2014年11月24日月曜日

ホツツジの葉が赤く -201410/25青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

青葉の森のあちこちに、ホツツジがあります。
夏には白い花を楽しむことができ、花が終わった後は実がなり熟して弾け、葉が落ちたあとも上を向いて立っている穂が、また違った味わいを出します。

この日はいつもと比べて短時間で歩きましたが、その終盤、いつものようにホツツジエリアの横を通り抜けようとしたとき・・・

E-M1, PA250319
 12.0mm F4.0, 1/1250sec, ISO800

ちょうど木漏れ日に照らされた、ホツツジの赤い葉が。
まわりに色づいた葉がなかったこともあり、かなり鮮烈に葉の赤が目に飛び込んできました。

E-M1, PA250322
40.0mm F4.0, 1/500sec, ISO800

赤い葉をバックに、タネを飛ばし終えた(?)実が鈴なりの穂。
隣の木は葉がまったく色づいておらず、緑色のままでした。ほかの場所のホツツジでも、ここまで赤く色づいているものはみあたりません。なにか特別な事情があるのか、それともほかもみな色づくが、この木だけかなり気が早かったのか・・・

しかしそれにしても、この12-40mmズームレンズ、ライカ判24mm相当の広角から、80mm相当の中望遠までをカバーし、望遠端ではちょっとしたマクロ撮影に対応できるほど被写体に寄ることもできます。

この日も、フィルムカメラ時代のオールドレンズ、OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5を持って行ったのですが、レンズを付け替える時間も惜しんでの短時間散策だったので、結局デジタルズームレンズ一本で済ませてしまいました。

これで、今度新しく出た40-150mm F2.8レンズなんて導入してしまったら、80mmや135mmの望遠マクロなんかの出番がほとんどなくなってしまいます。

なんとか、OMレンズたちの出番を少しでも確保してやりたいです。

クリタケ -2014/10/25青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

2014年10月は、毎週末なんとか青葉の森を歩くことができました。
この日、10月25日は、2014年10月の最終週末です。

あまり時間もなくて、早足で「チゴユリのみち」をぐるりと歩いただけでしたが、なかなかいい景色に出会えたひとときでした。

その「青葉の森散歩」のさいごに、こんなきのこに出会いました。

E-M1, PA250324
 40.0mm F4.0, 1/80sec, ISO800

散策路の左手、すこし土手を下がったところにあった細い切り株の根元です。
さっそく降りていって、真横からじっくり観察。

E-M1, PA250325
40.0mm F4.0, 1/125sec, ISO800

平たくて、縁がわずかに反り上がり、笠の下のひだの先がすこし見えています。
重なっている上段のほうのきのこはまだつややかですが、下のほうのきのこはすこし乾いて、放射状にひびも入っています。

E-M1, PA250326
12.0mm F4.0, 1/100sec, ISO800

ちょっと視点を上げて、ズームレンズの広角端のアングルで周囲の様子も取り込んでみました。
いかにも森の中に生えているきのこ・・・というムードが出たんじゃないかと思います。

できれば、曇っているかすこし雨模様の天気のほうが、しっとりした雰囲気が出せたのかもしれませんが。

E-M1, PA250327
 12.0mm F4.0, 1/80sec, ISO800

こんどはぐっと視点を下げて、さらにぐぐっときのこに迫り、見上げるアングルで。
広角端での撮影なので、F4.0くらいまで絞れば十分と思っていましたが、あとで見てみると、真ん中のひだをこちらに見せているきのこにピントを合わせたら、その手前のきのこのひだはややピンぼけになってしまいました。
F8.0くらいまで思い切って絞るか、この手前のきのこにピントを合わせて一気に絞り開放にしたほうが良かったかもしれません。
意外と、マイクロフォーサーズとはいえF4.0でもボケてくれますね。

さてこのきのこ、名前がわからず困っていましたが、あとで「クリタケ」と教えてもらいました。最近購入した「東北きのこ図鑑」という本で調べてみたのですが、クリタケはスルーしていました。本に載っているクリタケの写真と印象が違っていたもので・・・
この本によれば、「傘:初め半球形~丸山形、のちまんじゅう形からほぼ平らに開く。」とのこと。この本にでている写真は、おそらく「丸山形」か「まんじゅう形」のもので、今回私が見たのはその後の「ほぼ平ら」の状態なのでしょう。

きのこは時期によって姿が大きく変わるので、調べるのも一苦労です。

2014年11月19日水曜日

アートフィルターの威力? -2014/11/15仙台城五色沼の紅葉

OLYMPUS STYLUS XZ-2

今年(2014年)の紅葉も、去年同様なんとなくイマイチな感じがします。
この日は、東北大学川内キャンパスの紅葉の具合を確かめようと、自転車で向かったのですが、その途中に立ち寄った、仙台城三の丸のお堀である「五色沼」での一コマ。

ちなみに、五色沼は「日本フィギュアスケートの発祥地」だそうで、記念碑も立っています。
昔は冬になると厚い氷が張って、スケートができたそうです。

今は、真冬に何度かうっすら凍る程度ですが。

さて、この五色沼には色づいた木々の枝が水面に向かって垂れていて、鮮やかに色づけばかなりの眺めです。

しかし・・・

XZ-2, PB150837
19.9mm(93.0mm相当) F4.0, 1/320sec, ISO400

写真をご覧になっておわかりのように、やっぱりイマイチです。
そこで、今回はちょっと色調を変えてみようと考えました。

いろいろといじるのも良いのですが、オリンパスのカメラには「アートフィルター」があり、さまざまな効果を手軽に加えることができます。
撮影時に設定することもできますが、撮影後にRAWファイルを編集することも可能です。

今回選んでみたのは「ポップアート」というフィルターです。
その名の通り、ちょっと色を強調してポップ調に仕上げてくれます。

さてどうなるか。
実際に試してみた結果がこちら





なんと、イマイチだった色調が「それなり」に映えるようになりました。
写真には写っていませんが、カモが何羽か泳いでいました。

もう少し寒くなると、だんだん数が増えて賑わってきます。おしどりのつがいが一組、いつもやってくるのですが、この日は見ることができませんでした。

冬が来るのが楽しみです。

2014年11月9日日曜日

秋は少しずつ -2014/10/25青葉の森

OLYMPUS OM-D E-M1
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

20月最後の週末。
お昼過ぎの青葉の森を歩きました。

もうすぐ11月ですので、秋らしいものを探して歩きます。
紅葉はまだ本格的に色づいていない・・・とはいえ、足下にはどんどん葉が落ちてきます。

キッコウハグマの花を探して下を見たり、ちょっとでも色づいている木を探して上を見たり、けっこう忙しい。

一息ついて上を見上げたら・・・

E-M1, PA250318
40.0mm F5.6, 1/640sec, ISO800

まだまだ緑の葉が多い木ですが、木漏れ日がスポットライトのように、緑の葉の枝と、少し色づき始めた葉の枝を浮かび上がらせていました。

 紅葉も、なかなかタイミングが難しいです。

12-40mm F2.8レンズは、ライカ判の24mm広角から80mm中望遠までをカバーする標準ズームに相当します。
ズーム域全体にわたって、通しF2.8の明るさとなっておりますが、ふだんはF4.0で撮ることが多いです。たまに大きなボケがほしいとき解放にしますが、絞り込むことは滅多にありません。

今回は、肝心のところがぼけては困るので、思い切って(?)F5.6まで絞ってみました。
どうせ絞るならF8.0くらいにすればよかったかも・・・と、後で少々反省しましたが。