2010年6月27日日曜日

F1.8絞り開放の開放感 -2010/06/26

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

ここ数日、晴れて暑い日が続きました。
今日も東北大学片平キャンパスで撮影に臨みます。

E-420には二代目50mm F1.8をつけて、F1.8開放で通すことに。
まずは定番、ヒナギクで写りをチェック。

P6261365
F1.8開放、1/800sec ISO100

もっとも手前のヒナギクにピントを合わせて、画面の大部分が後ボケになる構図です。
やはりこのケースのように線が多いときにはボケがあまり美しくないです。

でも、もっともうしろの暗がりに浮かぶヒナギクのボケはなかなかのように見えますが。

次は、ニワゼキショウを試してみます。
花の時期も盛りを迎え、一日で咲き終わる花は次々と丸い実になります。
もうだいぶ実の数が増えました。

P6261370
F1.8開放、1/4000sec ISO100

この構図は、前ボケから後ボケまで広くチェックすることができます。
見てみると、やはり後ボケはいまいちな感じがしますが、前ボケは大丈夫のようです。

つづいて、シロツメクサにやってきたハチです。

P6261382
F1.8開放、1/3200sec ISO100

このレンズの最短撮影距離45cmぎりぎりまで寄ってます。
それほどボケていないすぐ脇のニワゼキショウはいい感じになってますが、もっとうしろのニワゼキショウやその実は、ボケに縁が出ていてちょっと目に付くボケ方です。

次は、片平キャンパスを北門から出て少し行ったところの道端で咲いていたムラサキカタバミです。

P6261390
F1.8開放、1/3200sec ISO100

先日これと間違えたイモカタバミは、やはり実物を比べてみると別物だということがよくわかります。
F1.8開放での撮影は、OLYMPUSでは推奨していません。
たしかにピントが合った部分でもにじんだようになり、くっきりしませんが、それはそれで味が出ると思います。

P6261393
F1.8開放、1/3200sec ISO100
フルサイズ3648x2736から2048x1536枠で中央部をトリミング

45cmの距離では画面いっぱいに入れることはできず、周りに余白ができてしまいます。
その余白の部分では、茎などがちょっと目に障るボケを出してしまってます。でもトリミングしてしまえばそれほど気になりません。

ムラサキカタバミの花は、どれも同じ色合いというわけではなく、白っぽいものや紫の比較的濃いものがあります。しかも、同じ株の花でも色が違っている場合もあります。

最後はヒメレンゲ。
撮影したときは名前がわからなかったのですが、調べたらすぐわかりました。

P6261399
F1.8開放、1/400sec ISO100

街路樹の根元に生えていました。
うしろの苔の部分のボケ具合がよろしくないですね。

山の中で見かけそうな花が、街の中で見られるというのは不思議な気もします。

このレンズは、F4程度まで絞ると問題ない写りになるのですが、それだとあまりおもしろくない写真になってしまいます。
ボカす背景(前景のほうはそれほど気にしなくてもよさそう)をよく吟味して選び、ピントが合った被写体にも、周囲がにじむことに目くじらを立てずむしろそのにじみを楽しむことができれば、独特の雰囲気が出るおもしろいレンズだと思います。

2010年6月24日木曜日

コゴメウツギ -2010/06/05仙台市青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

ちょっと日が経ってしまっていますが、
6月5日(土)に初めて「雨天」撮影に青葉の森へ出かけたときの写真をいくつか投稿します。

なぜ今?
それは、写っている花の名前がわからなかったから。そして今日、名前がわかったから。

その名前はコゴメウツギ。
なんと、バラ科だそうです。
さて、どんな花かといいますと・・・

P6051939
F8, 1/125sec (+1.0EV) ISO400

青葉の森の、老朽化して立ち入り禁止になった「わんぱく広場」(アスレチック場のような)のふもとに生えていたのですが、周りが日陰になっているなかで、このコゴメウツギが咲いているあたりはちょっと開けて明るくなっている場所でした。

