2013年1月6日日曜日

ドラマチックトーンなどアートフィルターのたのしさ

去年のフランス出張で開眼した「ドラマチックトーン」のおもしろさ
ドラマチックトーンとは、オリンパスのフォーサーズ一眼レフE-5発売の時に新しく世に送り出された、写真への特殊効果(アートフィルター)のバリエーションのひとつです。

今回は、ちょっと前に撮影した写真に適用してみようと思います。
その写真とは、2012年7月21日に仙台市青葉区の穴蔵神社で撮影した、鳥居に掲げられている石板です。

まずは元写真。

OLYMPUS E-5, P7217810
ただの石にしか見えませんが、右から左へ「穴蔵神社」と書いてあります。
この写真にドラマチックトーンをかけてみましょう。すると、


こんな感じになります。
だいぶメリハリがついた感じになりましたが、結局文字が読みやすくなることはありませんでしたね。
石のディテールが強調されすぎてしまって、文字がかえって埋もれてしまう結果になったようです。

ちょっとほかのアートフィルターも試してみました。


こちらは、「トイフォト」というフィルターです。むしろこっちのほうが文字が読みやすくなったような気が。


「ジオラマ」です。画面の上側と下側をピンぼけにして、真ん中を浮き立たせ、ミニチュア模型の写真のようにする効果がありますが、ここではちょうどぼかさず残した真ん中に文字があるので、うまくそれが目立つように表現されました。

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ドラマチックトーンは、とくに石が写っている写真で効果を発揮するようで、のっぺりした石でもこのフィルターによってディテールが強調される効果があるみたいです。
だから、石造りの建物や石畳の路が多いフランスで効果が発揮されたのかもしれません。

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