2011年8月30日火曜日

ガンクビソウその一週間後 -2011/08/13青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

前週、青葉の森で見つけたガンクビソウの花
一週間経った8月13日、その後どうなっているか確かめに行きました。

P8135345
F4.5開放, 1/200sec (-0.3EV), ISO400

花が開いているのがわかるでしょうか?
咲きかけの花もありました。

P8135346
F4.5開放, 1/50sec (-0.3EV), ISO400

P8135348
F4.5開放, 1/500sec (-1.7EV), ISO400

この写真は、わりと気に入ってます。
背景が暗かったので、花が白飛びしてしまわないようにかなりアンダー補正かけてます。

2011年8月29日月曜日

ガンクビソウのつぼみ -2011/08/07青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

余り天気がよくなかったこの日、周りも薄暗くてなかなかいい写真が撮れませんでしたが・・・
青葉の森の散策路を歩くと、たくさんの黄色い花(?)もしかしてつぼみ(?)・・・なふしぎな植物が。

雰囲気から見てキク科の植物のようだ、とは見当がついたものの、これからキクのような花が開いていくのかどうかはわからず、まして名前などまったくわからないまま、たった1枚だけ撮った写真。

P8075249
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE 25mm使用
F2.8(?), 1/80sec (-1.0EV), ISO400

この花、後で調べたら「ガンクビソウ」という名前だそうです。花の形がきせるの雁首に似ているからとか。
ということは、これから黄色い花びらがパアーッと開くわけではなさそうですね。

2011年8月16日火曜日

カノツメソウ? -2011/08/07青葉の森、三居沢付近

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

先日の青葉山でみつけたつぼみ。
名前が不明だったのですが、この日三居沢から登ってすぐのところ(先日みつけた場所付近)で、花が咲いているのを発見。

撮影してみました。
たぶん名前は「カノツメソウ」だと思われます。

似た花に、「ヤマゼリ」というのがあるそうですが、それにくらべて
ひ弱な感じ
葉の形が尖っていて細い
とのことなので、たぶん間違いないと思います。

写真はこちらです。

P8075226
F4, 1/60sec (-0.7EV), ISO400
これは真上から見下ろして撮ったものです。線香花火のように白い小さな花が散らばって、とてもきれいです。


P8075232
 with OM EXTENSION TUBE 25mm
F4, 1/50sec (-1.7EV), ISO400
花をアップで。にぎりこぶしのようなつぼみがひろがって、しべが伸びて花が咲きます。


P8075237
 with OM EXTENSION TUBE 25mm
F4, 1/30sec (-1.7EV), ISO400
同じ花を別角度で。

バックが暗いので、小さい白い花が飛んでしまわないように思い切ってアンダーの設定にしました。絞りF4は記憶が曖昧でちょっと自信がないですが、これだけアンダーに設定してもシャッター速度が稼げず、ぎりぎりです。
たくさんシャッターを切ったのですが、ボケたりブレたりでほとんどがボツでした。
風で揺れるので、三脚に固定するわけにもいきません。

ほんとうは、もう一個持っていっていた25mmチューブを継ぎ足して、超アップにチャレンジしたかったのですが、25mm一個の段階でこれ以上はムリ!と判断し、チャレンジは断念しました。

絞りをF1.8開放にして、ファンタジックなムード作りに挑んでもよかったかもしれませんが、絞ってもこれだけ被写界深度が浅いと、絞り開放ではよほどしべの先端にでもビシッとピントを持っていかないと、見せられる写真にはならないでしょう。
OM 28mm F2.8レンズが手元にあれば、少し違ったチャレンジが可能だったかもしれませんが・・・

2011年8月15日月曜日

MF撮影はやはり難しい -2011/08/14櫻岡大神宮のネコ

OLYMPUS E-420
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
※撮影はすべて絞りF4

この日は午前中、自転車で広瀬川をゆっくり回って鳥などを撮りました。
午後はまた、自転車で仙台市青葉区西公園にある櫻岡大神宮を訪ねました。

E-420にRIKENON 50mm F2Lレンズ一本というシンプルな装備です。
何か花が咲いていたらアップも狙おうと、レンズの先にはリバースアダプターをつけて。

しかし、残念ながら神社の中には花はまったくなく(花期を過ぎて枯れたアジサイの花はありましたが・・・)、逆付けマクロは実現せず。

それでも手ぶらで帰りたくない!と、境内の中を見回していると、暑さでぐったりしたネコを発見。

P8146147
慎重にピントを合わせたつもりが、かなりの後ピン・・・なぜこんなにもピントがずれたのか?
腰のあたりをずりずりとなめ、今度は後ろ足のほうへ移動です。

