2010年8月29日日曜日

あのマイヅルソウを再び訪ねて -2010/08/29青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

5月に咲き始め、7月に終わったマイヅルソウの花。
あとは丸い実がつき、赤く色づく・・・

と思ったら、なかなか色がつかなかったのでしばし放置していました。
今日、久しぶりにチェックしに行ってみました。

しかしいつものごとく、目的以外の花や何かを撮っていて寄り道ばかり。
ようやく「花木広場」から駐車場のほうへ戻る途中、注意深く探したらありましたよ。7月にチェックした実が!

P8293220
F5.6, 1/40sec ISO800

だいぶ赤くなりました。
右側の実の下半分は、すでにまだら模様もなくなっています。

P8293224
F8, 1/15sec (+0.7EV) ISO800

タネはどのように入っているのでしょうか。
熟した後ははぜてしまうのでしょうか。

いずれにしても、今後がますます楽しみです。
そして、来年の5月には、もうすこし気をつけてマイヅルソウのつぼみを見つけて撮っておこうと思います。

2010年8月28日土曜日

EOS 5D Mark II のヨドバシ価格がもとに戻っちゃった

先日衝撃的に値下げされたヨドバシのEOS 5D Mark II 価格が、さきほど見たらもとに戻っていました。
これはいよいよ、4/3続投の決意を固めなければなりませんね。

少しオーバーめの露出でも十分なシャッター速度が稼げれば、画質は十分だということがわかりましたから、フラッシュやレフ板でどこまで稼げるか、はやく試してみたいものです。

OM 28mm F2.8レンズを落札してしまった!

さきほど、ヤフオクで冷やかしのつもりで入札したのがそのまま落札に!
OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
ハローカメラというストアからの出品でした。

広角の単焦点レンズが一本ほしいなあ、とは考えていたのですが、まさかあっさり落札してしまうとは・・・
二人で一騎打ちの状態だったので、すぐどちらかが私を追い越すさ、などと考えていたのが甘かった。

落札価格は3,702円。
消費税が別にかかり、これに送料を合わせて4,627円也。
Yahoo!かんたん決済の手数料を合わせると、最終的にトータル支払額は4,825円でした。

これが事実上のE-420用標準レンズということになりそうです。

2010年8月27日金曜日

EOS移行を断念?4/3続投を決意?オリンパスフラッシュを購入!

最近私の心の中で揺れ動いていた、ある企て。
OMレンズを活かすためにCANON EOS 5D Mark II を導入しようか?
現在所有の4/3 E-シリーズシステムを強化するか?

やはりE-3と同じ重量のEOS 5D Mark II を持ち歩くのは苦痛ではないか?
購入に必要な軍資金も20万円近くになってしまうので、なかなか踏み切れない。

そこで妥協策が浮上してきました。それは、

「フラッシュを導入して十分な光量を確保する」

です。
トリガーとなったのは、オリンパスイメージングのコミュニケーションサイト、FotoPusに最近新しく設けられた「フォトパスコミュ」の中の「花コミュ」でのやりとりから、“レフ板の使用”“フラッシュの使用”でかなり状況が改善できるかも・・・という気持ちに変わってきました。

なにしろEOSボディを20万で買うことを考えたら、フラッシュは激安ですから。

しかも、オリンパスのオンラインショップで、E-シリーズオーナー向けに全品10%オフキャンペーンなどというものが!
ポイントも15%まで使えて、結局23.5%オフ(10%オフした上で15%のポイントなので)に!
ヨドバシで10%ポイントつけて買うよりお得ということです。

FL-50Rがよさそうだったのですが、けっこういい値段なので、ほぼ半額で済むFL-36Rのほうをチョイス。

先日ヤフオクで買ったOM-4/3電子アダプターが、やはりすぐゆるんでガタが出るので、ちゃんと純正のMF-1をもうひとつ買っとこう、と思っていたので
これと併せて最終的に3万円ちょっとで済んでしまいました。

