2015年10月25日日曜日

ガンクビソウ、ピンチ!? -2015/08/23青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

夏の青葉の森は、きれいな花や鮮やかなきのこなど、見どころいっぱいですが、そんななかあまり目立たないけれどたくさん咲いている花があります。

E-M1, P8234263
40.0mm F2.8, 1/250sec, ISO400

ガンクビソウ!
キセルの雁首みたいなかたちからそのように呼ばれています。

派手な花びらがないので、満開でもあまり目立たないんですが、なかなか味わいがあります。

しかし、そのガンクビソウに、蔓の魔の手が!

E-M1, P8234264
40.0mm F2.8, 1/200sec, ISO400

しっかりと茎に巻き付いています。
E-M1, P8234265
40.0mm F2.8, 1/160sec, ISO400

巻き付かれながらも、がんばって満開の花を咲かせています。


2015年10月3日土曜日

ヒナアンズタケ -2014/08/15青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

この記事執筆時点から1年以上も前の話題になりますが・・・
前の記事で「トキイロラッパタケ」のお話が出たので、ついでに。

2014年のお盆休みに出かけた青葉の森で、「花木広場」から「化石の森」へ向かう散策路を歩くと、クマザサが生い茂るエリアにさしかかります。

落ち葉のあいだから顔を出す、薄いオレンジ色。

E-M1, RIKENON 50/F2L + EX-9.5mm
XR RIKENON 50mm F2L, PENTAX K CLOSE-UP RING No.1 (9.5mm)
F5.6, 1/200sec, ISO3200
P8150016

トキイロラッパタケならば、傘の表面がザラザラしているのですが、こちらはわりと平滑です。もうかなりおとなの(というかすでに老境の域に達している?)きのこですが、別の場所にはもっと若いきのこもいました。

E-M1, MZD12-40/2.8PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
12.0mm F4.0, 1/320sec, ISO3200
P8150018

若いからか、それとも生えている土壌の成分の関係か、上の写真のきのこより色がだいぶ濃いめです。

夏の時期、青葉の森では貴重な「オレンジ色」です。

ヒナアンズタケかトキイロラッパタケか・・・ -2015/08/23青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M. ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

このシーズン、青葉の森には派手な花などは少なくなりますが、きのこたちが目を楽しませてくれます。
散策路を歩いていると当たり前のようにあちこちで見られる、黄色から橙色のちいさなきのこがあります。

E-M1, P8234285
12.0mm F2.8開放、1/80sec, ISO400

地面からいくつも生えています。まだ生え始めのようで、傘が開いていません。

E-M1, P8234286
12.0mm F2.8開放、1/60sec, ISO400

傘は、表面がざらざらしている感じです。

いつも判別に悩むきのこがあります。
「ヒナアンズタケ」と「トキイロラッパタケ」、いずれもアンズタケ科のきのこです。

いろいろ調べてみると、アンズタケの方は傘の表面がほぼ平滑、トキイロラッパタケは表面は粘性なくざらつき・・・とのことですので、写真のきのこはおそらくトキイロラッパタケなのでしょう。

E-M1, P8234287
 12.0mm F2.8開放、1/60sec, ISO400

数年前なら、こういう小さい被写体を撮るときは中望遠マクロ(OM 50mm F3.5などに接写リングをつけたりして)で、超どアップに狙うことが多かったですが、最近は逆に、できるだけ広角で寄れるだけ寄る・・・というスタイルが多いです。

今回の3枚も、すべてズームの広角端(12.0mm, ライカ判の24mm相当)にして、ぎりぎりまで寄って(20センチほど)撮りました。

探してみたら、1年前の夏にヒメアンズタケを撮っていたので、それを記事にしました。そちらとも比較してみて下さい。