なので、割と苦労せずに撮影できたのです。
この写真では絞りをF8まで絞ったので、ちょっと説明的になってしまっています。

もちろん、ぱぁーっと絞りを開けて幻想的な雰囲気を出そうと試みた写真もあります。
ついでに出してみましょう。

P6051938
F1.8開放, 1/500sec (+1.0EV) ISO400

どうですか?
ちょっと明るすぎましたか。

これはこれで、きゅっと締まりすぎないソフトなムードが出ているようにも思います。
50mm F3.5マクロでは出せない、F1.8ならではの「しっとり」「やんわり」感が・・・

念のため、ここで
試しに、撮影時一段オーバーにした分をRAW現像時に一段もとへ戻して、トーンカーブをいじり階調の平坦さにメリハリをつけてみました。

P6051938_corrected

なんだか別物になってしまいましたね。
ちょっと作りすぎましたか・・・

~雨の日の撮影はしんどいですが、とくに森の中では晴れているときには見られない独特の落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。

2010年6月22日火曜日

80mm F4マクロに専用クローズアップレンズ! -2010/06/22

今日は東北大学の創立記念日で(一応)お休みです。

先日ヤフオクで落札させていただいた
OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
ですが、おまけでつけていただいた専用のクローズアップレンズを、今日初めて装着してお試ししてみました。

ただし、開始が夕方からで
撮影を始めてまもなく一気に曇ってきたので
シャッタースピードが非常に遅くなり、被写体ブレが出てしまいました。

被写体は、東北大学片平キャンパス内のニワゼキショウです。
お昼にチェックしたときは、たくさん咲いていました。

ところが、夕方行ってみると
丸い実になってしまったものばかり。
花はぽつり、ぽつりという感じで、ちょっと焦りました。
それでもいくつか選んで撮影。

記念すべきデビュー作はこちら。

P6222080
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM Close-up lens f=170mm
F5.6, 1/10sec (+0.7EV) ISO400

花の右の方にぼんやり写っているのは、実です。

先日掲載した、クローズアップレンズを使っていない写真と比べると
アップの度合いがわかると思います。

花の中のしべをもっとよく覗きこめる角度にしたかったのですが、アングルを決めるのに、かなり手間取ってしまって、手前の花びらの陰に隠れるようなかたちになりましたが、これはこれでよいのではないか・・・と勝手に自分を納得させて撮りました。

1/10秒という非常に遅いシャッタースピードになってしまって、デビュー作としては好条件とはいえませんが、まずまずではないでしょうか。

続いて、さらに近づき、上から見下ろすアングルで花の奥にいる“しべ”を直撃します。

P6222081
F5.6, 1/13sec (+0.7EV) ISO400

上の一枚目を撮ってから、この写真を撮るために三脚の立ち位置とアングルを変え、ピントを合わせてシャッターを切るまで、約3分かかっています。

実はこのときすでに午後6時を回っていて、辺りが急に暗くなってきたので直接ファインダーを覗いてピントを合わせることはもはや不可能な状況になっていたのです。

ライブビューでなんとか被写体を見ることはできましたが、各素子(ピクセル)の1点1点が明るくなったり暗くなったり、ちらちら点滅するように見えるほど厳しい条件でした。

そして、どんなにピントリングを回しても、しべのディテールがくっきり見えるピント位置がつかめません。

結局、見切り発車的にシャッターを切りました。
わずかな風でも被写体が震えるので、じっくり落ち着いて揺れが収まるのを待つべきなのでしょうが・・・待てませんでした。

今度は天気のよい昼間に、十分な光量の条件で使ってみたいと思います。

しかし、このニワゼキショウという花、今年初めて知ったのですが、とても味わい深い花ですね。

2010年6月13日日曜日

ニワゼキショウ -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

ニワゼキショウの花を80mm F4マクロでアップに。

P6122047
F8, 1/1000sec (-0.7EV) ISO400

花びらの風合い(?)がきれいです。
横の丸いのは、やはり実でしょうか。

P6122048
F4または5.6, 1/640sec (+0.7EV) ISO200
RAW現像時に-0.7EV

こちらがつぼみなのでしょうか。
それとも終わったばかりの花?これから丸い実になる?
・・・ますますわかりませんね。

P6122050
F8, 1/100sec (+1.0EV) ISO200
RAW現像時に-1.0EV

花びらの美しさに見入っていたからか、中のしべがピンぼけに。


P6122051
F8, 1/200sec (+1.0EV) ISO400
RAW現像時に-1.0EV

こちらも同様、しべにピントが来てません。
残念

ニワゼキショウ -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

東北大学片平キャンパス中央の芝生の一角(北東側)に最近、紫色の花がわーっと咲いて、きれいです。
わーっと咲いている様子を撮らなかったので、その場の雰囲気がわかりにくいと思いますが・・・

