2011年7月11日月曜日

暑い一日 -2011/07/09青葉の森

OLYMPUS E-420
OLYMPUS E-620

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 80mm F4
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

土曜日の昼前から、昼食を挟んで夕方まで、一日青葉の森を歩きました。
この日は気温も30度を超え、かなりの暑さでした。

夏とはいっても、やはり長袖のシャツが必要だということで、山登り用のシャツを購入し準備を整えました。

新しく導入したE-620用のバッテリーホルダーHLD-5も持って行き、その使い勝手を試すためにエクステンションチューブ65-116mmと80mm F4マクロも。
135mm F4.5マクロレンズは、いまゴミ取り修理中ですので手元になく、試すことができないので、代わりにXR RIKENON 135mm F2.8とPENTAXのK接写リングを持って行きました。

午前中は、三居沢から入っていきました。
登り始めてすぐ、おもしろいつぼみを見つけました。

E-420: 7095836
OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
F4, 1/50sec, ISO200

とがった3枚の葉がセットになっていて、その上に顔をだしたつぼみが複数固まっています。

E-620: P7094034
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/20sec, ISO400

つぼみの先をアップで見ると、手前のぱっと広がったつぼみ群と、奥のこれから広がろうとするつぼみ(?)が見えます。

小さな花がたくさんつくのでしょうか?
名前は分かりませんが、どんな花が咲くのか楽しみです。

【後日追記】
このつぼみは「カノツメソウ」のものということがあとでわかりました。
2011年8月16日の記事「カノツメソウ? -2011/08/07青葉の森、三居沢付近」
2011年9月10日の記事「久しぶりのOM 28mm F2.8マクロ撮影 -2011/09/10青葉の森」


さらに、また違う花のつぼみも見つけました。

E-420: P7095837
OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
F4, 1/60sec, ISO200

葉は三裂、真ん中から伸びた茎の途中途中に方向を散らしてつぼみがつきだしています。

アップで見てみると・・・

E-620: P7094038
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/30sec, ISO400

下の方のつぼみは小さな葉の上に乗って、茎から柄を伸ばした先に2,3個ついています。

E-620: P7094036
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/80sec, ISO400

一方、先端には短いつぼみが集まっています。
下と上でつき方が違うのか、上のかたまりはさらに上へ伸びて下と同じような形になるのか・・・

別の株を見てみると、

E-620: P7094042
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/30sec, ISO400

下の方の葉が三裂していません。別の種類?
葉はみごとに喰われています。

E-620: P7094045
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/80sec, ISO400

こちらも葉を喰われていますが、喰われ方が異なっています。たぶん別の種類の虫に喰われたのでしょう。こちらの葉の形は三裂です。

【後日追記】
こちらは、「オヤリハグマ」のつぼみだったようです。
9月24日現在、まだ公開できるような花の写真はゲットできていません。
もしかしたら来シーズンに持ち越しとなるかも。


もう少し上に上がっていくと、またつぼみを発見。

E-620: P7094085
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/200sec, ISO400

少し紫がかった白いつぼみです。
葉はニラのように細長いです。
あとで、開いている花も発見しました。

E-420: P7095898
E-420: P7095901
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/80sec and 1/100sec, ISO400

E-420とOM 50mm F3.5マクロレンズとの組み合わせは、おそらくこの日がはじめてだと思います。
さてこの花、来週は満開になっているでしょうか。

【後日追記】
この花は、「ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)」というそうです。


うしろの葉(バラ科の野草?)の上に小さな虫を発見。この虫はいたるところにいました。

E-620: P7094091
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/60sec, ISO400

ここで、OM 80mm F4マクロレンズにスイッチ。

E-620: P7094094
OM ZUIKO AUTO-MACRO 80mm F4
OM EXTENSION TUBE 65-116mm
F4開放, 1/30sec, ISO400

結局、エクステンションチューブの三脚座は使わず、HLD-5の三脚穴で固定することになりました。
三脚から外さずにそのままレンズを交換したからです。

もしかすると、今後も三脚座で固定するということはほとんどないかもしれません。

ミヤマタムラソウもたくさん咲いていましたが、なかなかきれいな花がなく、素通りが続きました。
ようやく見つけた花。RIKENON 135mm F2.8レンズで狙ってみます。
PENTAXのK接写リングNo.2(長さ18.5mm)をつけています。リングなしでは1.5メートルまでしか寄ることができませんが、この接写リング併用で、結構寄ることが可能になります。

E-620: P7094109
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
PENTAX K MACRO RING No.2 (18.5mm)
F4, 1/80sec, ISO400

過去の経験から、絞り開放では収差が強くてぼんやりしてしまうと考え、F4に絞りました。

【後日追記】
この写真をもう少し編集して、花と、葉に写る花の影をより強調した雰囲気に仕上げる試みを記事にしました。よろしかったら比較してみてください。
2011年9月24日付「トーン調整ひとつで -2011/07/09ミヤマタムラソウ」

でも、せっかくなので開放でも1枚。

E-620: P7094110
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
PENTAX K MACRO RING No.2 (18.5mm)
F2.8開放, 1/160sec, ISO400

背景だけでなく、白い花もにじみが出てソフトな雰囲気になっていますが、これはこれで悪くなさそうです。
暗めの背景に白く輝く花、というシチュエーションだったからでしょうか。

ついでに、もう一つ絞ってF5.6とした場合を比較してみます。

E-620: P7094111
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
PENTAX K MACRO RING No.2 (18.5mm)
F5.6, 1/40sec, ISO400

このRIKENON 135mmレンズは、画質に定評があるとか、有名というわけではないですが、十分な描写性能を持っていることが確認できます。接写リングで設計上は想定外の近接撮影でもここまでの画が撮れれば、十分です。

OM 135mm F4.5マクロの立場が微妙になってきますね。
無限遠まで連続的に対応可能というのがメリットということになるでしょうか。

最後に、同じミヤマタムラソウをE-420とOM 50mm F3.5マクロレンズとの組み合わせで撮った一枚。

E-420: P7095880
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/400sec, ISO400

ちょうど日当たりのよい場所に咲いていたので、葉(実はミヤマタムラソウのものではなくチゴユリなのですが・・・)の上に花の影がくっきり映っています。

昼食後、午後にも2,3時間歩き回りましたが、暑さでばててしまいました。
ほとんどしゃがんで撮ることもできず、枚数も午前中より長い時間いたにもかかわらず、それほど伸びませんでした。

暑い夏の日は特に、狙いを絞って短い時間で効率的に回る必要がありそうですね。

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