2010年4月27日火曜日

オオイヌノフグリ-2010/04/26

昨日(4月26日)はたいへん暖かくて天気がよかったので、
昼休みにカメラを持ち出して、すぐとなりの建物脇の日当たりのよい一角を覗いてみました。

すると、いくつか花が咲いていたのですが、そのなかに


オオイヌノフグリが。
かなりのミニサイズです。(花の大きさは通常サイズですが)

14-42mm F3.5-5.6を使って、カメラをほぼ地面に置いて撮りました。
E-620, 42mm(with Kenko close-up lens No.3) F8, ISO200

望遠端で寄れるだけ寄って・・・それでもアップ度が足りなかったので
かなりトリミングしました。

絞りだけではないピント距離によるぼけ味の違い

先日載せた黄色いぼこぼこの花の写真ですが、あの時点では名前がわかりませんでした。が、教えていただいてわかりました。

「ハハコグサ(母子草)」とのことです。

うぶ毛なのか何なのか、光沢があって実にきれいでした。


翌日の昼休みに改めて見てみると、花が一部咲いていて、前日見たものがつぼみであったことがわかりました。
前日はじめて見つけたときは若干寒かったのですが、翌日は晴れて(少し風が冷たかったですが)前日より暖かかったために、花が開いたのかもしれません。

アップで見るとこんな感じです。

この写真は、フルサイズ(4032x3024横位置)から、花の部分だけを1024x768(縦位置)枠で切り出したものです。

ところで、先日オリンパスEシリーズのおまけレンズ、14-42mm F3.5-5.6ズームレンズのぼけ具合がいまいちということを書きましたが、
これはどうも、ピントを合わせた距離とぼけが生じるものとの位置関係で違うらしいということがわかってきました。

ぎりぎりまで寄って一番手前のものにピントを合わせると、当然その後ろにあるものはぼけます。
こんな感じです。
この写真は、35mm F8で一番手前の花にピントを合わせたものです。背景のぼけかたが、なんだかうるさい感じになってしまっています。

これを、同じピント位置のままF16まで絞ってみると、
ぼけ具合自身は、ぐっとよくなりました。しかし、背景もはっきりしてきて別の意味でちょっとうるさくなってしまいました。

最初と同じF8に戻して、こんどは後ろの花にピントを合わせてみました。すると
このように、同じ絞りなのに背景のうるさいぼけが少しよくなりました。

つまり、ぎりぎり手前にピントを合わせて、距離の離れた背景をぼかすと、ぼけ具合が悪くなるみたいです。
これはもしかするとクローズアップレンズのせいかもしれませんが。

なんだか、ぼけ具合をよくしようとするならば、フレームに入り込むものの位置関係や距離も考慮に入れて撮影しなければならない・・・なんてことになってしまいそうです。
面倒くさいです。

2010年4月25日日曜日

オオイヌノフグリ-2010/04/11


[OLYMPUS E-420 ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 (42mm F8)1/100sec ISO400]


[42mm F5.6 1/200sec ISO400]


[42mm F5.6 1/400 ISO400]

おまけレンズの写り具合

オリンパスのEシリーズを買うとおまけで付いてくる(?)14-42mm F3.5-5.6ズームレンズにクローズアップレンズを付けて、どんな具合になるか試してみました。

さきほど掲載した写真でみてもわかると思いますが、一言でいうと

「ぼけが汚い」

です。
まあいつもという訳ではないのですが、おそらく条件が整ったときに気になるような不自然なぼけ具合になってしまうのだと思いますが。


たとえば、
この写真のように、うしろのぼけがドーナツみたいになってしまって目障りです。
ここでは37mm F5.4で撮影しています。

ライン状のものがぼけるともっと煩わしくなります。
やっぱり、クローズアップレンズでごまかしてもだめということでしょうか?

