2010年9月22日水曜日

花が開いているミズヒキ -2010/08/22青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

ちょっと前のことになりますが、先月8月22日(日)に青葉の森を訪れたときは管理センター脇から下に降りていった沢の近くにあるギボウシスポットを目指していました。
撮影を終えて戻るとき、道の脇に「ちゃんと咲いている」ミズヒキを発見。

たまたま超逆光で、何も考えずに撮ったら案の定どアンダーに・・・
なんとかRAW現像のときにきつめの補正をかけてみたのがこの写真です。

P8222898
F8, 1/160sec ISO400

オリンパスイメージングのWebサイトにある
フォトパスコミュの、「花コミュ」のメンバーになっているのですが、そこに投稿してみたところ管理人の片岡先生から
「ミズヒキの写真、このバックの入れ方おもしろいですね。明るいバックは処理が難しいのですが上手くこなしていると思います。あとは見せたい物にキッチリピント、です。アリさんがシルエットではっきり写ってると、もう言う事無しです。」
とのうれしいコメントをいただきました。

アリさんは、思いのほか動きが速くてライブビューでみて「ここだ!」というところでシャッターボタンを押すのですが、そのタイムラグの間に別のところに行ってしまっているという感じでした。

ミズヒキの茎(?)に垂直にレンズを向けて、全体にピントが合うようなアングルにすればよかったかもしれません。
少々残念です。

でも、花が上下で紅白に色分けされている、まさに「水引」の名の由来がばっちり写し出せたと思っているのですが。

2010年9月21日火曜日

青葉山でフサフジウツギは不自然? -2010/08/14青葉の森周辺道路脇

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

宮城教育大学から青葉台へ向かう途中、ゴルフ練習場のすぐ手前右手に、青紫色の塊があります。
8月14日(日)、この日は雨模様でしたがいつものように青葉の森に入ってギボウシなどを撮ったあと、前から気になっていた件の場所へ。




