OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS BCL-0980 (9mm F8.0 Fisheye)
2014年12月あたまに入手したボディーキャップレンズ。
魚眼レンズでの撮影に興味を持ってはみたものの、本格的なレンズは値も張るし、出番も限られるし、すぐ飽きるかもしれないし・・・ということで、とりあえず様子見の意味も兼ねて導入してみたというわけですが。
なかなかおもしろくて、いろいろと試してみています。
意外にも、このレンズを使って撮った写真をこのブログで紹介するのは初めてということになるようです。
この記事のために、あたらしいラベル「
E-M1/9mmF8Fisheye」をつくりました。
さて、今回紹介するのは「青葉の森」の春の風物詩、カタクリです。
あまりにもありふれたように咲いているので、あらためて「お、カタクリだ」と感動することもなくなってしまうほどです。当のカタクリの花たちには申し訳ないことですが。
青葉の森へ入るとき、ほとんどのケースで青葉山の「こもれび広場」駐車場に車を置いて、ここから出発!となるわけですが、駐車場周辺にはすでに森の植物たちが「ふつうに」いたりします。
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E-M1, P4041936 |
1/400sec, ISO800
写真左手に、市街から青葉台へ向かう道路が見えます。青葉台行きのバスも通る立派な道路です。
その脇に土手があり、写真右手には青葉の森へ入る人たちのための駐車場と便所、休憩するための屋根付きのスペースがあります。
木漏れ日が射す土手に、さりげなく咲くカタクリの花。
道を歩く人もたまにいますが、気づかれることもないでしょう。まして車やバイクで通りかかる人たちには、こんなところにカタクリの花が咲いていることなど、認識しないと思います。
さて、状況を見ていただいた上で、このカタクリの花に「魚眼」ならではの接近を試みます。
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E-M1, P40471935 |
地面から天を仰ぎます。
カタクリの花は下向きに咲くので、このような見上げるアングルで撮ることが多いですが、ほんの10センチほどしかない高さで下を向く花を、地面から見上げたとしても、通常のレンズでは単なる「花のアップ」で終わってしまいます。
きっちり地面を這う葉も入った「全身」がフレームに収まり、さらに周囲の状況もわかる広い画角。
「魚眼」ならではです。
道路の街灯や電線など、いかにも街中的な人工物がバッチリ写り込んでしまうのはいただけないかもしれませんが、仙台の街に近いこの場所で道路のすぐそばに咲いているカタクリの花のシチュエーションを説明するという別の性格ももたせることができていると思います。
ちょうど、太陽が入り、光の筋が入ってしまってますが、このあたりはボディーキャップについた「おまけ」であるからには、とやかく言ってはいけません。
これは、小さなすみれや小さくて下を向くチゴユリなどにも効果を発揮しそうです。
このボディーキャップレンズ、お手頃価格ですがなかなかお買い得ですね。
不満といえば、20センチまでしか寄ることができないので、小さい被写体にもうすこし迫りたいというときに寄り切れなかったり、あとで見てピンぼけになっていてがっかりしたりというケースがけっこうある・・・ということくらいです。
このレンズ(と呼んでよいものか・・・)に物足りなさを感じ、本格的に魚眼ワールドへ突入!ということになれば、たとえばOLYMPUSのラインナップではマイクロフォーサーズの魚眼はなくフォーサーズの
8mm F3.5のみですが、 まずお値段がゼロ一個多いのがネック・・・そして、13.5センチまで寄れるというのは魅力ですが大きくて重い(79ミリ径、77ミリ長さ、485グラム)です。
Panasonicならマイクロフォーサーズの魚眼があります。
LUMIX G FISHEYE 8mm F3.5というシロモノ。 お値段はOLYMPUSのレンズと同じくらいですが、こちらは10センチまで寄ることができ、マイクロフォーサーズ仕様なだけあって小型軽量(60.7ミリ径、60mm長さ、165グラム)です。問題は価格だけですね。
そして、韓国のメーカー、Samyangのマイクロフォーサーズ魚眼レンズ、
7.5mm F3.5です。こちらはなんと、9センチまで寄ることができ、60ミリ径、48.3ミリ長さ、190グラムと、かなりの小型軽量、値段もそこそこお手頃です。
写りもなかなか高評価のようで、もし魚眼レンズを手に入れるならこれになるかもしれません。
でも、しばらくはこのボディーキャップレンズで修行しながら、行けるところまでいきたいと思います。