2022年3月27日日曜日

三居沢のセリバオウレン -2022/03/27

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4


去年の8月に初代E-M1から買い換えたMarkIII。

ふと、「新しいカメラでOMマクロレンズをつかった接写撮影してみたい」と思い立ちました。

とはいえ、OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmは不調(引っかかりがあり、一度伸ばすと引っかかって縮めることができなくなる状態だったので、いちど分解して直してみようと思ったら、マウントのリングを外そうとしたときに中の小さなスプリングが「ピーンッ」と飛んでいってしまいました。

そこで、新しいチューブを購入しました(2022年2月21日)。三脚座はついていませんでしたが、「トドメを刺してしまった」チューブの三脚座を流用します。

この新しい(中古ですが)OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmと、OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4レンズ、そしてOM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8とAUTO-S 50mm F1.8レンズを持って三居沢入口から青葉の森へ。

まだつぼみのカタクリで、80mmマクロレンズデビュー。

さらに奥へ入り、セリバオウレンのポイントへ。

P3270051
OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
1/160sec, F2.8開放
ISO1600

散策路の脇の斜面にいい具合のセリバオウレンがありましたので、この花に向けて80mmマクロレンズで撮影を試みます。

P3270057
OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
1/80sec, F8
ISO6400

F4開放でも撮ってみましたが、被写界深度が狭く、花の下の茎のボケが少々大きすぎて目障りな感じがしましたので、ここでは2段絞ったF8で撮影した写真のほうを出します。
このようにF8まで絞ると、ISO6400まで感度を上げてもシャッター速度はなんと1/80秒。
この写真では、(35mm判で)1:2、つまり0.5倍に合わせています。マイクロフォーサーズでは35mm判の等倍(1:1)相当まで寄っていることになります。
写りはかなりいいです。こういう写真が撮れるなら、AFが不要なら新しいマクロレンズを導入する必要はありません。

次に、更にチューブを伸ばして1:1(35mm判の2倍相当)までアップにしてみます。

P3270058
1/320sec, F4開放
ISO6400

かなりアップになり、花がフレームいっぱい、ギリギリまで拡大されました。
茎は写っていないので、F4開放でもOKと思います。
良いムードが出たと思うのですが、いかがでしょうか。

このセリバオウレンは雌花。
別の、雄花も80mmマクロレンズで撮ってみます。

P3270067
1/320sec, F4開放
ISO6400

絞り開放で1:2(35mm判等倍相当)で撮っています。
こちらは比較のために、絞りをF8まで絞った写真も出してみます。

P3270069
1/80sec, F8
ISO6400

絞ると、後ろの花もかたちがわかりやすくなりますが、背景がちょっとうるさくなる感もあります。
さらに2倍相当まで寄ってみます。

P3270070
1/400sec, F4
ISO6400

同じ花でもかなり違った雰囲気に。
こちらもF8まで絞った写真を。

P3270072
1/125sec, F8
ISO6400

絞り開放よりもこれくらい絞った方が良いかもしれません。

しかし、こうして淡々と寄り具合を変えて撮っているように思えますが、実際には
三脚ごと前後に動かし、高さ調整角度調整に四苦八苦・・・なので、同じ花を撮る時でもアングルが毎回変わってしまいます。
同じアングルで倍率(被写体までの距離)だけを前後させるには、相当被写体までの距離が変わるので、長いレールがなければ無理です。

アングル(見下ろす、見上げる)、距離(寄る、下がる)の調整、レンズのヘリコイドでの繰り出し範囲が狭いので、全体をピント微調整可能な範囲に置くことがまずたいへん。

ああ、近すぎた
ああ、下げすぎた
高すぎたから三脚の脚を縮めて・・・アングルが変わった
また近くなりすぎた
・・・
なかなかシャッターを切るところまでたどりつけない。
まあ、今回は撮影倍率を1:2(等倍相当)、1:1(2倍相当)に固定して撮ろうとしたので、これにこだわらなければ、もう少し楽かもしれません。

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