P8141621
F2.8, 1/800sec (-0.7EV) ISO800

このくらいのシャッター速度になるなら、もう少しISO設定を下げても良かったとあとで後悔しましたが、まずまずの写りだと思います。


P8141620
F2.8, 1/1600sec (-0.7EV) ISO800

雨に濡れた花が結構いい味出してると思うのですが。
ちょっと絞りを開けすぎですね。
もう少し絞ったら良かったです。
あとで気づいたのですが、ハナグモがいましたね。ピンぼけです。

~~~
この花の名前は当初わからなかったのですが、「フサフジウツギ」のようです。
この名前で検索したところ、いつも参考にしている「きょうの青葉山」ブログの記事がヒットしました。

場所は違いますが、地下鉄東西線工事用の道路脇に植えられたフサフジウツギのはなしでした。
曰く、
「一つ一つの花そのものはとても美しいのですが、周りの自然林とは全く不釣り合いで、生態系の破壊にも繋がる外来種です。それを、さも緑化と美化に気を遣ったとでも言う様に、何百本もの伐採樹木の代わりに植え付けるとは、自然保護に対する仙台市の感覚が計り知れると思いました・・・」

もしかすると、このフサフジウツギも青葉山の生態系のことを考えずに植えられたものだとしたら・・・
素直に喜べませんね。

「フサフジウツギ」。房がついた藤のような花とウツギのような葉、という意味の名前を知ったとき、なんとも良い名だと思ったのですが、洋名「ブッドレア」だと聞くと、やっぱり天然記念物である青葉の森にはふさわしくない花だという気持ちになってしまいます。

2010年9月20日月曜日

80mm F4マクロ+クローズアップレンズによる撮影の実態 -2010/09/19青葉の森

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

先ほどの80mm F4マクロによる超クローズアップ撮影がどのように行われたか、状況をE-420で撮ってみました。

P9191828
F4, 1/200sec ISO800

こんなに接近して撮ってました。

P9191827
F4, 1/160sec ISO800
2536x1902枠でトリミング

80mm F4マクロレンズに専用のクローズアップレンズが装着されているのがわかります。
AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm がかなり繰り出されていて、そこからも超どアップ感が漂ってきますね。しかもクローズアップレンズつきですから。
実質3~4倍近いアップなのではないでしょうか。

しかし、この50mm F1.8レンズは写りが良いですねえ。
上の写真をさらに1024x768枠で切り出したのが下の写真です。

PCのデスクトップの壁紙くらいなら十分堪える画質です。
感心してしまいますね。

キンミズヒキを超アップで -2010/09/19青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
with CLOSE-UP LENS f=170mm

青葉の森で、お盆頃から気になってときどき撮っていた黄色い小さな花がありました。
今日は、いつも持って行こうと思っていて忘れてしまっていた、80mm F4マクロ専用のクローズアップレンズをちゃんと持ってきていたので、絶対どこかで使ってやろうと狙ってました。

どうしても80mmマクロを使うと暗くなってしまうので、露出がかなり厳しかったのですが、フラッシュがかなり有効とわかりましたので、抵抗なく使えます。

今日はときどきパラパラと雨が落ちてくるような天気でしたが、不安はありませんでした。
最初の1枚は、まず自然光でチャレンジ。

P9193387
F11, 1/13sec ISO400

これでもがんばったほうだと思います。
暗いので、プラス補正かけたいところですが、これ以上シャッター速度を犠牲にはできません。

ここには載せませんが、
RAW現像時に+1.0EV補正をかけたら、まずまず見られる写真になりました。

ここで、FL-36Rを使ってみることにしました。
かなり被写体に近いので、あまりいい効果は期待できませんが・・・

P9193388
F11, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from below

一応、フラッシュの光が上から入るので、影を和らげるようにと下からレフをあてたのですが、完全にフラッシュの光に負けてます。
また、ピントをめしべの先に合わせたのですが、F11まで絞ったのに、すでに花びらはピンぼけです。
恐ろしいほどの被写界深度の浅さ。

これもここでは載せませんが、花びらにピントを合わせたら当然ながらしべはみなピンぼけになりました。
花を正面から狙うのはかなり難しそうです。

それでは、ということで花を横から狙うことにしました。

P9193391
F16, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from right front

今度は縦位置のアングルにしたので、フラッシュの光は左から来ます。そのままでは花の裏側が影になってしまうので、右手前からレフをあててみました。
光の加減はうまくいったのではないかと思います。

しかし、ピントはやはり難しいですね。
