2011年9月11日日曜日

EX25とEX65-116連結撮影が実現 -2011/09/10三居沢でヤマジノホトトギス

OLYMPUS E-620 with HLD-5
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 135mm F4.5

9月10日(土)、お昼前後の約2時間、三居沢付近の「青葉の森」を歩きました。

これまでの経験で、カメラボディ2台にレンズ3本が上限、それ以上持っていっても荷物になるだけで結局1,2本は出番もなく終わるのがオチ!と感じていたところです。

ですので今回は、
E-420用にはRIKENON 50mm F2のみ
E-620用にOM 135mm F4.5とOM 28mm F2.8の2本、そしてOM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mmとOM EXTENSION TUBE 7, 14, 25(2個)
という機材で臨みました。

OM 28mm F2.8レンズは久々の出番となりましたが、さすがの描写を少し楽しんで終了。被写体もカノツメソウのみで、結局逆付けonly、EX-TUBEたちは使わずじまいに終わりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
また、この日撮ったヤブランの花について、私の別ブログ「ShinoDUCKの楽天家日記」でも少し触れましたので、よろしければそちらもどうぞ。

さて、今回は「RIKENONはE-420、OMはE-620」と、完全に役割分担させましたので、135mmマクロレンズは縦グリつきのE-620と組み合わせて使用するということになります。
当然、手持ち撮影はきつい(といっても、手持ちもけっこうやったりしていますが・・・)ので、EX65-116の三脚座を使って三脚に固定する必要がでてきました。

以前の記事でも述べたように、縦グリつきE-620にEX65-116を装着してその三脚座で雲台に取り付けようとすると、どうしても出っ張った縦グリと干渉してしまいます。

結局、三脚座を90度まわして横向けにし、縦位置がデフォルトとなるように三脚に固定する作戦をとることになりました。
もともと縦位置での撮影の比率が高い私としてはなにも支障はないのですが、頻繁に縦横を切り替えて撮影したいという場合(まあ、あまりなさそうですが)、やはり自由に縦横切り替えできるというのは重要かもしれません。
そこで、冗談半分でこんな写真を撮ったりして・・・


でも、「こんな使い方が実現することはないだろう」あくまでも冗談冗談!なんて思っていたのですが、今回!
思ったより早く、現場で実現することとなったのです。

この日は、花を終えたヤマジノホトトギスもみられましたが、大変きれいな花盛りのヤマジノホトトギスもたくさん目に止まり、思わず唸ってしまうくらいでした。
もちろん、E-420とRIKENON 50mm F2のゴールデンコンビでもシャッターを切りましたが、OM 135mm F4.5マクロでも撮っておきたい!

ふつうに歩いて通りかかったときの目線(つまり上から見下ろす角度)での写真が撮りたかったのですが、そうすると116mmいっぱいまで伸ばしてもピントが合う最短距離まで少し足りない・・・
そこで、ほんの少し寄れるように「ちょい足し」のEX-25をレンズとマウントの間に入れ、まさに上の写真の状態となったわけです。

そのとき撮った写真がこちら。


E-620, P9105928
F4.5開放, 1/80sec, ISO100
絞り開放でも、ピントが来ている部分ではディテールがよく描写されています。ぜひアップでご覧ください。
【後日追記】この写真はフォトパスにも投稿しました>>>こちら

ちょっと絞ってF8にした場合

E-620, P9105930
F8, 1/25sec, ISO100

絞り開放のときと比べて、ピントが合う範囲(被写界深度)が広くなって、よりクッキリしています。しかし、シャッター速度が遅くなったために少し被写体ブレがあったのか、ピントが合っている部分でも解像度は上の写真のほうが高いです。
2枚の写真の中間、F5.6でも一枚撮ってみたのですが、こちらはシャッター速度1/50秒となり、たまたま風が吹いたからか、F8のときよりもブレてしまっていました。

ISO感度を低めに設定していますが、これはこの前にOM 28mm F2.8レンズをつけフラッシュを焚いて撮影していたときの設定そのままにしていたためです。
ISO400くらいまで上げていれば、さらにプラスの露出補正をかけても十分被写体ブレを抑えられる速いシャッター速度を実現できたと思います。ちょっと残念です。

これまで、このレンズで撮った写真はOM 50mm F3.5マクロレンズなどで撮ったものに比べてシャープネスがいまいちと感じていたのですが、よく考えてみると森の中の薄暗い状況下ではシャッター速度が遅くなり、被写体ブレが頻繁に起きていたのかもしれません。そのために過小評価されていたのかも・・・ちょっと反省。

ところで、この写真に写っている右の花びら(?)から「ちょろっ」と見えるひげのようなもの。
実はこれ・・・
つづきは次の記事で。

いずれにしても、今回はこの望遠マクロレンズの実力を再認識できたという点ではよかったです。EX-TUBEをさらに足すと無限遠の撮影ができなくなってしまいますが、まず問題となることはないでしょう。
これからも出番を増やしていきたいと思います。

・・・最近めっきりOM 80mm F4マクロレンズの出番がなくなってしまいましたが、ますます立場が微妙になりそうです。50mmほどの手軽さがない割に135mmのような「ならでは」の活躍場面がそれほどないし、専用クローズアップレンズも、もともとフォーサーズのセンサーサイズとなったことにより35mm判換算でクローズアップした効果が得られているので、敢えてさらにアップにする必要性が薄れているのは否めません。
こちらも出番を増やしてやりたいです。

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