2011年5月21日土曜日

櫻岡大神宮のツツジ -2011/05/19(モノクロにチャレンジ、の巻)

OLYMPUS E-620
OLYMPUS OM ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8

さきほどの記事の続きです。
ひとしきり臥竜梅を堪能したあと、一瞬だけ猫さんのお相手をして、櫻岡大神宮に入りました。

3月に少し撮影した、白梅と紅梅の様子を見に行くのが目的です。
しかし、鳥居をくぐって境内に入ると、まず右手にモミジが目に入り、そこでトラップ。そのあと目を下に転じてきれいなツツジを発見、またトラップ。

肝心の本殿前、狛犬の脇にある紅梅の木は完全に日陰で、撮影はあっさり断念。
そこでこの記事では、ツツジにフォーカスして写真を紹介します。

残念ながら名前はわかりませんが、ほんのり薄いピンク色の上品なツツジです。

P5192509
F1.8開放, 1/2000sec (-0.3EV), ISO100
花だけがスポットライトのように照らされていて、周りが暗かったので0.3段アンダーに補正したのですが、それでも花の中心部分は白く飛んでしまう寸前でした。RAW現像時にコントラストを下げながらトーンを落としています。そうすることで、淡い花の色が白く飛ばずになんとか表現できました。

ピントもめしべの先に持っていくことができ、満足の一枚なのですが・・・
残念なことに、注目のめしべの先がちょっと汚れているのです。まことに残念。

P5192510
F1.8開放, 1/1250sec (-0.3EV), ISO100

今度は横から。これもピントはばっちり。でもやはり露出補正がやや弱かったようなので、RAW現像時に調整しています。

この写真、背景の黒を基調に花も色があるとはいえ、かなりの白っぽさ。
それならむしろ、思い切ってモノクロにしてみてはどうか・・・などと邪念(?)がわいてきました。

そして、チャレンジしてみたのが次の写真です。


意外と、手を加えずにモノクロにしてしまうと、カラーのときには気にならなかった背景のわずかな濃淡が目立ってしまって、主役の花が若干埋もれてしまう感じになってしまったので、ここではできる限りトーンを落としつつ、濃淡を平均化するためにコントラストを下げて(実際には-20です)みました。
花の上側と下側の花びらのコントラストがきつかったのも緩和されて、全体的によい方向にいったのではないでしょうか。

あまり追求すると、モノクロ写真にのめり込んでしまいそうなのでほどほどにしたいと思いますが、これからもときどきチャレンジしてみようと思います。

・・・けっこう面白いですね。モノクロ

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