OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5
先の記事にも登場した「キバナアキギリ」の花。
花とともに葉もフレームに入れた写真は、実はそれほどたくさん撮っていませんでした。
E-620, P9186067 |
シソ科らしい葉が下の方でひろがっていて、上に伸びた茎からいくつかの花が外に向かってやや下向きに咲いています。
葉の上には、ついさっき落ちたと思われる花が。
花びらが一枚一枚、はらはらと落ちるのではなく、そのまま脱いだ手袋のように「ぼとっ」と落ちるのですね。
下から順に咲いていくようです。
写真では、終わって落ちたばかりの花が葉の上に乗っています。花びらが一枚一枚はらはらと散っていく・・・というようなものではなく、まるごと「ばさっ」と落ちるようです。めしべの先のひげ(?)までいっしょに落ちています。
上で残った花が「わたしをおいていかないで」と言っているようです。となりでは「わたしもそろそろしおどきかな」なんて思っていたりして。
花のデザインは、同じシソ科のヒメオドリコソウやホトケノザに少し似ています。しかしサイズはずいぶん大きいです。
細くて先が2本に分かれているめしべが外に突き出ていて、上唇(?)の花ビラの下におしべが顔を覗かせています。
実は、花の奥の方に2つのおしべがあります。
E-620, P9186088 |
虫が来てこのおしべを押すと、めしべの先と一緒に天井に沿って伸びているもう一つのおしべがシーソーのように降りてきて、虫の背中に花粉をつける・・・という巧妙な仕組みになっているそうです。たしかに、マルハナバチが飛んできて豪快にあたまを「ずぼっ」と突っ込んでいる光景を目撃しました。写真におさめることはできませんでしたが。
さてこの写真、花の奥にあるおしべにピントを合わせると、手前に突き出しためしべのほうはピンぼけになってしまいます。
そこでこんどはめしべのほうにピントを持っていくと・・・
E-620, P9186090 |
先が2つに分かれためしべがクッキリ浮き出てきましたが、ほかはみなピンぼけに。
作品としてみた場合にはどちらが良いでしょうか。やはりめしべにピントを合わせたほうでしょうか。
もう少しピントが合う範囲を広げるために、絞りをF4.5開放からF8まで絞ったらどうなるでしょう。
E-620, P9186089 |
この写真では、やはりめしべの先にピントを合わせました。つまりもっともカメラに近い手前側にピントが来ていることになります。絞り開放のときと比べれば、奥のおしべもいくぶんはっきりしてきましたが、中途半端です。かえって背景がうるさくなってしまって、ごちゃごちゃした感じになりました。
奥のおしべにピントを合わせると、背景がさらにクッキリしてきて、画面全体が雑然とした雰囲気になってしまいます。
ここはやはり、絞りを開いてめしべにピントを合わせるのが得策でしょうか。
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