先日(2022年10月14日)朝、衝撃の「レンズウードバラバラ事件」発生後、新しいフードを入手したOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROレンズ。
組み直してテープで留めた旧タイプのフードと、新しい(PRO IIレンズ用)フードを比較してみます。
まず、とりあえず新しいフードがどんな感じなのか。こちらです。
着脱の操作性という点では、旧式の大きくて出っ張っているボタンのほうがいいように思いますが、壊れにくさを優先すれば新式のようになるのでしょうね。
趣味の写真記録簿ブログ。 仙台市「青葉の森」での写真が多いです。
先日(2022年10月14日)朝、衝撃の「レンズウードバラバラ事件」発生後、新しいフードを入手したOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROレンズ。
組み直してテープで留めた旧タイプのフードと、新しい(PRO IIレンズ用)フードを比較してみます。
まず、とりあえず新しいフードがどんな感じなのか。こちらです。
普段、通勤は徒歩です。
たいていは、広瀬川にかかる広瀬橋の上から広瀬川の上流側、はるか泉ヶ岳方面を眺め、空模様とともに写真を撮っています。
何年も続く定点観測。
この日は、いつものスマートフォン(SHARP AQUOS Sense4 SH-M15)カメラのほかに、OLYMPUS STYLUS XZ-2、そしてこの日リュックに入れて持ってきていたOLYMPUS OM-D E-M1 Mark III、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROつきでも・・・
と思ってリュックから取り出し、ひっくり返してあったレンズフードを外して付け替えようとしたら・・・バキッ、カラカラ
なんと、レンズフードが分解してしまいました。
こうなってみて、よく見ればこのフード、花形部分と付け根のリング部分が合わせられており、そのあいだに着脱用のボタンが向かい合わせに2つ付いています。
バネでロックがかかるようになっていて、金属の細くて短いピンで留めてあります。
ピンがひとつ、飛んで行ってしまいましたが、それ以外のパーツはなんとか確保できました。
事件の翌日、2022/10/15
写真を撮ってみました。
ヨドバシカメラへ行って、フードだけ入手可能か確かめに行きました。このフードは型番がLH-66。
しかし、私が持っている12-40mm F2.8 PROは、OM system OM-1発売とともに二代目となり、12-40mm F2.8 PRO IIに。
光学系は変わっていないということなので、フードも同じかと思ったら・・・違う。
型番もLH-66Dになっていました。そして少々お高い。ちょっと悩みましたが購入することにしました。
仙台店には在庫がなかったのですが、1個だけ福岡店にあるとのことで、取り寄せになりました。
そして、ふたたびバラけたフードに向き合います。
とりあえず、ピンは一本失っていますが、組み直して、花形とリングの合わせ目をテープで留めてみました。
RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
この記事を書いている時点から丸2年ほど前のおはなし。
国道286号線、秋保・茂庭方面から仙台市街に向かって根岸交差点に来る少し手前の左手は、コンクリートの高い壁になっています。その上は大年寺山。
なんだかフワフワしたやわらかいブラシのような毛(?)が。
いったい、この花の名前は?
