RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
オリンパスのフラッグシップ機、OM-D E-M1が手元に来てから一月半ほどたちました。
このカメラ、さすがはオリンパスが「フォーサーズ」の更新をやめて「マイクロフォーサーズ」との一本化を打ち出しただけあって、とてもよいカメラです。
ボディとキットでついてきたM.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROレンズも秀逸で、24mm相当の広角から80mm相当の中望遠までをF2.8でカバーし、しかも40mm望遠端ではちょっとしたマクロレンズ的な使い方にも対応できます。
これではOM ZUIKOレンズの50mmは出番がありません。よほどオールドレンズならではという使い方を考えなければ・・・とすれば、まだ50mm F1.8レンズには少しはお声がかかりそうですが、50mm F3.5マクロレンズのほうはなんとも苦しいことになってきました。
まあ、そのあたりは追々考えていくとして、12-40mmレンズでカバーできない望遠域ではまだオールドレンズの出番がありそうです。
最近「とれるカメラバッグ」に 忍ばせているのは・・・RIKENON 135mm F2.8レンズです。ライカ判換算で270mm相当の望遠レンズとして使えます。
絞りをF2.8解放で使うと少々ぼんやりした写りになってしまいますが、一つ絞ってF4にすると途端にしゃきっとします。
今回は、このレンズを使って西公園のねこを狙ってみました。
E-M1, RIKENON 135mm F2.8, PB300004 |
アップで撮るときはピント合わせに苦労しません。
ピントが合ったところは切れよく、そしてぼけもやわらかくて毛並みのふわふわ感がいい感じに出ています。
E-M1, RIKENON 135mm F2.8, PB300014 |
距離が離れて被写体が小さくなってしまう構図の場合は、ピント合わせはちょっと難しくなり、慎重にやらないとピントを外してしまいます。
E-M1, RIKENON 135mm F2.8, PB300032 |
このねこはちょっと警戒心が強くて、あまり近づかせてくれません。
かなりの距離から望遠レンズらしい圧縮効果を狙ってみましたが、正直なところ「ピント外してもしかたない」「合ってくれたらラッキー」くらいの気持ちで撮ったものです。
結果的には成功してよかったです。
ねこのところをトリミングしてみると、
PB30032, 1600x1200 trimmed |
白い毛がやわらかく描写されています。若干後ピン気味かもしれませんが・・・
どうも私の場合、後ピンになることが多いような気がします。
癖なのか、目の問題か?
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望遠レンズとしては、フォーサーズ用の50-200mm F2.8-3.5や70-300mm F4.0-5.6もありますが、やはりこのRIKENONレンズと比べると大きさ重さの点でかなり不利ですね。
しばらくは望遠撮影にはRIKENON 135mmレンズが活躍しそうです。
強い逆光条件のときには注意が必要ですが・・・
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