P6122046
F2.8, 1/2500sec (-0.7EV) ISO100

手持ちで撮りました。
花が上を向いて咲いているので、どうしても上から見下ろすようなアングルになってしまって、絞りを開けてもまわりが多少うるさくなってしまいます。

ころころ丸いのはつぼみ?それとも花が終わったあとの実?

調べたら、この花の名前はニワゼキショウ。
漢字で書くと「庭石菖」。・・・つまり、アヤメ科なのだそうです。

そうは見えないですが。

ちなみに、アヤメは漢字で書くと菖蒲。ショウブも漢字で書くと菖蒲。
でもアヤメとショウブは違う種類なのだそうな。

2010年6月12日土曜日

じっと我慢のかたつむり -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

80mm F4マクロレンズのすばらしさに感動しながら夢中でムラサキツユクサの花を撮影しているときに、ふと見ると葉の陰にかたつむりが付いていました。

P6122029
F8, 1/320sec ISO400

今日のように天気のよい日はじっとがまん。
雨が降るのを待っているのでしょうね。

しかし、こんなに炙られて中は暑くないのでしょうか。
干上がっていないことを祈るばかりです。

でももし、これだけ日に照らされても中に影響がないとしたら、ものすごい保湿(?)、断熱効果です。このしくみを解明したら、すごい材料が開発できるかも・・・

だめです。職業柄とはいえ、趣味のひとときでまでこんなこと考えてちゃ。

エクステンションチューブの威力 -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

さきほどのムラサキツユクサで、エクステンションチューブの長さを変えてその効果を確かめてみました。

まずは、最短65mmの場合
撮影倍率は1/2倍、35mm判換算で等倍です。
50mm F3.5マクロならこのあたりが限界ですね。


P6122025
F8, 1/400sec (+1.0EV) ISO400

つづいて最長116mmの場合
撮影倍率は等倍、35mm判換算で2倍です。


P6122026
F8, 1/200sec (+1.0EV) ISO400

この像をファインダーで見たときは、思わず「やったぜ!」とガッツポーズしてしまいました。

上の写真では、めしべのほうにピントを合わせたのでおしべの葯はピンぼけです。
下の写真ではおしべにピントを合わせました。
シャッタースピードが遅くなったためか、おそらく風で揺れたために少しブレてしまったようですが、ファインダーで見たときは、花粉のつぶつぶがくっきり見えるほどの感動的な画面でした。

ワーキングディスタンスも適度に確保できて、撮影しやすいです。
ピント合わせが50mm F3.5マクロと比べて容易なのは驚きでした。

専用のクローズアップレンズを使うと等倍~2倍、フォーサーズでの35mm判に換算すると2倍~4倍!もし明るさやピントの山のつかみやすさが損なわれなければ、かなり強力なツールとなります。

このエクステンションチューブには、回転可能な三脚座がついていますので、たとえば50mm F1.8で引きの写真が撮りたい、なんてときはこのチューブを三脚にくっつけたまま、カメラボディを簡単に外すことができます。


便利です!

このエクステンションチューブに50mm F3.5マクロをつけると1.8倍~2.8倍になるのですが、かなりの近眼でレンズの端から被写体までの距離がとても近く、ピントもかなり合わせづらいです。
被写界深度を取ろうと絞ったりしたら、とても暗くておそらく大変でしょう。
ライブビューでなんとかなるかもしれませんが。

