2011年5月28日土曜日

ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森(完結編)

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

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ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森
ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森(芸術編)
ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森(芸術編~その2)

4回連続となるツクバネウツギ写真の記事投稿、これが最終回です。
これまで、花のアップのみでしたので、この木がいったいどんな環境に育っていたのか、そして全体像はどうなっているのか、わかりにくかったと思います。

そこでその場を離れる前、最後にOM 28mm F2.8を使って全容を撮っておこう(あとで名前を調べるときのためにも)と。

P5212667
F5.6, 1/50sec, ISO400

松の木の下に、このように生えていました。周囲に目立った花はなく、このツクバネウツギの木のみが白く目を引く存在でした。

この写真、単なる記録のために撮ったものですが、ピントを合わせた一番手前の花をピクセル等倍で切り出してみると・・・

P5212667

Webでの閲覧程度であれば、十分な画質と思います。
このOM 28mm F2.8レンズは、ネットオークションで2010年8月末に入手したものですが、そのとき投稿した記事にもあるとおり、特に必要に駆られたわけでもなく、ものすごくほしかったわけでもなく、ただなんとなく入札してみたら落札してしまった・・・というかわいそうなレンズなのですが、もしかすると図らずもよい買い物であったのかもしれません。

ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森(芸術編~その2)

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

前々回前回に引き続き、もう少しツクバネウツギです。
今度はボディをE-620からE-420にかえて、手持ちでチャレンジしてみました。
私のE-420は、本革ボディージャケット導入以来手持ち撮影専用になっています(なぜなら、ジャケットで三脚穴がふさがれてしまっているため)。

そして、この日初めての手持ち撮影にもかかわらず、無謀にもエクステンションチューブ25mmと14mm連結の計39mmを入れた超クローズアップです。
いったいどうなるのか?

最初はこちらから。

P5214150 (original)
OM EXTENSION TUBE 14+25mm
F1.8開放、1/160sec (+0.7EV), ISO400

絞り込まなければ、シャッター速度も手持ちでなんとかなるレベルにできそうです。それでも、とても浅い被写界深度で、呼吸するだけでもピント位置が前後に動き、さらに風で被写体自身が揺れるので、大変難儀しました。

なんとかかんとか、こちらに突き出ためしべの先にピントを持って行き、手ブレも最低限に抑えられたと思います。
この写真は、RAW現像時に手を加えずオリジナルそのままです。
やはりコントラストが低く背景の緑の深みが弱いので、RAW現像の段階でトーンカーブを調整し、暗い部分をさらに引き下げて締めてみました。

P5214150
主役であるめしべの先は、より立体感が出た感じです。でも、コントラストが上がったことによって、やわらかい感じはなくなってしまったかもしれません。
どちらがよいか、難しいところですね。

じつは、花の右脇に淡い丸ボケが入っているのですが、うまく見ることができるでしょうか?

この後、ほぼ同じアングル・フレームで絞りをF4まで絞った撮影を試みましたが、シャッター速度が1/30秒、1/40秒と遅くなったため、ブレて(手ブレか被写体ブレかはわかりませんが)しまいました。

ダメ元で、F4に絞ったまま内蔵フラッシュを焚いてみることにしました。
白飛びしてしまうのを恐れてISO感度を下げ、フラッシュ光量は1/64に落としました。この条件では、シャッター速度は1/100秒に固定されます。

P5214153
OM EXTENSION TUBE 14+25mm
F4, 1/100sec (+0.7EV), ISO100, 内蔵フラッシュ強制発光 (1/64)

これは光量を絞りすぎてしまったようです。・・・というよりも、もしかするとレンズの影になって肝心の花にフラッシュの光が当たっていない可能性も。
うしろの葉のほうが上から来る光に明るく照らされています。

それでも、ピントはまずまずのようなので、RAW現像時に最大限のプラス2段補正をかけ、トーンカーブも調整してみました。

P5214153

少し色のコントラストが低くなっているのは仕方のないところですが、見られなくなるほどノイズが入ってしまうということもなさそうです。
ISO感度を落としていたことが奏功したのかもしれません。
もし、まったくフラッシュの光が花に当たっていなかったなら、むしろフラッシュを焚かずに1/100秒程度のシャッター速度を確保して撮ったほうがよかったかも?