昨日発注して、もう今日発送されたそうです。

もうこれで後戻りはできません(^^;
しばらくはE-シリーズ体制で臨みたいと思います。

そのうちEOS 5D Mark III なんかが出て、Mark II の中古が激安で手に入ったりする状況になったらそのときまた考えることにしましょう。

2010年8月25日水曜日

マイヅルソウ、さらに新事実! -2010/05/30青葉の森

過去に
7月14日付「マイヅルソウ(の実)」
7月17日付「マイヅルソウ(の実)その後」
ときて、

花がきれいみたいだったのに、もう実になってしまっていて残念

とか思っていたら、実はつぼみのときにそれとは知らず写真に納めていた!
という新事実が発覚!
7月19日付「マイヅルソウ5月に撮ってました」

このときは、5月16日に青葉の森でつぼみの状態のマイヅルソウを撮っていた写真を発見したという話題で、その日の記事の最後には

~6月に訪ねたときも、もう少し気をつけていればきれいに咲いた花を見ることができたかもしれないのに、と思うと残念です。~

などと書いておきながら、いま、さらなる驚愕の事実が発覚!
それは、

5月30日、1枚だけ花を撮っていました!
その写真がこちらです。

P5301880
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
絞りおそらくF3.5開放、1/160sec (0.0EV) ISO800

スミレとギンリョウソウの合間にちょちょっと一枚・・・という感じで、絵作り(?)に何の注意も払われていないのですが、今シーズン唯一のマイヅルソウの花の写真ということでは貴重です。

2010年8月21日土曜日

フォーサーズの限界?

フォーサーズ規格は受光素子サイズが小さいので、高感度(低照度環境での)撮影に弱いとよくいわれます。
よく晴れた屋外での撮影なら全く問題ないのですが、晴れた昼間でも薄暗い森の中での撮影が多い私の場合には、必然的にかなり厳しい条件になります。

特に、マクロ撮影では明るいレンズで絞りをいっぱいに開けるような条件だと、被写界深度が極端に狭くなってピント合わせが大変ですし、かといって絞るとシャッター速度が極端に遅くなり、被写体が風で揺れたりしてブレブレ、もしくはピントを決めた位置から動いてピンぼけ、なんてことになってしまいます。

ISO感度の高い条件にして撮影すると、たしかにノイズが目立ちます。
でも、ピクセル等倍のどアップでじっくり観察しない限り、思ったほど目障りということはなさそうです。
少なくともWeb上に公開してさらさらと流し見(?)する程度なら、ほとんど問題なさそうです。

ライブビューの拡大画面で見たときはけっこう鮮明なのに、撮影して後で見てみると「ぼんやり」「ざらざら」になってしまうことが多くて、とてもがっかりします。

リングフラッシュを導入すれば、露出の問題は解決するかも知れませんが・・・
望遠マクロを使ってワーキングディスタンスが大きくなったときはこれも難しい。
何より持ち歩く機材が増えるのはやっかいです。

やはり、CANONのEOS 5D Mark II導入が必要なのか・・・
最近すごい勢いで値段が下がってますね。

ヨドバシで、ちょっと前(先月?)見たときはボディ価格は27万近かったと記憶しています。店員さんにどこまで安くできるか訊いてみたら、「25万が限界」といってました。
先週見たら、“値下げ!214,200円”と。
そして今日は(yodobashi.comで)21万円ジャストまで値下げに。

10%のポイントを考慮すると、なんと19万円を切ってしまいます。
ものすごく悩みますが、とりあえず噂がちらほら聞かれる5D Mark III発売が発表されたころ、Mark IIがどすんと値下がりしたときを狙ってみますか。

2010年8月20日金曜日

ヤイトバナ(灸花) -2010/08/16青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

青葉の森管理センターは、お盆休みでクローズでしたが、その裏の茂みにはヤイトバナが咲いてました。

P8162859
F4.5, 1/200sec (0.0EV) ISO800

ヤイトバナ(灸花)のネーミングは、花の真ん中がお灸の跡に似ているからだそうです。
ほかに、俗名としてヘクソカズラ(す、すごいネーミング)というのもあり、そちらのほうが有名だったりするんだとか。

P8162864
F4.5, 1/250sec (0.0EV) ISO800
1152x1536枠でトリミング

花をアップで見ると、かなり興味深い造形です。
マイクのスポンジカバーみたいなフカフカそうな外側
モシャモシャした花の中
花が落ちたあとの軸が上のほうにいくつか見えます。

ミズヒキ -2010/08/16青葉の森管理センター周辺

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

お盆休みに行った青葉の森では、いつもの上流ルートではなく管理センター周辺の比較的山裾に近いあたりを歩いてみました。

管理センター裏で、赤いポチポチが目に入りました。
すぐそばまで近づくことができない藪の向こうの方にあったのですが、ここで135mm F4.5マクロが活躍しました。
35mm判 270mm相当の望遠!