機会があったら試してみたいと思います。

片平のムラサキツユクサ -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

先日広瀬川堤防脇で見かけたムラサキツユクサと、今日片平キャンパスのナノスピン研究棟脇に植えられていたムラサキツユクサの花を比較してみます。


P6122021
F2.8, 1/1000sec (+1.0EV) ISO100

一段オーバーで露出して、RAW現像のときに一段アンダーに戻し、すこしトーンカーブを触っています。
たしか、最短撮影距離45cmで撮ったと記憶しています。

さて、花を比較してみますと、


左:P6122021(2010/06/12片平で撮影)、右:P6102014(2010/06/10広瀬川で撮影)

広瀬川の花は、花びらをいっぱいに広げていましたが、こちらのほうはくるっと巻いてます。
また、広瀬川の花は毛が少なめで、おしべがひろがっており、めしべがそれほど長くないのに対し、片平の花のほうは毛が多く絡まっていて、おしべが真ん中に集まっており、めしべがにょきーっと長く伸びています。

片平のほうは、これから花がもっと開いて広瀬川の花のようになるのでしょうか。
興味深いです。

80mm F4マクロで枕撮影(超ローアングル) -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

さきほどアップしたムラサキサギゴケの花を、三脚ではなくビーンズバッグで撮ってみました。


P6122070
F5.6, 1/125sec ISO100

結構まともな写真が撮れたと思います。
この日は、ビーンズバッグ使用はこの写真1枚だけでした。

ムラサキサギゴケ -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

東北大学片平キャンパスのノギクポイントのすぐ近く、芝生に隠れてちらりと紫色の花が目に入りました。

ムラサキサギゴケです。


P6122066
F8, 1/400sec ISO400


P6122069
F4開放, 1/1600sec ISO400

絞りを開放にしても、十分使えると思います。
この80mm F4マクロレンズ、予想していたより使い勝手は悪くないようです。
エクステンションチューブとのコンビネーションや、レンズの暗さ、ピントの合わせやすさなど、使ってみるまでは結構不安でしたが、一気にすべて払拭されました。
フォーカシングレールがあれば、もっと楽に撮影できそうです。

露出の実験

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

私が所有しているE-620は、気のせいかもしれませんがいつも露出がアンダー気味になる傾向があるように思われます。
RAW現像の際に補正をかけて持ち上げるのですが、色のメリハリもなく全体にざらざら感が出てしまいます。

そこで、

露出を常にオーバーめに補正して撮影し、現像時に戻す

というふうにすれば、この問題が解決されるのでは?
と考えて実験してみました。

まずは、補正なしで


P6122061
F8, 1/800sec ISO400

つづいて、一段プラス補正で撮影し、マイナス一段で現像したもの


P6122062
F8, 1/400sec (+1.0EV) ISO400

ちょっと被写体が適切かどうかわかりませんが、左下の開きかけの花の明るさは、後者のほうがいくらか明るいです。ハイライト部分(上の花の花びら)はかろうじて白飛びしないで収まっているという感じです。

明暗差が大きい被写体で、明るい部分を適性にすると暗部がつぶれたりノイズが目立ったりしてしまうような場面では、このような方法が有効なのかもしれません。

フィールド復活してました -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

先日、草刈りで失われたと思われた私のノギクフィールド(記事はこちら:5月8日5月15日5月20日)が、復活しているのを確認しました。
しかも、5月のときより勢力を拡大しているようです。

今日、手元に届いたばかりの80mm F4マクロで挑戦です。
三脚を立てて(というか広げて)いると、花に虫が!
慌ててシャッターを切りました。その第一弾がこちら。


P6122052
F8, 1/640sec (+1.0EV) ISO400

慌てて撮った割には、いいできではないでしょうか。


P6122064
F8, 1/400sec ISO400

ほころびかけたつぼみです。
このように、白い花びら(舌状花というそうです)の先(というか縁というか)がピンク色になっています。
葉は、写真の下の方に写っているように、あまり切れ込みはなく、つるっとしていて薄い感じです。
このノギクは何という名前なのか、いがりまさしさんの本「日本の野菊」を見てもよくわかりません。

マクロ撮影用のフォーカシングレールを持っていないので、三脚ごと「えいやっ」と動かしてピント合わせしましたが、やはり手間がかかります。
アングルとか倍率とか、構図や露出、なかなか気と手が回りません。

でも、これまで以上に奥深いマクロ撮影の醍醐味を味わえるこのレンズ、大事に使って勉強させてもらおうと思います。

80mm F4 macro, Debut! -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm 1:4

先日ヤフオクで落札した80mm F4 マクロレンズが、本日到着しました。
E-620にEXTENSION TUBE 65-116を介して装着してみます。


なんとも違和感なくまとまっているではありませんか!

