OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
OLYMPUS OM ZUIKO MC AUTO-MACRO 135mm F4.5
5月の細切れ大型連休の最終日。
青葉の森へ出かけました。
そして、私のお気に入りスポットのひとつ、ツクバネソウのポイントへ。
この写真は、木の根元に近いところでちょうど花開き見頃になっていたツクバネソウの花のワンショット。
135mm(35mm判の270mm相当)という望遠撮影で、後ろの木の根元が大きく写りました。いつも使っている50mm(同100mm相当)よりも、圧縮効果が出るこのレンズですが、開放絞りがF4.5と暗めである一方、被写界深度はある程度稼げるので、このようにツクバネソウの大きく横に広がった葉をほぼ真横から撮っても、不自然にボケることなく撮ることができます。
ただ、今日は風が強く、この大きな葉が風を受けて大きく揺れるので、ピント合わせとレリーズタイミングが非常に難しい。
この写真でも、よく見ると狙ったポイントよりやや手前にピントが来てしまっていますが、おそらく風にあおられてすこし後ろにのけぞってしまったためだと思われます。
この写真を撮ったアングルのまま、動画も撮影しました。このときの風のようすがよくわかると思います。
マクロレンズとはいっても、被写体までの距離はマクロとはいえないレベルですので、ふつうの望遠撮影ということになりますが、このレンズの写りは今のデジタル用レンズに引けを取らない、すばらしいものと思います。
ただ、今回のように風の強い状況では、風がおさまるのを待ってピント合わせをして、また同じように風がおさまるのを待ってシャッターを切るか、とにかくたくさんシャッターを切って、あとでタイミング良くピントの合った一枚を選ぶか、確実に狙った場所にピントの合った写真を得るにはどちらかのアプローチを選ぶ必要があると思います。
個人的には、前者を好みますが、ときどき他の人がワンレリーズに数ショットの連写を多用しているのを見たりすると、「あとで一枚を選ぶのはたいへんだろうな」と勝手な心配をしてしまいます。
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