GXRで135mmレンズをつけると、35mm判換算でだいたい200mm相当の望遠レンズになります。フィルムカメラ時代にはOMの65-200mmズームレンズも持っていましたが、たいていはCOSINAの28-70mmズームレンズ主体だったので、望遠撮影には慣れていません。
とはいえ、65-200mmやフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを使えば400mm相当の望遠・・・そういえば、かつてフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6という望遠ズームレンズも持っていたなあ、などと思い出しました。600mm相当で結構寄れたので、OLYMPUS E-620につけてトンボなんか撮っていました。
【後日追記】
調べるにも、どこから手をつけたらいいのかわからず、ずっと放置していましたが、どうやら「トキワツユクサ」のようです。たしかに、花の形なんかはムラサキツユクサに似ている。
(2022/05/04)
RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
(2022/05/08)
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
今年の連休は、何度か青葉の森へ出かけ、同じ場所で同じものを撮ったりもしました。
今回紹介するツクバネソウもそのひとつです。
5月4日、お気に入りのツクバネソウスポットでは、まだ花を開いているものはありませんでした。そのなかで唯一、まだつぼみの状態のツクバネソウを撮っていました。
花の開き具合がまだ中途半端だったので、撮影したのは残念ながらこの一枚だけ。
4日前にこのツクバネソウを撮影したGXRもOM 28mmレンズも持っていましたが、なぜかボディもレンズも違う機材での撮影になってしまいました。
しかし、たったの4日間でこんなに状況が変わるというのは驚きです。
今回のように短い間隔で同じものを見るというのは、5月の連休かお盆休みくらいしかチャンスがなく、ふだんはどんなにがんばっても1週間の間隔が開いてしまいますので、なかなか花にベストなタイミングで出会うことが難しいです。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS OM ZUIKO MC AUTO-MACRO 135mm F4.5
5月の細切れ大型連休の最終日。
青葉の森へ出かけました。
そして、私のお気に入りスポットのひとつ、ツクバネソウのポイントへ。
この写真は、木の根元に近いところでちょうど花開き見頃になっていたツクバネソウの花のワンショット。
135mm(35mm判の270mm相当)という望遠撮影で、後ろの木の根元が大きく写りました。いつも使っている50mm(同100mm相当)よりも、圧縮効果が出るこのレンズですが、開放絞りがF4.5と暗めである一方、被写界深度はある程度稼げるので、このようにツクバネソウの大きく横に広がった葉をほぼ真横から撮っても、不自然にボケることなく撮ることができます。
ただ、今日は風が強く、この大きな葉が風を受けて大きく揺れるので、ピント合わせとレリーズタイミングが非常に難しい。
この写真でも、よく見ると狙ったポイントよりやや手前にピントが来てしまっていますが、おそらく風にあおられてすこし後ろにのけぞってしまったためだと思われます。
この写真を撮ったアングルのまま、動画も撮影しました。このときの風のようすがよくわかると思います。
マクロレンズとはいっても、被写体までの距離はマクロとはいえないレベルですので、ふつうの望遠撮影ということになりますが、このレンズの写りは今のデジタル用レンズに引けを取らない、すばらしいものと思います。
ただ、今回のように風の強い状況では、風がおさまるのを待ってピント合わせをして、また同じように風がおさまるのを待ってシャッターを切るか、とにかくたくさんシャッターを切って、あとでタイミング良くピントの合った一枚を選ぶか、確実に狙った場所にピントの合った写真を得るにはどちらかのアプローチを選ぶ必要があると思います。
個人的には、前者を好みますが、ときどき他の人がワンレリーズに数ショットの連写を多用しているのを見たりすると、「あとで一枚を選ぶのはたいへんだろうな」と勝手な心配をしてしまいます。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
仙台市青葉区、青葉の森にはときどき出かけて行って写真を撮ったりしていますが、この日は久しぶりに「こもれび広場」から入って「チゴユリのみち」を歩きました。
そして、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIIで動画を撮ってみようと思い立ちました。
初めての動画がこれです。
