2010年6月22日火曜日

80mm F4マクロに専用クローズアップレンズ! -2010/06/22

今日は東北大学の創立記念日で(一応)お休みです。

先日ヤフオクで落札させていただいた
OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
ですが、おまけでつけていただいた専用のクローズアップレンズを、今日初めて装着してお試ししてみました。

ただし、開始が夕方からで
撮影を始めてまもなく一気に曇ってきたので
シャッタースピードが非常に遅くなり、被写体ブレが出てしまいました。

被写体は、東北大学片平キャンパス内のニワゼキショウです。
お昼にチェックしたときは、たくさん咲いていました。

ところが、夕方行ってみると
丸い実になってしまったものばかり。
花はぽつり、ぽつりという感じで、ちょっと焦りました。
それでもいくつか選んで撮影。

記念すべきデビュー作はこちら。

P6222080
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-1:1 MACRO 80mm F4
OLYMPUS OM Close-up lens f=170mm
F5.6, 1/10sec (+0.7EV) ISO400

花の右の方にぼんやり写っているのは、実です。

先日掲載した、クローズアップレンズを使っていない写真と比べると
アップの度合いがわかると思います。

花の中のしべをもっとよく覗きこめる角度にしたかったのですが、アングルを決めるのに、かなり手間取ってしまって、手前の花びらの陰に隠れるようなかたちになりましたが、これはこれでよいのではないか・・・と勝手に自分を納得させて撮りました。

1/10秒という非常に遅いシャッタースピードになってしまって、デビュー作としては好条件とはいえませんが、まずまずではないでしょうか。

続いて、さらに近づき、上から見下ろすアングルで花の奥にいる“しべ”を直撃します。

P6222081
F5.6, 1/13sec (+0.7EV) ISO400

上の一枚目を撮ってから、この写真を撮るために三脚の立ち位置とアングルを変え、ピントを合わせてシャッターを切るまで、約3分かかっています。

実はこのときすでに午後6時を回っていて、辺りが急に暗くなってきたので直接ファインダーを覗いてピントを合わせることはもはや不可能な状況になっていたのです。

ライブビューでなんとか被写体を見ることはできましたが、各素子(ピクセル)の1点1点が明るくなったり暗くなったり、ちらちら点滅するように見えるほど厳しい条件でした。

そして、どんなにピントリングを回しても、しべのディテールがくっきり見えるピント位置がつかめません。

結局、見切り発車的にシャッターを切りました。
わずかな風でも被写体が震えるので、じっくり落ち着いて揺れが収まるのを待つべきなのでしょうが・・・待てませんでした。

今度は天気のよい昼間に、十分な光量の条件で使ってみたいと思います。

しかし、このニワゼキショウという花、今年初めて知ったのですが、とても味わい深い花ですね。

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