2025年11月18日火曜日

2010/11/06撮影、通常レンズにAUTO EXTENSION TUBE 65-116

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
OLYMPUS OM AUTO EXTENSION TUBE 65-116mm

OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8レンズは、ありふれたふつうの標準レンズで、最近接撮影距離は45センチです。

マクロレンズのようにアップで撮影したいときには、クローズアップレンズをあたまにねじ込むか、エクステンションチューブ(延長チューブ)をおしりに挟むかが主な選択肢になると思います。

私も、いつもはOM EXTENSION TUBE 7mm, 14mm, 25mmを使って45センチよりも近づいて撮影できるようにします。

今ではあまり「アップ、アップ!」「超接近!」「超拡大!」というような撮影はしなくなりましたが、かつては肉眼で見ることのできない小さな世界を可能な限り拡大して撮影することを追求していた時期がありました。

そして、いわゆる「ベローズマクロ」レンズであるOM 80mm F4や135mm F4.5レンズといっしょに手に入れたAUTO EXTENSION TUBE 65-116mmを、専用レンズ以外のふつうのレンズにも使ってみたくなったわけです。

2010年11月6日、ハキダメギクの花ひとつを画面いっぱいに拡大して撮影してみた写真が残っていましたので、あらためて眺めてみたいと思いました。

ちなみに、(F3.5マクロ以外の)50mm標準レンズに対してAUTO EXTENSION TUBE 65-116mmを使うと、35mmライカ判で撮影倍率「1.3倍から2.5倍」となるそうです。フォーサーズではその倍、「2.6倍から5倍」相当という凄まじいどアップ撮影ということになります。

それでは、2010年当時チャレンジした写真のうち2枚を出してみます。

PB064913
F1.8開放, 1/1000sec
ISO200

数ミリの花を画面いっぱいに写していますが、これがチューブの長さをどれくらいにしたか(撮影倍率をどれくらいにしたか)は不明であるものの、かなりムリしているなあ、というなかなかファンタジックな写りです。

絞り開放では非常に厳しい被写界深度なので、ほんの少し前後しただけでピントの合う部分、外れる部分がめまぐるしく変わります。
真ん中の筒状花の白っぽいふさふさおしべ?がこちらに突き出しているので、その先にピントを合わせると、それ以外の花全体がピンぼけになります。
チューリップの花のようにパカッと開いている花冠のあたりにピントを合わせると、突き出したおしべ?がボケます。
ピント位置をどの部分に持ってくるか、悩ましいです。

次に、ちょっと絞り込んでみたのがこちらの写真。

PB064910
F4(たぶん), 1/320sec
ISO200

実際にどれくらい絞り込んだのか、記録がないのではっきりしませんが、おそらくF4にしていると思われます。
絞り開放のときにはピントが合っている部分が非常に限定されてしまって、どこにもピントが合っていないように見えてしまいかねないようすでしたが、少し絞り込めばピントの合う範囲(つまり被写界深度)が広がるので、2枚の写真を比べてみればファンタジック感は薄れてある程度しっかりディテールが出ています。

しかしF4まで絞れば、F3.5マクロレンズを開放で使った場合と大きな差がなくなってしまうようにも思います。マクロレンズでこの長さ可変チューブを使用すると、撮影倍率は1.8倍から2.8倍、フォーサーズでは倍の3.6倍から5.6倍ということになるそうですので、同じ倍率で揃えれば、別のレンズを使う意味がかなり薄れてしまいます。

※最低倍率は、レンズのピントリング(ヘリコイド)をいっぱいに縮めて、単体なら無限遠撮影時の状態にしたときに出る倍率値だと思います。同じ50mmレンズで、なぜ通常レンズ(F1.2, F1.4, F1.8)では1.3倍(2.6倍相当)、F3.5マクロレンズでは1.8倍(3.6倍相当)というふうに違う倍率になるのか?ちょっと不思議です。

そう考えると、あえてF1.8レンズで「どアップ」写真を狙うとすれば、このレンズならではの特徴を出すためにはF1.8開放もしくはひとつ絞ってF2.8に設定するべし、ということになります。

まあ、いずれにしても2025年現在、ここまで拡大撮影と追求するようなことはまずないと思いますが・・・


2010/05/15撮影の写真「シャガの花にワカバグモ?」

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5

今から15年半ほど前の古い写真。フォーサーズの一眼レフカメラ、OLYMPUS E-620はすでに手元にはありません。

5月といえばシャガの花があちこちで咲き、姿の良い花を探すのに苦労するほどです。今回扱う写真も、そんな時期にふらりと街で撮影したもの。

たまたま花にクモがいたので、マクロレンズで近寄って撮りました。日当たりが良かったからか、シャッター速度もまずまず十分に稼ぐことができていたようです。

当時は持っていなかった、強力なRAW現像ソフト「PureRAW 3」でノイズ除去など処理してみました。

P5151653
F3.5開放, 1/800sec
ISO100

8本の脚のうち、前の4本が長いクモ。花に近づいてくる虫を待ち構えているのでしょうか。
ちょうど腹の部分が隠れていますが、わりとスリムな感じです。

一旦ちょっと引いてみましょう。

P5151654
1/640sec
うまく潜んでいるつもりかもしれませんが、丸見えのように見えます。果たしてうまく食事にありつくことができるのでしょうか。

ふたたびクモに注目してみます。

P5151656
1/800sec

今度はすこし腹が見えます。クモを拡大してみます。

トリミング等倍
かなり細身です。
この写真を撮った当時は、「ササグモ」ではないかと考えたようですが、「ワカバグモ」のオスのような気がします。

12万画素のフォーサーズカメラ、フィルム時代のオールドマクロレンズでも、「プツッ」とした目をキッチリ捕らえられていて感心します。


オリンパスとの長い付き合いのスタートは40年前

 2025年現在、手元にあるデジカメのほとんどはオリンパス製です。

今はOM Digital Solutions(OMDS)となっていますが、新会社になってからは「OLYMPUS

」から「OM SYSTEM」にロゴも変わっていますが、手持ちの機材はすべて「OLYMPUS」です。

その「オリンパスとともに歩んできたフォトライフ」のスタートについて振り返ってみました。

それは高校1年生の秋(だったと思う)、カメラ雑誌「CAPA」のモニタープレゼントに当選したときでした。

OLYMPUS OM-2 SPOT/PROGRAM

発売が1984年11月とのことだったので、それに合わせてのプレゼントだったと思います。一年間使用してアンケートに答えてレポートを提出すると自分のものになる、という企画。当時私は高校1年生でした。

当選後、手元に届いたのは・・・

XZ-2, PA193619 2025.10.19

OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 ごくふつうの標準レンズとのセットでした。

しかし、この標準レンズはほとんど使った記憶がありません。それは、このカメラが手元に届いてからほどなくして、標準ズームレンズCOSINA 28-70mm F4 MC MACROを入手して、日常の撮影はほぼこのレンズのみでまかなうことができるようになったからです。

XZ-2, PA153547 2025.10.15
その後、望遠レンズも欲しくなり、遅くとも高校2年生、10月の修学旅行前にはOLYMPUS OM ZUIKO AUTO-ZOOM 65-200mm F4を手に入れています。

XZ-2, PA153544 2025.10.15

これら2本のズームレンズですべてをカバーすることができるので、50mm F1.8レンズは新品同様のまま使われずに眠りにつきました。

65-200mm望遠ズームレンズは、デジタル一眼レフ導入後にマウントアダプターを介して使う機会もできたので、このブログでもちょくちょく登場しましたが、COSINAのズームレンズのほうは、OM 50mm F1.8レンズ同様、使われることなく長年にわたって放置されてきました。