「チゴユリのみち」を歩きながら、手持ちで撮ってみたのですが、手ブレはほとんど気になりませんね。
思ったより音もよく入っているように思います。
動画ではわからないですが、「チゴユリのみち」というだけあって、ちょうど良いタイミングであちこちにチゴユリの花が咲いていました。
三脚にカメラを固定して、チゴユリの動画(10秒程度)もいくつか撮りましたが、いつものように縦位置で撮ったところ、動画は横倒しになってしまいました。動画は横位置オンリーということですね。
RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
先日、今さらながら新規導入したLeica MマウントボディとOLYMPUS OMマウントレンズの変換アダプター。
ついに、OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと組み合わせる望遠マクロレンズ、OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5を装着しての望遠マクロ撮影が実現しました。
RICOH GXR・・・
RICOHがPENTAXをHOYAから買い取る前に販売されていた、ちょっと個性的なミラーレス一眼カメラです。
レンズと撮像素子をパックしたユニットをボディと組み合わせて使うというユニークなシステム。
そして、LeicaのMマウント(LMマウント)レンズが装着できるレンズマウントユニット、GXR MOUNT A12が出てから、これを手に入れてLMマウントをKマウントに変換するアダプターを介して、主にRICOH XR RIKENONレンズ2本、そしてカビだらけの状態から復活したsmc PENTAX 24mm F2.8レンズの計3本を装着して電子ビューファインダーVF-2を組合せ、使っていました。
いまさらという感はありますが、ついにLMマウントをOLYMPUS OMマウントに変換するアダプターを入手、そしてOMレンズを使えるようにしました。
これは、ベローズやエクステンションチューブ65-116mmと組み合わせて使う望遠マクロレンズ2本、OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4とOM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5をGXR MOUNT A12ユニットのAPS-C素子で撮影してみたいというのが動機です。
(マイクロ)フォーサーズシステムにこれらのレンズを装着すると160mm, 270mm相当というかなりの望遠マクロとなってしまうので、なかなか使う場面がありませんでした。そのような状況を、より大きなサイズの素子と組み合わせることで改善し、より使いやすくなるのではないかと期待して、いちど試してみたいと考えたわけです。
ヨドバシカメラでマウントアダプターを見てみると、K&F ConceptというメーカーのOM-LMアダプターが意外に安かった(税込み3,360円)ので、「えーい、買っちゃえ!」と。
常に身につけ、いつでもどこでもサッと取出しパシャッとスナップ。
そんなカメラとして長年愛用しているOLYMPUS STYLUS XZ-2。
2011年11月30日に購入し、それまでスナップ用に愛用していたRICOH GXR + S10 24-72mm F2.5-4.4VCから引き継ぎ、オリンパスオンラインショップで購入して2012年12月27日に手元に届いたOLYMPUS STYLUS XZ-2。
電源スイッチを入れてすぐ撮影可能で、28mm相当の広角から112mm相当の望遠までをカバーするズームレンズ、しかもコンパクトデジカメのレンズなのに「ZUIKO」を冠する「i.ZUIKO DIGITAL」「F1.8-2.5」「1センチまで寄れるスーパーマクロ機能」など、私のフォトライフにぴったりの仕様です。
スナップカメラとして使用し2年ほど経った2014年12月、XZ-2について見つめ直した記事をアップしたりしました。
2014年12月30日付「XZ-2について考える」
このときは、単に「広角端をもう少し広く」「望遠端をもう少し長く」というような、スペック自体への不満などについて述べていただけですが、その後機械的な不調が表れてきて、そちらへの不満(というより心配)が膨らんでいきました。
2020年5月24日付「XZ-2、不審な挙動」
さらに最近では、AF撮影そのものに影響が出始めています。
それは・・・
普段の撮影スタイルに関係します。画面中央のAF枠がピントを合わせたいものに入るようにカメラを向けて、シャッター半押しで合焦させた状態をキープしながらフレームを決め、シャッター全押しで撮影、という具合の流れになるのですが、ピントを合わせた状態で半押しから全押しにシャッターボタンを押し込むと、なぜかあらためてピントを合わせ直してからシャッターを切る、となってしまう。