もうすでにOLYMPUSの販売ラインナップから外されて久しい、旧世代のデジタル一眼であるE-420ですが、操作性や携帯性はもちろんのこと、こうして実例を見てみるとはき出す絵の画質も十分鑑賞に堪えるレベルだなあ、と感心します。

今度は上から見下ろして撮ってみることにします。

P5214155
OM EXTENSION TUBE 14+25mm
F1.8開放、1/80sec (+0.7EV), ISO400

なんとかうまくしべの先にピントを持って行くことができました。オレンジの網目模様も適度にボケて、目立ちすぎることもなく控えめに背景に溶け込んでいます。

三脚撮影では時間をかけてアングルや距離感を決め、じっくりピント合わせしたり露出を考えたりする余裕が確保できる反面、機動性には欠けます。
手持ち撮影はブレやピンぼけのリスクは伴いますが、自由に素早く、しかもファインダーを覗いた状態のまま連続的にフレームやアングルを変えることができるので、捨てがたい魅力があります。

特に、ピントリングではなく身体自体を前後に動かしてダイナミックにピント合わせするので、ぼーっとした霧の中から被写体がふわっと現れて突然「ビシッ」とクリアになる瞬間をファインダー越しに眺めるだけでも、かなりエキサイティングです。

これは、背面の液晶モニターでのライブビュー表示や、電子ファインダーでは味わえないところではないでしょうか。
少なくとも、OLYMPUSでは普及機であるE-三桁シリーズの後継機種は出さない模様ですが、光学ファインダーのよさを味わうには、軽量コンパクトで手軽なこのE-420は、今となっては貴重な存在となってしまいました。

ただ、そんな楽しみを味わえるのは明るいオールドレンズを使った超クローズアップ撮影のときに限られるかもしれません。
私のE-420は、あんなこんな、そしてそんな紆余曲折をたどって海外からフォーカシングスクリーンを取り寄せ交換してしまっていますし、さらにマグニアイピースもつけている「MF専用特別仕様」です。
AF撮影を半ば放棄した形となってしまったこのE-420に、当初出番が極端に少なくなるのでは?けっこうな投資をしたのにそれが無駄になるのでは?と心配しました。
しかし、手持ち、ファインダーでのMF撮影に不向きと思い込んでいたE-620が意外と使える、とわかったあとでさえも、まだまだ活躍の場を失っていないのは、やはりこの機種の完成度の高さを証明しているのではないかと思います。

そう考えていくと、E-420へのMF操作性向上のためのフォーカシングスクリーン交換とマグニアイピース装着、グリップ感向上のためのボディージャケット購入装着といったスタイルアップは、いずれも絶大な効果をもたらしたといえるかもしれません。
(ちょっと大げさか?いや、決して大げさではありませんよ)

(ツクバネウツギ、もう一回だけつづく)

ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森(芸術編)

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

前回に引き続き、ツクバネウツギです。
こんどは、カッチリ描写が鋭いマクロレンズから、絞り開放でやんわり幸せな気分を味わえる50mm F1.8レンズへとスイッチしました。

いきなり、エクステンションチューブ装着!しかも25mmを2個連結で!

P5212661
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE 25mm x2
F1.8開放、1/200sec (+0.7EV), ISO400

これぞボケの妙味。マクロレンズではここまでの感じは出せません。

ファインダーを覗いたときの一番の狙いは上のしべ、特に前へ突き出しためしべにあったのですが、残念ながら後ろの白い花びらに溶け込んでしまって、いまいち浮き出てきませんでした。
コントラストを強調して背景から浮き立たせることも考え、やってみましたが・・・下のオレンジ網目模様がどんどん強調されて、ますます主役の座を奪われる結果に。全体的にも不自然になってしまうので、コントラスト調整作戦はやむなく撤退と相成りました。
もう少し下のアングルから狙って、めしべを背景に抜けばよかったかも・・・とあとで少々反省。

どうせ主役がオレンジ模様になってしまうなら、こっちをもっと強めてやるか。
と、最近覚えたR, G, B独立にトーンカーブを調整して目的の色だけを強調したり弱めたり作戦に切り替え。

Rの明るい部分だけ少し持ち上げてみました。

P5212661 (R-tone was tuned)

ちょっと控えめな調整で、ほとんど違いが出なかったかもしれません・・・
もともとこのレンズ、コントラストはそれほど強く出ないフラットな発色なので、あまり無理してトーンカーブを触ると不自然になってしまうおそれがあります。このあたりでとりあえず終了にしましょう。

せっかく三脚を立ててじっくり撮っているので、1枚だけではもったいない。絞りを絞ってみると、

P5212662
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE 25mm x2
F4, 1/60sec (+0.7EV), ISO400

メリハリがつき、コントラストも高まりました。しべもくっきり、模様もはっきり・・・
でも、これではこのレンズ「らしさ」があまり出ていないような気がします。これなら50mm F3.5マクロレンズに25mmエクステンションチューブを1個つけて撮ってもほぼ同じ写真が撮れるのでは?