EXTENSION TUBEをいっぱいまで伸ばしてみると、こんな感じに。


おお!
なんだかいかにもズームアップで撮るぞ!という感じでいいですね。


これはかっこいいではないですか!
(古いコンパクトデジカメであわてて撮ったので画質はいまいちですが)これはいいですね。

ちなみに、先日オークションで落札させていただいた50mm F1.8のほうも、E-620に取り付けるとこんな感じになります。


むー、コンパクト。
高校生のときから使っていたOM-2 S/Pにつけたときと遜色ない見映え!
手持ちの純正ラバーフードをつけてみると、こんな感じに。


むー、かっこいい。

さっそく昼過ぎから、東北大学の片平キャンパスで試し撮りしてみました。

80mm F4マクロを使って撮った、記念すべき第1枚目はこちら。


P6122022
F4開放, 1/400sec (+1.0EV) ISO100

試しに、1段オーバー露出で撮影して、RAW現像のときに1段アンダーにしてみました。
この花はムラサキツユクサです。

先日、広瀬川の堤防で見かけたのと同じですが、片平キャンパスのナノスピン研究棟脇にある花壇(?)にいっぱい植えてありました。

ライブビューではなく光学ファインダーを覗いてピント合わせをしたのですが、めしべの先に合わせようかおしべの葯に合わせようか迷った挙げ句、中途半端になってしまいました。
でも、もしゃもしゃの毛の部分も細かく描写されていて、かなりの写りです。

ファインダーを覗いていると、なぜか50mm F3.5マクロをつけたときよりもこの80mm F4マクロのときのほうが明るく感じられました。

おまけでつけていただいた専用クローズアップレンズのほうは今回は試しませんでしたが、おいおい使っていきたいと思います。

それにしても、このレンズをヤフオクで譲っていただいたkoko8782001さん、どうもありがとうございました!
大事に使わせていただきたいと思います。

2010年6月11日金曜日

ムラサキツユクサ -2010/06/10

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

先日10日(木)の朝、出勤途中の広瀬川堤防脇で見つけた花。
時間がなかったのであわててパシャパシャと4枚撮影したのですが、みなピンぼけ。
唯一まともなピントになったのがこの写真です。


P6102014
F2.8, 1/1250sec ISO100

名前がわからなかったので、いつものようにオリンパスのFotoPusへ質問。
すぐに回答が来ました。

ムラサキツユクサ
だそうです。

花をアップで見てみると(上の写真を1536x2048枠でトリミング)、


真ん中にもじゃもじゃと絡まったような毛がありますね。
しかし、手持ちでこれだけピントが合えば御の字です。

ムラサキカタバミではなくイモカタバミでした

昨日解決したと思ったカタバミ。
じつはムラサキカタバミではなかったことが判明しました。
(というか教えてもらったのですが・・・)

「イモカタバミ」が正解のようです。


P6101982
1536x1152枠でトリミング

写真自体はこのときのものと同じです。

ムラサキカタバミとの違いは、
花が小さい(ムラサキカタバミはやや大きい)
中心のほうが色が濃い(淡い)
葯の色が黄色い(白い)

黄色くないカタバミがあるということすら初めて知って驚いたのに、ほかにもいろいろな種類があるとは、カタバミも奥が深いですねえ。

今度は注意して、ほかのカタバミも探してみることにするとしますか。

いや、それにしてもこのレンズ、F2.8まで絞りを開けているのにこの写り!
ほれぼれしますね。
クローズアップでなければ、50cm~1m程度の距離なら手持ちで十分ジャスピン写真が撮れます。

いつかはデジタルの50mm F2.0マクロを、と思ってましたが
日を追うごとに必要性を感じなくなってきました。

まだたくさんつぼみもあってしばらくのあいだ楽しめそうですので、こんどは三脚を持って行ってAUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと組み合わせて超クローズアップにチャレンジしてみようと思います。

2010年6月10日木曜日

ムラサキカタバミ -2010/06/10

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

この写真は結構お気に入りです。
ヤフオクでこのレンズを譲っていただいたhendrix_jpさん、ありがとうございます!