一度だけ、東日本大震災のときに部屋がシェイクされ、ほかのレンズが埋もれてしばらく行方不明になってしまった際、たまたますぐに見つけることができたこのレンズをOLYMPUS E-620に取り付けて被災状況の記録に使ったことがありました。それ以外は出番ゼロでした。

さて、高校の修学旅行からまる40年が経過して、当時このOM-2 SP、COSINAレンズの組合せで撮影した写真を含む約200枚の写真をデジタル化する作業を行いました。

ネガフィルムが残っていないので、当時のプリントを複合機のスキャナで読み込むという、あまり理想的とはいえないプロセスでのデジタル化ではありますが、ものによってはかなりよく写っている写真もありました。

1985年10月21日撮影
この写真は、雲仙の「お糸地獄」で撮ったものですが、朝日に向かって逆光で撮影しているので、八角形のゴーストが盛大に写り込んでいます。
ということは、開放F値が4と決して明るくないこのレンズでも、野外ではいくらか絞り込んで撮影していたわけですね。
マルチコート(MC)レンズとはいえ、コーティング技術も今と比べればまだまだという時代だったのかなぁ、と感慨深いです。
しかし、作業中のおじさんたちが前面に展開していたことに当時はまったく気づいていませんでした。

2年生の一年間、みっちりと修行を積んで?3年生のときには何枚も卒業アルバムに掲載された写真を撮影しました。体育祭での「流し撮り」チャレンジなんかも。

カメラもレンズも、手放さずに今でも持っています。おそらく電池を入れればしっかり動作してくれると思います。シャッター速度1/60秒とバルブだけであれば、電池なしでも動作します。露出計を使うには電池は必須ですが、正しく動作するかどうかは不明。

何千円もするフィルムを買って、電池を入れて動作確認や撮影をやってみよう!とは思いません。COSINAのレンズも、デジタルカメラで使うことは可能ですが、やろうとは思いません。むかしを振り返って懐かしむというところで留めておいたほうが幸せなのかも。


2025年6月25日水曜日

14年前のE-420とOM 28mm F2.8コンビ

OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8

今は2025年6月。

私にとって最初のデジタル一眼レフカメラはOLYMPUS E-420。
キットでついてきた標準ズームレンズ、ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6ではあまり撮影していなくて、ほどなく手に入れたOMマウントアダプターを介してOM ZUIKOレンズと組み合わせることが多かった。

もともとフィルムカメラ時代から持っていた50mm F1.8だけでなく、主にヤフオクで次々とOM ZUIKOレンズを入手していきました。E-420とのコンビで撮影することが多かったのは、ヤフオクで落札し(てしまっ)た28mm F2.8でした。

とくに、OM AUTO EXTENSION TUBEと組み合わせて近接撮影することもわりと多かったようです。撮影した写真をほとんど表に出していなかったのですが、画像処理ソフトPureRAW3とLuminar Neoの組合せで、ノイズを除去したり合焦部分のシャープネスを上げたりすれば、けっこう良い写真に仕上がるのではないかと思い立ちました。

E-420は一眼レフカメラですから、当然光学ファインダーを覗いてのフレーミング、フォーカシングということになります。どうもAF前提の設計になっているようで、MFではピントの山がつかみにくかったので、「Katz Eye」なるフォーカシングスクリーンを購入し換装して、MF操作性を若干向上させたのですが、それでもやはりピント合わせの歩留まりを上げるためには、ターゲットの被写体がなるべく画面いっぱいになるように寄れるところまで寄る、という方針でいくしかない、ということになっていました。

なので、今では考えられないような「どアップ」での撮影が比較的多くなるのは必然だったのでしょう。

ちょうど14年前の今ごろ(2011年6月2日)、街角で撮影した野草たちの写真をあらためて画像処理し直してみました。

まずは、EXTENSION TUBE 7mm(略してEX-7)を入れて撮ったムラサキカタバミ。

P6024869

F2.8開放, 1/640sec, ISO200
けっこうがんばって、絞り開放で花の真ん中のしべ先にピントを合わせてみました。

PureRAW3でノイズ除去しつつLuminar Neoで処理可能なDNGフォーマット形式の画像ファイルに変換し、Luminar Neoで現像、調整しました。

ピント合わせは、これくらいアップにしてギリギリなんとかなりそう、というレベル。

続いて、EX-25につけ替えてさらに接近。

P6024884
F2.8開放, 1/1000sec, ISO400

ここまでの接近戦は、今ではほとんどなくなりました。
なぜこの頃はどアップ撮影をしていたのか、なぜ今ではしなくなったのか・・・

考えてみると、いろいろと理由が思い当たります。

E-420にはすでにライブビュー機能が搭載されていますが、背面液晶が固定されているのでカメラを三脚に固定しないで手持ち撮影する際にはカメラを「捧げ持つ」必要があります。しかし手ブレ補正機構がないので光学ファインダーを覗きながらカメラをしっかりホールドしないで構えると、どうしてもブレてしまう危険性が増します。

同じフォーサーズ一眼レフカメラであるE-620やE-5では、液晶パネルの向きを自由に変えることの出来るバリアングル液晶でした。なので手持ちでもライブビュー表示しながら一部を拡大したりしてピント合わせが可能だし、そんな使い方もたいていはローアングル撮影の場合が多かったので地面に置いたりして安定を図ることも容易でした。

E-420で手持ち、ライブビューで一部拡大とすると、手ブレ補正機構をもたないので画面内で被写体が暴れてまともにピント合わせできません。

結局、光学ファインダーを覗いて直接ピント合わせするしかないので被写体のほうがファインダー内いっぱいに拡大されるような条件にせざるを得ないというわけです。

そこまでアップにするのであれば、望遠マクロでも大差ないように思いますが、手ブレ補正機構のないE-420では難しい・・・ということで、広角レンズでの近接撮影となるのです。

従って、今ではほとんどこのような使い方をしなくなっており、これらの写真は貴重だといえるかもしれません。

2025年6月4日水曜日

OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8 レンズ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8 

所有するOM ZUIKOレンズはいくつかありますが、その中で最初からというのは2本だけ、あとは中古購入品やネットオークションで入手したものです。

28mm F2.8は、Yahoo! オークション(ヤフオク)で落札したものですが、完全な手違いだったという異例の入手ストーリーを持っています。

検索して出てきた出品物の一覧から、気になったものを「ウォッチ」リストに入れておくと、入札しようかどうしようか迷っているときや、とりあえず入札動向をチェックしたいときに便利です。

そしてこの28mmレンズも、軽い気持ちで「ウォッチ」ボタンを押そうとしたら、間違って「入札する」ボタンを押してしまったのです。

幸か不幸か、その後だれからも入札されずそのまま落札。特に欲しいというわけでもなかったこのレンズが手元に届いたというわけです。

さてこのレンズ、ピントリングを左右に回してみると、逆回転する際に「カクッ、カクッ」と変な感触があり、実際にレンズ群自体も横に動いているようです。

もしかしたら、一度分解して組み立てたものなのかもしれません。組み立てかたがあまり良くなかったのか・・・?