やっぱり「印象派」写真としては先のもののほうがよさそう。

同様の比較を別の花、別アングルで試してみました。

P5212663
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE 25mm
F1.8開放、1/200sec (+0.7EV), ISO400

このケースではエクステンションチューブを1個外して、少し引きで撮りました。
先ほどの、どアップ写真に比べると少々やわらか感は抑えられていますが、花の奥からこちらに突き出したしべや、下の花びらに生えた柔らかく細い毛が浮かび上がっています。

これを絞って撮ると、

P5212664
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE 25mm
F4, 1/60 (+0.7EV), ISO400

コントラストが高まり、しべの先の立体感や毛のくっきり感が増しました。また、先の写真ではややピンを外していた左上の花びらにもピントが行き、ディテールがはっきりと表現されています。
絞り開放ではただの白色にしか見えなかった花びらも、実はほんの少しピンクがかっていたことがわかります(小さくリサイズしたこの写真でうまく伝わるか・・・)。
花全体の特徴を明瞭に示すという観点からは、やはり図鑑的な写真といえそうです。これもマクロレンズを使えば、同様の写真が撮れそうですね。

しかし、この50mm F1.8レンズ、F1.8開放と少し絞ったF4とで比較すると、色のコントラストがずいぶん変わるものだと改めて再認識させられました。

芸術編、こんどはカメラボディをかえてさらに。
(つづく)

ツクバネウツギ -2011/05/21青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

5月に入ってから、青葉の森にはほぼ毎週末に通っています。
この日は、青葉台側から降りていくコースで森に入りました。

旧わんぱく広場へ降りていく入り口に少し開けたスペースがあるのですが、一本の木の下に細い枝を低く広げて白い花をつけた樹を発見(というかよく目立ってました)。

その後森の中を回っていくと至る所で目につきましたが、このときは初めてのご対面だったので、主目標だったマイヅルソウのポイントへ行く前に三脚を立て(というか拡げ)ました。

花の名前が分からなかったので、まずはあとで調べることを考慮して、くっきり写せるマクロレンズで「記録」として撮ることに。
※あとで、この花が「ツクバネウツギ」であることを教えていただきました。

P5212656
F8, 1/15sec (+0.7EV), ISO400

いつも絞りを開けて、ムード重視の画作りをするのですが、ここは絞りをなるべく絞って・・・
やはり目が行くのはしべ。そちらにピントを持って行きます。すると、それでも花の付け根のほうはややピンぼけに。まあ、それでも萼片(がくへん)がいくつかに分かれている・・・くらいは見て取ることができます。(しかしこれは重要な識別ポイントであることがあとで判明。ほかにも撮っておいてよかった)

とにかく辺りが薄暗いので、私の中では許容範囲上限の高感度ISO400の設定で、背景の暗い部分の粒状が荒れてしまわないように、オーバー露出よりにしました。
ただしあまりオーバー設定にすると、白い花が飛んでしまうので少々控えめに0.7段。

・・・たしかそんな気持ちで露出設定したようなかすかな記憶。

シャッター速度はどうしても遅めの設定になる上に、細くて長い枝の先についた花は少しの風でもゆらゆらと揺れてしまいます。
本番(マイヅルソウ)前の前哨戦、素早く切り上げたい気持ちはありますが、ファインダー越しにこの花を見ると、やはり美しい。
花期が短いのか長いのかわからない。従って、次に来たときも咲いているかわからない。
ここはおろそかにできません。

去年はマイヅルソウで失敗していますし・・・

きっちり撮ると腹を決めました。
ここでいう「きっちり」とは、手を変え品を変え、引き、寄り、深ピン、浅ピン、抽象的、図鑑的・・・いろんな雰囲気で撮りまくり、という意味です。

P5212657
F3.5開放、1/80sec (+0.7EV)、ISO400

ちょっと色気(?)をだして、絞りを開けて1ショット。後ろの花も入れたかったので、中途半端に目立つよりはぼかして背景に溶け込ませたかった、という正当な(?)理由もあります。

