2010年5月27日木曜日

私のフィールドが・・・

以前、
ビーンズバッグを導入したとき
マクロレンズを購入したとき
ビーンズバッグで縦位置超ローアングルに挑戦したとき・・・

節目節目で撮影対象にしてきた、お気に入りのノギク。
(ただし未だに名前がわかりませんが・・・)

東北大学の片平キャンパス中央(北門、南門、正門から入った路が出会う場所。桜があって花見では外部の人も花見に集まるちょっとした公園のようになってます)、

芝生の片隅に
ちょっとしたコロニーを形成しておりまして、今月のあたまあたりから花が咲き出し、花が終わったあとどんな風になるんだろうと楽しみにしていたのに、

先々週の週末(5月15,16日あたり)、いっきに草刈りが行われて、跡形もなく刈り取られてしまいました。とてもとても残念です。

でも、根は残っているはずですから、
もしかしたら来年また、同じ場所に復活してくれるかも。

期待して来年まで待ってみようと思います。
ほかの場所では見たことがないのです。

2010年5月24日月曜日

シャガと蜘蛛 -2010/05/15

ちょっと前になりますが、
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
デビューの日、

東北大学片平キャンパスで撮影しました。
キャンパス中央の芝生にプチ群生しているノギクオニタビラコなどを撮った後、

前から散歩のときに見つけて狙っていたポイント!
生命科学研究科裏、道路側にけっこうな数のシャガが咲いている場所へ。

撮影は夕方の5時半過ぎでしたが、ちょうど西日が射して日が当たるところでは結構明るかったです。


P5151652
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
1/800sec ISO100 (+0.7EV)
F3.5開放で(たぶん、この感度、プラス補正でこのSSということから推測するに)

薄暗い中で、花のところだけスポット的に直射日光が当たっているところに+0.7EV補正をかけて撮影したために、花が白く飛んでしまっています。
残念。

でも、それより背景のぼけがいまいちよくないことのほうが残念。
このレンズ、絞り開放で引きの撮影ではうしろボケがいまいちなことが多いです。
ちょっと絞ったり、背景自体が明るいときには問題ないんですが。

さて、このシャガの花、
せっかくマクロレンズを着けているのだからと、わさわさかき分け近づいてアップでパシャリ!


P5151655
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放(たぶん), 1/1000sec ISO100 (+0.7EV)

花びらに蜘蛛がはりついていました。
この蜘蛛、けっこう草むらや藪で見かけるのですが、何という名前なのでしょう?

おしりが花びらの盛り上がりで隠れてしまっています。
このときは蜘蛛とシャガの花のしべ(?)の両方にピントを合わせたくて、ファインダーを覗きながらその2点だけに過剰に集中していたために、蜘蛛のおしりが隠れてしまうことに気づいてませんでした。
手持ちで撮ったのですが、ピント合わせが難しくてつい、画面全体に目が行き届きませんでした。
ほかに2枚ほど撮ったのですが、蜘蛛の目にピントが合ったのはこれだけでした。

しかしこのレンズ、やっぱり近づいてうしろをぼかすととてもいい味が出ますね。
マクロ撮影専用と割り切った方がよいかもしれません。

OM 50mm F1.8とF3.5マクロの比較

今、手元にはOM-systemの50mmレンズとして
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (50/1.8)
OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 (50/3.5macro)
の2本があります。

マクロ撮影では、
50/1.8にKenkoのクローズアップレンズ装着
50/3.5macro単独またはクローズアップレンズ使用
の2通りを試していますが、
F4より絞る状況ではそれほど大きな差は見られないことがわかってきました。

マクロレンズでは、そのままで無限遠までの撮影に対応できますが、50/1.8にクローズアップレンズ(結局虫眼鏡と同じことですね)を付けているときには、通常撮影のためにはこれを外す必要があり、面倒です。
しかし逆に言えば、虫眼鏡着脱の労を惜しまなければ、全く同等だということになります。

OLYMPUSホームページに載っている推奨使用条件では
50/1.8に対しF2.8~8
50/3.5macroに対しF3.5~8
となっており、大きな違いはありません。