でもそれ以外は動作に問題があるわけでもなく、光学系に致命的な傷やカビ、ゴミの混入などはないようですので、使用に支障はありません。

導入のきっかけがこんな感じで、特にこのレンズでこんなものを撮ってやろう的な野望もまったくなかったので、50mm F1.8や50mm F3.5マクロなどほかのレンズほど活躍の場を与えられたわけではありませんでした。

しかし、いざ使ってみると意外にもカッチリよく写る印象で悪くない。(マイクロ)フォーサーズ機で使用すれば56mm相当の標準画角で、30センチまで寄れます。

寄り、という点ではもう一声欲しいので、OM AUTO EXTENSION TUBE 7mmをマウントとの間に入れます。そうするとアップになるというだけでなく、被写界深度も極端に薄くなり全体的にソフトなムードが出てきて、レンズ単体での鋭さとは真逆の性格になるところがおもしろいです。

2025年5月28日の昼休み、東北大学片平キャンパス内のほとんど人通りもない一角で、花の時期がすっかり終わったスズメノエンドウをこのレンズを使って撮影してみることにしました。

レンズ単体で撮影すると、やはりクッキリシャープに。

P5280005

しかし、手前に置いた主役と後ろの背景とのあいだが大きく離れてはいないので、スズメノエンドウ独特の、蔓の両サイドに並んだ細い葉のかたちがボケ切っておらず、少しうるさい感じになってしまいました。

そこで、7mmのエクステンションチューブの登場です。

XZ-2, P6012522

これを入れてグッと接近してみると・・・

P5280006

できたての若い実が浮かび上がってきました。細かい、白い毛がやわらかい質感を感じさせます。一本のレンズが、短いチューブを挟むだけでもう一本別のレンズがあるかのようです。

とても欲しくて手に入れたわけではないレンズですが、なかなか使いでのある良いレンズだと思います。

2025年5月20日火曜日

エンレイソウの脇から顔を出しているこのつぼみは? -2025/05/11 秋保大滝周辺の森にて

OLYMPUS OM-D E-M1 mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

連休明けの日曜日、秋保大滝方面へ車で出かけました。

といっても、秋保大滝を見るのが目的ではありません。
秋保大滝不動尊の脇から入って行く山道を歩くのが目的。

今の時期は、さまざまな山野草が次々と花を咲かせ、4月~5月のあいだならいつ行っても何らかの収穫があるのです。

今年は4月20日にも一度訪れていて、多くの山野草を堪能しました。その中でエンレイソウが花咲いていたのが、さすがに3週間も経っているので花は終わって実がふくらんでいる状態でした。

しかし今回の主役はエンレイソウではなく、その葉と葉の間から首を出していたつぼみの段階の野草です。

写真はこちら

P5110049
12mm F2.8
ISO3200 1/1000sec

葉は楕円形でいわゆるぐるりと輪生。てっぺんにいくつか白いつぼみがついています。
大きく葉を広げているこのエンレイソウの周辺には、この植物のなかまがいくつか見られます

もう一枚、アップで撮った写真もあるにはあるのですが・・・

P5110050
40mm F2.8
ISO3200 1/1600sec

葉の表側はザラザラしているのかもしれないな、という印象は受けます。いちおうネットで検索してみると・・・

クルマムグラ

オククルマムグラ

のいずれかであろうと、ここまではなんとか絞り込めています。しかし、ここからは葉の裏や茎にまばらな棘が出ているかどうかが決め手になるようなので、これらの写真だけでは決定打とはならないです。

は!これは・・・

クルマムグラという名前にピンときました。過去を振り返ってみると
ちょうど1年前にもまったく同じようなことをやっていました。

別のブログにも記事にして投稿していましたのでよろしければそちらもどうぞ

しかし進歩してないなあ・・・

1年前(2024年5がつ19日)のときのエピソードもこのブログの別記事にしましたのであわせてご覧ください。

「種の同定」には絞り込み撮影も必須か -2024/05/19

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

まる1年前の2024年5月19日、車で秋保大滝方面へ出かけ、秋保大滝不動尊の脇から山道へ入っていって晩春から初夏の山野草を楽しむウォーキングを堪能しました。

そんな中で、名前がわからない野草が目に止まり、あとで調べようと写真撮影に臨みました。

街ではよく見るヤエムグラみたいな感じだなあ・・・
だけど花が咲いているのは一つだけで、あとはもうイガイガの実になっています。

これは花のかたちがよくわかるように撮影しなければ!・・・という気持ちが強すぎたからか
こんな写真になりました。

P5190038
40mm F2.8
ISO400 1/2000sec

咲いた花のついた花茎がこちら側に突き出ているので、絞り開放ではピントを合わせた花以外はみなピンぼけになります。

花が主役なので当然それで良いわけですが、名前がわからないこの植物、あとで調べるには葉や茎などのようすもわかるように、芸術性よりもまずは図鑑的に全体が明瞭にわかるくらいまで絞り込んで撮っておけば良かった、せめて各パーツごとのアップ写真を撮っておけば良かったと後悔しています。

この写真自体は狙い通りで気に入っているのですが、ほかにも2枚撮ったにもかかわらず、みな同じような条件、フレーミングにしてしまっていました。ああ・・・

いちおう、葉のかたちのシルエットなどから「クルマムグラ」もしくはそれとよく似ている「オククルマムグラ」のいずれかだろう、というところまでは絞り込んでいるのですが、それ以上は「葉の裏や茎に棘があるかないか」がはっきりしなければ判定できません。

Facebookのグループに投稿して教えてもらおうとも考えてやってみましたが、コメントはまったく得られませんでした。やはりこの写真だけでは判定できないのでしょうね。

別のブログでも同様の記事を投稿していました。

1年も経ってから過去の写真を引っ張り出してきたのはなぜか。
それは、1年経った2025年5月11日、このときと同じように車で行った秋保大滝近くの山道。

まだつぼみの段階でしたが、おそらくこれと同じものを見つけて写真に撮っていました。そのときもまた、ちゃんと名前を調べるための情報源となる写真を撮っていなかったので、またもやクルマムグラかオククルマムグラかをはっきり判定することができなかったのです。

未知の植物を撮影するときは気をつけよう、ということです。1年前に反省していたはずなのに、未だに同じ過ちを・・・なんということか。


2025年5月11日日曜日

林の中での撮影、奥行きを取るか広がりを取るか -2025/05/11

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8


Leica判での24mm - 80mm相当、いわゆる広角から中望遠までをカバーする標準ズームレンズ。極端に明るすぎず、また暗すぎないF2.8という開放絞り値。

手が比較的小さい私としては、少々鏡筒の太さが大きく感じますが
かつてフォーサーズ機で使っていたOLYMPUS ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDに比べればずっとコンパクトです。

ズーム全域で20センチまで寄ることができ、望遠端40mmでは0.3倍(Lica判で0.6倍相当)のマクロレンズとしても十分に使える仕様になっています。

ボディと合わせて防塵防滴、全天候型万能撮影システムとなります。

広角端12mmでは、引いて周囲を広く入れたショットや20センチまで寄ってワイドマクロショットを楽しんでいますが、開けた場所からの風景写真ではなく、比較的小さな空間内での広がりや奥行きを感じられるように撮ろうとしたときには、フレーミングつまり横位置で撮るか縦位置で撮るかが大事になると思います。

仙台市街から車で1時間程度で行くことができる秋保大滝。秋保大滝不動尊の脇から大滝のほうへ降りて行くちょっとした山道があり、たった100~200メートルほどの短い区間ですが、季節の山野草を存分に楽しむことができます。

花の時期は短いものが多いので、訪れたその日ごとに見頃な花が異なり、いつ行っても毎回違う楽しさがあります。

この日は道の脇、少し開けたところに白いユキザサの花が咲いていました。まだ少し時期が早いようでつぼみもまだ多く、咲いているのは半分程度でしょうか。

P5110024

40mm F2.8
ISO3200 1/800sec

さて、広角端にズーミングして周囲の状況も取り込みながら絵作りをしてみます。

まずは縦位置で撮影。

P5110025
12mm F2.8
ISO3200 1/640sec

上のアップで撮ったときはしゃがんでいましたが、この写真を撮るときは立ち上がって中腰くらい。ちょうど奥に杉林があって、その根元あたりが入ったので、何もない平地よりは奥行きが感じられるようになったと思います。
でも、なんだか左右、とくに右側が窮屈に感じられたので・・・