ここでは、不織布のような繊細な花びらにピント(のつもり)。

P5212660
F8, 1/30sec (+0.7EV), ISO400

花をやや上方から眺めてみると、下の花びらの内側には淡いオレンジの網目模様。これもこの花の特徴のように思われます。
きっちりとマクロレンズで、かつ絞りを絞って。

・・・でも、上から少しだけ顔をのぞかせているしべも気になる。こちらを主役にするには、特徴的な網目模様はかえって目に障るような気がして、やっぱり絞りを開けたショットも押さえておこう。

P5212659
F3.5開放、1/50sec (+0.7EV), ISO400

・・・しかしシャープさが売りのマクロ、しかも開放絞りF3.5のこのレンズ、芸術性(?)を出すには少々まじめすぎる感が。

絞りを開けてもシャッター速度を劇的に稼げるわけでもなく、もしかしたらやや被写体ブレが出ているかも。
その上被写界深度は容赦なく浅くなりますので、せっかく狙った主役のしべ先も、風に吹かれてかジャストのピント位置から少し逃げてしまったようです。

ここは芸術家レンズ(?)、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8にスイッチすることにしましょう。
(つづく)

2011年5月27日金曜日

【私のカメラ史メモ】E-620購入秘話(?)

私のデジタル一眼歴の始まりは、2008年7月にスイスのZurichで開かれた学会参加のための出張がきっかけで、E-420の標準ズームセットを買ったとき。

昔使っていたOM-2 Spot/Programに愛着もあり、でもフィルムはなんとなく億劫。コンパクトデジカメ(Fuji Finpix F11)を主力にしていましたが、物足りなさも感じていた・・・

そこで思い切って、E-420を購入したのでした。
コンパクト軽量、という実用的な面もさることながら、OMを彷彿とさせるボディデザインが決め手となりました。

気持ちよく使っていたのですが、コンパクトとさほど使い方が違わない状況では、どうしても依然として手軽なコンパクトの出番が多く、対して一眼は、常に携帯するわけにもいかず敢えて持ち出すのも面倒・・・

しかし、
2010年2月1日、OMレンズを取り付け可能なアダプター、MF-1を購入して、押し入れにしまい込まれていたOMレンズ達に出番を与えてみると、これがかなり楽しそうだとわかりました。

特に、
高校生時代は見向きもしなかった標準レンズ、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8が100mm中望遠相当の明るいコンパクトレンズとして蘇り、ますます写真撮影への意欲が増していったのでした。(高校のときはほとんどCOSINAの28-70mm F4ズームレンズを使ってました)

大学院生になってから(?)購入したTAMRON SP 28-105mm F2.8ズームレンズも、簡易的なマクロ撮影可能ということで、いままでそれほど本腰を入れていなかった、草花の接写撮影という新しいジャンルへ足を踏み入れることになりました。

そうすると、光学ファインダーを覗けない、しかも背中に貼り付いたライブビュー液晶画面も見辛いようなアングルでの撮影機会が増え、フラストレーションがたまってきました。

そこで、
2010年2月7日、ふらっと寄ったヨドバシカメラ仙台店で「衝動的に」E-620(ボディのみ)を購入してしまったのです。
なにより欲しかったのは「フリーアングル液晶」この1点です。

以来、春の青葉山という絶好のタイミングも手伝って、急加速で街の草花や山野草接写への道を深めていき、現在に至るというわけです。

昨年10月のE-5発売時は、ちょうど4/3の描写について悩んでいるときで、CANONの35mmフルサイズ機EOS 5D Mark IIにするか(こちらでもアダプターでOMレンズが使えるので)、新発売のE-5にするか・・・何度もカメラ店に出向いたり、Webで情報収集したり。

結論として、
画質には大きな優劣はなさそう
ボディサイズ、重量、グリップ感はほとんど同じ
しかし、レンズのことを考慮するとシステム全体としては4/3のほうがお得(とくに望遠中心のラインナップで臨む場合に)
機能には全く無関係ですが、デザインはE-5のほうが好み

で、買うならやっぱりE-5だな!と思ったのですが・・・

結局、「E-620で未だ能力を100%引き出せていない。極めてからE-5に行っても遅くない」と、購入は踏みとどまることにしました。

そうこうしているうちに、もう出番はなくなってしまったと思っていたE-420も、なんとなく吐き出す絵の雰囲気が、E-620にはない味わいをもっているように感じられることが多くなり、出番の数を回復しつつあります。シャッター速度をそこそこ稼げる手持ち撮影に絞り込み、光学ファインダーでのMF強化のためにフォーカシングスクリーンを交換した上でマグニファインダー装着、さらには本革ボディージャケット導入で手にしっくりなじむホールド感を獲得した「新生E-420」は、散歩のお供として、またE-620メインでじっくり撮影する際の小回りがきくサブ機として、ますます重要な地位を確立しています。

