2016年8月12日金曜日

2016年、シーズン初のヤマジノホトトギス -2016/07/18青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

久々に、三居沢のほうから青葉の森へ入って、距離的には大したことないですがしばし、山歩きを楽しみました。

その途中で、今シーズン初となるヤマジノホトトギスの花に出会うことができました。

E-M1, P7180757
F1.8開放, 1/2500sec, ISO400

下り坂を下っているときに見つけましたので、上から見下ろすようなアングルになってます。
周辺にも咲いている花は見当たらず、これが唯一でした。

E-M1, P7180760
F4m 1/125sec, ISO400

日が当たったり陰ったり、明るさがめまぐるしく変わるのでちょっとたいへんでしたが、この写真はちょうど日が隠れて薄暗くなったときです。

このあたりではただひとつの花に、小さな虫がたくさん群がってきていました。この虫は、ギボウシやカタクリなどの花にも集まってきていたような気がします。黒くて細長い、数ミリの小さな虫です。

名前は分かりませんが・・・

E-M1, P7180762
F1.8開放, 1/2500sec, ISO400

実は、この花を見つけたのは同じ道を通った帰り道でした。
行きは坂を下から上へ上っていったので、この写真のように周りの景色に溶け込んで目立たず、見逃していたようです。

ヤマジノホトトギスは、花がきれいに開いているときはもちろん、初夏の咲き始めから枯れて落ち、実がなって・・・さらにすっかり立ち枯れた真冬まで楽しむことができます。

2016年6月15日水曜日

XZ-2がかえってきた! -2016/06/08

Sony Xperia Z5 Compact SO-02H
OLYMPUS STYLUS XZ-2

2016年5月24日に、とりあえずヨドバシカメラへ修理見積もりに出したOLYMPUS STYLUS XZ-2は、その後の連絡で「見積額は1万3千5百円です」

うーん、これはオリンパスのオンライン見積りで出た「レンズ清掃:1万2千円」に、ヨドバシ手数料をプラスした額だな。

でも、オリンパスに出して会員割引を適用してもおよそ9千6百円ほどとなるのに対し、ヨドバシに出せば今持っているポイントを最大限活用すれば7千円強になる。

よし、ヨドバシにお願いしよう

・・・ということで、2016年6月8日、無事修理(というか”レンズ清掃”の名目)から帰ってきたカメラを受け取ってきました。

Xperia Z5 Compact, DSC_0213
 修理内容の説明欄にはこのように記載されていました。

「ご指摘の不具合を確認いたしました。今回の修理におきましては、レンズユニット部品の交換を行い、絞り機能、オートフォーカス機能、ホワイトバランス機能の調整を行いました。
その他の機能に関しましても点検を行い、異常動作がない事を確認致しました。」

・・・レンズユニット交換?!
ゴミ取りの清掃というわけではなかったようです。

ヨドバシの修理受付窓口の方に聞いてみたら、「ばらして清掃して、また組み立てて・・・とやるよりは、ユニットを丸ごと交換して調整する方が楽なんでしょう」とのこと。
まあ、そうですよね。

