OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
ちょっと前の話題ですが・・・
暑かった夏も一段落、すこしずつ季節は秋に・・・とはいってもまだまだ暑かった9月のはじめ。
青葉の森では、オクモミジハグマの花がいよいよ!というタイミングでした。
E-5, P9075975 |
つぼみの先がほころんで、白い花がほんの少し顔を覗かせています。
上から順に咲いていく、というのがよくわかるショットです。
オクモミジハグマは、その名の通り葉の形がモミジみたいですのですぐわかります。
まわりの細長い葉は、ヒメシャガのものです。
ヒメシャガは夏になる前、5月あたりに咲いて、この時期はすっかり葉だけになってます。
E-5, P9075976 |
OM 50mm F1.8レンズを絞り開放で、しかもISOを1600と高感度に設定してもこのシャッタースピード。相当薄暗い状況だったことがわかります。
この日はどんより曇っていて、ときおり雨がぱらつくあいにくのお天気だったんです。
絞り開放で、てっぺんのつぼみにピントを合わせたら、地面に近い場所で拡げている葉はけっこうボケますが、それでも特徴的なモミジみたいな葉の形はばっちりわかります。
E-5, P9075977 |
絞りをF4まで絞ると、花の部分もくっきり写り、葉の形もはっきりしてきます。
でも、これではOM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5レンズで撮ったのと違いがなくなってしまうので、このレンズならではの味は薄れてしまいます。
また、ヒメシャガの葉もはっきりしてきて、ちょっと背景が煩雑になってしまうので、主役の花が埋もれてしまいますね。
このオクモミジハグマやオヤリハグマ、そしてちょっと小ぶりのキッコウハグマなど、葉が下の方にあって、首を高く伸ばした先に花をつけるような植物は、どうしても上から見下ろして花と葉を一緒にフレームインさせたくなってしまいますが、ここは視点を変えてちょっと横から狙ってみます。
E-5, P9075978 |
横から撮れば、絞りを開いて被写界深度が厳しい状況になっても、上から下までの花と、下の葉もある程度はっきり写し出すことができます。
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