E-420に対するバリアングル液晶以外のアドバンテージとして手ブレ補正機構があったのですが、最近の撮影スタイルでは、E-420での実績を見ても、必ずしも手ブレ補正が必須でなくなってきています。
シャッターレリーズの爽快感ではむしろE-420のほうが格段に上で、ライブビュー撮影でのシャッターレリーズでは不満を感じるほどのE-620。
カメラ店でE-5をいじっては、「この通常撮影はもちろん、ライブビューでの軽やかなシャッターレリーズ感と音、これがE-620に備わっていたら、100%完璧なカメラなんだけどなあ」とため息をつき、「でもE-5導入には、この大きさと重さがネック」とまたため息をつく・・・

そんな中、先月めでたく10,000ショットを超えたE-620、なんだかんだいってもまだまだ現役ばりばりでがんばってもらいますよ。

2011年5月22日日曜日

OLYMPUS E-三桁には十分な露光が不可欠?

フォーサーズ規格の宿命、前々からよくいわれていることですが・・・

「高感度撮影でノイジー」

確かに、露出不足になるとノイズがバンバン、色の階調も悪くなるように感じられます。特にエクステンションチューブを入れた接写の場合、どうしてもカメラの測光ではアンダー露出気味に設定されてしまうようですので、常にプラス補正な気持ちで撮る必要があるでしょう(もちろん被写体や狙いによるとは思いますが)。

むしろ白飛びしない程度にぎりぎりまでオーバー目に露出し、RAW現像で戻す・・・というのがもっとも無難な気がします。
飛んでなければ、トーンを落とすことはかんたんです。でも、どアンダーになってしまったものを引き上げるにはかなりムリが生じます。

逆に言うと、十分光を与えてやればノイズは抑えられる、ということになろうかと思います。
実際に過去の経験でも、そんなことが何度もありました。
(露出を間違えて暗~くなってしまったあとに、設定を修正して適正にした2枚の写真を見比べたり)

E-5は画像処理システムを進化させて、より高品質の映像を作り出すことができるとききます。私の所有するE-420, E-620はひと世代、ふた世代前の機材ですが、どれほど違うのでしょうか。

比べてみたことがないので何ともいえませんが・・・
これらE-三桁機2台には、それぞれ不満(不便といったほうがよいか)な点はあります。が、E-5に切り替えるメリットでそれらのマイナス面を解決したとして、新たに生じるマイナス(コンパクトさ、手軽さを犠牲にする?)への不安もまた大きいです。

E-5はCanonのEOS 5D Mark IIとほぼ同じ大きさ、重量です。Canonのシステムと比べて同等のレンズがよりコンパクトになる点を加味すれば、全体として軽量コンパクト・・・となるのでしょうが、現状のE-420, E-620体制と比べると、大きく重くなるのは不可避です。

バッグから出すのが面倒になってしまったりしないか、うーん。
中古で安く出回るようになったら、あらためて考え直してみましょう。

いまのところ、結論としては
E-420、E-620でも光を十分に送り込んでやれば十分な画質を確保できる!
といったところでしょうか。

櫻岡大神宮のツツジ -2011/05/19(鳥居下のツツジの巻)

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

今回も、引き続きツツジの記事です。
仙台市青葉区、西公園にある櫻岡大神宮正面の鳥居下には、先にご紹介した境内奥にあるものとは種類の違うツツジが咲いていました。

P5192614
F4(たぶん), 1/500sec (+0.3EV), ISO100

このツツジ、花の真ん中が縁よりも濃いピンク色になっています。
花をよく見ると、

P5192606
OM EXTENSION TUBE 14mm
F4, 1/400sec (+1.0EV), ISO100

花の中に小さな巻きの入った花びらが1枚入っているのです。これはありふれているのか珍しいのか、判断つきませんが、初めて見ました。

P5192611
OM EXTENSION TUBE 14mm
F4, 1/200sec (+1.0EV), ISO100

きれいな花です。でも、どうしても目が行ってしまうのが・・・

P5192605
OM EXTENSION TUBE 14mm
F4, 1/400sec (+1.0EV), ISO100

虫喰い穴。