バラバラにして、また組んで、確認して調整して・・・とやるのは確かに。

DSC_0216
料金の明細を見てみると、やはりオリンパスへの支払いが1万2千円、そしてヨドバシへの手数料が千5百円ということでした。

ちょっとうれしかったのは・・・

DSC_0214
持つときに右手親指が当たる部分のゴムパッド。
だいぶ前に、取れてしまっていたのですが、新たに着けてくれていました。

DSC_0215
これで片手ホールドもしっくり、ばっちりです。

~~~
ちょっと前に、このXZ-2の使い方について考えたことがありましたが、それから約1年半経った今でも、このカメラの快適さはまったく変わっていません。

たまにOLYMPUS TOUGH TG-4 が気になってみたりしますが、XZ-2に不満はありません。壊れるまで使ってやりたいと思います。

2016年6月12日日曜日

XZ-2のレンズに異変、修理に -2016/05/24

OLYMPUS STYLUS XZ-2

導入初期の頃、柔らかいポシェットに入れてズボンのベルトにいつも装着していたので、中で勝手に電源が入り、レンズを繰り出すことができず妙な力がかかったりしていたからか・・・

2016年5月19日までは何事もなくきれいに写真が撮れていたのに

XZ-2, P5196853
6.0mm(28.0mm相当), F5.6, 1/500sec, ISO100

翌日の2016年5月20日、なんだか黒い影が写り込むようになりました。しかも突然に・・・

XZ-2, P5206855
24.0mm(112.0mm相当), F5.6, 1/320sec, ISO100

画面の左上に写っている、ぼんやりした黒いものがそれです。
近くにピントが来るときはそれほど目立たない(・・・とはいってもやはり目立ちますね)ですが、無限遠にピントが来たら


XZ-2, P5236866
6.0mm(28.0mm相当), F5.6, 1/500sec, ISO100

なんともひどいことに。
レンズに虫がついたのかと思ったほどでした。

こりゃいかん!
オリンパスのオンラインサービスで「レンズ清掃」の見積りを見てみたら、なんと1万2千円!
プレミア会員になっているので、割引が効いて・・・それでも9千6百円ほどと出てきました。

そこで、ヨドバシに出して少しでも安くなれば・・・と思い、さっそく5月24日に行ってみると
「結局オリンパスの八王子サービスセンターに出すので、変わらないと思いますよ」とのおことば。
しかし、ヨドバシのゴールドポイントが6000ptほどあったので、トータルではこちらが安くなるのではないかと期待を込め、預けることにしました。

しかし、レンズの清掃で1万2千円とは・・・けっこう高いなあ、という印象です。

2016年5月15日日曜日

ヒメシャガの花を食べているヤツ -2016/05/14青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

先ほどの記事で、なぜ丸1年も前の話題を引っ張り出してきたのか・・・それは

犯人がヒメシャガの花を食べる現場を抑えたから。

P5140070
F8 1/50sec, ISO800

見事に咲いたヒメシャガの花。ああきれいだなあ・・・と思ったら、背後に怪しい姿が。

P5140068
F8 1/80sec, ISO800

まだ開いていないつぼみの先を食いちぎり、あたまを突っ込む悪いヤツ!
何を狙うのでしょうか。
やはり、蜜?それとも・・・花粉?

開いた花でなく、まだ閉じているつぼみを狙うのには何か目的があるのでしょうか。

食べられた?ヒメシャガの花 -2015/05/09青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (初代)

今回は、ちょっと古くて約1年前の話題。

5月の連休明けあたりからは、青葉の森ではヒメシャガの花があちこちに咲き始めます。
きれいに開いた花あり、ほころび始めた開きかけの花あり、まだ開いていないつぼみあり・・・

そんな中に、こんなかわいそうな花を見つけました。

P5092843
F1.8 1/320sec, ISO400

花びらが一枚敷かない花。

P5092844
F1.8 1/250sec, ISO400

虫に食べられてしまったのでしょうか。
それにしても、もしつぼみのうちに食べられたとしたら、それでも花を開くヒメシャガは健気。
ようやく開いたところを食べられてしまったのであれば、ちょっとかわいそう。

食べられてしまったタイミングは置いておいて、犯人はいったい誰なのでしょう。

2016年4月3日日曜日

初めてシュンランと出会ったのですが -2016/04/03青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

もう何年も「青葉の森」へ通っているのですが、一度も見かけることがなかった「シュンラン」の花。
この日、ついに初めて出会うことができました。

E-M1, P4030022
 F3.5 1/800sec, ISO400

このときは、ランの花のまわりに短くちぎれた葉があることには気付いていましたが、まさかこのシュンランの葉であるとは思っていませんでした。

今まで、青葉の森で見かけるランといえば、葉の退化したユウシュンランばかりだったので、長い葉があるランをイメージしていなかったのです。

なぜ、葉が根元からちぎれたようになっているのか・・・写真の右側を見ると、3センチほどの太さの樹の切り口があります。