そのまま横位置に回してもう一枚撮影。

P5110026
12mm F2.8
ISO3200 1/640sec

右側にすこし空間を作って、主役のユキザサを左手前に持ってきましたがどうでしょうか。

私が所有する17mm相当の超広角レンズ、KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8なんかを使えば、縦でも横でも奥行きと広がりを十分感じられる絵が作れるとは思うのですが、24mm相当のズームレンズ広角端でもなんとか思った通りの写真が撮れていると思いますがいかがでしょうか。


とりあえず身軽に少ない機材で、様々な状況や要求に応えられるように準備するという点では、この機材セットはとてもお手軽です。

2024年12月9日月曜日

【雑談】XR RIKENON 50mm F2Lのはなしふたたび

 2024/12/09

RICOH XR RIKENON 50mm F2の初代が世に出たのは1975年のことだったそうです。

富岡光学が設計したいわゆる「和製ズミクロン」と呼ばれたレンズです。

以前、いろいろと調べたことについてまとめて記事にしました。

今回は、もう少し突っ込んでXR RIKENON 50mm F2Lについて考えてみたいと思います。

私が持っている「F2L」は同じ光学系でパーツの大部分をエンジニアリングプラスチック製にしたもので、未確認ですが1980年発売とのこと。

どちらも富岡光学製で、これ以降は設計がガラリと変わり、日東光学製となりました。

ということで、F2を「前期型」、F2Lを「後期型」と呼ぶこともあるようです。

ちなみに、日東光学設計の3代目以降は

3代目「XR RIKENON 50mm F2S」が1981年発売、4代目「RIKENON 50mm F2」が1982年発売、5代目「XR RIKENON 50mm F2P」が1984年発売

となっており、私の「XR RIKENON 50mm F2L」は1980年に発売されたものの、すぐ翌年に「F2S」が出たということで、短命だったというわけではないでしょうが、このシリーズは全体的に早いサイクルで次々と新世代版が登場していたということになりますね。

同じ富岡光学の手による「前期型」F2と「後期型」F2Lでは最短撮影距離が異なり、前期型0.45メートルに対して後期型は0.6メートルとなっていますので、光学系を再設計したようだとコメントする記事もみられます。

実際のところはどうなんでしょうね。

個人的には、当時高い精度が求められるカメラレンズのパーツをほとんどエンジニアリングプラスチックで組んだときの精密さに自信がなかったのか、部品の寸法精度が十分ではなかったのか、実際に出来上がったF2LをF2と性能比較したときに近距離での写りが基準を満たさなかった(あるいはばらつきが大きかった?)ために、安全を見越して撮影距離を0.6メートルまでに制限したのではないか、と思っています。

このF2Lレンズで0.6メートルより近づきたければ、エクステンションチューブ(PENTAXの接写リングK、いちばん短い9.5mmのNo.1)を使えばよいわけで、同じ0.45メートルの距離で同じ被写体を撮影して比較してみればよい・・・実験してみる気はないですが、もしかしたらそのうち試してみることがあるかもしれません。


2024年12月4日水曜日

初の組合せ、GXRとTAMRON 28-105mmズームレンズ -2024/12/04

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
TAMRON SP 28-105mm LD Aspherical IF (176A)

ポツリ、ポツリと極々たまにしか持ち出すことがないレンズ。
大きく、重い。特段写りが良いというわけでもない。
所有している他のレンズにはない特別なスペックというものもない。
メーカーのHPを見ると・・・

発売は1997年、最短撮影距離0.5メートル。
APS-CのGXRでは42mmから157.5mmまでの準標準から中望遠の領域となります。
テレ端ではそこそこ寄れる、という感じですがワイド端のほうでは「ふつう」。
フィルターサイズが82mmと、かなり大きくて
最近ほぼ常用しているC-PLフィルターをとりつけることが可能かどうか、微妙なところです。(現在このサイズのフィルターは持っていない)

このレンズ、気に入っている点は
非常にソフトな写り
丸ボケもやわらかくてウルサくない

これまでは、購入当時のOM-2 spot/programとの組合せに始まり、フォーサーズの一眼レフ、そしてマイクロフォーサーズのミラーレス一眼・・・
最近になってGXRのマウントユニットにOMマウントレンズが装着できるようにアダプターを導入したにも関わらず、いままで一度もこのレンズを装着して撮影したことがありませんでした。
今日は、初の組合せで片平の放送大学宮城学習センター(旧東北帝国大学理学部生物学教室)の庭をフィールドに、終盤に差しかかった紅葉のようすを撮影してみることにしました。

GXR+T28-105, R0021804

かなり葉が落ちて地面を落ち葉が覆っています。
でも、まだ木の枝にも葉がある程度残っていて、バランスとしては悪くないです。

GXR+T28-105, R0021820

この写真は望遠端105mm、絞り開放で撮ったものです。
丸ボケの大きさも柔らかさも申し分ないと思います。
ISO1600で撮影したのでけっこうノイズが入りましたが、Luminar Neoの強力なノイズ除去で滑らかに、そしてピントが合っていても収差のせいかシャキッとしない部分はスーパーシャープ処理でメリハリをつけました。

片平丁の通りに面した日当たりの良い木では、モミジの葉も鮮やかな赤色まで紅葉しますが、ちょっと中に入り内側に向けて枝を広げる木では、日当たりがあまり良くないせいか完全に紅くなりきることができていません。しかしこれがかえって良い色合いになっています。葉脈周辺だけが紅くなり、縁は色が薄くてまだ黄色いものもある。このグラデーションは一様にベタッと真っ赤になっている葉よりも風情が感じられます。

GXR+T28-105, R0021853

これも望遠端105mmですが、F5.6まで絞りました。
このレンズは絞り羽根が9枚、F4くらいまでは丸ボケが丸いですが、F5.6まで絞ると九角形がわかるようになります。
とはいっても、まったく気にならないですが。

さて、このグラデーション紅葉、とても良い雰囲気を感じるのですが、それは撮影したRAW画像を現像、処理して仕上げる段階になるとまた新たな難しさをもたらします。
トーンを落とせば葉の中心部分の赤がより濃く出ますが全体的に暗く重たくなります。
上げれば明るく、柔らかさがより強調されますが葉の中心部から縁にかけての色の変化が不明瞭になります。
さてどのようにすればよいか・・・非常に悩みました。

GXR+T28-105, R0021855

この写真では上から見下ろすアングルにしたので、バックは地面。
丸ボケが入ることもなく「葉のトーン」だけを気にすれば良いのですが、ちょっとしゃがんで水平くらいのアングルへ持っていくと

GXR+T28-105, R0021856

背景が地面ではなくなり、木々の間から漏れてくる光が丸ボケを作ります。
この丸ボケを活かしたいですが、背景の明るさ、主役の葉の色合いやグラデーションの明瞭さなどをベストなバランスに持っていくのは容易ではない・・・

この写真の処理について、facebookの「開放レンズライフ」グループに投稿してそのあたりを訊ねてみました。

いただいたコメントでは、
トーンをさわるならS字カーブにしてはどうか
ヒストグラムのハイを下げ、ローを上げて上下からギュッと圧縮する手もある
と教えていただきました。

