2010年8月1日日曜日

Katzスクリーン到着

先日発作的に発注したKatz Eye OpticsのE-410, E-420用フォーカシングスクリーンが昨日届きました。
メール連絡では、8月2日(つまり明日)到着予定とのことでしたが、2日も早く着いたことになります。

こんな袋で来ました。

海を渡る!という割には簡素な包装。(この写真は開封後の状態です)
中身はというと、

こんな感じ。
箱と紙。これだけ。

紙には、注文した内容と料金が書いてあります。

料金の合計は、送料含めて$240.88。
注文後に来たクレジットカードの利用明細では、約2万2千円弱。
円高のおかげで若干安め?
そのほかに、国内の輸送料(?)500円かかりました。

箱には当然注文の品が入っているわけですが、よくみると

一度封が切られており、その上からあらためてシールされてます。
"OPENED AND RE-SEALED FOR CUSTOMS CLEARANCE"
と書いてあります。
税関(?)で中身をチェックされたのでしょう。

早速箱を開けます。

ピンクのプチプチにくるまれたものが入ってます。
ほかには何もありません。
さらにプチプチの中を取り出します。

プラスチックのケースが入ってます。
右下には、Katz Eye Opticsのトレードマーク、猫の目シールが貼られているのですが・・・

切られてました。
これも税関(?)で?

ケースの中身はこんな感じ

ビニール袋にシールされたスクリーンと、紙が一枚。
あくまでもシンプルです。
換装に必要な工具類がいっしょに入っているのかと思ったら、何もありませんでした。
自分で用意するしかないようです。

・・・ここまでは、E-420にOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8をつけて撮影していましたが、そのE-420のスクリーンを交換しますので、ここからはE-620にOM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5をつけて(レンズを換えたことにはあまり深い意味はありません)撮影です。

KatzスクリーンとE-420(ZUIKO 50mm F1.8付)です。
早速換装作業に入りましょう。
レンズを外し、覗き込んで見上げると、簡単な枠で留められたスクリーンが見えます。

手前の引っかけてある枠をちょっと押すと、かんたんに外れます。

外した枠です。
ちょっと後ピンになってしまってますが、ぼやけて写っている手前の出っ張り部分が引っかかって留まっていたんです。

あとはカメラ自体をひっくり返してスクリーンをポロッと取り出します。

こんな感じです。
下敷きの板もいっしょに出てきました。

オリジナルのスクリーンの代わりに、Katzスクリーンを元通りに装着して作業終了。
そんなに難しくないです。
そして装着を完了したE-420がこんな感じ。

スプリットプリズムが見えてますね。

早速、このKatzEyeスクリーンとTENPAアイピースのコンビでテスト。
とりあえず、相方のE-620を。

"OLYMPUS"の「M」を狙ってみました。
OM 50mm F1.8を絞りF2.8で。
いかがでしょう。
けっこうイケてますね。

"E-620"の「-」(ハイフン)を狙ってみましたが、

残念ながらハイフンと6の間あたりにピントが来てしまいました。

でも、感触としてはかなりピント合わせが楽になった印象です。
ファインダー像も思ったより明るいです。オプションでつけたBrightness Enhancement処理が奏功しているのかもしれません。
F5.6まで絞っても問題なく使えます。F8でもわずかにかげりますが、ちゃんと正面から覗けばピント合わせはできそうです。

昔OM-2 S/Pで撮っていたころは
マット面を使うことはほとんどなく、いつもスプリットで合わせてましたので
ちょっとその頃の感覚を思い出しました。
ピントが合ってるかなと思ったら、ちょっとゆらゆら揺らしてみて、スプリットプリズムの合わせ目で像が揺らがないかどうか確認する、という方式です。
三脚を使うときは揺すれませんが、ほとんどライブビューを使うでしょうから問題なしです。

AFで使うときは、ピント合わせポイントの赤い表示が見えませんので使いにくくなりましたが、使えないことはありません。(AFにスクリーンは関係ないですから)
でも、どの位置でピント合わせをしているかわからないので、特に中央以外の2点はヤマ勘でやるか、使うのをあきらめるしかないでしょう。
また、合焦点が光らないので、ピントが合ったかどうかは音で知るしかありません。
騒がしいところでは使えませんね。

まあ、投資しただけの価値はありそうで良かったです。

花のまわりを飛び回る虫を追いかけて手持ち撮影するときなどは、いままでより歩留まりが上がりそうです。
E-420には手ブレ補正機構がありませんので、なるべくISO感度を上げて使うことになるでしょう。

今回のテストでは、室内で撮影したのでISO1600まで上げて撮ってみましたが、想像していたほどノイズがひどいというわけではなかったのが意外でした。
さすがにあとで思い切り拡大して見れば、やはりざらざらした感じになってしまいますが。
ノイズを嫌ってブレてしまうよりは、多少ノイジーでもかっちり止めて写せる方がいいですよね。

なお、今回E-420とE-620をとっかえひっかえ持って撮影してみて気づいたのですが、やはりE-420はコンパクトで軽い(何をいまさらという感じですが)。
E-620も十分軽いのですが、E-420を持ってしばらく撮影してからE-620を持つと、やはり重く感じます。
OM ZUIKOレンズの描写性能をめいっぱい引き出すために、35mmフルサイズのCanon EOS 5D Mark IIの導入も検討中ですが、お店で触ってみた感じではやはり「でかくて重い」。
50mm F3.5, 80mm F4, 135mm F4.5のマクロ三兄弟にチューブ65-116というセットを持った上でEOSでは、結構重量級になります。

私は手が小さいので、本体やグリップがでかいカメラは持ち辛いです。
しばらくはEシリーズで行こうと思います。

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