なので、せっかく合わせたピントが無限遠の山や空に合わせ直されてしまったりして、何度取り直してもうまくいかず、結局MFに切り替えて半押ししなくてもいいようにするしかない、というようなイライラが地味~にフラストレーションを積み上げていきます。
スマートフォンのカメラがもう少し優秀ならば、スナップ用のカメラは廃止しても良いかもしれませんが、やはり「寄り」と「望遠」、暗い室内などのシチュエーションにおいても、「写真用」カメラはまだ必要です。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
去年の8月に初代E-M1から買い換えたMarkIII。
ふと、「新しいカメラでOMマクロレンズをつかった接写撮影してみたい」と思い立ちました。
とはいえ、OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmは不調(引っかかりがあり、一度伸ばすと引っかかって縮めることができなくなる状態だったので、いちど分解して直してみようと思ったら、マウントのリングを外そうとしたときに中の小さなスプリングが「ピーンッ」と飛んでいってしまいました。
そこで、新しいチューブを購入しました(2022年2月21日)。三脚座はついていませんでしたが、「トドメを刺してしまった」チューブの三脚座を流用します。
この新しい(中古ですが)OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと、OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4レンズ、そしてOM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8とAUTO-S 50mm F1.8レンズを持って三居沢入口から青葉の森へ。
まだつぼみのカタクリで、80mmマクロレンズデビュー。
さらに奥へ入り、セリバオウレンのポイントへ。
OLYMPUS E-5
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
smc PENTAX 24mm F2.8
OLYMPUSのフォーサーズシステム最後のフラッグシップ機であるE-5。
最後にシャッターを切ったのはちょうど2年前の2019年3月でした。このときは趣味の撮影ではありませんでした。
最後に趣味で写真撮影したのはなんと、2015年6月!仙台城のお堀、長沼のスイレンでした。
なぜ今、E-5を持ち出したかというと、リコーイメージングが張ったキャンペーン、「#集まれ一眼レフ好き」の情報を見かけたからです。
このキャンペーンは、InstagramもしくはTwitterで、「#集まれ一眼レフ好き」と「#PENTAXキャンペーン2022」をつけて、メーカー問わず一眼レフカメラで撮影した写真を投稿し、抽選で2名がPENTAX K-3 MarkIIIのレンズキットをいただける、というものです。
私が持っている一眼レフカメラは、RICOH XR-500、OLYMPUS OM-2 spot/programと、今回の主役OLYMPUS E-5です。
フィルムカメラのXR-500とOM-2 s/pは、持ち出して撮影できる状態ではないので、唯一キッチリ動くのがE-5というわけです。
そして、PENTAX(リコーイメージング)のキャンペーンに触発されたということで、どうせならKマウントのXR RIKENONレンズとsmc PENTAXレンズを装着して何か撮ってみようかと思い立ったのです。
どちらのレンズも、高性能には定評があります。XR RIKENON 135mm F2.8レンズも出してきましたが、E-5に装着した姿を写真におさめるのを忘れてました・・・
E-5は丸2年、バッテリーも抜いておいてあったので、電源を入れたらまずカレンダーの設定から始める、という状態。「2010年1月1日」からスタートするところが時代を感じさせます。
そしてカメラとレンズ、それにPENTAX K 接写リングセットを持って仙台の西公園へ。
まずは、西公園にある「臥龍梅(がりょうばい)」の花を撮ってみました。
絞りは一段絞ってます。開放でも一枚撮ったのですが、残念ながらピントがずれてしまいました。この日はちょっと風が吹いていて、枝が揺れたのでピント合わせがたいへんでした。
しかも、どうせ一眼レフカメラで撮っているからと、すべて光学ファインダーを覗いてピント合わせをしようと決めたので、ちょっとキツかったです。
でもこの写真は、なかなかの出来だと思います。
後ろに下がって、引きでも撮ってみました。
ちょっと後ろのボケ具合がうるさい感じになっているように見えますが、ピントを合わせた花の部分は
ソフトな雰囲気に仕上がっています。これをF4で撮った写真と比べてみます。