P8146151
 これはいいポーズ!
しかし今度は極端な前ピンに・・・
手前の木にばっちりピントが来てしまいました。
おかしい、ほんとうにおかしい。

気を取り直して、
ずりずりやっている「ベロショット」を狙いますが、なかなかタイミングがうまくいかず・・・
ようやく撮れた一枚がこれ

P8146153
それでもやっぱりピントはいまいち。

P8146155
これもいいポージングなのですが、ピントはしっぽのほうに・・・

*****

なんでこんなにピントを外しまくるのか?
やはりこのような「引き」の撮影では、ピントを合わせる部分もファインダー内でかなり小さくなり、スプリットマイクロフォーカシングスクリーンではなかなかピント位置をつかめないのかもしれません。

特に縦位置で構えると、スプリットプリズムの切れ目は縦になり、ますます合わせるのが難しくなります。

*****

さて、境内のもう少し中へ進んでいくと、日陰にたくさんのネコたちが寝ていました。
近づいてカメラを向けると、一匹が気づいてこちらを見ます。

P8146159
左奥の二匹はかなり仲よさそうです。
暑さにやられてぐったり昼寝をしていると思われるのですが、それでもこの二匹は暑がりもせず身を寄せています。

*****

それにしても、ピント位置は恥ずかしいほど手前に来てしまいました。
真ん中の草よりさらに手前、フレーム下端の土のあたりです。
もういやになってきました。

*****

右側の警戒していたネコは、急に「やばい」と思ったのか、少し向こうへ走っていき、振り向いてこちらをにらみます。

P8146161
ちょっとわかりにくいですが、顔の部分を切り出して見ると


ピントは後ろに積もっている葉っぱのほうに来ています。
それにしてもこのネコは、目つきがとてもきついです。

左側にいた二匹は、まだ寝ています。回り込んで上から覗いてみました。

P8146162
いい感じでだらしなく寝ています。
しかし、木の枝が邪魔で顔が見えませんね。
もう一枚撮ろうとしたら・・・

P8146163
さすがに気づかれ、二匹仲良く逃げられてしまいました。

・・・むむ?右側のネコ、模様に見覚えが?
じつは、今年の3月に(東日本大震災の前日、3月10日です)この神社へ梅を撮りに来たとき見かけたネコかも。
そのとき撮った写真がこちら

E-620+OM135macro, P3109021
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
F4.5, 1/800sec, ISO400

背中のブチが目印です。

このネコにはその後も会っています。
たとえば、3月19日には・・・

E-620+OM50, P3199354
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F4, 1/500sec (+0.7EV), ISO 100

これは横位置撮影したものを縦位置にトリミング(3024x2268)したものです。
ピントがかなり後ろのほうに行っています。

この日は境内脇のガレージ横にある白梅がターゲットだったのですが、このネコがちょこちょこと周りを歩き回っていたのでほかにも何枚か撮りました。が、ことごとくピンぼけを量産。
まともに撮れたのは一枚だけでした。

E-620+OM50, P3199357
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM  ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F4, 1/80sec (+0.7EV), ISO100


しかし、今回は会心の一撃!等倍で見てもばっちりです。

・・・と、かなり脱線してしまいましたが、はたしてこのネコは、逃げた後もこちらの様子をうかがいます。

P8146165
またもやピンぼけ・・・
そのまましゃがんで木の枝の間からぱちり。

P8146166
アップで見てみると、


ジャスト、とはいきませんが、まずまずのピントです。
また後ろに回り込んで・・・

P8146167

若干トリミングしています。左が、先ほどのネコ。何度も写真におさめたネコです。
最初のネコのところへ戻ってみると

P8146168
やっぱりそのままねそべっていました。

暑い日のお昼時は、ネコたちもへばって寝ているので、じっくり観察、撮影できそうですね。

ただし、50mmレンズでの引きのMF撮影は、ピント合わせがとてもしんどく、ヒット率がかなり下がります。28mmではもっと悲惨なことになりそうです。
数打つか、目を鍛えるか・・・

MFはクローズアップだけに絞って、引きはAFレンズに任せるという手もありますが・・・

2011年8月14日日曜日

ヌスビトハギ -2011/08/06青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
OLYMPUS OM EXTENSION TUBE

