2011年10月10日月曜日

タゴガエル(だと思う) -2011/10/10青葉の森

OLYMPUS E-620
TAMRON SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (176A)

10月10日(祝)の青葉の森、今回は久しぶりにTAMRONのズームレンズを持って行きました。
このレンズ、開放絞りがズーム全域にわたってF2.8固定という点がとても魅力的なのですが、絞り開放での写りは期待できず、やたら大きくて重いのが困りものです・・・

しかも、今回はこのでかいレンズを縦グリHLD-5付きのE-620と組合せたので、重い重い。
このセットで1.4kgくらいあるんじゃないでしょうか。
バッグには65-116mmエクステンションチューブとOM 135mm F4.5マクロレンズセットも入れていたので、この重たいセットは常に手に持って移動・・・かなり無謀な今回の装備。

でも、このTAMRONズームレンズ176Aは、F4まで絞って使えばかなり画質が向上します。しかも、ピントの山は割とつかみやすく、ピントリングの回転角が異常なほど小さいので、慣れれば軽快に撮影できます。
強力とはいえませんが、一応マクロ撮影も可能です。
超近接撮影はOMエクステンションチューブをつければ対応可能ですが、この重さでは手持ちでの撮影は絶望的です。かといって三脚に固定するのもちょっと不安(特に今回のように、縦グリをつけているときは不安定度MAXです)。
超マクロはやはりコンパクトなレンズでこなすのが無難のようです。

でも、体力に余裕があるときは、これからもちょくちょく持ち出してみようと思います。

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さて、この日の青葉山は最上流の入り口から入ってわんぱく広場、花木広場を回って帰ってくるコースをチョイス。(実は昼食後、三居沢から上がって降りる2時間弱のコースもこなしたのですが)

出発直後、さっそくカエルがぴょーんと跳びだしてきました。

E-620, PA106560
F4, 1/160sec, ISO400

この写真は、散策道の砂利の上に佇んでいるカエルくんです。カメラを地面に置き、ライブビュー撮影しました。

【後日追記情報】2011年10月22日にFotoPusフォトギャラリへ投稿いたしました。>>>こちら

このレンズは絞り羽根が8枚あり、ちょっと絞っても丸ボケがきれいです(もっと絞ると八角形になるのですが)。

しかしこのレンズ、ちょっと色の乗りが良くないようにも思えます。
先のウスタケの記事でもこのレンズで撮った写真を載せましたが、以前OM 50mm F1.8レンズで撮った写真と比べても、やはり色が薄い感じがしますね。

先の記事で話題にしたカエルは、なんとなくヤマアカガエルっぽい印象を持っているのですが、こちらのカエルはあごの模様(この写真ではよく見えませんが)が細かいざらざら模様になっているみたいです。
もしそうなら、これはタゴガエルの可能性が高いと思います。

わんぱく広場を降りて沢のほうへ行ったときにも、カエルに遭遇しました。

E-620, PA106663
F4, 1/50sec, ISO400

こちらも色合いが地味です。でも、F4まで絞れば画質は十分、手ブレ補正を設定すればこのように1/50秒のシャッター速度でもちゃんと(?)撮影できます。

最後に、思い切ってカエルさんの正面に回って・・・

E-620, PA106676
F4, 1/60sec, ISO400

たぶん、カエルさんの目には176Aレンズの大きな目玉が見えていたと思います。
ビビってかたまっていたのか、にらみ返していたのかはわかりませんが、思ったより肝の据わった(?)カエルさんでした。

やっぱりこちらのカエルも、なんとなくタゴガエルのように見えますね。

このときは、176Aレンズの105mm望遠端でほぼ最短距離(カタログスペックでは50センチだそうです)での撮影でしたが、F4に絞っても目にピントを合わせると身体はほとんどピンぼけです。

もう少し絞って全身にピントが合うようにするには、やはり三脚固定が必要でしょう。

タゴガエルは、春になると「グッ、グッ」と鳴く声だけが沢中に響き、でも姿は見えないというカエルで、伏流水に卵を産むという特徴があります。
来年の春には繁殖期の姿、産卵現場(これはかなり難しそう)、そして卵やオタマジャクシなど見られれば良いなあ、と少し期待しています。

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