私が所有している50/1.8レンズは、ちょこちょこ入っているカビの影響か、F2.8で使うのは(幻想的なぼやけぐあいを楽しむ目的でない限り)ちょっと無理です。
でもF4以上なら十分使えそう。

ということで、マクロでなく通常撮影(無限遠ではなく2~3メートルの中距離ですが)で比較してみることにしました。


50mm F1.8
F1.8開放で

手前のカタバミの花にピントを合わせています。
後ろのボケが見るに堪えないです。
一応、各々のボケはきれいに丸いですが・・・
ピントが合っている花をよく見ると、ソフトフィルターをかけたようにぼんやりしています。

ちょっと絞ってみました。


50mm F1.8
F4で

けっこういい具合ですね。
いけてるかも。

それでは次にマクロレンズで


50mm F3.5 macro
F3.5開放で

上の50/1.8をF4で使ったときに比べて後ろのボケがいまいちに見えます。
このレンズはマクロ以外ではあまり使えないかも。

マクロ撮影でも、もしかしたら50/1.8にエクステンションチューブをかませたら50/3.5macroよりいけるかもしれません。
試してみたいです。

2010年5月23日日曜日

みごとに丸いイヌノフグリの実 -2010/04/25

だいぶ古い話になってしまいますが、4月25日(日)に
東北大学の片平キャンパス南門付近で写真を撮っていたときのことです。

E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3

いっしょうけんめいに、イヌノフグリの実を運ぶアリを見つけました。


P4250894
1536x2048枠にトリミング

みごとに丸い実です。
ほかの写真もどうぞ。


P4250896
1024x768枠でトリミング


P4250899
768x1024枠でトリミング


P4250900
1024x768枠でトリミング

その後、これまでにたくさんの実を見てきましたが、オオイヌノフグリやタチイヌノフグリの実はいつも扁平です。こんなにまん丸の実はなかなかお目にかかれません。
もしかして、これはまぼろしのイヌノフグリの実なのでしょうか?

2010年5月22日土曜日

イカリソウとチゴユリ -2010/05/09

ちょっと前の話ですが、連休明け最初の日曜(5月9日)に、青葉山(青葉の森)に行きました。
そのとき、老朽化のため立ち入り禁止になっているアスレチックエリア「わんぱく広場」の脇の斜面に、イカリソウとチゴユリが咲いていました。


P5091538
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F4(おそらく), 1/320sec ISO400 (+0.7EV)

これはイカリソウです。
白い出っ張りは、スミレの花の後ろの出っ張りと同様、「距(きょ)」と呼ばれる蜜壺です。


P5091546
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
F4(おそらく), 1/200sec ISO400(+0.7EV)

こちらはチゴユリです。
みんな下を向いて咲いています。

ビーンズバッグを用意していたおかげで、真下から見上げたアングルでこれらの垂れ下がった花の中を覗きこむことができました。
もちろん、E-620のフリーアングル液晶がなければこのような撮影はできません。
ローアングル撮影が多い花のクローズアップ撮影では、なかなかE-420の出番がありませんね。


P5091541
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2
F4(おそらく), 1/500sec ISO400 (+0.7EV)

これはもう、地面に立てた状態に近い状況です。それでも、液晶を横に出してピント合わせをし、撮影することができます。画期的です。
イカリソウを真下から見上げたら、花の中に虫がいました。
はげしく動き回るので、ちょうどいいタイミングでシャッターを切るのは難しいです。
しかも、ライブビューで見て「ここだ!」とシャッターを切っても、かなりのタイムラグがあってなかなかうまくいきません。
このときも、めしべの先にいたのですが、シャッターを切るときには中のほうに入ってしまっていました。


P5091542
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2
F4(おそらく), 1/400sec ISO 400 (+0.7EV)

三脚ではこれくらいが限界でした。
斜面に三脚を立て、斜面の下からでなく斜め横からカメラを向けたので、斜めに写っています。


P5091543
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2
F5.6 or 8, 1/320sec ISO400 (+0.7EV)