花の部分もクッキリ、背景のボケ具合もピントを合わせた花のジャマをしない、いい具合になっているようです。でも同じように花の部分を拡大して見てみると
ちょっと「ガチッ」としすぎている感じもします。
最初の写真のように、最短撮影距離1.5メートルギリギリまで寄って撮ったときには、F2.8開放では被写界深度が狭すぎてピント合わせもたいへんだし、ボケがさらにうるさくなってしまうかもしれません(結局全体的にピンぼけになってしまったので確かめられませんが)。
135mmレンズとしては、OLYMPUSのOM E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5、OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5を持っていますが、無限遠まで対応するマクロレンズの描写は一流ではあるもののF4.5と暗めで、エクステンションチューブ65-116mmと併用するという操作の難しさがあり、135mm F3.5レンズはマルチコートでなくシングルコートレンズなので、この写真のような強い日光を受けている被写体の撮影や逆光撮影ではかなり不利です。
このRIKENON 135mmレンズは、私が高校生のときに大阪心斎橋の「カメラのナニワ」の中古コーナーで、かなり悩んだ末に思い切って当時9800円で買ったものです。
西公園の臥龍梅は、2012年にも同じE-5とRIKENON135mmレンズのコンビで撮影していました。ついでなので何枚か披露しようと思います。
こちらはPENTAXのK接写リングNo.2(9.5mm, 19mm, 28.5mmと3種類あるリングの真ん中の長さのもの)を着けて望遠マクロ的に撮ってます。
絞りは開放です。一段絞ってF4で撮ったものもあります。
なかなかです。
今回の撮影では、K接写リングを入れて撮ることはありませんでしたが、けっこうマクロ撮影にも堪えるレンズだと思います。
つづいては、smc PENTAX 24mm F2.8レンズで石垣のオオイヌノフグリを被写体に、撮影してみました。
こんな状況です。ただ、なぜか絞り開放F2.8のときは1/500secで適正だった露出が、F5.6に絞ると1/80sec、完全に露出オーバーです。上の写真は現像ソフトOLYMPUS Viewer 3で「-1.0 EV」アンダーに露出補正しています。
とりあえず、まずはこのレンズで寄れるだけ寄ってみます。最短撮影距離は25センチです。
これも露出オーバー、ソフトで-1.0 EV補正をかけています。ここに、PENTAX K接写リングNo.1 (9.5mm)を着けて寄ってみます。
これまでの撮影で、シャッター速度が遅かったのでISO感度を200から1600まで上げています。このときは、露出がドオーバーになっていることに気付いていませんでした。
この写真もやはりオーバーだったので、あとでソフトで-1.0 EV補正してます。
同じアングルでF5.6まで絞ってみると
こちらもさらにオーバー露出になってしまったので、-1.6 EV補正かけています。おそらく適正露出で撮った場合よりも、色のバランスがおかしくなっている可能性があります。
しかし、描写としては今のデジタル用レンズに引けを取らないものがあると思います。
ここまでアップにすれば、光学ファインダーでもピント合わせはそれほどたいへんではないです。
同じオオイヌノフグリをXR RIKENON 50mm F2Lレンズでも撮ってみましたが、やはり露出が異常にオーバーしてしまう現象は続きました。
しかし、仙台城三の丸に場所を移して、ハコベの花を撮ってみたときには、露出の異常はなくなっていました。
これがXR RIKENON 50mm F2Lレンズ単独で最も寄って(60センチ)撮ったハコベ。これにPENTAX K接写リングNo.1 (9.5mm)をつけて、まずはレンズのピントリングは無限遠(最も引っ込めた状態)にして。
そして、レンズをいっぱいまで繰り出して、寄れるところまで寄ってみます。
絞りをF2開放からF4に絞ります。
同じアングルで絞りを変えたペアでないのですが、絞り開放ではピントを合わせた花以外はすべてボケているのに対し、F4に絞ると背景のようすがわかるようになります。
今回は、しばらくご無沙汰していたE-5を久しぶりに触ってみました。
グリップを握ってみて驚いたのは、かなり厚みがあって大きいということでした。マイクロフォーサーズ機であるOM-D E-M1、そしてMarkIIIのコンパクトさに慣れてしまっていたことを実感します。
また、電子ファインダーや液晶画面を見て撮影することに慣れすぎて、光学ファインダーでの撮影が実にたいへんだとも感じました。
かなりの倍率のマクロ撮影では逆に、被写体が画面上で大きくなるのと被写界深度の浅さでピントの山がつかみやすいので、それほど厳しくはなかったように思います。
もう少し、機会があればE-5を使って撮ってみたいです。