P6101983
F2.8, 1/1250sec ISO100

この花は?広瀬川堤防脇にて -2010/06/10

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

今朝の出勤時の撮影つづきです。
いつものように、広瀬川を広瀬橋からさかのぼっていくと、道の脇に咲いているいろいろな花が目に入ってきます。

何度か通り過ぎる瞬間に視界の端をかすめる白やピンクの色に、自転車を止めて後戻りする私。

広瀬橋にほど近い場所で見つけたこの花は?


P6101982
F2.8, 1/640sec ISO100

手持ちで撮った割には、けっこういい具合にピントが来ていると思うのですが。

花の名前がわからないので、OLYMPUSのFotoPus(フォトパス)というWebサイト質問(「教えて!これなあに?」というページ)しましたが、いまのところだれも教えてくれてません ;_;)

葉の形を見るとカタバミに似ているのですが、花の色が違うのでどうなってんだろう・・・
と思ってちょっと「カタバミ」で調べてみると、なんとあっさり。

「ムラサキカタバミ」のようで。
そのまんまじゃないですか!

FotoPusにセルフコメントしなければ。

超クローズアップ撮影デビュー(二代目50mmF1.8と50mmF3.5マクロ) -2010/06/10

先日ヤフオクで落札したOLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)と、中古で購入したOM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5、そしてつい最近中古で購入したAUTO EXTENSION TUBE 65-116mm。

今朝の出勤途中、道端に咲いていた(実は前から目をつけていた)ユキノシタで、超クローズアップ撮影に初挑戦しました。

「出勤途中だから三脚を広げるのも面倒だし、まあ最初は手持ちでいいか」

・・・これが甘かった。

まずは、ユキノシタの全景を見てください


P6101967
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)
F4, 1/250sec (-0.3EV) ISO100

民家の勝手口(?)脇にひっそりと咲いてました。この路地は東西方向に伸びてまして、両脇は民家の塀で挟まれており、ちょうど朝だけ日が射すというロケーションです。
この写真でいうと、左側から日が射してます。

ちょうど日に向かって透かしてみたのが次の写真です。


P6101977
F2.8, 1/4000sec (-0.3EV) ISO400

P6101979
F2.8, 1/4000sec ISO400

さて、いよいよ超クローズアップ。
まずはマクロレンズをつけて試してみました。ほんとうの「初」挑戦です。


P6101968
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm(最短)
F5.6, 1/320sec (-0.3EV) ISO400

手持ちでは、ピント合わせは至難の業です。
結局、おもいっきりピントを外してしまってます。
・・・でも、ユキノシタのきれいな模様が入った花弁が、ピンぼけかつブレてしまって(手ブレ補正をOFFにしてました・・・)ある意味幻想的な雰囲気になってしまってます。

しかも、ファインダーを覗くとかなり暗いです。とてもチューブを伸ばす気になれません。

そこで、レンズを50mm F1.8にバトンタッチ。
F2.8で「ヤーっ」と・・・


P6101975
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)
F2.8, 1/500sec (-0.3EV) ISO400

狙いは白くて長い花の下側の花弁です。
その意味ではうまくピントが合ってくれたといえますが、これを見て「ユキノシタの花」とわかってくれる人はいそうもありませんね。

結論;
三脚を使う

2010年6月9日水曜日

オートエクステンションチューブ65-116mm購入

月曜日(7日)のお昼、ランチを一番町へ食べに行った帰りにコセキフォトテックへ。
目的は、お題目にもあります通りOLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmです。

先日OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5を買ったとき、商品棚に置いてあった記憶があったからです。
実は、日曜日(6日)の夜、ヤフオクで調子に乗って(?)OM ZUIKO AUTO-MACRO 80mm F4を落札してしまったのです!