暗闇をバックに白色が目立つめしべをジャスピンにしたかったのですが、それではそれより手前の花の部分はすべてボケボケになってしまいます。

悩んでいるうちに、なんとなく良さそうなところに合わせてシャッターを切ったら、左右のおしべにピントがきました。
めしべは少しピンぼけになってしまいました。
でも、F16まで絞っているのでこれ以上は無理でしょう。(もっといっぱいいっぱいまで絞ればよかった?少々後悔)

次は、右を向いている花を縦位置で狙います。
フラッシュはホットシューに取り付けているので、左から光が来ます。
当然右からレフをあてますが・・・

P9193392
F11, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from right side

肝心の目的の花が影になってしまいました。
それでは、ということで試しに自然光とレフだけで撮ってみました。
F8まで絞ってみたところ、シャッター速度は1/20秒となり、タイミング悪く風で揺らいだようでブレかピンぼけが起きてしまいました。

もう一段絞りを開けてF5.6にしたところ、たまたまピント合わせした位置から大きく動かないでいてくれたようで、うまく撮れました。

P9193397
F5.6, 1/30sec ISO400

ピントもなんとかめしべに来てくれています。

最後に、花びらの上に乗った小さな水滴を狙ってみました。
自然光だけでは、F5.6で撮ったためか残念ながらぼんやりした感じになってしまいましたが、フラッシュを焚くと、くっきり写りました。
では比較してみましょう。
P9193399 F5.6, 1/40sec
P9193400 F8, 1/100sec FL-36R



ほんとうはリングフラッシュなんかがあるといいのですが・・・

2010年9月19日日曜日

オクモミジハグマ -2010/09/19青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

先週の9月11日(土)、青葉山を訪ねたときには、先日入手したフラッシュFL-36Rを持ち込んでいました。先にE-420で内蔵フラッシュを使ったテストを行いましたが、思ったよりうまく行きそうな感触を得ましたので、E-620にFL-36Rをつけて、いざフラッシュ撮影に挑戦です。

最初はE-420でのテストと同じヤマジノホトトギスで試したのですが、フラッシュが光ったり光らなかったりして・・・どうなってるの?
どうやら、フラッシュなしでも1/100秒より速いシャッター速度での撮影が可能なときはフラッシュ不要と判断して光らせないようにしているみたいでした。
絞りを絞ってシャッター速度が遅くなるようにするか、マニュアルで光らせるかしかないだろうと判断し、ガイドナンバー(GN)を適当に設定して強制的に光らせることにしました。

P9113296
F8, 1/100sec ISO400
FL-36R (manual, GN3.0)

まずまずの写りなのではないでしょうか。
この花は、「オクモミジハグマ」というそうです。

先の「ナガバノコウヤボウキ」にも似ていますが、花弁(?)がカールしていないのと、葉がいっしょについていないのが違ってます。

シャッターを切ってから、絞りなどの条件をメモしていると・・・

P9113297

F8, 1/100sec ISO400
FL-36R (manual, GN3.0)

ものすごくスリムな虫がやってきました。
何という名前なのかわかりませんが。

実は、上の写真で左側の花の向こうにすでに写っていたのですが、そのときは気づきませんでした。
ここでは根元の写真がありませんが、葉がべたっと地面にひろがっていて、茎の上のほうは全く葉はなく花だけがいくつもついている、という感じです。

ナガバノコウヤボウキ -2010/08/29青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

8月29日(日)、この日は9月の学会ラッシュ前の忙しい時期にもかかわらず、午前中に青葉の森へ。
前の週の22日(日)にも訪れたのですが、そのときは山の下の方、管理センター付近を回っただけでした。
なので、どうしてもいつものコース、花木広場付近を見たかったのです。

早速、これまで見たことのない花を見つけました。

P8293177
F8, 1/30sec ISO800

カンナくずのような見事なカールと4本の角。
付け根から葉が出ています。

あまりにインパクトの強い形だったので、引きの全体像を撮っておくのを忘れてしまうほど。
サイズが結構小さいので、ぱっと見は白いモシャモシャにしか見えませんが、レンズ越しにアップで見るととても魅力的です。

花には虫も集まっていました。

P8293170
F11, 1/20sec ISO800

黒くて小さいコガネムシのような虫(名前わかりません)。
角をつたって行ったり来たりしていました。
ときどき先端で、この写真のようにもしょもしょやってます。
触覚が動くので、これだけのスローシャッターではさすがにブレてしまいます。

P8293171
F11, 1/20sec ISO800

赤い色のアリもいました。
相変わらずコガネムシ(?)はうろうろしてます。

この花の名前は「ナガバノコウヤボウキ」というそうです。
葉が長い形をしているから「ナガバノ」。
それでは「コウヤボウキ」のほうは?というと、むかし高野山でこの木の枝を束ねて箒(ホウキ)として使用したからだとか。