P8162860
F4.5, 1/160sec (0.0EV) ISO800

もっと寄ってみます。

P8162861
F4.5, 1/200sec (0.0EV) ISO800

赤い花から蛇のベロみたいな白いのが出てます。
でも、調べたらこれは咲いている花ではなくて、もう終わって閉じてしまった後のようです。
残念。

開いた花は、赤と白のツートンカラーで、名前の通り水引みたいだそうです。
開いている花を見てみたいです。

2010年8月17日火曜日

TENPAアイピースとKatzEyeスクリーンで初MF -2010/08/16青葉の森にて

OLYMPUS E-420
TAMRON SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (176A)


マグニアイピースとスプリットプリズムスクリーンでMF撮影に強化した(つもりの)E-420ですが、8月上旬は多忙でしたのでなかなか試してみる機会がありませんでした。

お盆休みにようやくテスト撮影のチャンスが。
しかも、超久しぶりにTAMRONの176Aズームを引っ張り出してきました。

実は、このカメラとレンズの組合せには大いに不安もあったのです。
それは、カメラのコンパクトさとレンズのでかさのアンバランスです。

私の手は男性としてはかなり小さい部類に入ると思います。
それでも、E-420を持つと小指が「遊んで」しまいます。


こんな感じ。
(この写真ではE-420にOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8(二代目)を装着)

実質、親指の付け根と中指、薬指だけで全重量を支えることになります。

軽いレンズなら何の問題もないのですが、176Aとなるとちょっと様子が変わります。
なにしろE-420ボディの380gに対して176Aの重量は905g(ニコン用アダプトール2マウント付きのとき、TAMRONのWebページより)。
これはきついのでは・・・と。


しかし、実際に持ち出して使ってみると、意外に問題ありませんでした。
構えて、ピントリングを回し、シャッターを切る。
この動作に関しては思ったほど問題は生じませんでした。
ピントリングが軽く、回転角もそれほど広くないからです。

ところが、
広角側で撮るときに、ピント合わせのため一時的に望遠端に持って行ってまた戻す
という動作では、ズームリングのトルクの重さもあるのですが、ズームの回転角が広いこともあって結構しんどいと感じました。

三脚を使えばいいじゃないか、ということになるかもしれませんが、
レンズが重いので、カメラ本体を三脚に固定するとかなり前のめりになってしまいます。
思案のしどころですね。

さて、前置きが長くなりましたが、
実際のピント歩留まりはどうだったでしょうか?

まずは記念すべき初ショットを。

P8161623
F4, 1/1000sec (-0.7EV) ISO800

青葉の森の駐車場から道路を少し下っていった、散策道入り口のちょっと手前でみつけたよくわからない花とスズメバチです。
暗い森の中に入ってから撮影を始めるつもりだったので、ISO800に設定していたのですが、その前の明るいところでの撮影開始となったので、無駄にシャッタースピードが速くなってます。

高感度設定なので粒状ノイズも気になります。
肝心のスズメバチにピントが来ておらず、結構前ピンになっているのですが、これはこのスズメバチさんがかなり激しく動き回るので追いかけきれなかったのです。
ピントを決め(たつもりになっ)てからシャッターを切るまでに、向こうへ歩いて行ってしまったのであって、私のピント合わせが失敗した訳ではない(と思いたい)です。

でも、手前のピントが来た花の部分をよく見ると、けっこう質感も出ていて(F4に絞ったせいかもしれませんが)思ったほどぼんやりした感じにはなっていません。
撮影時に0.7段アンダーにし、現像時には何もいじってません。
色にメリハリはないですが、それほど使えないというわけでもなさそうです。

しかしこいつは何という名前の花なのでしょうか。
ミドリのつぶはつぼみのようです。
開いた(?)花はピンクとオレンジの2色のバリエーション。
真ん中の角のようなものがしべでしょうか?