撮影そのものについてもまだまだ修行が必要ですが、撮った写真を画像として処理する際にも、まだまだいろいろと身につけなければならないテクニックがありそうです。
経験数を増やしていくしかないでしょうね。
あまり「プリント」しないのも問題かもしれません。
PCの画面で見るだけではダメかも・・・

2024年4月9日火曜日

今年はじめての青葉山ですが -2024/03/30

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


三居沢のほうは何度か歩いていましたが、こもれび広場を中心とする標高の高いエリアのほうはまだ歩いていませんでしたので、この日気合いを入れて歩くことにしました。

1週間ほど前の3月24日(土)、もっとも標高の低い三居沢入口から入って周辺エリアを歩いた際の印象は、「カタクリの花がぜんぜん咲いていない」「セリバオウレンの見頃がまだまだこれから」「ナガハシスミレはつぼみすら見られない」そして「イワウチワのつぼみもなく丸い葉だけ」しかも数が少ない気がする・・・「ショウジョウバカマもまったく咲いていない、つぼみも出てない」という感じで、例年に比べてかなり出足が遅いと感じました。

そしてこの日。こもれび広場から出発してまずは「チゴユリのみち」を回って一旦こもれび広場へ戻ったあと、「きいろいみち」を行き、疎林広場から「化石のみち」、「ヤマドリルート」を歩いて花木広場へ出て、「わんぱくのみち」を通ってふたたび「チゴユリのみち」からこもれび広場へ戻る、という長距離ウォークとなりました。

「チゴユリのみち」を入って行くとまもなく、カタクリの花がいくつか咲いており、また足下にたくさんのセリバオウレンが咲いていました。

しかし想定外の強い日差し、そして昨日の雨の影響が少し残ってぬかるむ足下・・・立ち止まることなくスルー。

さらに歩いて行くと、道の脇にショウジョウバカマ。でもようやくつぼみがほぐれ始めたばかりというタイミング。

かなり日当たりの良い乾いた斜面を上がって行くと、そこにもカタクリの花。これなら下から見上げて撮影できる。・・・ということで

E-M1 Mk3, MZ12-40, P3300069
12.0mm F2.8
1/3200sec, ISO200

なんだか、葉も花も小さめで首も短い、かなりコンパクトな感じのカタクリです。
去年の夏の暑さの影響か?それとも暖冬・・・と思ったら年明けに平年以下の寒い日が多かったせいか?

さらに先へ進むと、茶色く枯れた細くて長い葉がたくさん垂れ下がった斜面に、ほんの数センチの首、数センチの細くて短い葉のスゲらしき花?が遠くからでも目立って見えていたので、何気なしに2枚撮影。

P3300074
40.0mm F2.8
1/400sec, ISO200
P3300075
同上

これから首(花茎)や葉を伸ばしていくのかなあ、などとぼんやり考えながら写真を撮っていましたが、あとで調べてみるとこれはもしかして「アズマスゲ(東菅)」ではないか?ということになってきました。

いつも見慣れたスゲは「カンスゲ(寒菅)」で、分布は「宮城~近畿の太平洋側、中国~九州」となっていて、宮城は北限みたいですね。「寒い」という名のわりにはあまり寒いところにはいないのか?

シュッと伸びた花茎の先につく(頂生する)のは雄小穂で、花茎の横に数個の雌小穂がつくかたちとのこと。葉は最初から幅1センチほどの固くて長いかたち。

カンスゲに似ていてサイズの小さい「ヒメカンスゲ(姫寒菅)」というのもいるらしい。青葉山でもよく見られるようです(「きょうの青葉山」ブログにときどき登場します)。こちらは葉の幅が2~4ミリとかなり細いので見分けられると思います。

さらにさらに、カンスゲに似ているスゲとして「ミヤマカンスゲ(深山寒菅)」という種もあるみたいです。「深山」の名のとおり高山に分布しているようですが、こちらは花茎の先につく雄小穂が細いそうです。

一方、アズマスゲのほうは、同じ花茎に雄小穂と雌小穂がつくスタイルではなくて、同じ株から別々に雄小穂つきの花茎と雌小穂つきの花茎が出る、というところにほかの種との違いがあるようです。やはりここで見たのはアズマスゲの可能性が高いですね。

ほかのスゲの葉が常緑であるのに対して、アズマスゲは花期が終わるととんでもなく葉が伸びて枯れたまま次の年まで残るそうなので、ジャマだと思っていたまわりの枯れ葉は去年の花が終わったあとに伸びて枯れ、残っていたアズマスゲの葉だったのですね。

これぞ!という収穫もないまま沢にかかる橋を渡ってこもれび広場へ戻ってきて、こんどは「きいろいみち」へ入って行きます。それにしてもなぜ「きいろいみち」?

ショウジョウバカマにも出会いましたが、まだまだという感じ。ようやくつぼみの先が割れてこれからしべがニョキーッと出てくるのはこれから、というタイミングのものが多かったです。

ちょうど、つぼみの先が割れたばかりの花と、ちょうど開いたばかりの花がとなりどうしというペアを見つけました。

P3300102
40.0mm F2.8
1/500sec, ISO200

さて、これから一気に伸ばしましょうかね!・・・という感じ。

その奥には、

P3300103
40.0mm F2.8
1/1250sec, ISO200

まだ開いたばかりで首がほとんど伸びていない状態。これから首を伸ばして下を向くのでしょうか。

P3300101
40.0mm F2.8
1/1000sec, ISO200

ちょっと引いて上から見下ろすとこんな感じです。

こうしてみるとやはり、ショウジョウバカマはまだまだこれからだな、という印象ですね。

ほかの場所でもだいたいこんな感じでした。


結局約3時間、3キロ強歩きましたが、かけた時間と歩いた範囲の広さのわりには、収穫が少なかった一日となってしまいました。

ちなみに、去年の今ごろ(2023年4月1日)にFacebookに投稿した記事が残っており、そちらを見ると・・・


どの花も、今日の状態よりずいぶん進んでいる感じ。

まあ、去年は桜の開花も観測史上最速だったりして、全体的に季節の進行が早かったということもありましたので、今の進み具合はむしろ平年並みなのかもしれません。


それにしてもM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROというズームレンズは24mm相当の広角から80mm相当の中望遠まで、けっこう寄れるし絞りを開いて寄ればボケの中に狙ったポイントがクッキリ浮かび上がるし、絞り込めばカッチリ写る・・・基本的な要求にはこれ一本で全て対応可能です。

最近は、レンズを何本も持ち歩くのが辛くなってきたので、歩き回って様々なターゲットをテンポよく様々な取り方で写真におさめていきたいようなときには、このレンズがたいへん重宝します。

ほかのレンズでは、よほど目的が絞り込まれていない限りはそれ一本だけでその日の撮影をすべてこなすということはかなり難しいと思います。

まあ、逆にいえばこの12-40mmズームのような万能レンズではない特殊なレンズだけを持ち出して撮影するときには、予めしっかりとプランを立てたり目標をキッチリ定める必要があるということですね。

そろそろ年齢と自分の体力のことを考えて、なんでもかんでも放り込んでズッシリと重たくなったリュックを背負って何時間も山を歩くというようなことはなるべく避けたほうがよさそうです。

2024年3月7日木曜日

XZ-2用のバッテリーLI-90B膨らむ・・・LI-92B購入 -2024/03/06

 2012年12月30日に購入したOLYMPUS STYLUS XZ-2。

バッテリーは1個付属していますが、予備のバッテリーを本体と一緒に1個購入しました。

最近、付属のほうか追加購入したほうか、どちらかわかりませんがひとつが膨らんできているのが気になっていました。

XZ-2, P1144837

この写真は1月14日に撮影したものです。

充電しても、もうひとつのほうと比べるとすぐにヘタってしまうように感じます。
「2012-05-27」と書いてありますが、2012年5月製ということですね。その半年後から使い始めているので、もう11年以上になります。