この見事なカールは、見飽きることがありませんね。

マイヅルソウの実はどうなった? -2010/09/11, 19 青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

今年5月16日に、何気なく撮ったつぼみ

5月30日、これも何気なく撮った花

最初に意識したのは、7月11日に実を見つけたときからです。

その後、7月17日にもう一度見に行ったのですがほとんど変化がなく、熱意も薄れていました。

しかし8月29日、
同じ実を見つけることができ、色がついてきているのを見て
もう少し追跡しようという気持ちが再び。

先週、9月11日(土)に青葉の森を訪ねたときは、気合いを入れて実を探しました。
そして、まず最初に見つけたのは
ほかの野草の葉に隠れるようにひっそりとひとつだけ実をつけていたマイヅルソウでした。

P9113288
F8, 1/20sec ISO400

実はずいぶん赤くなり、透明感が増しています。
下に横たわっている枯れ葉はこのマイヅルソウのものです。
太陽は真後ろ上方から照らしていますが、曇り空でありしかも林の中ですから特に決まった方向から照らされているわけではありません。
もうすこし透明感を表現したいと思って、レフ板をあててみることにしました。

P9113289
F8, 1/15sec ISO400

下から照らすことはできませんので左側からあてているのですが、それほど大きな効果はありませんね。フレームに入らない上のほうで後ろから照らせばちょっとは雰囲気が変わったかも・・・と後で思いました。
レフをあてたときの方がシャッター速度が遅くなっていますが、おそらく日が陰って暗くなったのだと思います。もう少し日が当たって明るいときにシャッターを切れば良かったかも知れません。

しかし、すこし張りがなくなってしぼんでいるように見えます。

ほかにも、周囲を注意深く探すといくつか見つけることができました。

P9113293
F5.6, 1/25sec ISO400

こちらは、傷が入ったのか虫に喰われたのか、穴が開いている実と、赤くなる前のまだら模様のまましぼんでしまっている実があります。

この実は、ほんとうにまわりを葉で囲まれていて、普通に立っている目線からでは絶対に見つからない状況でした。
落とした小銭を探すように、しゃがんで見回し、やっと見つけたのです。
(はたから見ればかなり怪しいかも)

そして、念願の実に再会しました!

P9113295
F3.5開放, 1/30sec ISO400
FL-36R (マニュアル発光, GN3.0に設定)

7月に撮ったときとほぼ同じアングル、同じレンズです。
ちょっと違うのは、フラッシュを焚いたことですが、オートで発光すると背景が夜のように真っ暗になってしまうので、マニュアルで光量を抑えて撮りました。

7月のときには自然のレフ板のような役割をしていた葉も落ちてしまって、寂しくなってしまいました。
実もしぼんでしまっています。

今日、9月19日(日)に訪ねてみますと、ついにこんなふうになってしまいました。

P9193429
F8, 1/13sec ISO400

実の皮が半透明になり、中のたね(?)が透けて見えています。
下の方の実はすでに皮が破れています。たねが落ちるのも時間の問題ですね。

左側に回り込んで、フラッシュを使って撮ってみました。

P9193433
F5.6, 1/100sec ISO400
FL-36R (オート発光)

縦位置にするとフラッシュは被写体の左側から照射されますので、左右の明るさのバランスを取るように右側にレフをあてました。

5月中旬から4ヶ月ほど追いかけたマイヅルソウも、おそらく今回が最後ではないかと思います。

来年は、もう少し気合いを入れて「花」を撮りたいと思います。

2010年9月12日日曜日

盗人の足跡?(青葉の森のヌスビトハギ) -2010/09/11

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

昨日(9月11日)のお昼前に訪ねた青葉の森で、先日「たぶんヌスビトハギだろう」と予想した花の実が盛大に実ができていたのをみつけました。
明らかに「ヌスビト」です。

前回は、シャッター速度が遅くなりすぎてブレてしまいましたが、今回は強力な助っ人アイテム、フラッシュFL-36Rが導入されましたので、お試しを兼ねて使ってみました。

エツミのストロボディフューザーG8をつけて、光がどぎつくならないようにします。
このディフューザーは、もともとニコンのSB-800というフラッシュ用のものなのですが、FL-36Rにもぴったりサイズという情報を得て、ヨドバシで買ってきました。

まずはフラッシュなしの、いつもの撮り方で1枚。

P9113354
F8, 1/25sec (+0.7EV) ISO400

逆光で狙ったのですが、後ろの明るさに負けてしまっています。
アップでよく見ると、やはり微妙にブレていました。
編集ソフトでの事後修正ではどうにもなりません。

そこで、フラッシュの出番。
まだ操作の仕方に慣れていないので、とりあえずお手軽のTTL AUTOモードで。

P9113355
F8, 1/100sec ISO400

ちょっとバックの暗さに引っ張られて、被写体が飛び気味ですが、調整で何とかなるレベルだと思います。FL-36Rの設定が適切だったかどうかわかりませんが、これでかなり撮影適用条件の幅が拡がりました。