ちょうど日が射してきて、花びらがシルクのようにきれいに写っています。


P5091545
E-620, OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2
F5.6 or 8, 1/160sec ISO400 (+0.7EV)

三脚ではこの角度が限界でした。
三脚の機構上の問題もありますが、三脚に載せることにより視点が高くなってしまって被写体に近づきすぎてしまうため、少し後ろに引いて距離を保つ必要があるのです。

カタバミ -2010/05/22

東北大学片平キャンパスでは、黄色いカタバミの花がたくさん咲いています。
朝9時頃、駐車場で咲いていたカタバミは、まだ葉が閉じた状態でした。


P5221720
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F8, 1/125sec ISO100


P5221725
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

F8, 1/250sec ISO100

カタバミは、花が終わると細長い実を上向きに付けます。


P5221753
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F5.6, 1/250sec ISO100

蚤の綴り -2010/05/22

東北大学片平キャンパスの南門に近い場所にある駐車場(かつて公孫樹(いちょう)食堂があった場所近辺です)では、タンポポはもちろん、ぺんぺん草やスミレ、シロツメクサなどいろいろな花が見られますが、今日また新種(私にとって)を発見しました。

最初はただのハコベかなと思ったのですが、5枚の花弁が二股に分かれていない!


P5221737
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F8, 1/125sec ISO200

調べてみると、これはノミノツヅリというそうです。
ツヅリ(綴り)とは、つぎはぎの衣という意味だそうです。
葉を蚤の衣服に見立てたネーミングということみたいです。

豆軍配ナズナ -2010/05/22

ぺんぺん草(ナズナ)もそろそろ終わりの時期になってきました。
代わって、ぺんぺん草に似ているけれども実の形がちょっと違うぺんぺん草が出てきました。
場所は東北大学の片平キャンパスです。


P5221759
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F8, 1/320sec ISO100

うしろに、花が終わって実だけになったナズナが写ってます。
調べてみると、グンバイナズナという相撲の行司が持つ軍配に似た形の実を付けるものがあり、この花はそれより小さく丸い形の花を付けるのでマメグンバイナズナというそうです。


P5221760
E-620, OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

F8, 1/100sec ISO100

撮影時には気がつきませんでしたが、実の下にアブラムシがくっついています。

2010年5月20日木曜日

まくら+E-620で縦超ローアングル -2010/05/15

SLIKのMini II三脚は小さくて本当に便利ですが、縦位置で撮るのが非常につらいという欠点があります(最近は無理して縦位置にしたりもしていますが)。

でも、ビーンズバッグと、フリーアングル液晶のE-620との組み合わせなら、縦位置でもローアングル撮影が簡単にできるということを発見しました。
(なにをいまさら、という感じもしますが)

5月15日(土)に、東北大片平キャンパスで撮ったノギクの写真です。

P5151611
E-620 + OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
絞り開放, 1/320sec, ISO200

ばっちりです。

今日、いつもの撮影ポイントである片平キャンパス中央の芝生を見たら、草刈りが進められていてほとんどの撮影対象が刈り取られてしまっていました。
むー、残念。

2010年5月15日土曜日

オニタビラコ -2010/05/15

片平キャンパス中央の芝生では、いろいろな草花が見られます。
ぎざぎざの葉が地面に放射状にひろがり、まっすぐ茎が伸びて数十センチのところに黄色い花がたくさん付いてます。

P5151627

かなりの後ピンですが、足下の葉の様子をお伝えしたかったということで。
この花を真上から手持ちで狙いました。
レンズはもちろん50mm F3.5マクロです。


P5151624
F3.5, 1/500sec, ISO400
ノートリミングで1024x768にリサイズ

最初はかなりの前ピンです。
一番手前の花の花びらの先にかろうじてピントが来ているという状態。

気を取り直してもう一枚


P5151625
F3.5, 1/500sec, ISO400

ノートリミングで1024x768にリサイズ

今度は後ピンに。
なかなか難しいです。
ちょっと気分を変えて縦位置でリトライ


P5151626
F3.5, 1/500sec, ISO400
ノートリミング

ようやくうまくいきました。
しべは棒の先に細長い花粉袋(?)が付いてるだけだと思っていましたが、後で改めて写真を拡大して見てみると、二股になって先がくるっと巻いていることが判明。

