2014年10月26日日曜日

カエルの子、ニホンアカガエル? -2014/10/25青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M. ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

今年は夏も暑くて、秋になってもなかなか気温が下がらなかったせいか、紅葉の色づきがいまひとつのような気がします。

青葉の森の、西の縁をなぞるように歩く散策路を歩きました。
キッコウハグマの花がちらほら咲き始めたり、アキノキリンソウ、ミヤマアキノキリンソウはそろそろ終わりの時期にさしかかっていたり・・・

歩いていると、ときどき足下で小さい物がピーンと跳ねます。

E-M1, PA250307
 40.0mm F2.8, 1/320sec, ISO800

よく見ると、子ガエルでした。ヤマアカガエルかな?


等倍にトリミングしてみました。
背中の左右の筋が・・・まっすぐ?

とすると、ニホンアカガエルかも。
宮城県のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されているそうです。もしかしたら、けっこう貴重なものがみられたのかもしれません。

ちょっと後ピンで、地面のほうにピントが来てしまっているのがちょっと残念ですが・・・

それにしても、小さいのにものすごい跳躍力!
着地の時に痛くないのか、骨折したりしないのか・・・余計な心配をしてしまいます。

2014年10月19日日曜日

パートカラー、初挑戦は半年前の写真で -2014/04/15青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

E-M1を予約購入して約1年。
先日、シルバーボディのE-M1と40-150mmズームレンズ発売とタイミングを合わせて、ファームウェアがVer.2.0にアップされました。

特徴は4つ。
その中でも興味がわくのが「パートカラー」という新しいアートフィルターです。

選んだ色だけカラーで残して、あとはモノクロにしてしまうというもの。

いつか試してみたい、と思っていましたが、その初挑戦写真が・・・なんと、半年も前の4月5日に撮影した写真ということに。

青葉の森を沢沿いに歩いた途中にある斜面にポツポツと咲くショウジョウバカマの花のピンクをパートカラーにしてみました。

オリジナルはこんな感じ

E-M1, P4050097
F3.5, 1/800sec, ISO200

茶色い斜面に、ショウジョウバカマの花のピンクと葉のグリーン・・・基本は3色入っています。
そこで、花のピンクだけカラーを残すようにして、フィルターをかけてみますと、こんなふうになります。

葉の緑が背景に溶け込み、花だけがピンク色に浮かび上がります。
しかし、左上の木の枝が、たまたまピントが合っているためにちょっと目障りな感じです。
そこで、このアートフィルターが装備している「効果」のうち、「ピンホール効果」をつかって周辺のトーンを落とし、センターを強調するようにしてみました。

あまり木の枝を目立たせなくする効果は効いていない感じですが、何もしないよりはイイ感じと思います。

2014年10月18日土曜日

センブリの花 -2014/10/26青葉の森(花木広場)

OLYMPUS E-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

1年も前の話題で恐縮ですが・・・

2013年の10月末、青葉の森を旧わんぱく広場の下から沢へ落ちる崖沿いに行って花木広場に向かい、坂を降りて広場へ入ったところの右手、

ちょっとした広場(?)に、センブリの花がパラパラと、割と広い範囲に咲いていました。

そのなかで、良い具合に咲いている花を探し・・・マクロレンズで寄ってみます。

E-5, PA267153
 F3.5, 1/500sec, ISO1600

けっこう薄暗いのですが、ISO1600まで感度を上げ、暗いバックの中の白い花が飛んでしまわないように、マイナス2段の露出補正をかけてます。

うしろのぼんやりした赤いものは、落ち葉です。

かつては、E-5を使うときもISO800より高感度に設定することはありませんでしたが、最近は三脚を立ててじっくり、というよりはフットワークよく手持ちで撮るというスタイルが多いのと、たとえ三脚を使っても風などで起こる被写体ブレは避けられないので、ときどきISO1600くらいまでは上げてみるようにしています。

