中学生の時から所有しているRICOHのXR RIKENON 50mm F2Lレンズ。
当初はどうせ安物と、軽んじていたのですが・・・
「和製ズミクロン」と呼ばれるほどの名高きレンズであることを知り、それまでの意識が180度変わって、OM 50mm F1.8レンズや50mm F3.5マクロレンズよりも出番が多いお気に入りレンズになりました。
しかし、私が持っているのは「50mm F2L」。これは多くのパーツを金属製からプラスチック製に変更した2代目とのことで、厳密には本当の和製ズミクロンではないのです。
そこで、隙あらば・・・とヤフーオークションをそれとなくチェックしていたのですが、ついに入札に参加、何度か見事に敗れ、若干意地になって挑んだ結果、4月11日深夜、念願の「50mm F2」をゲットしました。
数日後には手元に届き、さっそくその週末テストに臨むことに。
ちょうどカタクリのシーズンだったので、久しぶりに青葉山へ行きました。
何枚か撮ってみましたが、あとでPC画面で確認してみると、写りを比較するのには適当ではないアングルで、結局「違いがよくわからない」という結論に・・・
おそらく写りに大きな差はないと思います。光学系そのものは同じのようなので。
写り以外の点を比較してみると、
>やはり金属製だけあって若干重い
>マウントへの装着感に違いはない
>ピントリングの感触が若干しゃりしゃりする
>絞りリングが軽快でない
といった具合で、操作感自体は「50mm F2L」のほうが上です。
ちょっぴり残念です。
こうなってくると、むしろOM 50mmレンズ2種との写りの違いのほうに興味が向けられますね。
【後日加筆】
本格的に調査して、RICOH XR RIKENON 50mm F2レンズの歴史をまとめて記事にしてみました。ご興味おありのかたは一度覗いてみてください。
もし、記事の内容に誤りを発見した方は、ぜひご一報ください。
「XR RIKENON 50mm F2レンズ考」2011年9月3日初稿>>>記事はこちら
2011年5月3日火曜日
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