等倍までのマクロ撮影実現にはいくつかのやり方があります。
いままでは、OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8標準レンズにClose-Up Lensを付けていました(No.5相当なのですが、等倍までは行ってないと思います)。
AUTO EXTENSION TUBE 25をつければ等倍までいけます。

しかし、それよりも80mm F4マクロとオートエクステンションチューブ65-116の組み合わせをおすすめするというWebページでのコメントを見て、急にほしくなってしまったのです。
単独で等倍まで、専用のCLOSE-UP LENS (f=170mm)というものがあり、これを使うと2倍までいける!
しかも、オークションの出品ではこのおまけがついているとのことで、目の色が変わってしまいました。

落札したレンズは土曜に届く予定ですが、オートエクステンションチューブを持っていないのでそのままでは使えません。
そこでとりあえずコセキフォトテックで入手・・・と相成ったわけです。

試しに、50mm F1.8につけてみると、PCのテンキーがほぼいっぱいいっぱいに!
50mm F3.5マクロでは、さらにアップになりました。しかし非常に暗い・・・

もしかしたら、50mmや80mmマクロが活躍する場面はかなり限定されるかもしれません。
50mm F1.8ならなんとか、がんばれるかも。

いずれにしても楽しみです。

2010年6月6日日曜日

新規加入二代目50mm F1.8 -2010/06/05青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)

ヤフオクで初落札したレンズが届き、
今日はあいにく雨の空模様だったので、テストはあらためて後日・・・

と思っていたのですが、やはりその日のうちに試してみたくて
青葉の森に行きました。

オリンパスのコミュニティサイトFotoPusに投稿して名前を教えてもらった「ギンリョウソウ」。
先週見つけたこの植物のもとをもう一度訪ねてみました。

まずは、先週5月30日(日)のときの写真から見てください。


P5301889
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/200sec(+0.7EV) ISO400

続いて、今回撮影した写真です。


P6051902
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F1.8開放, 1/160sec(+1.0EV) ISO400

このようにややソフトな感じですが、ものによっては十分絞り開放から使えそうです。
雨が降っていて直接日が射していないというのもあるかもしれません。このギンリョウソウの場合は、今回のこの天気とこの使用レンズの組み合わせはなかなかよかったといえるのではないでしょうか。
この雰囲気はマクロレンズの絞り開放F3.5では出せません。
ちなみに、このときはこのレンズで寄れるぎりぎりの距離(約45cm)から撮ってます。

それでは、Close-up lensをつけてもっと寄ってみた写真を。


P6051909
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
Kenko Close-up lens No.3+2
F8, 1/20sec(+1EV) ISO400

F8まで絞ると、かなりシャープで周囲の状況がわかる程度まではっきりボケずに写っていますが、単なる植物の生態記録写真みたいであまりおもしろくないですね。
そこで、このアングルのまま絞りを開放にしてみました。


P6051911
F1.8, 1/250sec(+1EV) ISO400

これはかなりおもしろい写真になったのではないでしょうか。
まわりの白いギンリョウソウがほとんどほわ~んとした真綿のようになりました。

なんだか50mm F3.5マクロレンズが出番を失いそうな勢いです。

青葉の森では、先週最盛期だったヒメシャガ(現時点で、まだ写真をアップしていないことを思い出した。近々公開します)も、ずいぶん花期が終盤にさしかかっているようで、かなりくたびれた感じの花が多かったのですが、いくつかはまだまだ元気に咲いていました。


P6051921
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
Kenko Close-up lens No.3+2
F2.8(or 4), 1/50sec(+1EV) ISO400

一方、5月16日にみつけた白いスミレがアギスミレかどうか、ニョイスミレでないかどうかを確かめに行ってみると、まだいくらか花が咲き残っていました。


P6051929
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
Kenko Close-up lens No. 3+2
F8, 1/15sec(+1EV), ISO400

このブーメランは、おそらくアギスミレでよいように思われます。花が終わって葉だけになっているものをみると、もっと切れ込みが深くよりブーメランに近い形になっているものがいくつもありました。
このブーメラン葉の形は、その切れ込みの間から花を上に伸ばすようにし、ひょろひょろと長い花の茎をサポートしているようにも見えます。

いや~
このレンズ、これからかなり活躍しそうです。
たのしみですねぇ。