P8161626
F4, 1/800sec (-0.7EV) ISO800

これなんか、けっこういい味出てるんじゃないでしょうか。
上の写真に写っているのと同じ花です。
スズメバチさんはというと、

P8161630
F4, 1/1000sec (0.0EV) ISO800

もう少し向こうの花に移ってました。
ちょっとピントがうしろにいって、羽のあたりに来てしまってます。残念。

P8161632
F4, 1/1600sec (0.0EV) ISO800

今度はちょいと向こうへ移りました。
残念ながら、またもやピンは羽のあたりに・・・

ズームは望遠端(105mm、210mm相当です)に固定してました。
ちょっと距離があって、引くことがなかったというのが実際のところですが、もしズーミングもしながらピントを合わせて・・・という操作が必要になったら、もっとピンぼけを量産してしまうことでしょう。

次は、コマツナギの花です。

P8161635
F4, 1/320sec (0.0EV) ISO800

ピントは残念ながら、花にジャストとはいってません。ちょっと手前の葉のほうに来てます。
しかも、その葉には日が射しているのですが、肝心の花は日陰になってます。
でも、ピンぼけがかえってソフトなムードを醸し出している、とは・・・いえないか。

手前のピントが来た葉がなければ、それはそれでいい感じになってくるかも。

さて次は、ちょっと高いところに咲いている花を見上げる形で。

P8161640
F5.6, 1/200sec (0.0EV) ISO800

少し絞りましたが、8枚の絞りがきれいな丸ボケを作ってます。

実は、同じような被写体、アングルで7月11日に50mm F3.5マクロを使って撮った写真があるのですが、このレンズできれいな丸ボケを出そうと思うと、絞りを開放にする必要があります。
ちょっとでも絞ると、ボケが六角形になってしまうんです。
意外とこのレンズ、いけるかも知れませんね。(でかくて重いけど)

P8161647
F5.6, 1/125sec (0.0EV) ISO800

いよいよ森の中へ入っていきます。
まずはクモさんです。(何グモ?)
トリミングして、アップにしてみますと、

こんな感じ。

けっこう逆光条件にも堪えますね。

最後に

P8161664
F5.6, 1/40 (0.0EV) ISO1600

「せせらぎ広場」近くの沢です。橋が架かっていて、その上から撮りました。
かなり暗くて、ピント合わせはかなりしんどかったですが、向こうに一部日が射して光っている木の葉を目標に合わせてみました。
ズームは広角端(28mm、56mm相当です)。
ISO感度をいっぱいまで上げても、シャッター速度は1/40秒。
かなりきついです。

全体的に、暗い森の中というシチュエーションでは
シャッター速度を稼ぐのは至難の業ですね。
ISO感度を上げるとかなりノイジーになってしまいます。

2010年8月1日日曜日

Katzスクリーン到着

先日発作的に発注したKatz Eye OpticsのE-410, E-420用フォーカシングスクリーンが昨日届きました。
メール連絡では、8月2日(つまり明日)到着予定とのことでしたが、2日も早く着いたことになります。

こんな袋で来ました。

海を渡る!という割には簡素な包装。(この写真は開封後の状態です)
中身はというと、

こんな感じ。
箱と紙。これだけ。

紙には、注文した内容と料金が書いてあります。

料金の合計は、送料含めて$240.88。
注文後に来たクレジットカードの利用明細では、約2万2千円弱。
円高のおかげで若干安め?
そのほかに、国内の輸送料(?)500円かかりました。

箱には当然注文の品が入っているわけですが、よくみると

一度封が切られており、その上からあらためてシールされてます。
"OPENED AND RE-SEALED FOR CUSTOMS CLEARANCE"
と書いてあります。
税関(?)で中身をチェックされたのでしょう。

早速箱を開けます。

ピンクのプチプチにくるまれたものが入ってます。
ほかには何もありません。
さらにプチプチの中を取り出します。

プラスチックのケースが入ってます。
右下には、Katz Eye Opticsのトレードマーク、猫の目シールが貼られているのですが・・・

切られてました。
これも税関(?)で?