オランダミミナグサ

先日掲載したオランダミミナグサの花が咲き始めましたので、撮ってみました。

この花を上からみると、
けっこうきれいな花です。

これらの写真は、E-620にD. Zuiko 14-42mm F3.5-5.6を付け、Kenko クローズアップレンズNo.3を使って撮ったものです。

ミニ三脚は縦位置アングルが難しい

先日購入したSLIKのミニ三脚、活躍しているのですが、低いことのほかにもう一つ難点があります。
それは、カメラを縦位置にすることが超難しいことです。

結局、縦位置のほうがいい or 縦位置にしたいと思っても、横位置で撮ってあとでトリミングということになってしまいます。

こんな風にぺんぺん草を撮って、
こんな風にトリミングします。

左右の余白がもったいないです。
カメラの受像素子を正方形にしておいて、あとで縦位置か横位置か選べるようにしてくれたらいいのに・・・と思ってしまいます。

二眼レフの6x6なんかは簡単に横倒しにして撮影するということができないから、正方形の画角になってるのでしょうか

2010年4月22日木曜日

ミニ三脚

クローズアップレンズと一緒に買った三脚は、SLIKのMini IIというやつです。
定価は4,200円ですが、1,980円で買いました。
結構使えそうなのですが、高さが取れないので見下ろすようなアングルには使えそうにありません。

ぺんぺん草

この写真も4月18日に撮影したぺんぺん草です。
手持ちで見下ろすように撮ったので、ピントがなかなか合いませんでした。

ちゃんと(?)合った写真は
こんな感じです。
でも、なんだかピンぼけのぼんやりした雰囲気のほうが
春らしくていいかもしれません。

クローズアップ修行中

この写真も、4月18日に撮影したものです。
本によれば、ナデシコ科のオランダミミナグサのようです。
名前の通りヨーロッパ原産の帰化植物とのこと。
花の柄が長くて垂れ下がったようになっていれば、日本在来のミミナグサだそうですが、数がかなり減っているらしいです。

OM Zuiko 50mm F1.8レンズは、クローズアップレンズを付けると(付けなくてもなのか?)絞り開放ではなんだかぼんやりした感じになるのと、そもそも被写界深度が浅すぎるのでピントをどこに持って行けばいいか難しいと感じました。
ですので、よっぽどの狙いがない限り、ちょっと絞って使ったほうがよさそうです。

この写真では、ちゃんと三脚を使い絞りもF2.8かF4に絞ったはずです。
「はずです」というのは、このレンズがデジタル用ではないので、絞りの情報がExifに記録されないからです。ちゃんとメモしておけばよいのかもしれませんが、面倒くさいです。

初クローズアップ

クローズアップレンズを付けて試し撮りしてみました。
撮影日は2010年4月18日(日)。
最初の1枚です。(最近ハマっているぺんぺん草です)
まずは、絞り開放F1.8で撮ってみました。
前ピンすぎな上に、なぜかISO400に設定していたためシャッタースピードが1/3200secなんてことになってしまいました。
ピントが合っている部分でもなんだかぼんやりしています。

2010年4月18日日曜日

クローズアップレンズ購入

今日、KenkoのMCクローズアップレンズ No.3を買ってみました。
マクロレンズはやはりお高いので、まずは安上がりに済む方法でいろいろと修行してみようということです。
試しにレンズカバーを撮ってみました。

まずはZuiko Digital 14-42mm F3.5-5.6の42mmでノーマルに一番寄れるところで

絞りはF5.6開放です。

続いて、Tamron SP 28-105mm F2.8 LD Aspherical IF (176A)の105mmで寄れるところまで寄って撮ってみます。
絞りはF2.8開放。Digital Zoomレンズより少しアップ度が弱いです。
でも、被写界深度が浅いので、ピントを合わせた「U」前後がすぐぼけてます。
(実は中央の「M」に合わせようとしたのですが、ちょっとずれてしまいました)
いままで外でいろいろとテストしてみた結果、絞り開放では(とくに被写体が明るいとき)ぼんやり締まりのない感じになってましたので、よっぽどの必要性がない限りは絞って使うことになると思います。

つづいて絞りを絞っていきます。
F4
F5.6
F8
 F11とF16も撮ってみましたが、ぶれてしまいました。

それでは、昔から使っていたOM Zuiko 50mm F1.8をノーマルで
絞りはF4と5.6の中間付近の中途半端な位置になってしまってました。

これに、今日買ってきたクローズアップレンズを付けてみますと・・・
絞り開放F1.8ではこんな感じに。
かなりのボケ味です。

またここから順に絞っていきます。
まずF2.8から。
F4
F5.6
F8
F11
F16はぶれてしまいました。
全般的に、かなりいい写りのような気がします(単焦点レンズなので当然かもしれませんが)。

