OLYMPUS E-620
OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
去る5月30日(日)、天気もよくいつものスポット、仙台市青葉区にある青葉の森へ。
前回訪れた5月16日(日)のときは水辺のいたるところでカエルが鳴いていたのですが、このときはカエルの声も聞こえず、ときどき鳥が鳴くくらいで割と静かでした。
ただ、前回来たときには見られなかった薄紫色の花がわんさか咲いていて、(あまり期待していなかっただけになおのこと)興奮してしまいました。
後で調べてみると、その花は「ヒメシャガ」だそうで、なんでも準絶滅危惧種なのだとか。
そんなことが信じられないほどあちらこちらに咲いていました。
でも、この花の写真は後日投稿するとして、今回のターゲットはスミレです。
青葉の森には、花木広場というエリアがあって、
そこではいろんな花が代わる代わる咲いて、けっこう楽しめる場所なのですが、その南端あたりにある小さな水の流れ近辺に、白い花がけっこう集まって咲いているのを見つけました。
P5301875
F5.6, 1/250sec(+0.3EV), ISO800
この写真では一輪だけ寂しく咲いているように見えますが、周りにはたくさん仲間がいましたよ。
ひょろひょろっと伸びた茎の先に、ブーメランのような葉と白い花。
距は丸くて短い。
植物図鑑・取れたてドットコムのページのスミレ検索で調べてみると、これはどうも「アギスミレ」のようです。
「アギ」とは漢字で書くと「顎」。名前の由来はよくわかりません。
いがりまさしさんの有名な本「日本のスミレ」で見ると、「花のころは心形(ハート型)」「花のあと顕著なブーメラン型に」とあります。
これからますますブーメランに磨きがかかるのでしょうか。
花を正面からアップで見てみると、
P5301879
F5.6, 1/50sec(+1.0EV), ISO800
側弁にかすかに毛が生えているのがわかります。(わかるかな?)
このアギスミレは、ニョイスミレの変種だそうです。
確かに似てますが、こちらは葉がブーメランじゃないです。
日本は世界的にみてもスミレの種類が多い国だそうですが、ここ青葉の森だけを見てもけっこういろんな種類のスミレが見られます。
2010年6月2日水曜日
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