つまり、このあたりは大々的に草刈り、芝刈りされてしまっていたわけです。
いつもなら、この散策路も両サイドから木の枝や草が迫ってくる獣道のようになっていたはずなのですが、なぜか去年の秋くらいから妙に見晴らしが良くなってしまっています。

P4030033
 F3.5 1/400sec, ISO400

この写真を見ていただければわかるように、まわりのかなり広い範囲が無差別に刈られています。
その勢いで、シュンランの葉もバリバリと刈られてしまったのでしょう。

まわりに繁っていた草や笹などがきれいさっぱり取り払われ、自身の葉も短く刈られてしまったおかげで(?)、花がニョッキリと目立ってしまった・・・というわけですね。

いままでは、花が咲いていても気付かなかっただけなのですね。

それにしても、こんな状態では、とても自然をそのまま残した原生林とは程遠いです。

なんとも「無残」としか言いようのないこの状況、仙台市ももう少し配慮してもらいたいものです。

とても暖かい4月の青葉山で初スミレは? -2016/04/03

OLYMPUS OM-D E-M1
KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

2016年も4月最初の日曜日。
前日は少し雨が降ったりしましたが、この日は天気もまあまあ・・・というより、気温がかなり上がって最高気温はなんと19.0℃!

先週末は出張で不在でしたので、2週間ぶりの「青葉の森」です。
カタクリは咲き始めているだろうなあ、スミレはどうかな?というような気持ちで、もっとも標高の高い散策路である 「ちごゆりのみち」へ入ると、数メートルのところではやくもスミレを発見。

E-M1, KOWA8.5/2.8, P4030006
KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8
F4.0(?) 1/400sec, ISO400
Art Filter "Toy-Photo II"

枯れ葉の中に緑の葉のかたまり、そして薄水色の花がいくつか咲いていました。

E-M1, OM50/3.5, P4030010
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5 1/400sec, ISO400

松ぼっくりがズシッとのしかかっています。
よくみると、右端の小さな花は、花開く前にすでに虫に喰われてます。めしべの先が丸出しです。

2016年1月23日土曜日

仙台市青葉区片平丁通り沿いの石垣にて -2015/12/19

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

お昼のお散歩で通りかかった、片平丁通りに面する仙台高等裁判所の石垣に、スミレの閉鎖花を見つけました。この場所がどんなところか、後日あらためて撮ってありますので、そちらも併せて見て下さい。

E-M1, PC196240
12.0mm F2.8, 1/2500sec, ISO200

まだ午後2時半ころなのに、雰囲気はすでにたそがれ時のようです。
黄色く枯れたような葉ですが、しっかり生きています。

高く突き出された閉鎖花は、まだ弾けていないものと、その手前に弾けたもの。

E-M1, PC196241
12.0mm F2.8, 1/1000sec, ISO200

下から見上げると、空がなんとも冬っぽい。
このスミレ、何という種類なんでしょうか。

E-M1, PC196242
12.0mm F2.8, 1/2000sec, ISO200

弾けた閉鎖花にも、タネが二つ三つ残っていました。

別の場所でも、見つけましたよ

E-M1, PC196243
 12.0mm F2.8, 1/5000sec, ISO200

こちらはもっと前に、弾けたようです。

E-M1, PC196244
12.0mm F2.8, 1/4000sec, ISO200

下から見上げると、青空が入っていい感じ。電線が入ってしまうのがちょっと残念ですが。

これまでの2つは、葉が薄くて柔らかく、裏も緑のスミレでしたが、また別の石のあいだから出ていたスミレのほうは、これらとはちょっと違うようで・・・

E-M1, PC196245
28.0mm F2.8, 1/4000sec, ISO200

葉しか見えないのですが、しっかりしていて裏が茶色いです。
なにか別の種類なのかも。

さらに、地面には

E-M1, PC196246
12.0mm F2.8, 1/1250sec, ISO200

石のあいだから横向きに出てきて、キュッと上を向いた閉鎖花が。

冬の散歩でも、植物を楽しめるとは。
ちょっと得した気分になれる、石垣散歩です。

そして、12-40mm F2.8 PROレンズ、広角端の12mm(ライカ判の24mm相当)で、ぎりぎりまで寄って撮れば、広角マクロが楽しめます。

これまで、お散歩途中でのマクロ撮影には、OM ZUIKO 50mm F1.8にエクステンションチューブ、といった組合せが多かったのですが、こちらだとどうしても中望遠100mm相当ということになり、どうしても被写体がアップになりすぎるので、周囲の状況まで画面に取り込むのはたいへん難しかったのですが、こちらなら楽々です。

最近、もっと広角を極めた(?)KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8レンズがあり、おもしろい使い方ができますが、この12-40mm F2.8 PROレンズでも、けっこう広角マクロに対応できますね。