2010年6月12日土曜日

エクステンションチューブの威力 -2010/06/12

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

さきほどのムラサキツユクサで、エクステンションチューブの長さを変えてその効果を確かめてみました。

まずは、最短65mmの場合
撮影倍率は1/2倍、35mm判換算で等倍です。
50mm F3.5マクロならこのあたりが限界ですね。


P6122025
F8, 1/400sec (+1.0EV) ISO400

つづいて最長116mmの場合
撮影倍率は等倍、35mm判換算で2倍です。


P6122026
F8, 1/200sec (+1.0EV) ISO400

この像をファインダーで見たときは、思わず「やったぜ!」とガッツポーズしてしまいました。

上の写真では、めしべのほうにピントを合わせたのでおしべの葯はピンぼけです。
下の写真ではおしべにピントを合わせました。
シャッタースピードが遅くなったためか、おそらく風で揺れたために少しブレてしまったようですが、ファインダーで見たときは、花粉のつぶつぶがくっきり見えるほどの感動的な画面でした。

ワーキングディスタンスも適度に確保できて、撮影しやすいです。
ピント合わせが50mm F3.5マクロと比べて容易なのは驚きでした。

専用のクローズアップレンズを使うと等倍~2倍、フォーサーズでの35mm判に換算すると2倍~4倍!もし明るさやピントの山のつかみやすさが損なわれなければ、かなり強力なツールとなります。

このエクステンションチューブには、回転可能な三脚座がついていますので、たとえば50mm F1.8で引きの写真が撮りたい、なんてときはこのチューブを三脚にくっつけたまま、カメラボディを簡単に外すことができます。


便利です!

このエクステンションチューブに50mm F3.5マクロをつけると1.8倍~2.8倍になるのですが、かなりの近眼でレンズの端から被写体までの距離がとても近く、ピントもかなり合わせづらいです。
被写界深度を取ろうと絞ったりしたら、とても暗くておそらく大変でしょう。
ライブビューでなんとかなるかもしれませんが。

機会があったら試してみたいと思います。

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