2013年1月26日土曜日

E-420に再び光が当たることはないのか・・・回顧録(?)

2012年の暮れ、そして2013年のあたまには、私のフォトライフにとって大きな変化がありました。

OLYMPUS XZ-2の導入
とともに、それまでのスナップ担当だったRICOH GXRからXZ-2への移行

GXRにA12マウントユニット導入
にともない、RICOH XR RIKENONレンズ(50mm F2Lと135mm F2.8)と組み合わせたMF専用機への大幅スペックチェンジ

おそらく今後は、OLYMPUS E-5(2011年12月31日購入、そのときの記事はこちら)はZUIKO DIGITALレンズ(12-60mm F2.8-4.0SWD2012年1月9日付けの記事でさらりと1月3日の購入報告)、50-200mm F2.8-3.5SWD(2011年11月6日に購入、記事はこちら))中心に、青葉の森等での山野草を相手にした本格的なマクロ撮影のときのOMマクロレンズたち(50mm F3.5、80mm F4、135mm F4.5、そしてエクステンションチューブを介した50mm F1.8)との組合せに絞り込まれることでしょう。
E-5と「キャラ」が被り、しかも性能の劣りが否めないE-620は現役引退でしょうか。

そんな激動(?)のなか、
2012年3月22日にシャッターを切ってから10ヶ月以上も、電源が入れられず長い眠りについているOLYMPUS E-420。

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ここで、導入から現在に至る、私のフォトライフにおけるE-420の歴史を振り返ってみたいと思います。(ちょっと大げさかも)

出会いは2008年5月26日。
衝動買いでした。
その年の7月にスイス・チューリッヒへの出張が入り、これを機に購入しました(そのときの様子を伝える別ブログの記事)。
E-420は4月17日、ボディージャケット、レンズジャケット、そして25mm F2.8レンズとともに発売されました。
 
購入後しばらくは、それまで記念写真やスナップ写真用に使っていたFujifilm F11というコンパクトデジカメの置き換え程度でしたが、
2010年2月1日にOMレンズを装着するマウントアダプターMF-1導入(こちらも別ブログ記事あります)がきっかけとなり、スナップだけでないフォトライフに目覚めました。

な ぜMF-1を導入しようと思い立ったのか、日記にもブログ記事にも書いていないので今となっては思い出せませんが、E-420とセットでついてくるキット レンズのOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6に不満が出てきたからだったかもしれません。

もう少し望遠のレンズがあったら・・・
でも新しいレンズを買うのはかなりの投資になる。

・・・!
そういえば、むかしOLYMPUS OM-2 s/pで写真をやっていたときに使っていた、OLYMPUS OM ZUIKOレンズたちがあるではないか!
50mm F1.8とか
65-200mm F4とか
さらに、OMマウントで使用可能なTAMRON SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (176A)
なんていうレンズもある。
これを使えるようになれば、撮影機材の幅が拡がる
と考えたのでしょう。

いざ使い出すと、このTAMRONレンズのマクロを使った花の撮影が思いのほか面白かったのですが、そのときの主な被写体だったオオイヌノフグリやナズナ(ぺんぺん草)を撮るには、かなりのローアングルが必要になる。
そこで、フリーアングルの背面液晶パネルがついているE-620に目が行ったのでしょう。

ついに、2010年2月7日にOLYMPUS E-620購入
本格的に野草マクロ撮影というジャンルへ足を踏み入れることになりました。

2010年4月には、クローズアップレンズを購入、フィルムカメラ時代にはほとんど出番がなかったOM 50mm F1.8レンズにつけてマクロ撮影に使うようになりました(当時、こんなことで悩んでいたという別ブログ記事)。

こうして、気合いを入れたマクロ撮影はE-620で・・・というのが定番となり、E-420のほうはだんだん出番を減らしていきました。
メインとして使うE-620のサブ的な位置づけとなり、いわば14-42mmキットレンズでの「撮影現場記録専用」 となったために、作品としておもしろい写真が生み出されることはほとんどなくなりました。

それでも、古いMFレンズを使うためのスペックアップは続けました。
OLYMPUSのフォーサーズ普及機(E-三桁機)として初めて(?)「ライブビュー機構」が搭載された機種でありながら、「光学ファインダーを覗いて撮る」スタイルにこだわった結果・・・
2010年7月23日に1.22倍マグニアイピース、そしてスプリットマイクロプリズムを搭載したフォーカシングスクリーンの導入で、ピント合わせの歩留まり向上を目指したチューンナップをすすめることに。

そんな中、2010年12月24日にE-420にとって大きな転機となる(?)できごとがありました。「Kマウントレンズアダプター」の導入です。
きっかけは、中学生の時から手元にあったXR RIKENON 50mm F2Lというレンズが、世間ではおそろしく高い評価を受けていたのを知ったことでした。

2010年12月19日には、E-420用のボディージャケットを導入
これはかなりのヒットでした。

一通り、グレードアップアイテムがそろったところで、さっそく購入翌日、タイミング良く雪が降ったのを狙って仙台城趾で撮影
かなりの好感触を得たのでした。
最初は、RIKENONレンズの「切れの良さ」に注目して撮っていましたが、さらに転機が!
それは、Kマウントレンズでマクロ撮影をするためのグッズ導入です。レンズを逆付けするためのリバースリング(2010年12月28日購入)、そして3種類の厚さが異なるK接写リングセット(2011年1月28日オークションで落札)で、これらのサポートによりRIKENON 50mmレンズでマクロ撮影に臨んでみると・・・

なんともいえない独特のムードが出ることを発見!
作例は、たとえば下記の記事をご参照ください。

2011年5月26日に東北大学片平キャンパスで撮影した
ヘビイチゴとシャガ

2011年8月28日青葉の森で撮った
ボタンヅル
クロケシツブチョッキリ?
ヒメキンミズヒキ

2011年は、お昼休みの散歩に持ち出して、スナップマクロ用カメラとしてもっとも活躍した年となりました。

しかし・・・
2011年12月3日にRICOH GXRが私の機材ラインナップに加わり、「お散歩のお供」としての役割を終えた感があります。
オールドレンズと組み合わせた超どアップマクロのような個性的な写真は撮れませんが、スナップや風景、そしてマクロまでオールラウンドにこなすGXRが重宝するためです。

2012年はたった一度だけ、3月22日に出番が来ましたが、そのあとは一度も・・・
このまま出番がないままなのか
手放すことになるのか
・・・考える時期に来ているのかもしれませんが、気持ちとしてはまだまだ手元に置いておきたいカメラです。

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