに5,000円引」と。

ほかにもいくつか、タイムセールで値引きされているものもありましたが、これにはなにか意味があるのだろうか。


キタムラでは、「なんでも下取りで12,000円」となっていて、いま私が持っているOM-D E-M1(初代)の通常下取り価格は最高13,800円とされていました。

箱や付属品の一部が欠品していたり、乱暴に扱って小さい傷や塗装の剥がれなどが目立つ外観を考えると、とても最高価格で引き取ってもらえるとは思えませんので、これはちょっと魅力。

しかし、キタムラではポイント還元などがないので、ヨドバシの10%還元は大きい。


・・・いろいろ悩み、結局ヨドバシで初代E-M1に加えて、古いフォーサーズ機2台(E-420, E-620)とE-620用の縦グリ、バッテリー、そしてZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6などもろもろ買取してもらって、たまっていたゴールドポイントを使って、購入することに決めました。


古い機材の買い取り価格は、全部で11,600円でした。初代E-M1ボディは7,000円・・・なんとも悲しい価格ですが、MarkIIならまだしも初代で、完動するとはいえ付属品が足りず見映えも悪いとあっては、それが妥当なのかもしれません。


ちなみに、今回手放したフォーサーズレンズ、OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6は、わりとすぐに50-200mm F2.8-3.5 SWDレンズが導入されてから出番がなくなってしまったのですが、価格が安かったのとMFで0.96mまで寄ることができて、等倍相当のテレマクロレンズとしても使えるというところが魅力に感じて買ったように記憶しています。

手ぶれ補正機構のないE-420では使わず、E-620で使っていたもののこれがオールドOMレンズ用ボディになったことにより活躍の場を失ってしまいました。AFが遅くてよく迷うのと、MFにしたときのフォーカシングがモーターで「ガガッ」とスムーズでなかったのも、単名だった要因です。

それでも、いくらかこのブログの記事にしたトピックはありました。


おそらく、これまで手にしてきたデジタル一眼レフ、ミラーレスカメラのなかでいちばん活躍したのはE-620だったと思います。さまざまなOMマウントオールドレンズやKマウントオールドレンズ、フォーサーズのZUIKO DIGITALレンズを使って、いろいろなことを試したり、じっくりと考えて撮影したり。

このカメラを使った撮影がいちばん「ていねい」だったようにも思います。今のカメラは手軽で歩留まりもよいせいか、雑になることもしばしばです。せっかく以前のカメラよりも技術が高まっているので、それに頼り切るのではなく、じっくりていねいに使っていきたいと思います。


「OLYMPUS」社としての最後のマイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラであるE-M1 MarkIIIがどれほど活躍するか・・・また今回手放した初代と比べてどれほど性能アップ、使い勝手アップしているのか、楽しみです。

2021年8月5日木曜日

OM-D E-M1 Mark IVがついに?

たまたまヨドバシカメラのHPを見てみたら、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIボディが値下げしていました。

これまでは、オリンパスオンラインショップと同じ217,800円だったはずなのに、なんと184,800円になっています。

この値下げ、もしかしたら近々後継機が発売になる前触れなのではないか?!などと期待してしまいます。

さて、どうなるでしょうか。