2024年3月6日、たまたま出張先の八王子でヨドバシカメラを冷やかしに行ったとき、話の流れで新しいバッテリーを購入することになってしまいました。

XZ-2で使っていたバッテリーはLI-90B。3.6Vで1270mAhという容量。でも同じものは新品で手に入れることはできません。

しかし、いま販売されているTG-7用のバッテリー、LI-92BがXZ-2にも使えます。こちらは3.6Vで1350mAhと、同じ電圧ですが容量が大きくなっています。充電器UC-90はそのままLI-92Bの充電にも使用できるようですが、充電電流が400mAとなっていますが、LI-92B充電用のLC-92は800mAとなっており、その分充電時間も短縮されます。

八王子のヨドバシで、なにげなくXZ-2のバッテリーが膨らんじゃって・・・という話をしたら、「膨らんで取り出せなくなったり、発火したりする可能性もありますよ」と、脅し文句が。

ちょうど在庫があったので、ひとつ購入することに。

古いバッテリーは回収して処分してもらえるということなので、預けました。なのでいまは手元にありません。

SHARP AQUOS Sense7, 240307091518880

かっこいい箱に入ってます。

240307201004997

収納袋に入った状態で箱の中に納められていました。

240307201344586

古いバッテリーを入れていた袋と比べてみると、(当然ではありますが)ぜんぜん違います。バッテリーの製造日は2023年4月1日。

これでしばらくはバッテリーの心配は要らないですね。

2023年11月13日月曜日

色温度の設定で印象が変わる

 2023年、今年の夏は全国的に「猛暑」を通り越して「酷暑」でした。

仙台ではシーズンに入る前からおかしいほどの気温。新記録更新の連続でした。

そして、いつまでもダラダラと暑かった・・・


なので、秋への移行はずいぶん後ろにずれ込んだり、秋らしさがイマイチ感じられなかったりしています。

紅葉の進み具合もまたしかり。確か2018年頃にも猛暑の夏のあと、秋の紅葉は色づきがイマイチだった記憶がありますが、今年もやっぱり。予想はしていましたが。


そんな中でも、探せばまあまあイケてる部分もあります。
視界いっぱいに広がる真っ赤な景色・・・というのは望めませんが、丹念にじっくり探せば部分的にイイ感じのスポットがあったりします。


2023年11月12日(日)、午前中はまあまあの天気でも、じきに曇ってきて午後からは雨が降るという予報を聞いて、雨が来る前に「秋探し」散歩へ出てみよう!と、仙台市青葉区片平界隈をカメラ片手に歩いてみました。


ほとんどまだ緑のままというモミジの木に、数枚だけ色づいた葉をみつけました。でも、真っ赤に色づいたというほどではなくうっすらです。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、人生初のマイクロフォーサーズ機OLYMPUS OM-D E-M1に付いてきたキットレンズですが、ズーム全域にわたって最短撮影距離が20センチ、特に望遠端ではライカ判80mm相当の、1/2倍相当以上(0.6倍相当)マクロレンズとしても威力を発揮する素晴らしいレンズ。

フォーサーズ、マイクロフォーサーズ(センサーサイズは一緒ですが)でOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8レンズをつけたとき、もしかしたら自分にとっての標準レンズとは、100mm相当クラスの中望遠なんじゃないか?と思うようになっていましたが、このズームレンズでも、望遠端に振り切って使うことが多いです。

前置きが長くなりましたが、実際に撮った写真がこちら。

PB120006
40.0mm F2.8
ISO1600, +1.0EV補正, 1/800sec

これは何も手を加えていないそのままのオリジナルをOM Workspaceで現像したものです。

最近凝っている、DxO PureRAWで処理してみました。特に解像感が大幅アップするのが魅力です。逆光に透かして見た葉の葉脈などが、より繊細になることを期待して。

PureRAW3.7で処理
このソフトで処理すると、露出をオーバー目に調整されてしまう傾向があり、特に私の好みであるアンダー調を狙って撮影した写真が明るく調整されて、ハイライト部が白飛びしそうなくらいになってしまうこともあるのが難点、とは感じていました。

この写真については、そんなこともなく(もともとオーバー露出補正で撮っていた事もあると思いますが)処理できているようですが、あまり解像感アップの効果は表れていないようです。
それよりも気になるのは、色味が変わっていることです。ソフト内のAIが判断して調整したのでしょうが、画面の大部分を緑が占めているせいか、それを赤に引き戻そうとしたようです。色づいている葉以外は緑のままで置いておいてほしかったのですが・・・

真っ赤に染まっていればそれほど気にならなかったのかもしれませんが、うっすら赤くなっているこの葉の場合、まわりの葉の色も赤みが入ってしまったら、主役の存在感が薄れてしまいます。

なので、PureRAWでの処理をせずにOM Workspaceで色温度調整をして現像することにしました。撮影時はオートでホワイトバランスを設定しています。RAW画像でも少し赤みが入っているように感じたので色温度を下げていき、4500Kあたりが自分のイメージに近いかなと思いました。4000Kまで下げると青みが入って冷たい感じになってしまいます。
できあがりはこんな感じです。
オリジナルを4500Kに調整

しかし、色温度の違いは大きくなくても、印象はけっこう変わるものだなあ、と感じました。



2023年10月14日土曜日

いまさら情報:XZ-2のレンズと素子サイズ、RICOH GR DIGITAL IVと同じだった

 私のカメラライフの歴史を振り返っていました。

そのなかで、「コンパクトデジカメの葛藤とRICOH GXR購入」という記事を発見。

当時のお散歩カメラはFuji Finepix F11でしたが、その買い換え更新を検討していたとき候補に挙がったカメラのなかのひとつに、RICOH GR DIGITAL IVというのがありました。

購入には至りませんでしたが、当時話題になっていたフィルムカメラ時代のGRをそのままデジカメにしたGR DIGITALの4代目で、ずっと28mm F2.8単焦点レンズにこだわってきたシリーズの最新版(当時)が大いに気になっていました。

結局、広角28mm単焦点に踏み込む勇気がなく、単焦点28mmも後々選択可能なGXRに、とりあえず無難に24-72mmズームを備えたS10ユニットをつけたセットを購入した、というエピソードがありました。

さて、このとき候補に挙がりながら購入に至らなかったGR DIGITAL IVのスペックを見てみると・・・

28mm相当レンズの実際の焦点距離は6.0mm(開放絞り値はF1.9)、撮像素子は1/1.7インチのCCDでした。

後にGXRがお散歩カメラからMマウントのレンズユニットGXR MOUNT A12をつけてKマウントアダプターを介してオールドレンズを使うシステムに生まれ変わったあとを引き継いだXZ-2をいまもお散歩カメラとして常時携帯しています。

そのXZ-2のレンズはズームではありますが、広角端は28mm相当(絞り値はF1.8)で、実焦点距離は6.0mm・・・あれ?同じ6.0mm?ということは

XZ-2の撮像素子、当時新開発の1/1.7インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載しています。CCDとCMOSという違いはありますがサイズは同じ。1センチまで寄れるところも同様のスペックです。

いまの使い方は、8割方広角端でのスーパーマクロ撮影(最近接撮影)が主体なので、もしかしたらRICOH GR DIGITAL IVを選んでいても良かったかもしれません。