これから使い方を徐々にマスターしていこうと思います。

実のアップも撮りました。

P9113327
F8, 1/100sec ISO400

2536x1902枠でトリミングしています。
撮影時には気づきませんでしたが、花の先に小さなクモが。

背景が真っ黒ですが、これはフラッシュ使用のためです。もう少し背景も写ってほしいのですが、そのための設定は、これから修行します。

2010年9月11日土曜日

青葉の森でフラッシュ初挑戦(ヤマジノホトトギス) -2010/09/11

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

今日は久しぶりに(8月29日以来)青葉の森に行きました。
しかも午前中に!

天気も上々でしたよ。
青葉台のゴルフ練習場に近い最上流の入口から、いつものように入りました。
今回は、先日好日山荘Webショップから購入した「南部熊鈴2鈴型」を持って行きましたが、かなりいい音です。ちょっと高かったですが、その価値は十分にあると思います。


南部熊鈴2鈴型

少し行くと、ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)という花がいっぱい咲いていました。
前回(8月29日)来たときにも見つけていたのですが、今日は咲いている数が違います。

E-420を使って、内蔵フラッシュでの撮影をテストしてみることにしました。
記念すべき第1号はこちら。

P9111771
絞り不明、1/100sec ISO100、フラッシュオート

なんだか暗いです。
縦位置で撮ったので、光は左側から当たっています。
絞りすぎたのかな?

実際に絞りをいくつに設定したのか覚えていないので何ともいえませんが・・・

う~ん、と考える間もなく、いきなりマルハナバチがやってきました。
焦ってしまって、ピントの確認もできないままシャッターだけをバシャバシャと押し続け、そしてすべてがピンぼけでボツに・・・


これらは、撮って出しのjpg画像です。

ハチが去った後、再生してみてガックリ。
気を取り直してちゃんとピント合わせをして撮った最後の写真がこちら。

P9111777
絞り不明、1/100sec ISO100

今度は明るくなりました。
っていうか、フラッシュ焚いたのがバレバレです。

ディフューザーを買ったのに、持ってくるのを忘れてしまったので仕方ないのですが・・・

ランチタイムにE-420を携行(その3~アサガオ) -2010/09/10

9月10日のお散歩撮影情報第3弾です。

東北大学片平キャンパスの、正門近くのフェンス一面に
淡いピンク色のアサガオが咲いてます。


P9101756
1/200sec ISO100

OM 28mm F2.8レンズをめいっぱい絞って撮りました。
手前の花は最近接30cmです。
同じアングルで、(たぶん)絞り開放で撮ったのがこちら。

P9101755
1/2500sec ISO100

いかに28mmとはいえ、いかに4/3とはいえ、ここまで寄ってほぼ無限遠までフレームに入れ、絞りを開け放ったら、ここまでポケるんだゾと!

あくまでも実験です。
比べてみたら、上の写真のほうがイケてる気がします。

ランチタイムにE-420を携行(その2~ツユクサ) -2010/09/10

9月10日のランチタイム散歩、つづきです。

東北大学のキャンパス、「東北大学正門前」バス停付近に来ますと、ツユクサ地帯があります。
ツユクサは、咲き始めてからもうずいぶんと日が経っていますが、まだまだ花が咲いてます。でも、花が終わって柏餅みたいに鞘(さや)のような葉に収まって実になろうとしているものもけっこうあります。

そんな中で、「お、これは!」という花がありました。これです。


P9101746
1/80sec ISO100

白い花びらのツユクサです!
・・・そんなに珍しくないですかね?

今咲いている花の上には、もう終わって鞘に収まっているものが見えますが、こちらも真っ白。
珍しいと思うんですが・・・

アングルはいまいちですね。
花の正面に回って下から見上げるか、もっと横から狙って画面に奥行きをもたせるか、なにか工夫すればよかったと後悔しきりです。
このときは、主役を咲いている花にするか鞘に収まって丸くなっているほうにするか迷っていたような気がします。

それなら、それぞれが主役の写真を別に撮ればよかったのに・・・

ちなみに、このOM 28mmレンズは最短撮影距離30cmです。
50mmの45cmに比べれば寄れるといえますが、この写真程度の寄りが限界です。

続いてはこちら。

P9101753
1/320sec ISO100

たぶん、これから咲こうとしているつぼみ(?)だと思うのですが。
左側の花は開いたばかりという感じですね。


P9101754
1/400sec ISO100

これはフェンスの隙間から外へ「にょきっ」と伸びた花です。
こちらは、咲きかけなのか咲き終わって仕舞いかけなのかわかりません。
これから咲くところなのでしょうか?

この状況でおわかりと思いますが、実は地面が腰の高さにあって小さなツユクサの花もしゃがむことなく撮影できます。
怪しまれないで済むのです。

もっと引きで、周囲の状況がわかる写真を。

P9101764
1/200sec ISO100