花の形はおもしろいですね。

OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5 買ってしまいました

クローズアップレンズをつけて「なんちゃって」マクロ撮影の修行をしていたOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8ですが、なんだかやたらとレンズ内部にポツポツとついたカビが気になっていまして、5月12日(水)、ランチのついでに一番町のコセキフォトテックに持って行きました。

実は、この店のWebページにマクロ50mm F3.5在庫の情報が載っているのを見たので、偵察も兼ねて・・・というつもりでした。

50mm F1.8のカビ取りは「8,000円くらい」とのことでした。
せっかくなので50mm F3.5マクロを出してもらって見てみると、ものすごくほしくなってしまって・・・
ついに衝動買いしてしまいました。
【後日追記2012/05/09】このときの購入価格をメモしておけば良かったと今更ながら後悔。たしか1万2千円か2万円のどちらかだったような気がするのですが・・・

そして、今日15日(土)は午前中曇っていたものの、まずまずの天気だったので、いつもの東北大片平キャンパス内でテストしてみることにしました。
一応50mm F1.8も持ち、同じ被写体を撮り比べてみようかとも思ったのですが、結局一度もカメラに装着されることなく終わってしまいました。

テスト撮影、まずは先日も掲載したノギクで。
第1弾、全くの初撮り写真はこれです。

P5151601
F3.5開放, 1/250sec, ISO200

かなりいいボケ味のように見えます。

P5151604
F3.5開放, 1/250sec, ISO200

こちらもいい感じです。
先日50mm F1.8 + クローズアップレンズで撮ったときよりも、花びらのフチのピンクの模様がくっきり出ているような気がします。
それでいて、ピントが外れるとすーっとボケていきます。
50mm F1.8をF4に絞ると、ボケが六角形になりますが、このレンズでは同等のF3.5が開放絞りですので、ボケが多角形に角張ることはありません。

途中で晴れてきたので、F8まで絞って撮ったオオイヌノフグリで見てみましょう。

P5151667
F8, 1/500sec(+0.3EV), ISO400

後ろのボケは確かに六角形になっていますが、さほど気になりません。

絞りを開放にすると、(当然ですが)ボケが完全に丸いです。
50mm F1.8を開放やF2.8で使ったときのような、濃い霧の中にいるようなにじんだボケもありません。
結構いい感じのようです。

・・・でも、こうしてみると50mm F1.8をF4まで絞ったときも、結構いけてますね。

使い分けを考えるとすれば・・・

50mm F1.8をチョイスする場面としては、
あえて絞りを開放にしてぼんやりしたムードを強調したいとき
F4でも六角形のボケを使ってなにか表現したいとき
マクロでなく、中距離~遠距離の被写体を絞ってカッチリ撮りたいとき
くらいでしょうか。

2010年5月14日金曜日

何ハコベ? -2010/05/09

OLYMPUS E-620
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2

先に投稿したR457、仙台-川崎ボーダー付近での撮影。
なんとなくハコベの花が大きいような気がして、撮ってみました。
P5091580
F5.6(たぶん), 1/160sec, ISO400
ノートリミング

P5091581
F5.6(たぶん), 1/400sec, ISO100
ノートリミング


P5091582
F5.6(たぶん), 1/640sec, ISO100
ノートリミング

花の下に写っている縁に丸いギザギザがついた葉は、おそらくハコベのものではなく別の植物のものだと思います。葉の間から首だけ出している?

