2014年6月8日日曜日

オヤブジラミにハナグモ -2014/05/23西公園

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)

GXRはとても軽くてコンパクト、しかもグリップの形状が絶妙でしっかりホールドできる優秀なカメラです。
MOUNT A12は、23.6×15.7mmの大型CMOSセンサーを搭載したレンズマウントユニットです。 ふだん使っているオリンパスのフォーサーズ、マイクロフォーサーズカメラの撮像サイズは17.3×13.0mmですので、面積比を単純に比較すると約1.65倍大きいです。

レンズマウントはライカMですが、Mマウントレンズは持っていないので、さらにKマウントへの変換アダプターを介してRIKENONレンズやPENTAXレンズを装着して使っています。

XR RIKENON 50mm F2Lレンズをつけると、ライカ判換算で75mm相当になります。それで最短撮影距離60センチならばまずまず寄れるという感じですが、さらに寄りたいときにはPENTAX K接写リングが便利です。
No.1~3の3種類ありますが、ほどよく寄るにはいちばん薄いNo.1(厚さ9.5mm)が重宝します。

さて、5月下旬の昼休みに西公園へ出かけました。GXRとRIKENON 50mmレンズの組合せで公園内の草花などをターゲットに、30分ほど。

最後に撮ったのがこの写真。

GXR, RIKENON50/2, R0015748
 F4, 1/330sec, ISO200

オヤブジラミの花が枝分かれする付け根のあたりに網を張り、臨戦態勢でじっとしているハナグモです。

このクモは前足の4本がとても長いので、絞りを開けてしまうと足が完全にピンぼけになってしまいます。
この写真ではF4まで絞りましたが、よく見ると 前足の先はピンぼけです。じつは目にピントを合わせようとしたのですが、やや後ピンになってしまっています。ちょっと残念。

GXRでは、手動ピント合わせのためのMFアシスト機構がついていて、ピントが合っている部分を白く表示してくれるので、とても助かります。ただし、このようにピントを合わせたい場所が小さい場合には、ファインダーに表示された像の全体が白く光ってしまって、微妙なピント合わせが必要なときにはかえってやりにくくなってしまうこともあります。

また、オヤブジラミは風で大きく揺れるので、ピントを合わせてからシャッターを切るまでのタイミングも難しいです。油断すると直前にゆらりと動いてしまったりします。

さて、GXRで撮影した写真のRAWファイルは、OLYMPUSのRAWフォーマットと異なるので、OLYMPUS Viewerで現像、編集することはできません。
なので、Adobe Photoshop Lightroomを使います。このソフト、細かい使い方がよくわからないので、「そのまま出力」または「自動階調に調整ご明るさなど微調整」程度の処理しかしていません。撮影時に記録された「撮って出しJPEG」画像と見比べると、かなりこってりな感じに仕上がります。

撮って出し(トリミングをかましているのでほんとうの撮って出しというわけではないですが)と比較してみます。



 

どうでしょうか?違いがわかるかな?
微妙かも

2014年6月3日火曜日

道端のヒメシャガ -2014/05/25青葉の森

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

まさに、ヒメシャガがいちばんの見頃を迎えた青葉の森。
みちを歩くと、あちこちに花が咲いています。

入念に、イイ感じの花を探して歩きます。そして・・・
見つけました。

まずは、絞り開放で一枚。

E-5, P5258056
 F1.8開放, 1/800sec, ISO1600

周辺の森の様子もフレームに入れながら、ヒメシャガの花だけにピントを合わせてまわりをぼんやりぼかした感じに。
望遠レンズで狙った雰囲気の映像となりました。

いつものように、同じ構図で絞りを絞ったものも撮りました。
いつもなら、F1.8開放、F4の二通りを撮っておしまい、あったとしても、絞り開放のときのピントの合わせどころを変えるくらいですが、この構図では思い切って絞り込んだF8も試してみました。

三脚に固定していたからこそ、という部分も大きいですが。

E-5, P5258059
 F8, 1/80sec, ISO1600

こんどは、パンフォーカス的・・・とまではいきませんが、かなり森の様子を全体的に見せる映像に。
ここまでピントを合わせてしまうとヒメシャガの花が埋もれてしまうかと思いましたが、意外といいムードになりました。

この構図で一枚、FotoPusに投稿しようと思いましたが、さて
どちらを選ぶか、迷いました。

結局、絞り開放のほうを選ぶことになりましたが。
(投稿写真はこちらです)

いちど、両方の写真を大きめにプリントして見比べてみたいです。

2014年5月21日水曜日

ツクバキンモンソウ -2011/05/14青葉の森

OLYMPUS E-620
RICOH XR RIKENON 50mm F2
PENTAX K CLOSE-UP RING No.3 (28.5mm)

記事投稿時点から実に丸3年遡った2011年5月に青葉の森へ出かけたときのツクバキンモンソウです。
このときがたしか、ツクバキンモンソウと初めて出会ったときだったと思います。

いまは一線から退いたE-620がまだ主力だったときです。
しかも、レンズはXR RIKENON 50mm F2。

いつも使っているF2Lではない、初代RIKENON 50mm F2です。「元祖」和製ズミクロン。

オークションで入手したレンズですが、絞りリングが固くてなかなか取り扱いに苦労するので、今はまったく出番がないレンズです。

E-620, P5142304
F2, 1/125sec, ISO400

PENTAXの接写リングを入れて絞り開放、最接近すれば、独特のムードが出ます。おなじ50mmでも、OMのマクロレンズでは出せないソフトな雰囲気。

E-620, P5142306
 F2, 1/100sec, ISO400

同じ機材でも、ピントリングをめいっぱい無限遠まで回したときは、ここまで引いて撮ることができ、ボケ具合もおだやかになります。

E-620, P5142312
F2, 1/125sec, ISO400

向きを変えれば、また違ったムードになりました。
このときのツクバキンモンソウは、ひと株にたくさんの花がついていました。
この翌年以降花を咲かせている場所よりもう少し奥まったところに咲いていた花で、いまはその場所では咲いていません。

