OLYMPUS OM ZUIO AUTO-S 50mm F1.8
連休初日の4月29日、青葉の森へ行ってみました。
青葉台手前の駐車場から中へ入り、モミジイチゴがたくさん咲いている散策路を下って、旧わんぱく広場跡の脇をイカリソウを見ながら下へ降り、さらに「花木広場」へと歩いていきます。
広場の中央には、ツツジがたくさんいます(植えられて?自生して?)。
この日はまだ時期が早かったのか、ほとんどがもうすぐ咲きそうに膨らんだつぼみでした。
![]() |
P4290566 |
みな、笠をかぶったようでおもしろいです。
ときどき、すこし色が淡いつぼみがありました。
![]() |
P4290568 |
濃い色のつぼみと同じなら、開く直前に色が変わるということか?それとも別物か?
いくつかのつぼみをよく観察してみると・・・
![]() |
P4290573 |
単独のものと、2つ3つセットになっているものがあることがわかります。
![]() |
P4290575 |
束ねていた笠(?)がちぎれて、わかれたものもあります。
![]() |
P4290571 |
咲いた花を発見。
手前の枝でちょっと隠れてわかりにくいですが、もともとセットだったつぼみから一つだけ開いたようです。隣にはまだ開いていないつぼみがあります。
このように、まだまだこれから咲き始めるという時期に、すでに葉が出ています。
3枚セットです。
調べてみると、「トウゴクミツバツツジ」というツツジだそうです。
トウゴクは「東国」つまり関東の意味ですが、宮城県は分布の北限とのこと。
青葉山ではこんなにたくさん見られますが、盗掘が原因で数が減っていて、なんと宮城県では「準絶滅危惧種」に指定されているとか。
準絶滅危惧種といえば、ヒメシャガを思い出しますが、このトウゴクミツバツツジもか・・・
よく似ていてポピュラーな(といっても、いままであまりよく知りませんでしたが)ミツバツツジというのがありますが、違いは上記のように花と葉が同時に出るトウゴクミツバツツジと花だけ先に出るミツバツツジ、ということのほかに、花のおしべの数がミツバツツジの5本に対してトウゴクミツバツツジは10本と多いことが決定的とのこと。
早速確認してみます。
![]() |
P4290569 |
F1.8解放, 1/800sec (+0.3EV), ISO200
さきほどの写真と同じ花を正面から見てみました。
手前に垂れ下がっているしべがピンぼけになっていてわかりにくいですが、少なくともピントが合っているおしべは5本。たしかに東国ミツバツツジのようですね。
でも、この花木広場。
仙台市によって整備された広場なので、自生なのか人の手で植えられたものか、少々あやしい気もします。
すぐ横には、かなり不自然なツワブキのかたまって生えているエリアがあったり(「ツワブキ」と書いた説明の立て札があるところがますますあやしい)・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