先日の青葉の森で撮ったチョウは、どうもヒメキマダラセセリで決まりのようです。
セセリチョウの「セセリ」は、文字通り「セセる」意味だそうです。
実際、長い口(舌?)を伸ばして、せわしなく花を突っついています。
ケンシロウの「あたたたた!」みたいです。
先週の土日に撮ってきたこのセセリチョウの写真を、大胆にトリミングしてじっくり眺めてみたいと思います。
初めに、土曜日のセセリ。
このときは明るいレンズを使って絞りもできるだけ開けて撮ったので、シャッター速度は比較的速めになっています。
P7101464
OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (二代目)
F2.8, 1/320sec ISO400
目にばっちりピントが来てます。大満足。
でも、よく見ると口はブレてます。
動きの素速さがわかりますね。
P7101465
OLYMPUS E-420
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (二代目)
F2.8, 1/320sec ISO400
こちらはピントが合ってませんが(花が主役だったということで^^;)、口は上から下へズドン!という感じで放物線を描いています。
さて、ここからは日曜日のセセリ。
今度は50mm F3.5マクロレンズを使ったので若干暗め。さらに周囲も薄暗くて、シャッター速度はかなり遅めの条件になってます。
P7112292
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/80sec (-0.3EV) ISO400
P7112296
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/80sec (-0.3EV) ISO400
このあたりはあまりブレてません。
遠いところへ伸ばしているときは、先のほうだけを動かしているのでしょうか?
P7112297
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/80sec (-0.3EV) ISO400
近くをつついているときは、やはりブレてますね。
P7112298
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
そのまま遠くの花へ口を伸ばして・・・ちょうどヒットしたところでしょうか。
ぴしっとブレていません。
1/60秒なのに。
P7112300
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
今度は向こう側の花に向きを変えて、「あたたたた!」
付け根のほうがブレてます。
P7112301
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
首をちょっと回して、手前側の花へ!
やはり付け根のほうがブレています。
P7112302
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
今度はぐぐっと向こう側へ。
口はピンぼけになってしまって、ブレかどうか判断つきません。
P7112303
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV)
ちょっとだけ首をこちらに戻して手前の花へ突入です。
けっこう伸びきっているのか、あまりブレていないようです。
P7112304
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
ちょっとアングルを変えました。
ちょうど、向こうへ口をのばしているところらしく、かなりブレてます。
P7112305
OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F3.5
F3.5開放, 1/60sec (-0.3EV) ISO400
すかさず体勢を変えずに口だけ右の花へ!
伸びきってヒットした瞬間、ブレていません。
いやあ、実におもしろい。
小さな虫の小さな造形と細かい動き、どれだけ見ても見飽きることがないですね。
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