OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
今年5月16日に、何気なく撮ったつぼみ
5月30日、これも何気なく撮った花
最初に意識したのは、7月11日に実を見つけたときからです。
その後、7月17日にもう一度見に行ったのですがほとんど変化がなく、熱意も薄れていました。
しかし8月29日、
同じ実を見つけることができ、色がついてきているのを見て
もう少し追跡しようという気持ちが再び。
先週、9月11日(土)に青葉の森を訪ねたときは、気合いを入れて実を探しました。
そして、まず最初に見つけたのは
ほかの野草の葉に隠れるようにひっそりとひとつだけ実をつけていたマイヅルソウでした。
P9113288
F8, 1/20sec ISO400
実はずいぶん赤くなり、透明感が増しています。
下に横たわっている枯れ葉はこのマイヅルソウのものです。
太陽は真後ろ上方から照らしていますが、曇り空でありしかも林の中ですから特に決まった方向から照らされているわけではありません。
もうすこし透明感を表現したいと思って、レフ板をあててみることにしました。
P9113289
F8, 1/15sec ISO400
下から照らすことはできませんので左側からあてているのですが、それほど大きな効果はありませんね。フレームに入らない上のほうで後ろから照らせばちょっとは雰囲気が変わったかも・・・と後で思いました。
レフをあてたときの方がシャッター速度が遅くなっていますが、おそらく日が陰って暗くなったのだと思います。もう少し日が当たって明るいときにシャッターを切れば良かったかも知れません。
しかし、すこし張りがなくなってしぼんでいるように見えます。
ほかにも、周囲を注意深く探すといくつか見つけることができました。
P9113293
F5.6, 1/25sec ISO400
こちらは、傷が入ったのか虫に喰われたのか、穴が開いている実と、赤くなる前のまだら模様のまましぼんでしまっている実があります。
この実は、ほんとうにまわりを葉で囲まれていて、普通に立っている目線からでは絶対に見つからない状況でした。
落とした小銭を探すように、しゃがんで見回し、やっと見つけたのです。
(はたから見ればかなり怪しいかも)
そして、念願の実に再会しました!
P9113295
F3.5開放, 1/30sec ISO400
FL-36R (マニュアル発光, GN3.0に設定)
7月に撮ったときとほぼ同じアングル、同じレンズです。
ちょっと違うのは、フラッシュを焚いたことですが、オートで発光すると背景が夜のように真っ暗になってしまうので、マニュアルで光量を抑えて撮りました。
7月のときには自然のレフ板のような役割をしていた葉も落ちてしまって、寂しくなってしまいました。
実もしぼんでしまっています。
今日、9月19日(日)に訪ねてみますと、ついにこんなふうになってしまいました。
P9193429
F8, 1/13sec ISO400
実の皮が半透明になり、中のたね(?)が透けて見えています。
下の方の実はすでに皮が破れています。たねが落ちるのも時間の問題ですね。
左側に回り込んで、フラッシュを使って撮ってみました。
P9193433
F5.6, 1/100sec ISO400
FL-36R (オート発光)
縦位置にするとフラッシュは被写体の左側から照射されますので、左右の明るさのバランスを取るように右側にレフをあてました。
5月中旬から4ヶ月ほど追いかけたマイヅルソウも、おそらく今回が最後ではないかと思います。
来年は、もう少し気合いを入れて「花」を撮りたいと思います。
2010年9月19日日曜日
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