自然の森であっても、毎年同じ場所に同じ花が咲くというわけではないのですね。

ツクバキンモンソウ2012 -2012/05/13青葉の森

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2012年5月に撮ったツクバキンモンソウを披露します。

E-5, P5134473
F3.5, 1/60sec, ISO400

このシャッター速度でおわかりの通り、かなり暗い状況での手持ち撮影で、11枚シャッターを切ったのですが、まともに使えるのはこのワンショットのみ。

しかし、まだおしべが十分に立っていない状態で、めしべが上からタラッと垂れているところへジャストピントが行きました。

2013年5月のツクバキンモンソウ(その2) -2013/05/12青葉の森

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2013年に撮ったツクバキンモンソウ、その第2弾です。
(第1弾は2013年5月4日のこちらの記事です)

5月4日のときは、花木広場に咲いていたツクバキンモンソウでしたが、この日撮ったのは、ちごゆりのみちから沢沿いに旧わんぱく広場へ向かう途中の杉林へ少し入ったところに咲いているもの(だったはず)です。

E-5, P5123291
 F3.5, 1/200sec, ISO800

薄暗いこの場所では、高感度に設定してもシャッター速度をかせぐことが難しいです。
ここで咲くツクバキンモンソウは、なぜかほかの場所に咲くツクバキンモンソウと比べて花の数が少ないです。ひと株に2つ程度。

E-5, P5123293
F3.5, 1/250sec, ISO800

こちらも花は2つだけ。
でも、花のタイミングとしてはいちばん見頃。ベストと思います。4つのおしべの先にある目玉のような葯のうち、はじけて花粉があふれているのは右下のひとつだけ。
まだまだこれから、というところです。

たぶんこのときは手持ち撮影だったので、すべて絞りをF3.5開放としています。なかなかこの状況で絞り込むことは難しいです。

2013年5月のツクバキンモンソウ -2013/05/04青葉の森

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2013年5月4日、休日のこの日
青葉の森へ出かけました。

この日のコースは、 こもれび広場の駐車場からちごゆりのみちへ入り、沢を渡って旧わんぱく広場から花木広場、そしてこもれびのみちを上がって戻るいつものルートです。

花木広場に到着したところで、日当たりの良いすこし開けた場所に、白い花を発見。

ツクバキンモンソウでした。

E-5, P5042823
F3.5, 1/1250sec, ISO400

何ともユニークな花のかたち、そして紫の葉脈が目立つ独特の葉。
まさにツクバキンモンソウ。

ぐっとレンズを近づけてみると、

E-5, P5042824
F3.5, 1/500sec, ISO400

てっぺんにはまだ丸いつぼみがいくつか乗っています。
下から順に花が開くようです。

すでに開いている花も、まだフレッシュ。
上下の花びらのうち、上唇が短くおしべが飛び出していて、まるで宇宙人のようです。

上から見下ろしていたアングルから、こんどはぐっと目線を落として、ほぼ真横から眺めてみます。

E-5, P5042825
 F3.5, 1/400sec, ISO400

花の色は真っ白ではなく、うっすら紫がかっていることがわかります。
50mm F3.5マクロレンズで寄れるぎりぎりまで迫った(はず)ですが、なかなかイイ感じに撮れたと思います。

ツクバキンモンソウ -2014/05/04青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

青葉の森を、チゴユリのみちから旧わんぱく広場へ向かって歩き、沢を渡ったところ。
杉の林の下、一面茶色の中に小さな白い点が見えます。

E-M1, P5040069
40.0mm F2.8, 1/400sec, ISO400

とても小さいですが、近づいてよく見ると、なんとも不思議なフォルムの花。
シソ科キランソウ属、「ツクバキンモンソウ」です。

花はシソ科にはポピュラーな、上にぴょんと出た上唇と下にべろーっと垂れた下唇があって、上唇の下にしべが隠されている・・・というスタイル。

代表選手はキランソウ、花は濃いめの紫色で、地面にべったり這うように生えています。仙台では、普通に道端にも咲いていたりする、珍しくない花です。

ツクバ=筑波、文字通り筑波ではじめて発見された、ということらしいです。
キンモンソウ(金紋草)は、ニシキゴロモ(錦衣)の別称で、ツクバキンモンソウはニシキゴロモの変種という位置づけとのこと。

いちばんわかりやすい違いは、上唇の長さ。
おしべをカバーできる長さであればニシキゴロモですが、飛び出していればツクバキンモンソウ。
ニシキゴロモは主に日本海側、ツクバキンモンソウは太平洋側に分布し、棲み分けているようです。

花の色は淡い紫~淡い青紫
とのことですが、この写真ではかなり白に近いです。
白い花の「シロバナツクバキンモンソウ」というのもあるそうなので、そちらかもしれません。

葉脈がくっきりと紫色になっているというのもツクバキンモンソウの特徴といわれていますが、写真ではあまりはっきり濃い紫にはなっていません。

青葉の森ではふもとのほう、三居沢のあたりにも固まって咲くエリアがありますが、そちらのほうは疑いなくツクバキンモンソウそのものなのですが。

この、チゴユリのみちから旧わんぱく広場へ向かう沢沿いに咲くツクバキンモンソウとの最初の出会いは、3年前の2011年5月14日。そして翌2012年の5月13日、去年の2013年は5月12日にレンズを向けています。