フェンスの内側の日当たりが良くないからか、歩道のほうににょきにょきと突き出してます。

P9101765
1/200sec ISO100

これは明らかに、終わったあとの花ですね。
ツユクサの季節はいつ頃まで続くんでしょうか。

ランチタイムにE-420を携行(その1) -2010/09/10

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

9月あたまは出張や学会で写真どころではなかったのですが、この週の週末が待ちきれず、ランチタイムにカメラを肩から提げて行くことに。
このときは、完全MF仕様にチューンナップ(マグニアイピース詳細はここここ、フォーカシングスクリーン詳細はここここ)したE-420と、つい先日ヤフオクでハローカメラから入手した28mm F2.8で、完璧なMFお散歩仕様のシステムで臨みました。
お散歩なので、絞りなど撮影条件をメモする時間はないので個々の写真の絞り設定は不明ですが、たいていは開放でピント合わせして、「ちゃかちゃかっ」と絞りリングを適当に回して絞ったので、だいたいF4~8のあいだだと思います。

ランチのほうはと言いますと、木町通りの広瀬通を北にわたってすぐのところにあるとんかつ屋さん(1階が肉屋でその2階)に。
前日のランチはとんかつだったのですが、この日は残念ながらハンバーグとカツカレーでした。

それはさておき、食事後そのまま木町通りを南下して、片平小学校を過ぎ、東北大片平キャンパス沿いのフラワースポットへ。
まずはその途中にあった大きな木(?)。白い花が咲いてました。
名前は残念ながらわかりません。

【2011/06/11追記】のちに、この花は「イタドリ」であることが判明しました(記事参照)。この年の10月、11月にはしつこいくらいにこの花を追いかけ回しています(残念ながらこのブログでは記事にしていません。FotoPusでは何度か投稿しています)。


P9101730
1/250sec ISO100

天気も良く、とても日当たりのよい場所だったので、ピント合わせだけに専念できました。
こうしてみると、十分な露光でピントが合えば、相当な解像がありますね。


P9101727
1/1250sec ISO200

この写真をトリミングして左側に写っている花をアップにしたのが下の写真です。

1024x768枠で切り取ったのですが、結構いけますね。

歩道沿いの土手(?)からその上の金網まで、結構高い木でしたので
ずーっと上のほうを見上げてみますと、丁度真上から当たる日光を透かして、葉がきれいでした。
また、葉の上にある花のシルエットがくっきりと映って、おもしろい画になっていましたので、さっそく撮ってみることに。


P9101732
1/1600sec ISO100

ちょっと欲張って、葉とそこに映る花のシルエットのほかに、左上の花やバックの青空も入れ込もうとしたら、まったく主題の不明な写真になってしまいました。
絞ると後ろの金網がくっきり写って邪魔になるので、絞りをF2.8開放かF4に開けて撮ったら、上のほうの花もいっしょにぼけて、収拾がつかなくなってしまってます。

この横位置をそのまま縦位置にトリミングして左右を詰めてみましたが、やはりぼけた花と金網はどうしようもありません。
・・・残念ながら、フォローのしようがありません。惨敗です。


P9101733
1/320sec ISO100

こちらはかなりがんばって、葉とそこに映る影に絞ったつもりだったのですが、透かして見た葉の造形のおもしろさに気を引かれて、かなり右の方に大きく葉を取り込んでしまいました。左上のきれいな青空も画面に入れ込みたいと色気を出してしまったために、どんどん主題の影が埋もれていってしまってます。

でも、この写真ではトリミングでなんとかなるんじゃないかと思い、透けた葉脈と花の影、そしてその影のもとになっている花、の3点に絞ってまわりをカットしてみました。


どうでしょうか?息を吹き返しましたでしょうか?
シャッター速度から考えて、おそらくF8かF11まで絞ったと思われるのですが、それでも葉の太い葉脈から下の部分や後ろにある花などはすでにピンぼけになっています。
もっと思い切って絞ったほうがよかったかも・・・と少し後悔しています。

青い空の面積も最小限にしました。
それにしても、いわゆる「オリンパスブルー」、ものすごくきれいに出ますね。

ちょっと長くなりそうなので、続きは(その2)で。

ヨウシュヤマゴボウ -2010/08/28

OLYMPUS E-620
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

前回に引き続き、8月28日朝の出勤途中Photoから
場所は太子堂駅近くの、いま道路工事中の空き地です。
ヨウシュヤマゴボウです。

P8283033
190mm F4.9 1/640sec ISO400

下の方に「たらん」と横向いているのはまだ若くてつぼみの房。
花が咲き、終わると緑色の小籠包みたいな実ができて大きくなってきます。


P8283037
179mm F4.8 1/640sec ISO400

実は緑から黒へと変わっていきます。
濃い紫色の茎と、緑色の茎があります。なにか違いがあるのでしょうか?
右には花が終わったツユクサも。


P8283056
300mm F5.6 1/320sec ISO400

熟した実は真っ黒。茎も赤みを帯びています。
結構、毒々しいです。