とくにノイズが気になるということもなく、色合いも問題ないし、手持ちでも安心の1/500秒が確保できたという点が重要です。

この写真は、オリンパスイメージングのコミュニティーサイト、フォトパスに投稿しています。
投稿写真のページはこちら

最近では、青葉の森へE-5を持って入ることがほとんどなくなり、E-M1のみということも多いですが、液晶パネルがフリーアングルで動かせるというメリットを活かして、超ローアングルや地面から真上を見上げるアングルなどの撮影、特に私の好きな縦位置でのローアングル撮影で活躍させてあげたいと思います。

2014年10月13日月曜日

広角、ローアングル、きのこ -2014/08/09青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

これまで、青葉の森での撮影は「マクロ」か「引き」かのどちらかがほとんどでした。
E-M1とM.ZD 12-40mmレンズのコンビを手に入れてからは、いままでのスタイルを引き継いだ「40mm望遠端でのマクロ(風)近接撮影」に加えて、あらたに(?)「広角端での近接撮影」とくに、足下からのローアングルワイド撮影が気に入っています。

この日の青葉の森は、雨が降ったり止んだりで、地面はしっとりぬれていました。
そこに、ぬれていっそう色鮮やかなヒメアンズタケが。

E-M1, P8090043
40.0mm F2.8, 1/100sec, ISO3200
 これはいつもと同様、望遠端で寄れるだけ寄ったショット。
同じヒメアンズタケを、こんどは広角端で。

E-M1, P8090044
 12.0mm F2.8, 1/100sec, ISO3200

絞りは開放にしていますが、それでもむこうの藪まで丁度いいボケ具合。
このワイドアングル撮影をさらにすすめて、超広角or魚眼レンズを使ったらどうなるだろうかと考えるようになりました。

これらヒメアンズタケをはじめ、同じ日に撮影した雨に濡れるきのこたちをOLYMPUS IMAGINGのコミュニティサイト、フォトパス(FotoPus)に投稿しました。
こちら

いままで、魚眼はおろかライカ判24mm相当の画角でさえ、ほとんど出番がなかったので、まだワイド撮影にはなじんでいない気がします。

まずは24mm相当の広角撮影で修行を積み、それでも物足りなくなったらフィッシュアイボディキャップレンズ BCL-0980 (9mm F8.0)、フォーサーズのZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheyeレンズ、はたまたPanasonicのLUMIX G FISHEYE 8mm F3.5レンズ・・・もしくは、お買い得のSamyang 7.5mm F3.5 Fish-eyeレンズを入手、あるいはあるいは、宮原製作所の前週魚眼レンズMADOKA180のマイクロフォーサーズ版発売を待つか・・・?

いずれにしても、魚眼撮影なんて、自分にとってはとても頻度が低いシチュエーションなので、あまり投資したくないですね。

アカイボカサタケ -2014/08/15青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)

仙台市青葉区、青葉の森にて。

散策路脇の斜面に、よく目立つオレンジ色のきのこがひとつ。

E-M1, P8150040
F2.8, 1/100sec, ISO3200

とんがり帽子に細い足、「アカイボカサタケ」です。
結構小さいですが、遠くからでも目立ちます。

斜面に生えたきのこは、撮影しやすいです。
下から見上げるのも楽です。

E-M1, P8150041
 F2.8, 1/125sec, ISO3200

レンズは、幾つか所有している50mmレンズのなかでもいちばんの古株、30年以上のおつきあい・・・RICOH XR RIKENON 50mm F2Lです。

K接写リングのいちばん薄いもの(9.5mm厚)を使い、さらにその条件でもっとも引いて撮る条件にしたので、レンズ単体での最近接距離60センチよりは寄っているとはいうものの、あまりこのレンズらしい特徴が出ていませんね。
絞り開放からひとつ絞ってF2.8にしているせいもあるかもしれません。

同じ日に同じ機材で撮影したべつのきのこと比べても、あまり迫力が出ませんでした。

やはり、E-M1とRIKENON 50mm F2Lとの組合せでは、なかなか個性際立つ映像表現が難しいのかもしれません。