もしもあのときGRを選んでいたら・・・多少はお散歩カメラライフも違ってきていたかもしれません。が、あまり変わっていなかったかもしれません。そんなことを熟々考えた次第です。

2023年5月7日日曜日

大年寺山公園の山道を歩く~サルトリイバラ科のなにか? -2023/05/03

 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

2023年の大型連休は、4月末の通常の土日、2日間の平日を挟んで5日間の連休というカレンダーになっています。

後半の連休初日、午前中は予約していた成分献血に出かけ、昼食後の教楽院丁通りでシロバナタツナミソウが咲いているのを見て、これは向山のシロバナタツナミソウも期待できるかも・・・と思い、急遽向山、大年寺山方面へ向かうことに。

献血後の散歩程度の想定だったので、リュックにはこのカメラボディとレンズのコンビしか入れていませんでした。

M.ZUIKO 45mm F1.8レンズは、4月のあたまに手に入れた新入りです。
これまでOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8レンズが担っていたポジションを受け継ぐレンズとして、PanasonicのZUMILUX 42.5mm F1.7とSIGMAの56mm F1.4も候補に挙がり、悩み抜いた末に「OLYMPUS」「寄れないがエクステンションチューブで対応可能(これまでのOM 50mmと同じ扱い)」「小さくて軽い」「F値が明るすぎない」という要素を勘案して、「価格が安い」という点も大きく(試してみてダメそうならほかのレンズに乗り換えればよい)との軽い気持ちも手伝って、このレンズに決めた経緯があります。

手元にある唯一のM.ZUIKOレンズである12-40mm F2.8 PROでも、40mm望遠端で寄れば0.6倍相当のマクロ撮影が可能なので、焦点距離が近くて寄れないこのレンズをあらためてラインナップに加える意義があるかどうか、という点もかなり悩んだのではありますが。

教楽院丁(北の南町通り、南の柳町通りをつなぎ、大日如来(教楽院大日堂)の東側を南北に走る通り)では、2022年11月17日に、季節外れ(?)のシロバナタツナミソウが咲いているのを初めて見つけました。(当日の日記ブログ記事はこちら