最後に
Digital Zoomにも取り付けて、どれくらい寄れるか試してみました。
OM Zuiko 50mmほどではありませんが、そこそこ寄れました。
これは絞り開放F5.6です。

つづいて、また絞っていきます。
まずF8
F11
F16はやはりぶれてしまいました。

こちらのレンズも、まずまずの写りに見えます。
近いうちに実際に外で使ってみて違いを確かめてみたいと思います。

カメラに装着してみると、
なかなかの見映えです。
Digital Zuiko 14-42mmと比べてみると
50mmのほうがコンパクトに見えます。
クローズアップレンズの径が58mmなので、49mmである50mm F1.8レンズに付けるにはステップアップリングを間に噛ます必要があり、フードを付けることができません。
必要が生じたら、対策を考えたいと思います。

今回、手ぶれ防止とピント合わせ精度向上のために小さい三脚も買いました。
昼間に外で使うときには手ぶれはあまり心配ないと思いますが、ピントはこれまでも少々問題でしたので、これで解決を図ろうと思います。

2010年4月17日土曜日

この時期になぜ雪が

今日は朝から冷え込み、午前中雪が降りました。
かなり水分を含んでいましたが、少し積もりました。
先日からぼちぼち咲き始めていた桜は凍結保存されてしまったみたいです。

シャーベットみたいな雪を被って、かなり寒そうでした。
でも、まだこれからというこの時期でかえってよかったかも

2010年4月14日水曜日

キウリグサ


おそらくキウリグサです。
2010/04/10 東北大学片平キャンパス内
Olympus E-620, Tamron 176A (105mm)
F2.8開放, 1/250sec (+0.7EV) ISO200

2010年4月11日日曜日

オオイヌノフグリ-2010/04/11


植え込みの陰に隠れて咲いていたものです。
[OLYMPUS E-620 & Tamron 176A (105mm) F2.8 1/100sec, ISO200]
オリジナルを2048x1536枠でトリミング

オオイヌノフグリ-2010/04/11


オオイヌノフグリのつぼみです。
[OLYMPUS E-620 & Tamron 176A (105mm) F2.8 1/200sec, ISO200]
オリジナルを1024x768枠でトリミング
2010/4/11(Sun)

オオイヌノフグリ

2010/4/11(Sun)
東北大学片平キャンパスにて

[OLYMPUS E-620 Tamron 176A (105mm) F2.8, 1/640sec, ISO200]

オリジナル4032x3024を、2048x1536枠でトリミング



[F8, 1/125sec]
オリジナル4032x3024を、2048x1536枠でトリミング

TamronのAdaptol 2マウントMFレンズSP 28-105mm F/2.8 LD Aspherical IF (176A) を使っています。
高校生のときから持っていたOlympus OM-2 S/Pで使えるようにと、2001年に中古で買いました。
62,800円(税込65,940円)でした。
当時の定価が130,000円だったことを考えると、半額とは安いものです。

去年4月にE-420が出てしばらくしてから購入、最初はおまけでついてくるED 14-42mm F3.5-5.6だけを使ってました。
今年2月に、OM Zuikoレンズをフォーサーズに取り付けるアダプターMF-1を買いましたので、早速付けて現在いろいろ試しているところです。

開放F値が明るい特徴を活かして・・・と、ほとんど開放条件で撮影していたのですが、撮った写真をアップで見るとなんだかぼんやりした感じになっていました。

今回の上の写真は開放で撮ったものですが、オリジナルイメージでは明るい花弁のフチのまわりがぼんやり白くにじんでいるようになっていました。RAW現像の際にトーンカーブを調整したりコントラスト設定を変えたりしています。

下の写真はF8(だったと思うのですが・・・)まで絞っています。そうすると、かなりシャープになりました。この写真は現像時にトリミング以外はいじっていません。
・・・ただ、ピント位置がいまいち中途半端になってしまっているのが残念。
右の花のおしべとめしべにピントを合わせようと思ったのですが、手前の花弁のほうに。
・・・また、絞ったために背景がごちゃごちゃしてしまってます。
すっきりさせるためにはもっとローアングルにすればよいのでしょうが、撮影体勢の限界です。