RAWを見たら、なんだか全体に暗かったので、どうしたことかと思っていたのですが、たまたまそのときの様子をE-420で撮った写真を見て納得。

P5091248
2736x3648フルサイズを768x1024にリサイズ

ファインダーにカバーをかけるのを忘れてました。
超順光撮影ですので、まともにファインダーから直射日光が入ります(;_;)
これではアンダーになっても仕方ないですね。
RAW現像の際に調整して、明るくなるようにしました。

P5091582の花を、今度は左側下方からビーンズバッグを使って仰ぎ見るアングルで撮ってみました。
P5091583
F5.6(たぶん), 1/320sec, ISO200
ノートリミング

うしろのぼけが六角形になってます。
ハコベの花を横から撮ったのは初めてだったので、けっこう新鮮でした。

この花は、何ハコベなのでしょうか。
花の真ん中の花柱(めしべの先の白いひもみたいなもの)が3つなので、ウシハコベでないことだけは確かだと思うのですが。

R457_Sendai-Kawasaki-border -2010/05/09

ちょっと日がたってますが、5月9日(日)に車で国道457号線を走り、
仙台市と川崎町の境付近で脇道に入ってその周辺で写真を撮りました。

国道に沿って川が流れていて、一度は通り過ぎたのですが引き返して脇道に入ります。橋を渡ったところに車を置き、まずは引き返すきっかけになった川の景色を。
OLYMPUS E-420
ZUIKO Digital ED 14-42mm F3.5-5.6

P5091233
21mm, F5.6, 1/800sec(-0.3EV), ISO200

写真の通り、よく晴れて空がきれいだったのですが、ちゃんと青空を撮ったのはこの日が初めてかもしれません。

橋の端(^^; からもう一度
P5091241
17mm, F5.6, 1/500sec, ISO100

川をよく見ると、川底の岩盤に直線的な段差(切れ込み?)があるのがわかります。
P5091242
14mm, F5.6, 1/160sec, ISO100

これは自然のものなのでしょうが、なぜこのようになっているのでしょう?

2010年5月8日土曜日

超ローアングルに挑戦(ノギク) -2010/05/08

OLYMPUS E-620
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (+ Kenko close-up lens No.3+2)

前の記事で少し触れた、ビーンズバッグを
ノギクの撮影に使ってみました。

場所は東北大学片平キャンパスです。

P5081455
ISO100, F4, 1/500sec (+0.7EV)
ノートリミング

三脚でできる限りローアングルにしてみました。
ただし、close-up lensを外して裸眼(?)です。
P5081457
ISO100, F4, 1/500sec (+0.7EV)
ノートリミング

ふたたびビーンズバッグを使ったローアングル
P5081464
ISO100, F4, 1/800sec
縦位置2268x3024枠でトリミング

逆光で撮ると、花びらのフチのわずかなピンクがよい感じになっていると思います。
絞り羽根が6枚なので丸ぼけとはいかずかなり角張ってますが、わずかに斜めに傾いでいてむしろアクセントになっているような気がします。
わざと絞り羽根を少しずらして付けてあるのでしょうか?

ところで、このノギクは名前はわかりませんが
アップで撮るといろいろおもしろい造形が見えてきます。
P5081462
ISO100, F8, 1/60 (+0.7EV)
ノートリミング

花の真ん中の黄色いしべ(?)の部分はただの丸いつぶつぶの集まりだと思っていましたが、一部はじけたようになっていたり、フチ(外側)の部分には腕のようなものが外に向かって突き出されています。
これらはどんな状態なのでしょうか?そしてどんな役割があるのでしょうか?

また、花びらのフチのピンクは裏側のほうが濃くて、表側はほとんど色が付いていないようです。

P5081466
ISO100, F8, 1/100sec
2048x1536枠でトリミング

この花は真ん中辺りの黄色いつぶがごっそり取れています。

P5081469
ISO100, F4, 1/1250sec
2048x1536枠でトリミング

花びらをアップで見ると、つやがあってとてもきれいです。
洗っているわけでもないのになぜいつもきれいに保たれているのでしょう?