ここでは、その後同年12月5日にも日記ブログに記事を投稿しています。

向山は、2021年6月5日に私が初めてこの花に出会った場所です。坂道の途中の住宅の石垣一面に咲きます。

しかし、この記事の主役はシロバナタツナミソウではありません。向山、大年寺山へ向かうきっかけとなったことは確かですが。

~~~

仙台市街から愛宕大橋を渡り、愛宕神社のある愛宕山の下を抜けて越路(こえじ)の交差点から向山方面へ向かってまもなく、向山公園があります。

その脇から石段を登って林の中へ入っていく怪しげな道、それが「大年寺山公園」の入口です。地図を描いた看板が、石段の登り口に立てられています。

この道を数百メートル歩いて抜けると、大年寺山のてっぺん、野草園へと通じる道路へ出ます。距離としては短いですが、様々な野草や樹木があって、季節ごとに楽しめる手軽な散歩コースです。

まずはタニウツギのピンク色の花を見て、石段を登っていきました。山道へ入って間もなく、道の脇に奇妙な植物を発見。

ひょろひょろと立ち上がってはいますが、なにかに絡みつきたい気持ちが全面にあふれたひげ(?)をたくさん出しています。

P5030034
F1.8開放
1/320sec, ISO200

葉がまばらに出ていて、あいだからたくさんの花を出しています。ほとんどが丸いつぼみのようですが、開いているものもあります。

この写真を撮ったときは、ひょろひょろと伸びたひげに目が行っていて、花のほうには関心が向いていませんでしたが、さらにしばらく歩いて行ったところで、茎が切れ葉が2枚だけというこじんまりしたものをみつけ、そこではじめて花に意識がいきました。

P5030048
F1.8開放
1.250sec, ISO200

卵形の葉に縦筋が入っています。
花は目立った花びらを持っていませんが、全体に緑色と地味なわりに白く目立つおしべがあって、遠くからでも目に止まります。

たまたまFacebookで「シオデ」として写真が投稿されているのを見て、花の姿がよく似ているので、シオデそのものか近縁種だろうと思って調べてみました。

シオデはサルトリイバラ科に属する(かつてはユリ科に分類されていたとのことですが)ということで、周辺を調べていくと・・・

まずはシオデ、漢字で書くと「牛尾菜」、山アスパラガスとも呼ばれるようですが、つまりは食べられるということですね。

雑木林や林縁、草原でみられる蔓性多年草で、太い地下茎がある(これが食用になる?)。
茎は2~3メートル以上に伸びる。巻きひげで他物に絡みつく。冬には葉とともに枯れる。
葉は互生・単葉、長さ5~15センチのたまご状楕円形で光沢あり、5~7本の脈。
葉柄は1~2センチで鞘状、基部に長い巻きひげ。

そして、「雌雄異株」で雄花、雌花とも葉腋から出る散形花序に多数つく。花序には長い柄がある。
雄花、雌花とも淡い黄緑色の6弁花で、花被片は反り返る。

若い茎や新芽はアスパラガスに似た風味があり、山菜として食べられる。

分布は国内では北海道から九州、そのほか朝鮮、中国にも。

花期は7~8月とのこと。夏に咲くようです。5月あたまに咲いているこの花は、シオデではないのか?

よく似た種に「タチシオデ」があり、こちらは花期が5~6月だそうです。

こちらを調べてみます。

分布が本州、四国、九州。シオデに似ていますが「葉の形は広楕円形または長楕円形(お!)、長さは6~10センチ、先端は鈍頭で(おお!)急にとがり(え?)、基部は切形または広いくさび形(ええ?)」・・・どうもこれではなさそうに思えますが。

でも、写真に写った葉の先を見ると、ちょっと尖っているように見えます。

タチシオデは青葉山でもふつうにみられるという情報もありますので、もしかしたらこれもタチシオデなのかもしれません。

葉の裏を見ればすぐわかる、との記述もありましたが残念ながら葉の裏をキッチリ確認してはいません。



2023年4月1日土曜日

悩んだ末、ついにM.ZUIKO 45mm F1.8レンズ入手 -2023/04/01

 3月の東京出張時に立ち寄った、新宿のOMシステムプラザではじめて意識することとなったM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8レンズ。

レンズ交換式デジタルカメラ(デジイチ)を使い始めてまもない時期から、ずっと愛用していたOM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8レンズの後継として考え出すと、同時に他の選択肢がひとつ、またひとつと浮上してきました。

PanasonicのZUMILUX 42.5mm F1.7、そしてSIGMAの56mm F1.4・・・

そのなかでもM.ZUIKO 45mm F1.8は、ずば抜けて小さく軽い、また写りも良いとの評判です。しかし唯一といってよい短所は、50センチまでしか寄れないこと。

Panasonicレンズは寄れるが写りは(悪くはないが)M.ZUIKOより見劣りする(らしい)、それといま持っているM.ZUIKO 12-40mmの望遠端との差別化が難しい・・・

SIGMAレンズはF1.4とほかより明るく、写りも良いようだがこちらも寄れないのと、3つの中でもっとも高価で大きく重い・・・SIGMAのHPを見ると、ソフト的に収差補正などが施されることを見越して、コンパクトさを優先した設計ということでしたので、一気に熱が冷めました。

Panasonicレンズも同様の思想があるように感じていましたので、やはり物欲の熱量は低めでした。

M.ZUIKO 45mm F1.8レンズを選択するにあたっての不安点は、画質的にはボケ具合、ハード面ではMFのフィーリングです。また近接撮影する際に使用可能なマクロコンバージョンレンズ(ゴージャス、専門設計のクローズアップレンズ?)が用意されていますのでそれを使えばマクロ撮影時の写りは問題ないとは思いますが、あえてメーカーが用意していない(サードパーティ製)エクステンションチューブを使って寄ることにし、すでにMEIKEのチューブを入手済みですので、これらの組合せで寄ったときにどのような映像となるのかが心配でした。

でも、3万円程度というお手頃価格のレンズなので、いろいろ考えてないで実際に手にして試せばいいだろう、ということでヨドバシカメラへ出向き、現場でもうひと悩みしてから決めようと思いました。

しかし、店舗へ行ってみると、なんとPanasonicとSIGMAのレンズはいずれも在庫がなく取り寄せになるとのことで、M.ZUIKOなら黒でもシルバーでもすぐ出せると。

これはもう、M.ZUIKOを買え!という神のお告げだと思うことにしました。

XZ-2, P4015634
OM-D E-M1 Mark IIIボディに装着してみたところ、かなりコンパクトなセットになりました。フィルター径はなんと37ミリ。
XZ-2, P4015635
前日ヨドバシで入手していたMEIKEのエクステンションチューブ(10mm)MK-P-AF3Aを入れてみたところです。

これからいろいろと試していこうと思います。



2023年1月10日火曜日

XZ-2で雪の広瀬川、白ダックくんを動画撮影 -2023/01/10

 普段、ほとんど動画を撮ることはありません。

たまに、スマホで撮ったりはします。

しかし最近、OLYMPUS STYLUS XZ-2での動画撮影が意外と手軽であることに気づきました。

本日(2023年1月10日)朝に、広瀬川で撮影した動画(MOV型式)をmpeg4形式に変換しました。



28秒ほどの動画で、オリジナルは36MBほどのサイズ、mpeg4に変換して19MBあまりとなりました。

この日は風が強かったので、風切り音が盛大に入っています。

しかし思ったより写りは悪くないと思います。


こちらはハクチョウたちの美しい?声がふんだんに入っています。

ちょっとした動画撮影なら、XZ-2で十分間に合いそうですね。


2022年10月23日日曜日

OLYMPUS M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROの新旧フード比較 -2022/10/23

 先日(2022年10月14日)朝、衝撃の「レンズウードバラバラ事件」発生後、新しいフードを入手したOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROレンズ。

組み直してテープで留めた旧タイプのフードと、新しい(PRO IIレンズ用)フードを比較してみます。

まず、とりあえず新しいフードがどんな感じなのか。こちらです。

XZ-2, PA23406

旧型では花形部分とリング部分が分かれていて組み合わせるようになっていましたが、新型は一体になっていて、着脱ボタンが埋め込み式に変わっています。
XZ-2, PA233410

ボタン部分を比べてみるとこのとおり。
着脱の操作性という点では、旧式の大きくて出っ張っているボタンのほうがいいように思いますが、壊れにくさを優先すれば新式のようになるのでしょうね。
XZ-2, PA233409

フードのかたちとしては、どちらもまったく同じです(当たり前ですが)。
PRO IIレンズは、旧型と同じ光学系ながらコーティングを改善したり、マイナーチェンジが施されているそうです。
旧型レンズと比べて写り自体がどれくらい違うものか、ほんの少し興味はあります。
でも買い換えるほどではないですね。

現在、私が所有する唯一のM.ZUIKOレンズ(マイクロフォーサーズシステムに最適化された光学設計とオートフォーカス機能がついたレンズという意味で)ですので、大事に息長く使っていきたいです。



2022年10月15日土曜日

レンズフードが壊れてしまいました -2022/10/14

普段、通勤は徒歩です。

たいていは、広瀬川にかかる広瀬橋の上から広瀬川の上流側、はるか泉ヶ岳方面を眺め、空模様とともに写真を撮っています。

何年も続く定点観測。

この日は、いつものスマートフォン(SHARP AQUOS Sense4 SH-M15)カメラのほかに、OLYMPUS STYLUS XZ-2、そしてこの日リュックに入れて持ってきていたOLYMPUS OM-D E-M1 Mark III、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROつきでも・・・

と思ってリュックから取り出し、ひっくり返してあったレンズフードを外して付け替えようとしたら・・・バキッ、カラカラ

なんと、レンズフードが分解してしまいました。

こうなってみて、よく見ればこのフード、花形部分と付け根のリング部分が合わせられており、そのあいだに着脱用のボタンが向かい合わせに2つ付いています。

バネでロックがかかるようになっていて、金属の細くて短いピンで留めてあります。

ピンがひとつ、飛んで行ってしまいましたが、それ以外のパーツはなんとか確保できました。

事件の翌日、2022/10/15

写真を撮ってみました。

XZ-2, PA153193
いちおう、組み直すことはできますが、またすぐにバラバラになってしまうでしょう。

XZ-2, PA153194

バネ(細い針金)がクルクルッとコイルのように巻いてあり、細いピンを通して穴に差し込みます。

ヨドバシカメラへ行って、フードだけ入手可能か確かめに行きました。このフードは型番がLH-66。

しかし、私が持っている12-40mm F2.8 PROは、OM system OM-1発売とともに二代目となり、12-40mm F2.8 PRO IIに。

光学系は変わっていないということなので、フードも同じかと思ったら・・・違う。

型番もLH-66Dになっていました。そして少々お高い。ちょっと悩みましたが購入することにしました。

仙台店には在庫がなかったのですが、1個だけ福岡店にあるとのことで、取り寄せになりました。

そして、ふたたびバラけたフードに向き合います。

とりあえず、ピンは一本失っていますが、組み直して、花形とリングの合わせ目をテープで留めてみました。

XZ-2, PA153203
このままずっと使うことはないですが(新しいフードを注文してあるので)、これでもとりあえずは使えそうです。



2022年5月27日金曜日

国道286号線、高い壁の上から -2020/05/24

RICOH GXR
RICOH GXR MOUNT A12
RICOH XR RIKENON 50mm F2L
RICOH XR RIKENON 135mm F2.8

この記事を書いている時点から丸2年ほど前のおはなし。
国道286号線、秋保・茂庭方面から仙台市街に向かって根岸交差点に来る少し手前の左手は、コンクリートの高い壁になっています。その上は大年寺山。

R0017809
XR RIKENON 50mm F2L
F2開放, 1/4000sec
ISO400

この壁の上にはさまざまな植物が茂っていて、花も咲いていました。

R0017804
XR RIKENON 135mm F2.8
F4, 1/1150sec
ISO400

何やら白い花が咲いていますが、下から見上げるしかなく、距離も離れていてよくわかりません。

R0017807
XR RIKENON 135mm F2.8
F4, 1/810sec
ISO400

なんだかフワフワしたやわらかいブラシのような毛(?)が。
いったい、この花の名前は?

GXRで135mmレンズをつけると、35mm判換算でだいたい200mm相当の望遠レンズになります。フィルムカメラ時代にはOMの65-200mmズームレンズも持っていましたが、たいていはCOSINAの28-70mmズームレンズ主体だったので、望遠撮影には慣れていません。

とはいえ、65-200mmやフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを使えば400mm相当の望遠・・・そういえば、かつてフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6という望遠ズームレンズも持っていたなあ、などと思い出しました。600mm相当で結構寄れたので、OLYMPUS E-620につけてトンボなんか撮っていました。

【後日追記】
調べるにも、どこから手をつけたらいいのかわからず、ずっと放置していましたが、どうやら「トキワツユクサ」のようです。たしかに、花の形なんかはムラサキツユクサに似ている。