8月6日(土)、久しぶりの青葉の森です。
先の記事でも触れたとおり、この日最初の被写体はヌスビトハギ。
雨が降り出す直前です。

この日は、荷物を最小限にする目的で、いつもは欠かさず持ってくるOM 50mm F3.5マクロレンズを敢えてバッグに入れず、50mm F1.8を持っていって単体で引き、エクステンションチューブとの組合せで寄りの一本二役体制で臨みました。

P8065109
with OM EXTENSION TUBE 25mm
F2.8, 1/125sec (-0.7EV), ISO400

まずは、エクステンションチューブ25mmを1個つけて。
ヌスビトハギはヒョロヒョロ長い茎の先にポツポツ小さい花をつけるので、クローズアップ撮影が非常に難しいです。

カメラを三脚に固定するとかえってピント合わせが大変なので、三脚に左肘を乗せて手持ち撮影スタイルで撮りました。
絞りをこれ以上絞ると、風で揺らぐ花の被写体ブレが避けられないので、F2.8が精一杯でした。

さて、せっかくなのでここで25mmチューブ2個付けにチャレンジしてみました。

P8065119
with OM EXTENSION TUBE 25mm X2
F2.8, 1/60sec (-0.7EV), ISO400

なんとかぎりぎり人に見せられるものが撮れました。
少し逆光気味(といってもかなり曇っていて薄暗く、太陽の方向は大きな意味を持たないかもしれませんが)に、バックに暗い森の奥を選んで、花をぼうっと浮かび上がらせる作戦です。

50mm F3.5マクロでは、収差でにじむこともなくもう少しカッチリ写ることになるかもしれません。
しかし周囲のこの暗さでは、F3.5開放にしたとしてもブレて全滅になっていたかも。
F1.8開放だと被写界深度が浅すぎるのと収差が強く影響して、「過剰にファンタジック」な映像になってしまう・・・と考えると、このレンズでF2.8というのはぎりぎり余地のない選択といえるかもしれません。
同じ絞り設定でも、チューブを1本増やすとずいぶん暗くなってしまうようです。シャッター速度がかなりスローになりました。
また、F2.8に「絞った」といってもやはり被写界深度は相変わらず浅いですから、ちょっと油断するとボケボケファンタジー写真になってしまいます。

P8065120
with OM EXTENSION TUBE 25mm X2
F2.8, 1/100sec (-1.3EV), ISO400

雨が降る直前で、風も吹いてきたので
とても撮影の難しいヌスビトハギでした。



OM135mmF4.5マクロ「手持ちで」キンミズヒキ -2011/08/06青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

今回はズボラして、別のブログで紹介した記事にリンクだけ張っておしまいにしようと思います。
詳しい内容は

こちら

をご覧ください。

2011年8月8日月曜日

復帰後初撮影OM135mmF4.5マクロレンズ -2011/08/06青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

青葉の森での撮影自身、久しぶりとなったこの日。
レンズ内に大きな金属片を発見し、その除去修理に出していたのが戻ってきたので、このレンズをメインに撮影することとしました。

現在、こもれび広場入口の駐車場には工事事務所プレハブが建ち、資材などが置かれていて、車が入れないようになっています。

散策路や橋などの修繕のためとのこと。
そこで、やや下にあるもう少し大きな、青葉の森利用者用駐車場に車を停めてこもれび広場から森へ入りました。

キンミズヒキがたくさん咲いていました。
キノコも目にとまります。

しかし、最初に目に入ったのは「ヌスビトハギ」。
雷がゴロゴロ鳴って、いまにも雨が降りそうなどんよりと暗い森の中で、ひょろひょろと伸びた茎にぽつぽつと、まばらで小さな白い花が遠目にも目立っていました。

135mm F4.5マクロレンズ復帰後初撮影は、ヌスビトハギのすぐ近くにいたクルマユリです。
ヌスビトハギ撮影後、やはりバラバラと雨が降ってきて、傘を差しながらの撮影となりました。

P8065128
F4.5解放, 1/40sec (-0.7EV), ISO400

この日は風もあったので、思い切り寄ってのクローズアップ撮影は難しく、ほとんど地面に生えたキノコが主体でしたが、三脚に固定したままライフルを持つように閉じた三脚を小脇に抱えての手持ち撮影もチャレンジしたり(かなりのブレ率でしたが)、久しぶりの135mmマクロ撮影を楽しみました。