ケースの中身はこんな感じ

ビニール袋にシールされたスクリーンと、紙が一枚。
あくまでもシンプルです。
換装に必要な工具類がいっしょに入っているのかと思ったら、何もありませんでした。
自分で用意するしかないようです。

・・・ここまでは、E-420にOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8をつけて撮影していましたが、そのE-420のスクリーンを交換しますので、ここからはE-620にOM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5をつけて(レンズを換えたことにはあまり深い意味はありません)撮影です。

KatzスクリーンとE-420(ZUIKO 50mm F1.8付)です。
早速換装作業に入りましょう。
レンズを外し、覗き込んで見上げると、簡単な枠で留められたスクリーンが見えます。

手前の引っかけてある枠をちょっと押すと、かんたんに外れます。

外した枠です。
ちょっと後ピンになってしまってますが、ぼやけて写っている手前の出っ張り部分が引っかかって留まっていたんです。

あとはカメラ自体をひっくり返してスクリーンをポロッと取り出します。

こんな感じです。
下敷きの板もいっしょに出てきました。

オリジナルのスクリーンの代わりに、Katzスクリーンを元通りに装着して作業終了。
そんなに難しくないです。
そして装着を完了したE-420がこんな感じ。

スプリットプリズムが見えてますね。

早速、このKatzEyeスクリーンとTENPAアイピースのコンビでテスト。
とりあえず、相方のE-620を。

"OLYMPUS"の「M」を狙ってみました。
OM 50mm F1.8を絞りF2.8で。
いかがでしょう。
けっこうイケてますね。

"E-620"の「-」(ハイフン)を狙ってみましたが、

残念ながらハイフンと6の間あたりにピントが来てしまいました。

でも、感触としてはかなりピント合わせが楽になった印象です。
ファインダー像も思ったより明るいです。オプションでつけたBrightness Enhancement処理が奏功しているのかもしれません。
F5.6まで絞っても問題なく使えます。F8でもわずかにかげりますが、ちゃんと正面から覗けばピント合わせはできそうです。

昔OM-2 S/Pで撮っていたころは
マット面を使うことはほとんどなく、いつもスプリットで合わせてましたので
ちょっとその頃の感覚を思い出しました。
ピントが合ってるかなと思ったら、ちょっとゆらゆら揺らしてみて、スプリットプリズムの合わせ目で像が揺らがないかどうか確認する、という方式です。
三脚を使うときは揺すれませんが、ほとんどライブビューを使うでしょうから問題なしです。

AFで使うときは、ピント合わせポイントの赤い表示が見えませんので使いにくくなりましたが、使えないことはありません。(AFにスクリーンは関係ないですから)
でも、どの位置でピント合わせをしているかわからないので、特に中央以外の2点はヤマ勘でやるか、使うのをあきらめるしかないでしょう。
また、合焦点が光らないので、ピントが合ったかどうかは音で知るしかありません。
騒がしいところでは使えませんね。

まあ、投資しただけの価値はありそうで良かったです。

花のまわりを飛び回る虫を追いかけて手持ち撮影するときなどは、いままでより歩留まりが上がりそうです。
E-420には手ブレ補正機構がありませんので、なるべくISO感度を上げて使うことになるでしょう。

今回のテストでは、室内で撮影したのでISO1600まで上げて撮ってみましたが、想像していたほどノイズがひどいというわけではなかったのが意外でした。
さすがにあとで思い切り拡大して見れば、やはりざらざらした感じになってしまいますが。
ノイズを嫌ってブレてしまうよりは、多少ノイジーでもかっちり止めて写せる方がいいですよね。

なお、今回E-420とE-620をとっかえひっかえ持って撮影してみて気づいたのですが、やはりE-420はコンパクトで軽い(何をいまさらという感じですが)。
E-620も十分軽いのですが、E-420を持ってしばらく撮影してからE-620を持つと、やはり重く感じます。
OM ZUIKOレンズの描写性能をめいっぱい引き出すために、35mmフルサイズのCanon EOS 5D Mark IIの導入も検討中ですが、お店で触ってみた感じではやはり「でかくて重い」。
50mm F3.5, 80mm F4, 135mm F4.5のマクロ三兄弟にチューブ65-116というセットを持った上でEOSでは、結構重量級になります。

私は手が小さいので、本体やグリップがでかいカメラは持ち辛いです。
しばらくはEシリーズで行こうと思います。