タチイヌノフグリ(?) -2010/05/08

OLYMPUS E-620
OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3+2

今日5月8日は朝から天気がよかったので、東北大学片平キャンパスで少し写真を撮ってみました。
あいかわらずオオイヌノフグリは目立ちますが、よく見ると、合間にぐっと小さいタチイヌノフグリ(?)の花がありました。

P5081405
ISO100, F2.8, 1/3200sec
縦位置2268x3024枠でトリミング

P5081407
ISO100, F4, 1/1600sec
ノートリミング

この写真は、ビーンズバッグ初挑戦のものです。
ビーンズバッグは、100円ショップで買ったA5サイズ(24x16cm)のメッシュクッションケースに
ホーマックで買った枕の詰め替え用ハードパイプを適当に入れて作りました。

SLIK Mini II三脚でも高すぎる場合が結構あったので、超ローアングル撮影のために試作してみたのですが、結構使い出がありそうです。

上の写真では花にピントを合わせたのですが、その下の実にも合ってます。
これで、実がかなり扁平だということがわかります。
最初これはイヌノフグリではないかと期待したのですが、この実の形をみるとほぼタチイヌノフグリで決まりみたいです。

ちなみに、この花を三脚を使って撮ってみたのが次の写真です。
P5081408
ISO100, F4, 1/1600sec
縦位置2268x3024枠でトリミング

イヌノフグリの花は太陽のほうに上向きになっていることが多いので、花を撮るにはやはり見下ろすようなアングルのほうがよいのかもしれません。


P5081437
ISO100, F8, 1/320sec
縦位置2268x3024枠でトリミング

2010年5月5日水曜日

Kenko close-up lens No.2とOLYMPUS remote cable RM-UC1購入

最近購入したKenkoのclose-up lensをOM ZUIKO 50mm F1.8レンズに付けて接写撮影修行を続けていますが、やはり「もっとアップで」という欲求は膨らむばかり。

マクロレンズを買うには出費も大きいし、腕もまだ相応ではない。

ということで、今使っているNo.3に加えて、No.2を購入することにしました。
ついでに、カメラ本体のUSB口へ接続して使うリモートケーブル(昔のカメラでいうレリーズですね)も。
ヨドバシポイントがたまっていたので、現金出費はゼロで済みました。

No.2, No.3 2枚のclose-up lensを重ねて付ければNo.5相当に!
画質の低下がどの程度か、そのうち試してみたいと思います。

カキドオシ -2010/05/04

OLYMPUS E-620
OM ZUIKO 50mm F1.8 + Kenko close-up lens No.3

前日午後の散歩で通りかかり、
けっこう良さそうな雰囲気だったので
5月4日(火)のお昼過ぎにカメラを持って自転車で
名取川の河川敷へ行きました。
旧国道4号線の名取橋付近から、仙台バイパスの
名取大橋付近までの北側の河川敷です。

三脚も持って行ったのですが、結局使わずすべて
手持ち撮影でした。

最初のお相手は畑の脇に今の時期いくらでも見られる
カキオドシです。

P5041305
F4で撮影
ISO100, 1/1250sec
ノートリミングです。

露出補正もなしで撮ったら、花の部分がかなりアンダーになってしまいました。
RAWの現像時にけっこう無茶な補正をかけていますので、色が少々不自然になってしまったかもしれません。

花の下くちびる(?)には毛が生えています。
上と同じ写真を800x600枠でトリミング

この毛を明確に出そうとしたら全体が上のように変(?)になってしまったわけです。

つづいて花を真上から
P5041306
F4で撮影
ISO100, 1/1000sec
1152x1536枠でトリミング

この日は通して絞りをF4に固定し、
前半はISO100で、後半光量の足りない場所での撮影が多かったので途中からISO200に上げて撮影しました。

この日の手持ち撮影を通じて、撮った写真を見てみると
かなりの比率で前ピンでした。
上の写真も、ぱっくり開いた口の中を狙ったのですが、
結局上くちびる(?)と、その上からこちらに突き出ている
葉のほうにピントが合ってしまっています。

上くちびるの上にも毛が生えていることがわかったので
これを狙っていたことにすればよいのですが・・・

撮影対象にぐっと迫った体勢で撮影することが多いので、
もしかしたらシャッターボタンを押して、実際にシャッター
が切れるまでのタイムラグの間に手を引いてしまっていた
のかもしれません。