2013年11月16日土曜日

厳しい逆光条件にRIKENON 135mm F2.8レンズでチャレンジ -2013/11/16 青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

2013年の青葉の森は、暑い夏が長く続き、秋の季節になってもなかなか冷え込むことがなかったせいか、紅葉の進行は遅めで色も鮮やかさに欠ける印象でした。

ようやく11月の第2週になって数日、朝晩にぐっと冷え込む日が続きました。
そして週末。

ふたたび穏やかに暖かく天気のよいこの日、紅葉の具合を見に出かけました。

一週間前に見たときよりも幾分いい色になってきているように見受けられます。
でも、風が吹くたびにバラバラと葉が落ちていき、秋到来が遅れているのに、もうすぐ冬に進んでしまうのではないかと心配になりました。

この日持ち出した機材は、最近購入して試運転中のOLYMPUS OM-D E-M1と、併せて購入したM.ZUIKO 12-40mm F2.8ズームレンズ、そして50mmと135mmのRIKENONレンズのコンビです。

デジタルズームレンズがかなりいい出来で、明るいF2.8、40mm(ライカ判換算で80mm相当)で20センチまで寄ることができるマクロ特性・・・と、これまで使っていたレンズの出番が不要といってもいいほどです。

いまのところ、このレンズで対応できないのは望遠撮影だけということになりますので、RIKENON 135mm F2.8レンズには期待がかかります。ライカ判として270mm相当の望遠レンズということになります。

XZ-2, PB166148
 E-M1にRIKENON 135mm F2.8レンズを装着するとこんな感じに。けっこうバランス的にもいい感じです。
このレンズ、引き出し式のフードを内蔵しています。

XZ-2, PB166149
一応、内側が乱反射を抑えるフェルト貼りのようになっていて、良さそうに見えるのですが・・・

けっこうきつめの逆光条件で挑戦してみたところ、かなりフレアが入ってしまうことがわかりました。

E-M1, PB160066
 F4, 1/4000sec, ISO200

なんだか全体的に「もや」がかかったような感じに。
太陽はこの画面のすぐ外側、左上のあたりにありました。

そこで、簡易的に左手で「庇」のように左上を遮ってみたのがこちらの写真です。

E-M1, PB160065
 F4, 1/1000sec, ISO200

みごとにフレアが軽減されました。
ここに出している写真は、RAW現像の際にはトーンやコントラストなどの調整はしていません。

RAW現像ソフト、OLYMPUS Viewer 3 には「自動トーン補正」なるものが備えられています。この機能を使ってソフト任せにトーンを調整した写真を、FotoPusに投稿しました。
投稿写真はこちらです。

いつか機会があったら、OM ZUIKO(またはE.ZUIKO) AUTO-T 135mm F3.5レンズを手に入れてみたいと思っているのですが、このレンズはモノコートなので、逆光条件での撮影の際には今回のRIKENONレンズのケースのようなフレアに気をつける必要がありそうです。

ZUIKOの135mm F3.5レンズは、RIKENONレンズやZUIKO 135mm F2.8レンズより一回りコンパクトで軽いので、手軽な望遠撮影用として重宝しそうです。

もちろん、RIKENON 135mmレンズも絞り開放ではかなり甘い描写になってしまいますが、F4に絞れば十分シャープにきっちり映し出してくれます。
OMレンズにはすでに、135mm F4.5マクロレンズもありますので、3本目の135mmレンズがはたして必要か・・・

もう少し考えてみたいと思います。

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