2010年9月20日月曜日

キンミズヒキを超アップで -2010/09/19青葉の森

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
with CLOSE-UP LENS f=170mm

青葉の森で、お盆頃から気になってときどき撮っていた黄色い小さな花がありました。
今日は、いつも持って行こうと思っていて忘れてしまっていた、80mm F4マクロ専用のクローズアップレンズをちゃんと持ってきていたので、絶対どこかで使ってやろうと狙ってました。

どうしても80mmマクロを使うと暗くなってしまうので、露出がかなり厳しかったのですが、フラッシュがかなり有効とわかりましたので、抵抗なく使えます。

今日はときどきパラパラと雨が落ちてくるような天気でしたが、不安はありませんでした。
最初の1枚は、まず自然光でチャレンジ。

P9193387
F11, 1/13sec ISO400

これでもがんばったほうだと思います。
暗いので、プラス補正かけたいところですが、これ以上シャッター速度を犠牲にはできません。

ここには載せませんが、
RAW現像時に+1.0EV補正をかけたら、まずまず見られる写真になりました。

ここで、FL-36Rを使ってみることにしました。
かなり被写体に近いので、あまりいい効果は期待できませんが・・・

P9193388
F11, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from below

一応、フラッシュの光が上から入るので、影を和らげるようにと下からレフをあてたのですが、完全にフラッシュの光に負けてます。
また、ピントをめしべの先に合わせたのですが、F11まで絞ったのに、すでに花びらはピンぼけです。
恐ろしいほどの被写界深度の浅さ。

これもここでは載せませんが、花びらにピントを合わせたら当然ながらしべはみなピンぼけになりました。
花を正面から狙うのはかなり難しそうです。

それでは、ということで花を横から狙うことにしました。

P9193391
F16, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from right front

今度は縦位置のアングルにしたので、フラッシュの光は左から来ます。そのままでは花の裏側が影になってしまうので、右手前からレフをあててみました。
光の加減はうまくいったのではないかと思います。

しかし、ピントはやはり難しいですね。
暗闇をバックに白色が目立つめしべをジャスピンにしたかったのですが、それではそれより手前の花の部分はすべてボケボケになってしまいます。

悩んでいるうちに、なんとなく良さそうなところに合わせてシャッターを切ったら、左右のおしべにピントがきました。
めしべは少しピンぼけになってしまいました。
でも、F16まで絞っているのでこれ以上は無理でしょう。(もっといっぱいいっぱいまで絞ればよかった?少々後悔)

次は、右を向いている花を縦位置で狙います。
フラッシュはホットシューに取り付けているので、左から光が来ます。
当然右からレフをあてますが・・・

P9193392
F11, 1/100sec ISO400
FL-36R (TTL AUTO) with Ref from right side

肝心の目的の花が影になってしまいました。
それでは、ということで試しに自然光とレフだけで撮ってみました。
F8まで絞ってみたところ、シャッター速度は1/20秒となり、タイミング悪く風で揺らいだようでブレかピンぼけが起きてしまいました。

もう一段絞りを開けてF5.6にしたところ、たまたまピント合わせした位置から大きく動かないでいてくれたようで、うまく撮れました。

P9193397
F5.6, 1/30sec ISO400

ピントもなんとかめしべに来てくれています。

最後に、花びらの上に乗った小さな水滴を狙ってみました。
自然光だけでは、F5.6で撮ったためか残念ながらぼんやりした感じになってしまいましたが、フラッシュを焚くと、くっきり写りました。
では比較してみましょう。
P9193399 F5.6, 1/40sec
P9193400 F8, 1/100sec FL-36R



ほんとうはリングフラッシュなんかがあるといいのですが・・・

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