2011年9月24日土曜日

トーン調整ひとつで -2011/07/09ミヤマタムラソウ

OLYMPUS E-620
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

最近、RAW撮影した写真の現像時にトーンカーブを大胆に調整するとまったく違った雰囲気が出る、ということを発見し、過去の写真もいろいろといじってみています。

トーンカーブ自体は、いままでも調整に使っていましたが、たいていはオールドレンズ使用時のコントラスト不足を補うとか、適正露出が得られなかった写真の救済くらいの軽いものが主体でした。

先の記事「相応しい処理は? -2011/05/21青葉の森(マイヅルソウ)」で、いろいろ試して実験してみると、なかなか奥深いことがわかりました。

そこで今回は、7月11日に投稿した記事「暑い一日 -2011/07/09青葉の森」の中で扱ったミヤマタムラソウの写真をもう一度見直してみたいと思います。

RIKENON 135mm F2.8レンズ、世間では画質は平凡で可もなく不可もなく・・・というような評価を受けているようですが、私にとっては少ないお小遣いのなかから9800円をひねり出して中古で(カメラのナニワ本店です)悩みに悩んだ末手に入れた、高校生時代思い出の一本なのです。
今年2月、Kマウントの接写リングでマクロ撮影したときにいい感触を得て、それ以来ますます愛着たっぷりなレンズになりました。そんなレンズで撮影した写真、

P7094109


ですが、花の影が下のチゴユリの葉に落ちて、いい雰囲気を出しています。
でも、そのままでは全体の明るいトーンに埋もれて影は目立ちません。そこで・・・

E-620, P7094109

背景のトーンを落として、白い花と手前のチゴユリの葉、そこに落ちる花の影を強調するように調整してみました。
雰囲気が変わりましたでしょうか・・・

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